「ビュー・エクスプレス特約」で東海道・山陽新幹線に乗る方法とそのメリットを紹介します。
以下の手続きを行えば、2週間後には、モバイルSuicaで「エクスプレス予約」が可能になります。
在来線と東海道・山陽新幹線の乗り換えも、モバイルSuica一つで可能になります。
便利になる上に、料金安くなり、グリーンプログラムのポイントも貯まるようになります。
目次
ビュー・エクスプレス特約で東海道・山陽新幹線に乗る方法:準備編
以下2つの準備を行ってください。
ビューカードを発行する
以下のいずれでも結構ですので、ビューカードを発行してください。
初めてビューカードを作る方は、JRE CARDがいいでしょう。
新規入会キャンペーンも実施中です。
ビューゴールドプラスカード、もしくは、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードを作ると、東京駅にある「ビューゴールドラウンジ」も利用可能になりますよ。
参考:東京駅の「ビューゴールドラウンジ」の利用条件とラウンジ訪問レポート
モバイルSuicaアプリをインストール
スマートフォンにモバイルSuicaアプリをインストールして、会員登録を行ってください。

ビュー・エクスプレス特約で東海道・山陽新幹線に乗る方法:手続き編
ビューカードをモバイルSuicaの決済用クレジットカードに登録する
モバイルSuicaアプリの「チケット管理・Suica管理」をタップしてください。
「登録クレジットカード情報変更」をタップして、ビューカードを登録してください。
ビューカードを登録しないと、次の「ビュー・エクスプレス特約」の申込ができません。
「ビュー・エクスプレス特約」の申込をする
モバイルSuicaアプリの「チケット管理・Suica管理」をタップしてください。
「ビュー・エクスプレス特約」をタップして、「ビュー・エクスプレス特約申込」をタップしてください。
「エクスプレス予約会員証」が届くのを待つ
「ビュー・エクスプレス特約」申込から2~3週間程度で、ビューカードの登録住所宛に「エクスプレス予約会員証」が届けられます。
「エクスプレス予約会員証」が届くまでしばらく待ってください。
エクスプレス予約の会員登録を行う
エクスプレス予約会員証が到着したら、モバイルSuicaアプリの「チケット管理・Suica管理」をタップしてください。
「エクスプレス予約(JR東海)」をタップして、会員登録とパスワードの設定を行ってください。
以上で完了です!
ビュー・エクスプレス特約で東海道・山陽新幹線に乗る方法:実践編
EXアプリをインストール
EXアプリをインストールしてください。

EXアプリでエクスプレス予約を行う
「エクスプレス予約会員証」の会員IDとパスワードを使ってログインして、あとは自由に予約を行ってください。
コロナでエクスプレス予約(スマートEX)の有用性が上がったなあ。
というのも、例えば、出発10分前に、こういう座席の埋まり具合なら、周りに喋る人はいないと推測できるから。 pic.twitter.com/s8mAeFrmaG
— jun (@odakyu_de_go) November 9, 2020
ビュー・エクスプレス特約で東海道・山陽新幹線に乗るそのメリット
ビュー・エクスプレス特約で東海道・山陽新幹線に乗るそのメリットを紹介します。
モバイルSuicaだけで乗り換えができる
以下のように乗り換える場合であっても、モバイルSuica一つでスイスイ改札を通過できます。
都内の私鉄
↓
JR
↓
東海道・山陽新幹線
↓
JR西日本のJR
エクスプレス予約会員証も必要ありません。
モバイルSuicaオートチャージができる
モバイルSuicaに登録しているカードがビューカードですので、オートチャージもできます。
いちいち手動でチャージする必要がありません。
値段が安い
「ビュー・エクスプレス特約」を利用して、EXアプリ上で東海道・山陽新幹線のきっぷを購入すると、その値段は「エクスプレス予約」の値段と同じになります。
「エクスプレス予約」の値段は、「スマートEX」よりも安いです。
参考:「エクスプレス予約」と「スマートEX」の違いをわかりやすく解説
エクスプレス予約 | スマートEX | |
東京⇔新横浜 | 2,270円 | 2,810円 |
東京⇔名古屋 | 10,310円 | 11,100円 |
東京⇔京都 | 13,070円 | 13,970円 |
東京⇔新大阪 | 13,620円 | 14,520円 |
東京-新大阪間でも片道900円も違います。往復なら1,800円。夫婦で乗ればその倍。
以下は新大阪駅発着の運賃例です。
新大阪-博多間では片道だけで2,000円前後も違います。
エクスプレス予約 | スマートEX | |
新大阪⇔岡山 | 5,610円 | 6,150円 |
新大阪⇔広島 | 9,320円 | 10,430円 |
新大阪⇔博多 | 13,490円 | 15,400円 |
新大阪⇔博多 (往復割引) |
12,310円 | 14,420円 |
便利な上に安いわけですね。
グリーンプログラムの対象になる
「ビュー・エクスプレス特約」を利用して、EXアプリ上で東海道・山陽新幹線のきっぷを購入すると、グリーンプログラムの対象になります。
利用区間に応じて、登録不要で自動的にポイントが貯まります。
東京発着のポイント積算例です。
利用区間 | 蓄積ポイント |
---|---|
東京⇔新横浜 | 10ポイント |
東京⇔名古屋 | 50ポイント |
東京⇔京都 | 90ポイント |
東京⇔新大阪 | 90ポイント |
新大阪発着のポイント積算例です。
利用区間 | 蓄積ポイント |
---|---|
新大阪⇔岡山 | 20ポイント |
新大阪⇔広島 | 50ポイント |
新大阪⇔博多 | 110ポイント |
ポイントを一定数貯めると、普通車指定席の値段でグリーン車が利用できます。
必要なポイント数は、予約の区間に関わらず、以下のようになっています。
利用の列車 | のぞみ | ひかり | こだま |
必要ポイント数 | 1,000 | 800 | 600 |
東京-新大阪間を6往復すると、1回「のぞみ」のグリーン車に乗れる計算ですね。
「エクスプレス予約」で家族3人分の特急券を購入した場合は、予約した人に3人分のポイントが貯まります。
家族3人で東京-新大阪間を2往復すると、1回「のぞみ」のグリーン車に乗れる計算です。
便利な上にポイントも貯まってお得なわけですね。
「スマートEX」の会員、「プラスEX」会員は、グリーンプログラムの対象外です。
まとめ
便利で、安くて、お得な「ビュー・エクスプレス特約」。
JR東日本管内で暮らしている人は利用しない手はありません。
私はたびたび東海道・山陽新幹線を利用していますが、もちろん、この「ビュー・エクスプレス特約」で利用しています。