ANA特典航空券

UAマイル→ANA国内線特典航空券のメリット・デメリット。発券例4選!

稚内から石垣島までのUAマイル特典航空券

ユナイテッド航空(UA)は、「スターアライアンス」に加盟するアメリカの航空会社です。

アメリカン航空(AA)、デルタ航空(DL)と並んで、アメリカを代表する航空会社ですね。加盟アライアンスもバラけております。

航空会社名 ユナイテッド航空 アメリカン航空 デルタ航空
参加アライアンス スターアライアンス
スターアライアンスのロゴ
ワンワールド
ワンワールドのロゴ
スカイチーム
スカイチームのロゴ

「スターアライアンス」にはANAも加盟していますので、ユナイテッド航空のマイル(以下、UAマイル)を使って、ANAの特典航空券を取ることもできます。

本題です。

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」が非常にお得です。人によっては、ANAマイラーからUAマイラーへの転身を考えるほどに。

以下では、

  • UAマイル→ANA国内線特典航空券」
  • ANAマイル→ANA国内線特典航空券」

を比較しながら、前者の大きなメリットとデメリットを紹介し、超絶お得な特典航空券の発券例も紹介します。

最後に、そんなUAマイルを短期間に大量に獲得する方法を紹介します。

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」のメリット

より少ないマイルで特典航空券に交換できる路線が多い

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」に必要なマイル数は、以下のようにシンプルです。

片道 往復
1-800マイル 5,000マイル 10,000マイル
801マイル以上 8,000マイル 16,000マイル

羽田-札幌/福岡/那覇/石垣の「片道」の特典航空券に必要なマイル数を比較したのが以下の表です。

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」は、多くの路線で、「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」よりも必要マイルが少なくて済みます

UAマイル→ANA国内線特典航空券 ANAマイル→ANA国内線特典航空券
羽田-札幌 5,000マイル L 6,000マイル
R 7,500マイル
H 9,000マイル
羽田-福岡 5,000マイル L 6,000マイル
R 7,500マイル
H 9,000マイル
羽田-那覇 8,000マイル L 7,000マイル
R 9,000マイル
H 10,500マイル
羽田-石垣 8,000マイル L 8,500マイル
R 10,000マイル
H 11,500マイル

※L=ローシーズン、R=レギュラーシーズン、H=ハイシーズン

片道2回まで乗り継ぎが可能で、必要マイル数は「出発地と最終目的地の直線距離」で決まる

そして、ここが「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の肝ですね。

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、2回まで乗り継ぎが可能で、乗り継いだ場合の必要マイル数は「出発地と最終目的地の直線距離」で決まります

例1)羽田-福岡-福江(五島列島)と乗り継いだケース

羽田-福岡-福江(五島列島)と乗り継いだ場合の必要マイル数(片道)を考えます。

UAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、2回まで乗り継ぎが可能で、乗り継いだ場合の必要マイル数は「出発地と最終目的地の直線距離」で決まりますので、必要マイル数は5,000マイル(片道)です。

ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、乗り継ぎは不可能です。そのため、羽田-福岡-福江(五島列島)は、「羽田-福岡」、「福岡-福江(五島列島)」という2つの特典航空券の組み合わせとなります。必要マイル数は、「羽田-福岡」の必要マイルと「福岡-福江(五島列島)」の必要マイルの合算となり、11,000マイル(Lシーズン)、13,500マイル(Rシーズン)、16,500マイル(Hシーズン)となります。

UAマイル→ANA国内線特典航空券 ANAマイル→ANA国内線特典航空券
羽田-福岡-福江(五島列島) 5,000マイル L 11,000マイル
R 13,500マイル
H 16,500マイル

片道でこれだけ差がつきますから、往復ならもっと差が付きますね。

例2)札幌-羽田-那覇と、北から南に縦断するケース

札幌-羽田-那覇と乗り継いだ場合の必要マイル数(片道)を考えます。

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、8,000マイルです。以下の必要マイルチャートを思い出してくださいね。

片道 往復
1-800マイル 5,000マイル 10,000マイル
801マイル以上 8,000マイル 16,000マイル

「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、「札幌-羽田」と「羽田-那覇」の2区間分のマイルが必要となり、必要マイル数は、13,000マイル(Lシーズン)、16,500マイル(Rシーズン)、19,500マイル(Hシーズン)となります。

UAマイル→ANA国内線特典航空券 ANAマイル→ANA国内線特典航空券
札幌-羽田-那覇 8,000マイル L 13,000マイル
R 16,500マイル
H 19,500マイル

特典航空券を他人にプレゼントすることもできる

UAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、誰にでも特典航空券を発券することができます

ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、「会員本人と配偶者・同性パートナー、及び、二親等以内の家族」に限られます(下図参照)。

ANAマイル特典利用者

ANAと同様に、特典航空券の搭乗者を「二親等以内の家族」に限定している航空会社としては、他にJAL、韓国のアシアナ航空、大韓航空があります。

東アジアの家族形態が影響しているんでしょうか・・・?

ちなみに、JALとブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、同じ航空連合「ワンワールド」に加盟。

「BAマイル→JAL国内線特典航空券」も「UAマイル→ANA国内線特典航空券」に負けず劣らずお得ですので、以下の記事のご一読をおすすめいたします。

BAマイル→JAL特典航空券のメリット・デメリット(予約から座席指定まで)

「ノーショー」でも手数料を払えばマイルを返還してもらえる

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、「ノーショー」でも125米ドルの手数料を払えば、マイルを返還してもらえます。

「ノーショー」とは、「キャンセルの連絡もせずに、当日空港に現れないこと」を意味します。

「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、「ノーショー」ではマイルの返還は一切ありません。

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」のデメリット

予約開始日が1日・2日遅れるケースが多い

UAマイル→ANA国内線特典航空券」の予約期間は、「搭乗日の60日前から4日前まで」です。

ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の予約期間は、「搭乗日の2ヶ月前の同一日から4日前まで」です。

両者は同じのようで違います。

UAマイル ANAマイル
搭乗日の60日前から4日前まで 搭乗日の2ヶ月前の同一日から4日前まで

例1)2018年12月1日に搭乗する特典航空券を予約する場合

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の予約開始日は、(搭乗日の60日前の)2018年10月2日です。

「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の予約開始日は、(搭乗日の2ヶ月前の同一日)の2018年10月1日です。

UAマイラーの予約開始日は、ANAマイラーに1日遅れるのですね。

例2)2019年2月1日に搭乗する特典航空券を予約する場合

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の予約開始日は、(搭乗日の60日前の)2018年12月3日です。

「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の予約開始日は、(搭乗日の2ヶ月前の同一日)の2018年12月1日です。

この場合は、UAマイラーの予約開始日は、ANAマイラーに2日遅れます。

2月以外は、月の日数が30日以上ですからね。

当然、逆のケースもあります。

2月は28日までしかないため、出発日が3月1日から4月29日のケースでは、UAマイラーが1日だけANAマイラーを出し抜けます。

すべての区間を搭乗日より60日以内に予約する必要がある

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、全ての区間を、「その搭乗日の60日前から4日前まで」に予約する必要があります。

「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、「その搭乗日の2ヶ月前の同一日から4日前まで」に予約する必要があるのですが、「特例」があります。

その特例とは、以下です。

2区間以上予約する場合、1区間目予約取得日の2ヶ月後の同一日から14日以内であれば、2区間目を同時に予約できる。

分かりづらいと思いますので、以下の図をご覧ください。

ANAマイル特典の復路の予約期間

10月1日に、(1区間目予約取得日(=10月1日)の2ヶ月後の同一日から14日以内の)12月15日の2区間目も予約できるということです。

10月1日に、11月25日の1区間目、12月15日の2区間目という予約ができるとういことですね。

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」では、12月15日の2区間目の予約は、(搭乗日の60日前の)10月16日まで待たないといけません。

予約手数料がかかる場合がある

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、

  • インターネットから
  • 搭乗日の21日前までに

予約すれば、予約手数料は無料です。

しかし、電話で予約する場合、及び、搭乗日から20日以内に予約する場合は、それぞれ手数料がかかります。

搭乗日から20日以内に、電話で予約する場合は、合計の手数料がかかります。

電話での予約 出発日から20日以内の予約
一般会員 25米ドル 75米ドル
プレミアシルバー 25米ドル 50米ドル
プレミアゴールド 25米ドル 25米ドル
プレミアプラチナ 無料 無料
プレミア1K 無料 無料

「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、予約可能期間であれば、インターネットからでも電話からでも、予約手数料は一切無料です。

変更手数料・キャンセル手数料が高い

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、搭乗日・出発地・乗継地・目的地を変更する場合、以下の手数料がかかります。

出発日61日前まで 出発日60日前以降
一般会員 75米ドル 125米ドル
プレミアシルバー 50米ドル 100米ドル
プレミアゴールド 25米ドル 75米ドル
プレミアプラチナ 無料 50米ドル
プレミア1K 無料 無料

「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」の場合、搭乗日の変更は無料です。

出発地・目的地を変更したい場合は、一旦払い戻しの上、改めて特典申込みが必要です。

払い戻し手数料は、1名につき3,000マイルです。

超絶お得な「UAマイル→ANA国内線特典航空券」の発券例

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」は、「片道2回まで乗り継ぎが可能で、必要マイル数は「出発地と最終目的地の直線距離」で決まる」ため、以下のような超絶お得な特典航空券を取ることができます。

日本最北端から日本最南端へ(稚内-札幌-羽田-石垣)

北方領土を除くと、日本最北端の地は稚内市の「宗谷岬」。

日本最北端の宗谷岬

※厳密なことを言うと、宗谷岬の北に浮かぶ「弁天島」という無人島が最北端のようです。

日本最南端の有人島は、石垣島からアクセスできる「波照間島」。

波照間島のニシ浜

「宗谷岬」から「波照間島」に行こうとすると、稚内-札幌-羽田-石垣と乗り継ぐのが一つのルートです。

このルート、「UAマイル→ANA国内線特典航空券」なら、必要マイルは片道たった8,000マイルです!往復でも16,000マイル!

稚内-札幌-羽田-石垣のUAマイル

羽田-石垣の早起きが辛いかな(苦笑)

なお、「ANAマイル→ANA国内線特典航空券」で同区間を予約しようとすると、

  • 稚内-札幌
  • 札幌-羽田
  • 羽田-石垣

という3つの特典航空券の組み合わせとなり、必要マイル(片道)は、19,500マイル(Lシーズン)、23,500マイル(Rシーズン)、28,000マイル(Hシーズン)もかかります。

UAマイル→ANA国内線特典航空券 ANAマイル→ANA国内線特典航空券
稚内-札幌-羽田-石垣 8,000マイル L 19,500マイル
R 23,500マイル
H 28,000マイル

札幌から福岡/長崎経由で福江・対馬・壱岐へ

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」なら、以下の路線が片道8,000マイルで取得可能です。

札幌-羽田-長崎-福江
札幌-羽田-長崎-対馬
札幌-羽田-長崎-壱岐
札幌-羽田-福岡-福江
札幌-羽田-福岡-対馬

石垣から利尻へ

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」なら、以下の路線が片道8,000マイルで取得可能です。

石垣-羽田-札幌-利尻

福江・対馬・壱岐から八丈島へ

「UAマイル→ANA国内線特典航空券」なら、以下の路線が全て片道5,000マイルで取得可能です。

福江-長崎-羽田-八丈島
対馬-長崎-羽田-八丈島
壱岐-長崎-羽田-八丈島
福江-福岡-羽田-八丈島
対馬-福岡-羽田-八丈島

以下は、壱岐-長崎-羽田-八丈島の発券例。

壱岐-長崎-羽田-八丈島のUAマイル

短期間に大量のUAマイルを獲得する方法

短期間に大量のUAマイルを獲得する方法がありますので、紹介します。

マリオットの「トラベルパッケージ」を利用する

こちらは「SPGのスターポイントを9万ポイント以上お持ちの方」限定の方法となります。

スターポイントとマリオットリワードポイントは「1:3」の交換比率で交換できますので、まず、以下の交換を行ってください。

スターポイント「90,000ポイント

マリオットリワードポイント「270,000ポイント

マリオットリワードポイント27万ポイント以上お持ちであれば、「トラベルパッケージ」を利用できます。

「トラベルパッケージ」を利用すると、マリオットリワードポイント27万ポイントを、

  • カテゴリー1からカテゴリー5のマリオットホテルで利用できる「7連泊」分の権利
  • UAマイル「132,000マイル

のセットと交換できます。

マリオットの「トラベルパッケージ」を使うと、UAマイル以外のマイルにも交換できます。私はBAマイルにも交換しています。詳しく知りたい方は、ぜひ、以下の記事をご覧ください。

マリオットの「トラベルパッケージ」の錬金術

地道にUAマイルを貯める方法

地道にUAマイルを貯める方法を紹介します。

ダイナースクラブカードを使う

以下のダイナースクラブカードを使うと、「100円=1ポイント」のポイントを貯めることができます。

年会費[税別] マイル換算率
ダイナースクラブカード 22,000円 1.0%
ダイナースクラブ ビジネスカード 27,000円 1.0%

このポイントは、「1,000ポイント= 1,000マイル」の移行レートで、ユナイテッド航空(UA)のマイルに交換することができます。

年間移行マイルの上限は、100,000マイルとなっています。

ダイナースクラブカードを日常的なショッピングに利用すれば、毎月こつこつとUAマイルを貯めることができますね。

もし、ダイナースクラブカードへの入会を考えているのなら、「ポイントサイト」経由がおすすめです

なぜか?

ダイナースクラブカードは年会費が高いです。

そのため、ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブは、結構な広告宣伝費を払ってでも会員獲得をしたいと考えています。

その結果、ダイナースクラブカードの「ポイントサイト報酬額」は高額になりがちです。

現在のダイナースクラブカードの「ポイントサイト報酬額」の最高額は20,000円!

是非、ポイントサイト経由でダイナースクラブカードを発行してください。

ダイナースクラブカードの「ポイントサイト報酬額」を比較

MileagePlus セゾンカードを使う

年会費[税別] マイル換算率
MileagePlusセゾンカード 1,500円 0.5%
MileagePlusセゾンゴールドカード 15,000円 1.5%
MileagePlusセゾンプラチナカード 36,000円 1.5%

MileagePlusセゾンカードは、「マイルアップメンバーズ」(年会費5,000円[税別])に加入すると、マイル換算率が1.5%にアップします。

MileagePlusセゾンカードについては、現在、一般カード、ゴールドカード、プラチナカード全て「ポイントサイト」に取扱いがあります。

入会するなら「ポイントサイト」経由で申込んだほうがお得です。以下の記事で、「ポイントサイト」別の報酬額を紹介していますので是非ご覧ください。

MileagePlusセゾンカード(一般/ゴールド/プラチナ)の「ポイントサイト」報酬額を比較

MileagePlus UCカードを使う

年会費[税別] マイル換算率
MileagePlus UCカード 1,500円 0.5%
MileagePlus UCゴールドカード 18,000円 1.0%

MileagePlus JCBカードを使う

年会費[税別] マイル換算率
MileagePlus JCBクラシックカード 1,250円 0.5%
MileagePlus JCB一般カード 5,000円 1.0%
MileagePlus JCBゴールドカード 15,000円 1.5%

MileagePlus MUFGカードを使う

年会費[税別] マイル換算率
MileagePlus MUFGカード 5,000円 1.0%
MileagePlus MUFGカード ゴールドプレステージVisa 15,000円 1.0%(国内)
1.5%(海外)
MileagePlus MUFGカード ゴールドプレステージ・アメリカン・エキスプレス・カードVisa 15,000円 1.0%(国内)
1.5%(海外)

MileagePlus ダイナースクラブカードを使う

年会費[税別] マイル換算率
MileagePlus ダイナースクラブカード 28,000円 1.0%
MileagePlus ダイナースクラブファースト 43,000円 1.5%(国内)
2.0%(海外)

POSTED COMMENT

  1. kk より:

    こんにちは!
    質問なのですが、アメックスのポイントをブリティッシュエアウェイズに移行できるのは知っているのですが、ユナイテッド航空のマイルにも交換できるのでしょうか?

    • sfc-monk より:

      kk様、こんにちは。

      ダイナースクラブカードのポイントプログラム、SPGアメックスのポイントプログラムと混同して、間違ったことを記載しておりました。
      アメックスのポイントはユナイテッド航空のマイルには移行できません。

      間違ったことを伝えてしまい、大変申し訳ございませんでした。

      お詫び申し上げます。

      記事を訂正いたします。

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