JCBプラチナのメリット・デメリット

JCBカードのプロパーカードのラインナップを「JCB ORIGINAL SERIES」と呼びます。

JCBプラチナは、その「JCB ORIGINAL SERIES」の最高峰です。

JCBプラチナでは、JCBゴールドで提供されるサービスに加えて、プラチナカードならではのサービスが利用できます。

カード名称	JCBプラチナ	JCBゴールド	JCB一般カード
年会費（税別）	25,000円	10,000円	1,250円 ※初年度無料

JCBプラチナのメリットは、プラチナ・コンシェルジュデスクが利用できて、プライオリティ・パスのサービスも付くこと。

さらに、グルメ・ベネフィット、JCB Lounge 京都、USJのJCB LOUGEも使えることです。

デメリットは、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA、nanacoへのチャージがいずれもOki Dokiポイント付与対象外になることです。

JCBプラチナは「ポイントサイト」から申込むのがお得

ポイントサイトに登録して、登録したポイントサイトからJCBプラチナを作ると、ポイントサイトから報酬がもらえる可能性があります。

ポイントサイト経由でJCBプラチナに入会して、新規入会キャンペーンの対象となれば、

の「2重取り」が可能となります。

ポイントサイト経由でのJCBプラチナの入会をお考えの方は、以下の記事をぜひ参考にしてください。

1週間でカード受け取りができる

JCBプラチナ申込時に、以下いずれかの方法を採ると、最短1週間でカード受け取りが可能です。

• インターネットで支払口座の設定
• カード配送時に運転免許証の確認
• 本人確認書類を画像データで提出

さすがに、JCB一般カードやJCBゴールドのように「最短当日カード発行・最短翌日カードお届け」はできません。

プラチナ・コンシェルジュデスク

プラチナ・コンシェルジュデスクは、JCBプラチナ会員専用のデスクです。

24時間365日営業しています。

専任スタッフに、旅の手配・予約、ゴルフ場・チケット・レストランの案内、その他様々な相談などをすることができます。

プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料

「プライオリティ・パス」は、世界約130の国や地域、約500の都市で約1,000ヵ所の空港ラウンジを運営するサービス。

JCBプラチナの本会員は、この「プライオリティ・パス」のプレステージ会員に無料で入会できます。

プレステージ会員は、対象の空港を何度でも無料で利用することができます。

なお、JCBプラチナの家族会員にはこの特典は提供されません。

JCBプラチナよりも低年会費でありながら、家族会員にも「プライオリティ・パス」のサービスが提供されるクレジットカードも存在します。

興味がある方は、以下の記事をご覧ください。

グルメ・ベネフィット

「グルメ・ベネフィット」は、有名レストランで1名分のコース料理が無料となるサービス。

国内の厳選された有名レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分の料理が無料となります。

言ってみれば、アメックス・プラチナの「ダイニング・アクセス」のようなサービスですね。

JCB Lounge 京都

JCBプラチナ会員は、京都駅ビル内に設置されている「JCB Lounge 京都」を利用することができます。

本会員・家族会員ともの利用でき、それぞれ同伴者1名まで随伴できます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）の「JCB LOUNGE」が利用できる

JCBプラチナ会員には、年1回、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン JCB LOUNGE ご招待券」がプレゼントされます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）の「JCB LOUNGE」は、ジュラシック・パークエリアの「ザ・フライング・ダイナソー」の建物内にあります。

ラウンジでは、「ザ・フライング・ダイナソー」の優先搭乗、ソフトドリンクのサービスが頂けます。

なお、アメエリカン・エキスプレス・カードにもUSJ特典があります。「ユニバーサル VIP ツアー」優先枠、「ロイヤル・スタジオ・パス」優先枠というUSJファンには魅力的な内容となっていますので、こちらも是非ご覧ください。

Gold Basic Serviceが利用できる

JCBゴールド会員に提供される「Gold Basic Service」特典は、もちろん、JCBプラチナ会員にも提供されます。

JCBゴールド グルメ優待サービス

専用WEBサイトに掲載されている「JCBゴールド グルメ優待サービス」対象店舗にて、JCBプラチナで支払いをすると、利用合計金額またはコース代金から20％割引になります。

事前の予約、専用クーポンの提示が必要です。

京爛漫

「京爛漫」は、京都にある約70の店舗で優待が受けられるサービスです。

確認したところ、昨年の京都一人旅で訪れた「Ristorante t.v.b（リストランテ ティ ヴォリオ ベーネ）」も「すし処 満」も掲載されていました。

使えるサービスです。

ちなみに、「Ristorante t.v.b」の優待サービスは、「グループ全員に季節のお茶菓子詰め合わせサービス」です。

「すし処 満」の優待サービスは、「料理代金5％引き」です。

空港ラウンジサービスが使える

JCBプラチナには、空港ラウンジサービスが付きます。

国内の主要空港内に加えて、ハワイ・ホノルル国際空港内の空港ラウンジが年中無休・無料で利用できます。

JCBゴールド ワシントンホテルチェーン宿泊予約サービス

藤田観光株式会社WEBサイトから、「ID：1982、パスワード：jcb」でログインすると、ワシントンホテルチェーンの宿泊が、インターネット限定のお得な料金で利用できます。

JCBトラベル提携国内宿泊オンライン予約

「JCBトラベル提携国内宿泊オンライン予約」は、JTB及びるるぶトラベルが提供する宿泊プランから検索・予約ができるサービスです。

「JCBトラベル提携国内宿泊オンライン予約」からJTBプランを利用するとOki Dokiポイントが3.5倍、るるぶトラベルプランを利用すると、るるぶトラベルポイントが100ポイントプレゼントされます。

海外ホテルオンライン予約（アップルワールド）

海外ホテルオンライン予約（アップルワールド）は、株式会社アップルワールドが提供する海外旅行商品を検索・予約ができるサービスです。

JCBプラチナ会員が利用すると、Oki Dokiポイントが12倍になります。

海外ホテルオンライン予約（JHC）

海外ホテルオンライン予約（JHC）は、ジェイエッチシー株式会社が提供する海外旅行商品を検索・予約ができるサービスです。

JCBプラチナ会員が利用すると、Oki Dokiポイントが12倍になります。

JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス

JCBトラベルデスクへ電話にて対象のパッケージツアーを申込みの上、JCBプラチナで支払いをすると、Oki Dokiポイントが3倍～7倍貰えます。

手荷物無料宅配券（片道）サービス

JCBトラベルにて基本旅行代金総額が50,000円以上の「JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス」対象の海外パッケージツアーを申込み・参加の上、JCBプラチナで支払いをすると、手荷物無料宅配券片道分（空港から自宅）が1組につき1枚プレゼントされます。

帰国後の到着空港から日本国内の自宅までスーツケース1個の宅配が無料になります。

ハーツレンタカー割引サービス

ハーツレンタカー予約センター（0120-489-882）にて、「会員優待番号（CDP）：1465608」を伝えた上で予約すると、「アフォーダブル料金」及び「パッケージ料金」がさらに10％割引となります（一部の国を除く）。

東京ディズニーリゾートへの旅 トラベル特典

JCBトラベルデスクにてディズニーホテル、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル（6施設）に宿泊するエースJTBのパッケージプランに申込みの上、JCBプラチナで支払いをすると、Oki Dokiポイントが10倍になります。

ドクターダイレクト24（国内）

ドクターダイレクト24（国内）受付センター（0120-119-773）にて、医療・健康・介護・育児などに関する相談や医療機関の案内などを、医師や看護師などの専門スタッフが24時間・年中無休で応えてくれます。相談料は無料です。

健康チェックサービス

JCB健康チェックサービス受付センター（0120-225-006）に電話をすると、健康チェックサービスを優待料金で受けられます。

人間ドックサービス

「人間ドックサービス 提携先医療機関」に、JCBプラチナ会員であることを伝えて予約すると、優待料金で人間ドックを受けられます。

JCB暮らしのお金相談ダイヤル

JCB暮らしのお金相談ダイヤル（0120-776-322）にて、専門スタッフによる税務・年金・資産運用についての電話相談が受けられます。

ゴールドフラワーサービス

ワールドフラワーサービス（0120-363-087）に電話の上、JCBプラチナで支払いをすると、通常料金より5％割引になります。

会員情報誌「JCB THE PREMIUM」

毎月、会員情報誌「JCB THE PREMIUM」が届けられます。

旅・食・趣味・地域情報をメインとした「本誌」と、JCBのキャンペーン・サービス・トラベル・チケット情報をメインとした「別冊」の2冊届けられます。

Oki Dokiポイントを貯める

JCBプラチナのポイント・プログラムは、「Oki Doki for ORIGINAL」というものです。

1,000円につき1ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。

後述するように、Oki Dokiポイント1ポイントは5円相当ですので、還元率は0.5％です。

JCBプラチナのOki Dokiポイントの有効期限は36ヶ月間です。JCB一般カードのOki Dokiポイントの有効期限は24ヶ月間ですから、JCBプラチナの方が12ヶ月間有効期限が長くなっています。

JCB STAR MEMBERS（スターメンバーズ）

集計期間（12月16日から翌年12月15日まで）の利用合計金額によって、メンバーランクが決定し、メンバーランクが上がると、ポイント還元率がアップします。

JCBプラチナ会員向けには、「ロイヤルα（アルファ）PLUS」というメンバーランクが用意されています。これは、JCB一般カードにはないメンバーランクです。

ポイント還元率がアップする期間は、翌年2月から翌々年1月までの支払い分です。

JCBプラチナには、

JCB ORIGINAL SERIESパートナー

「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でJCBプラチナを利用すると、通常よりOki Dokiポイントが多く貯まります。

主な「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」とそのポイント倍率をまとめたのが以下の表です。

「ポイントサイト」で取り扱われていないアマゾン、及び、ほとんどの「ポイントサイト」で取り扱われていないアップルストアが「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」というのは大きいと思います。

また、「スターバックスカードへのチャージ」が「ポイント10倍」というのは美味しいです。

スターバックスコーヒーを5.0％割引で利用できる、ということですからね。

スターバックスカードへのチャージ方法については以下の記事をご覧ください。

海外利用はOki Dokiポイント2倍

WEB明細サービス「MyJチェック」に登録したJCBプラチナを海外のJCB加盟店で利用すると、自動的に、Oki Dokiポイントが2倍に貯まります。

「Amazon.co.jp」は海外利用扱いとなりますので、MyJチェックの登録でOki Dokiポイントが2倍になります。

QUICPay

JCBプラチナは、チャージが要らないポストペイ型の電子マネー「QUICPay」に対応しています。

JCBプラチナ新規申込時に同時にQUICPayの申込みが可能です。後日、MyJCBから申込むこともできます。

QUICPayカードを発行することもできますし、おサイフケータイでQUICPayモバイルを利用することもできます。

QUICPayでの支払い分についても、Oki Dokiポイントの付与対象となります。

Oki Dokiポイント付与対象外の利用

以下の利用については、Oki Dokiポイントの付与対象外となります。

楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA、nanacoのチャージがいずれもポイント付与対象外となるのはJCBプラチナの大きなデメリットです。

国民年金保険料についてはOki Dokiポイント付与対象です。

• 年会費
• Edyチャージ利用分
• モバイルSuicaチャージ利用分
• SMART ICOCAチャージ利用分
• nanacoチャージ利用分
• おさいふPontaチャージ利用分
• 旅プリカチャージ利用分
• JCBプレモカードチャージ利用分
• ショッピングリボ払い・分割払い・スキップ払い手数料
• キャッシング1回払い（国内・海外）利用分
• E.GO キャッシング1回払い利用分
• キャッシングリボ払い利用分
• カード再発行手数料
• 遅延損害金
• 募金
• JCB LINDA データ維持料
• JCB E.GO 月会費

Oki Dokiポイントの交換価値

Oki Dokiポイントは1ポイント＝5円相当です。

交換商品	交換レート	申込み可能ポイント
	1ポイント→5ポイント	200ポイント以上1ポイント単位
	1ポイント→5ポイント	200ポイント以上10ポイント単位
	1ポイント→5円分	200ポイント以上1ポイント単位
	1ポイント→4ポイント	500ポイント以上100ポイント単位
	1ポイント→4ポイント	200ポイント以上1ポイント単位
	1ポイント→4ポイント	200ポイント以上1ポイント単位
	1ポイント→4ポイント	200ポイント以上1ポイント単位
	1ポイント→3円分	200ポイント以上1ポイント単位
	1ポイント→3.5円分	1ポイント単位

Apple Payに対応

JCBプラチナはApple Payに対応しています。

iPhone 7またはApple Watch Series 2にJCBプラチナを登録すると、QUICPayマークのあるお店で、Apple Payを使って支払いができます。

iPhone 7では、Touch IDに指を乗せたままリーダーにかざして支払いを行います。Apple Watch Series 2では、サイドボタンをダブルクリックしてからApple Watchのディスプレイをリーダーにかざします。

最高1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯

JCBプラチナには、海外旅行傷害保険が自動付帯します。

「家族特約」も付いています。「家族特約」の対象者は、「JCBプラチナ本会員と生計を共にする家族で、19歳未満の子供」です。

dカードGOLDの海外旅行傷害保険にも「家族特約」が付いていますが、対象者は「dカード GOLD本人会員と生計を同一にする、配偶者・19歳未満で同居の親族・19歳未満で別居の未婚の子供」ですから、JCBプラチナのそれと比べて範囲が広くなっています。

出発前に保険に関する手続きは一切必要ありません。

一方、JCB一般カードの海外旅行傷害保険は利用付帯です。

(※1) 携行品1つあたり10万円限度。旅券（乗車船券、航空券など）の盗難などによる損害については、現地での再発給費用（交通費、宿泊費を含む）を5万円を限度に支給。自己負担額は1事故につき3,000円。

注目すべきは、傷害治療費用・疾病治療費用の補償金額が1,000万円ということです。

年会費25,000円[税別]のクレジットカードとしては破格の高待遇です。

参考：「傷害治療費用・疾病治療費用」保険が付帯するクレジットカードを「補償金額別」に紹介

海外航空機遅延保険が自動付帯

JCBプラチナには、海外航空機遅延保険も自動付帯します。

航空機遅延保険についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて御覧ください。

参考：航空便遅延費用保険（海外・国内）が付帯するクレジットカード一覧

最高1億円の国内旅行傷害保険が自動付帯

JCBプラチナには、国内旅行傷害保険が自動付帯します。

一方、JCB一般カードの国内旅行傷害保険は利用付帯です。

国内航空機遅延保険が自動付帯

JCBプラチナには、国内航空機遅延保険が自動付帯します。

ショッピングガード保険

JCBプラチナには、ショッピングガード保険が自動付帯します。

JCBプラチナを利用して、国内・海外で購入した物品で、購入日（配送等による場合には物品の到着日）から90日以内に偶然な事故によって損害を被った場合、年間500万円を限度に補償されます。

1回の事故につき自己負担額が3,000円発生します。

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陸マイラーです。ポイントやマイルを貯めて、毎月特典旅行しています。このブログでは、マイル獲得術、旅を快適にする知識・アイテム、実際の旅行記、搭乗記などを紹介しています。