こんにちは。
コロナ禍において、
「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、新幹線利用が多いJALマイラーのメインカードとして推せる」
と思っているjun(@odakyu_de_go)と申します。
特に首都圏在住ならなおのこと。
現在、私は以下の2枚のカードを保有しています。
カード名 | 年会費 | |
ビューゴールドプラスカード (JCB) | 11,000円 | |
JALカード CLUB-Aゴールドカード (VISA) | 17,600円 |
この2枚のカード機能を1枚に集約できるのが、今回紹介する「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード」です。
カード名 | 年会費 | |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード (JCB) | 20,900円 |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの唯一のデメリットが「JCBブランドである点」だったのですが、コロナ禍で海外旅行に行けなくなったのでそのデメリットを考慮しなくても良くなりました。
それでは、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの、特別なメリット、普通のメリット、デメリットを紹介します。
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの特別なメリット
グリーン車利用時に東京駅の「ビューゴールドラウンジ」が使える
東京駅には「ビューゴールドラウンジ」というラウンジがあります。
当日、東京駅発の「グランクラス」利用者が利用できるラウンジです。
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの会員、および、ビューゴールドプラスカードの会員は、当日、東京駅発の、
- 東北・北海道新幹線
- 秋田新幹線
- 山形新幹線
- 北陸新幹線
- 東海道・山陽新幹線
の「グリーン車」利用時にも利用できます。
私も余裕があるときに利用しています。
「ビュー・エクスプレス特約」対象カードである
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、「ビュー・エクスプレス特約」対象カードです。
「ビュー・エクスプレス特約」対象カードということは、
- 「スマートEX」よりも料金が安い「エクスプレス予約」が利用できる
- (モバイルSuicaアプリの入った)スマホだけで東海道・山陽新幹線に乗れる
- グリーンプログラムも利用できる
というメリットがあるということです。
「ビュー・エクスプレス特約」の申込方法は以下の記事を参考にしてください。
「スマートEX」よりも料金が安い「エクスプレス予約」が利用できる
「エクスプレス予約」の料金は「スマートEX」の料金よりも安いです。
以下は東京発着の運賃例です。
エクスプレス予約 | スマートEX | |
東京⇔新横浜 | 2,270円 | 2,810円 |
東京⇔名古屋 | 10,310円 | 11,100円 |
東京⇔京都 | 13,070円 | 13,970円 |
東京⇔新大阪 | 13,620円 | 14,520円 |
東京-新大阪間でも片道900円も違います。往復なら1,800円。夫婦で乗ればその倍。
スマホだけで東海道・山陽新幹線に乗れる
「ビュー・エクスプレス特約」を利用すると、モバイルSuicaアプリの入ったスマホ一つで東海道・山陽新幹線に乗ることができます。
エクスプレス予約会員証を持ち歩く必要もありません。
例えば、自宅から京都の亀岡まで行くとき、以下の順番に電車に乗りますが、全ての改札をスマホで通過できます。便利です。
小田急線
↓
JR中央線
↓
東海道新幹線
↓
JR山陰本線
後ほど紹介する「Suicaオートチャージ」の設定もしておけば、さらに便利ですね。
「スマートEX」の会員もスマホだけで東海道・山陽新幹線に乗れますが、既に述べたとおり、「スマートEX」会員に適用される料金は「エクスプレス予約」よりも高いです。
「グリーンプログラム」も利用できる
「グリーンプログラム」も利用できます。
「エクスプレス予約」で乗車するたびにポイントが貯まり、一定数ポイントを貯めると、普通車指定席の料金でグリーン車を利用できます。
グリーン車に乗れれば、上で紹介した東京駅の「ビューゴールドラウンジ」も利用できますね。
ちなみに、「プラスEX」会員も「エクスプレス予約」を予約できますが、「グリーンプログラム」は対象外です。
「スマートEX」会員も対象外です。
東海道・山陽新幹線のチケット購入でもJALマイルを貯められる
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード会員が「ビュー・エクスプレス特約」を利用して、「エクスプレス予約」を行った場合。
決済カードは、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードになります。
東海道・山陽新幹線のチケット購入でもJALマイルを貯められます。
「ビュー・エクスプレス特約」を利用できるビューカードは、以下の9カードです。
- JRE CARD
- JALカードSuica
- ビックカメラSuicaカード
- ルミネカード
- 「ビュー・スイカ」カード
- 大人の休日倶楽部ミドルカード
- 大人の休日倶楽部ジパングカード
- ビューゴールドプラスカード
- JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
この内、JALマイルが貯まるのは、以下の2枚になります。
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードのメリット
Suicaオートチャージが使える
Suicaオートチャージが使えます。
いちいち手動でチャージしなくても済みます。
「Suicaオートチャージ」設定&「ビュー・エクスプレス特約」申込みで、名古屋、京都、大阪に行くにしても楽々です。
SuicaチャージでJALマイルが貯められる
JALカードには、以下の種類があります。
- JALカードSuica
- JAL・Mastercard
- JAL・Visaカード
- JALカード TOKYU POINT ClubQ
- JAL・JCBカード
- JALカード OPクレジット
- JAL アメリカン・エキスプレス®・カード
この内、Suicaチャージでポイントが貯まるのは、JALカードSuicaのみです。
JALカードSuica以外のカードでSuicaチャージしても、ポイント加算対象外となります。
JALカードSuica CLUB-AゴールドカードでSuicaチャージすると、
「1,000円=15ポイント」のJRE POINTを貯められます。
そして、
「1,500JRE POINT=1,000マイル」でJALマイルに移行できます。
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、SuicaチャージでJALマイルを貯められるということです。
なお、
- JAL・Mastercard
- JAL・Visaカード
- JALカード TOKYU POINT ClubQ
については、Kyash Cardを利用することで、SuicaチャージでJALマイルを貯められる裏技もあります。
参考:Kyash Card媒介で「Suicaチャージがポイント付与対象外のカード」でもポイントが貯まる
JRE POINT加盟店で「マイル&ポイント」2重取り
(緑のマークが目印の)JRE POINT加盟店で、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードを提示すると、買物金額100円につき1ポイントのJRE POINTが貯まります。
JRE POINT加盟店で、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードで支払いをすれば、以下の「マイル&ポイント」2重取りができます。
JALマイル | 100円=1マイル |
JRE POINT | 100円=1ポイント |
5,000円相当の入会特典と利用特典
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの入会キャンペーンとは別に、入会初年度には無条件でJRE POINT5,000ポイント(5,000円相当)が貰えます。
次年度以降も1年間の利用額累計が100万円以上の場合(※カード年会費除く)、JRE POINT5,000ポイント(5,000円相当)が貰えます。
空港ラウンジサービス付き
国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港で使える空港ラウンジサービスが付いています。
最高5,000万円の国内旅行傷害保険が「自動付帯」
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの本会員と家族会員には、以下の国内旅行傷害保険が「自動付帯」します。
年会費143,000円のアメックスプラチナも、年会費34,100円のSPGアメックスも、国内旅行傷害保険は「利用付帯」です。
国内旅行傷害保険が「自動付帯」するクレジットカードは希少ですよ。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡 | 5,000万円 |
傷害後遺障害 | 150万円~5,000万円 |
傷害入院日額(最高180日) | 日額10,000円 (フランチャイズ7日) |
手術/1回 | 10,000円×倍率(10倍・20倍・40倍) |
傷害通院日額(90日) | 日額2,000円 (フランチャイズ7日) |
日本国内における国内線航空機搭乗中、及び、日本国内にて公共交通乗用具搭乗中にケガを被った場合、宿泊を伴う募集型企画旅行参加中にケガを被った場合、宿泊施設宿泊中に火災または破裂・爆発によりケガを被った場合に保険が適用されます。
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、公共交通乗用具搭乗中の傷害事故だけではなく、日本国内にて公共交通乗用具の乗客として改札口を有する乗車場構内(改札口の内側にいる間に限ります)でケガをした場合にも保険が適用になります。
なお、「フランチャイズ7日」というのは、
「事故発生の日から起算して7日目以降においても、なお入院または通院の状態にある場合に限って保険金を1日目からお支払いします」
という意味です。6日以内の入通院につきましては補償の対象外となりますのでご注意ください。
最高5,000万円の海外旅行傷害保険が「自動付帯」
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの本会員とその家族には、以下の海外旅行傷害保険が「自動付帯」します。
補償内容 | 保険金額 | |
---|---|---|
本会員 | 家族 | |
傷害死亡 | 5,000万円 | 1,000万円 |
傷害後遺障害 | 150万円~5,000万円 | 30万円~1,000万円 |
傷害治療費用 | 最高150万円 | 最高150万円 |
疾病治療費用 | 最高150万円 | 最高150万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 最高100万円 | 最高100万円 |
救援者費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
この場合の家族とは、
「本会員の家族で、家族会員として登録されていない配偶者、家族会員として登録されていない生計を共にする収入のない同居の両親(義親含む)、家族会員として登録されていない生計を共にする収入のない未婚の子」
です。
海外旅行傷害保険は、日本を出国した日の翌日から数えて90日間を限度として、全海外旅行期間中を対象とした保険です(出国日当日も補償されます)。
旅行のたびの面倒な加入手続きはありません。旅行回数、利用航空会社を問わず適用になります。
「JALカード海外航空便遅延お見舞金制度」が自動付帯
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの本会員と家族会員には、「海外航空便遅延お見舞金制度」が自動付帯します。
「海外航空便遅延お見舞金制度」は、海外旅行期間中の国際線航空便(日本発着のみ対象、乗り継ぎ便は対象外)の出発遅延、欠航、海外でのパスポート紛失に対し、お見舞金を支払う制度です。
見舞金 | |
---|---|
出発遅延 | 2万円 |
欠航 | 2万円 |
パスポート紛失 | 2万円 |
なお、JAL・JCBカード CLUB-A ゴールドカード、JAL・JCBカード プラチナには、国内航空便遅延費用保険も「自動付帯」します。
年間最大300万円までのショッピングプロテクション付き
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードで購入した物品について、購入日より90日以内に、偶然の事故による破損や盗難が発生した場合、年間最大300万円まで補償されます。
ただし、1事故につき自己負担額5,000円が必要です。一部、補償の対象とならない物品があります。
オンラインショッピングは補償の対象となりません。
搭乗ボーナスマイルが貰える
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード入会後、初めてJALグループ航空会社に搭乗すると、5,000マイルのボーナスマイルが貰えます。
JALグループ航空会社とは、以下の4社です。
- JAL(日本航空)
- JTC(日本トランスオーシャン航空)
- JAC(エアコミューター)
- RAC(琉球エアコミューター)
次年度以降も、毎年最初の搭乗時に2,000マイル貰えます。
また、搭乗ごとにフライトマイルの25%のボーナスマイルが貰えます。
入会搭乗ボーナス | 5,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 2,000マイル |
搭乗ごとのボーナス | フライトマイルの25%プラス |
なお、JALグループ航空会社の航空券を購入する際は、楽天Rebatesを経由すると、1%得しますよ。
参考:JALの国内線・国際線航空券の「ポイントサイト」報酬額を比較
飲食店、ホテル、スポーツ、美術館での優待特典がある
東京駅構内や周辺の飲食店、JR東日本ホテルズ、GALAスキー場、東京ステーション美術館などでの優待特典があります。
「JR東日本ホテルズ」(メトロポリタンホテルズ、ホテルメッツ、ホテルニューグランドなど)での7%還元はかなりお得だと思います。
優待特典は数が多すぎるので、詳細は以下をご覧ください。
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードのデメリット
デメリットは一つです。
国際ブランドがJCBである
国際ブランドがJCBであることです。
私のSFCカードは、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(AMEX)です。
私のJGCカードは、JALカード CLUB-Aゴールドカード(VISA)です。
海外利用を考えると、VISAブランドのカードは一つは残しておきたいのですが、コロナ禍でしばらく海外旅行できないことを考えれば、しばらく無視してもいいのかもしれません。
まとめ
ビューゴールドプラスカード(年会費11,000円)、JALカード CLUB-Aゴールドカード(年会費17,600円)の2枚持ちをやめて、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードにまとめるかどうか迷っています。
コロナ禍で当分海外旅行をまともにできないことを考えれば、まとめるのもいいのかもしれません。