こんにちは。
SFC歴4年目になる、jun(@odakyu_de_go)と申します。
ANAスーパーフライヤーズカード(ANA SFC)のメリット・デメリットを紹介します。
記事の前半でメリットの「要点」を簡潔に紹介し、後半で詳細に紹介します。
目次
- ANAスーパーフライヤーズカード(ANA SFC)獲得までの道のり
- 家族カード発行で家族会員も自動的にスーパーフライヤーズ会員になれる
- スーパーフライヤーズデスク
- 本人と同行者1名はANAラウンジを利用できる
- 国内線座席指定の優先
- 予約時の空席待ちの優先
- 優先チェックインカウンターの利用
- 手荷物受取の優先
- 手荷物許容量の優待
- 専用保安検査場の利用
- 優先搭乗
- アップグレードポイントの付与
- ANAマイルからANA SKY コインへの交換率が最大1.6倍に
- IHG ANA共同ブランドホテル、ANAホテルでの優待
- ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が優遇される
- 香港国際空港で「e-道(e-Channel)」の登録が可能になる
- スーパーフライヤーズカード オリジナルネームタグのプレゼント
- ライフスタイルマガジン『ANA AZURE』の送付
- スーパーフライヤーズ会員限定の手帳・カレンダーのプレゼント
ANAスーパーフライヤーズカード(ANA SFC)獲得までの道のり
2015年にいわゆる「ANA SFC修行」を敢行。
39回の搭乗で、「ANA SFC修行」の目標である50,000プレミアムポイントを獲得。
ANA「プラチナ」ステータスを獲得して、スーパーフライヤーズカード(SFC)の取得要件を満たしました。
39回も搭乗したとなると「相当お金を使ったんじゃ?」と思われるかもしれません。
しかし、「ポイントサイト」で稼いだANAマイルをANA SKYコインに換えて、航空券の購入費用をまかなったので、「ANA SFC修行」にかかった費用はほぼゼロでした。
その前年に行った「JAL JGC修行」でかかった費用もほぼゼロ。
「ポイントサイト」でANAマイル・JALマイルを貯める方法については、以下にまとめてありますのでご覧ください。
そして、今まで使っていた「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」を「ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード」にバージョンアップ。
私もSFC持ちとなりました。
結論から言って、ANAスーパーフライヤーズカード(ANA SFC)を取得してよかったです。
私が感じているメリットをまず「簡潔」に書きます。
特典旅行時のメリット
SFC取得後は修行をする必要がありませんので、やはり、ポイントサイトで稼いだANAマイルを使って特典旅行をすることが多いです。
国内旅行時のメリット、海外旅行時のメリットを分けて紹介します。
国内旅行時のメリット
ANAの国内線には「普通席」と「プレミアムクラス」がありますが、特典航空券では「普通席」しか予約できません。
しかし、SFCを持っていると、特典旅行時でも、優先チェックインカウンターを利用できて、ほぼ並ばずに手荷物の預入ができます。
以下は春休み期間中に伊丹空港を利用した時の写真です。
1階の一般会員向けの手荷物カウンターは行列ができているのに対し、2階の優先チェックインカウンターは空いています。時間も体力も節約できます。
また、優先チェックインカウンター直結の優先保安レーンも利用できます。ここでも時間・体力を節約できます。
出発まで時間があれば、ANAラウンジでコーヒーを飲みながら読書をしたり、パソコンを使って旅先情報の検索もできます。
飛行機にも、一般会員より早く優先搭乗でき、気分がいいです。
到着空港に着いてからも、早めに荷物が出てきます。ビジネスマンがほとんど乗らない路線だと、SFC会員でも一番先に荷物が出てくることもあります。
つまり、何が言いたいかというと、SFCがあると、「普通席」でも「プレミアムクラス」に準じた快適な空の旅が実現できるのですね。
月1、2回特典旅行していますが、そのたびにストレスフリーで空港を利用できるメリットを実感しています。
海外旅行時のメリット
海外旅行時も同様に、優先チェックインカウンター、優先保安レーン、優先搭乗、ラウンジの利用といったメリットが受けられます。
この中でも特に大きいのがラウンジの利用です。
国際線のラウンジは、国内線のラウンジとは違い、ミール・ドリンクともに充実していますので、お得感が高いです。
また、ANAスーパーフライヤーズ会員は、香港国際空港にて「e-道」の申請が可能です。通常は年間4回目の入国から可能なのですが、SFC会員は優遇されて、初回から申請できるのです。
詳しい申請方法は以下の記事をご覧ください。
家族旅行時のメリット
「ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード」(ANAアメックスSFCプレミアム)は、家族カードを4枚まで発行できます。家族カードの年会費は無料です。
そして、「ANAアメックスSFCプレミアム」の家族カードもSFC会員の扱いです。
つまり、妻に家族カードを発行すると、家庭内にSFC会員が2人に。
現在高校生の息子が高校を卒業した後に家族カードを持たせたら、家庭内にSFC会員が3人に。
ANAラウンジを利用できるのは、「SFC本人と同行者1名」という規定がありますので、SFC1枚だと、家族旅行時には使いづらいです。
しかし、家庭内にSFC会員が2人いれば、家族全員でANAラウンジでくつろぐこともできます。
また、ANAアメックスSFCプレミアムは、50%の搭乗ボーナスが付きますが、これは家族カード会員にも適用されます。
IHG ANA共同ブランドホテル・ANAホテルでのメリット
そんなに泊まることはありませんが、たまに利用するIHG ANA共同ブランドホテル・ANAホテル。
SFC会員は、ベストフレキシブルレートから10%OFF、朝食無料、ウェルカムドリンクのサービスがあります。
一例としてあげると、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートの朝食は3,050円(税込)、コーヒーは1杯1,250円(税込)。この両方が無料になります。
スーパーフライヤーズの家族カードもこの特典の対象です。
例えば、妻、息子にSFCの家族カードを発行したら、家族3人分の朝食が無料になり、かつ、人数分のウェルカムドリンクが付きます。
連泊すればするほどお得になりますね。
以下は、ANA SFC修行19回目の羽田-那覇-松山旅行で訪れた「松山全日空ホテル」のティーラウンジ。コーヒーは無料。
「ANA SFCで最高に得したな」と感じたこと
「ANA SFCメンバーで最高に得したな」と感じたのは、2016年6月に那覇に特典旅行したときです。
ハピタスが源泉のANAマイルで特典予約。当日、ANA PREMIUM CHECK-INで「アップグレードポイント」を使ってプレミアムクラスにアップグレード。帰りの便も同様に普通席をプレミアムクラスにアップグレード。
無料で往復ともに、搭乗時間の長い那覇線でプレミアムクラスを利用できました。うーん、素晴らしい。
ANAスーパーフライヤーズカードのデメリット
ANAスーパーフライヤーズカードのデメリットは特に見当たりませんが、強いてあげれば、年会費の高いカードしかSFCにバージョンアップできないことでしょうか。
ちなみに私は、年会費162,000円(税込)の「ANAアメックスプレミアム」を「ANAアメックスSFCプレミアム」に格上げしました。
しかし、もうちょっと年会費の安いSFCに変更しようかと検討中です(一番年会費の安いカードは11,070円)。しかし、審査に受かるかどうか・・・
ANAアメックス、ANAアメックスゴールドは、アメックスが自社独自で実施ている「紹介プログラム」から入会すると、ボーナスマイルが通常より多く貰えて、非常にお得ですよ。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。全てのアメックスカードの「紹介プログラム」をカバーした内容となっています。
家族カード発行で家族会員も自動的にスーパーフライヤーズ会員になれる
ANAスーパーフライヤーズカードも家族カードを発行することができます。
家族カードを発行すると、家族会員は、一度もSFC修行することなく、自動的にスーパーフライヤーズ会員になることができます。
そして、いくつかの特典を除き、家族会員も本会員同様のスーパーフライヤーズカードの特典を得ることができます。
例えば、スーパーフライヤーズカード会員(旦那)、専業主婦の奥さん、高校生の息子、中学生の娘という4人家族を考えてみましょう。
スーパーフライヤーズカード会員は同行者1名を含めて無料でANAラウンジを利用できます。家族会員もスーパーフライヤーズ会員であれば、2+2=4で合計4人がラウンジを利用できるようになります。4人家族でも全員がANAラウンジを利用できます。
家族カードの僅かな年会費を払うだけで、家の中にスーパーフライヤーズ会員がもう一人増えるメリットは計り知れないですね。
なお、ジェーシービーや三井住友カード、シティカードジャパンは家族カード発行の条件が厳しく、法的な夫婦(=籍を入れた夫婦)ではないと家族カードを発行できませんが、アメックスはゆるく、事実婚でも家族カードを発行できます。
カード名称 | 年会費 | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)(JCB/Visa/MasterCard) | 11,070円 | 5,508円 |
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(JCB/Visa/MasterCard) | 16,200円 | 8,100円 |
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード | 30,240円 | 11,340円 |
ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード | 33,480円 | 16,740円 |
ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード | 86,400円 | 4,320円 |
ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム | 75,600円 | 4,320円 |
ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード | 167,400円 | 無料 |
ANA アメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード | 162,000円 | 無料 |
スーパーフライヤーズデスク
ANAグループ運航便の予約、特典航空券の予約、マイレージサービスなどにについての問い合わせを専用のスーパーフライヤーズデスクで行うことができます。
電話番号は、固定電話からは0120-029-340、携帯電話からは0570-029-340(有料)、海外からは81-3-6741-6682です。
比較的つながりやすい番号なので、海外から緊急の連絡をするときに助かります。
本人と同行者1名はANAラウンジを利用できる
国内線
ANAグループ運航便・コードシェア便(※)にANA便名で搭乗する場合、スーパーフライヤーズカード会員と同行者1名はラウンジを利用できます。
※エア・ドゥ、IBEXエアラインズ、オリエンタルエアブリッジ、ソラシド・エア、スターフライヤーによる運航便
スーパーフライヤーズカード会員と同行者1名は、各空港のANA LOUNGE、成田空港のANA ARRIVAL LOUNGE、名古屋(中部)空港のセントレア エアライン ラウンジ、宮崎空港の「ラウンジ大淀」の共用待合室を無料で利用できます。
同行者2~4人目、特典利用登録済みの方についても、ANAマイルもしくはアップグレードポイントの使用で利用できます。
対象ラウンジ | 本人と同行者1人目 | 同行者2~4人目 | 特典利用登録済みの方 |
ANA LOUNGE 羽田空港、新千歳空港、仙台空港、小松空港、伊丹空港、関西空港、岡山空港、広島空港、松山空港、福岡空港、熊本空港、鹿児島空港、那覇空港 | スーパーフライヤーズカードの提示 | 2,000マイルまたは2アップグレードポイント | 2アップグレードポイント |
ANA ARRIVAL LOUNGE 成田空港(国内線出発ラウンジ) | |||
セントレア エアライン ラウンジ 名古屋(中部)空港 | |||
「ラウンジ大淀」の共用待合室 宮崎空港 | 利用不可 | 利用不可 |
国際線
日本発のANAグループ運航便・スターアライアンス加盟航空会社便に搭乗の場合
対象ラウンジ | 本人と同行者1人目 | 同行者2~4人目 | 特典利用登録済みの方 |
ANA LOUNGE 羽田空港、成田空港、関西空港 | スーパーフライヤーズカードの提示 | 利用不可 | 利用不可 |
スターアライアンス ラウンジ 名古屋(中部)空港 | |||
スターアライアンス加盟航空会社のラウンジ |
日本着のANAグループ運航便に搭乗の場合
対象ラウンジ | 本人と同行者1人目 | 同行者2~4人目 | 特典利用登録済みの方 |
ANA ARRIVAL LOUNGE 成田空港 | スーパーフライヤーズカードの提示 | 利用不可 | 利用不可 |
海外発のANAグループ運航便・スターアライアンス加盟航空会社便に搭乗の場合
対象ラウンジ | 本人と同行者1人目 | 同行者2~4人目 | 特典利用登録済みの方 |
スターアライアンス加盟航空会社のラウンジ | スーパーフライヤーズカードの提示 | 利用不可 | 利用不可 |
運航会社指定ラウンジ |
スターアライアンスに加盟していない提携航空会社が運航するANAとのコードシェア便に搭乗の場合
エア ドロミティ、マカオ航空、エティハド航空、ジャーマンウィングス、ガルーダ・インドネシア航空、ユーロウィングス、ジェットエアウェイズ、フィリピン航空、山東航空、TAMブラジル航空の運航によるANAとのコードシェア便に搭乗の場合は以下のラウンジが利用できます。
対象ラウンジ | 本人と同行者1人目 | 同行者2~4人目 | 特典利用登録済みの方 |
運航会社指定ラウンジ | スーパーフライヤーズカードの提示 | 利用不可 | 利用不可 |
国内線座席指定の優先
搭乗日2日前の0:00になると、指定できる座席が追加されます。スーパーフライヤーズカード本会員・家族会員及びその同行者、「プラチナサービス」メンバー及びその同行者、「ブロンズサービス」メンバー及びその同行者の方は、追加された座席を指定することができます。一般会員の方は座席指定できません。
予約時の空席待ちの優先
スーパーフライヤーズ会員は、空席待ち予約が一般会員よりも優先されます。
ANAグループ運航便に搭乗する場合は、スーパーフライヤーズカード本会員・家族会員及び同行者が空席待ち優先の対象者となります。スターアライアンス加盟航空会社運航便に搭乗する場合は、スーパーフライヤーズカード本会員・家族会員が空席待ち優先の対象となります。
優先チェックインカウンターの利用
スーパーフライヤーズ会員は、国内外で優先チェックインカウンターを利用できます。一般のチェックインカウンターが混雑している時でも比較的スムーズにチェックインが可能です。
国内線
ANAグループ運航便の国内線、及び、エア・ドゥ、IBEX エアラインズ、オリエンタルエアブリッジ、ソラシド・エア、スターフライヤーのコードシェア便にANA便名で搭乗の場合、スーパーフライヤーズカードの本会員と家族会員は、ANA PREMIUM CHECK-INを利用できます。
ANA PREMIUM CHECK-INは、羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港、神戸空港、新千歳空港、名古屋(中部)空港、福岡空港、那覇空港、小松空港、広島空港、宮崎空港、鹿児島空港にあります。
ちっちゃな空港でANA PREMIUM CHECK-INを見かけると得した気がします(笑)
国際線
ANAグループ運航便に搭乗する場合
ANAグループ運航便の国際線に登場する場合、スーパーフライヤーズカードの本会員と家族会員は、ビジネスクラスチェックインカウンターとスターアライアンス・ゴールド専用チェックインカウンターを利用できます。
スターアライアンス加盟航空会社運航便に搭乗する場合
スターアライアンス加盟航空会社運航便に搭乗する場合、スーパーフライヤーズカードの本会員と家族会員は、「スターアライアンス・ゴールド」のサインが表示されている優先チェックインカウンターを利用できます。
スターアライアンスに加盟していない提携航空会社が運航するコードシェア便に搭乗する場合
スターアライアンスに加盟していない提携航空会社(エア ドロミティ、マカオ航空、エティハド航空、ガルーダ・インドネシア航空、ジェットエアウェイズ、フィリピン航空、山東航空、TAMブラジル航空、ヴァージンアトランティック航空)が運航するコードシェア便に搭乗する場合、スーパーフライヤーズカードの本会員と家族会員は、各航空会社のビジネスクラスチェックインカウンターを利用できます。
但し、ヴァージンアトランティック航空運航便のプレミアムエコノミークラス搭乗時は対象外となります。
手荷物受取の優先
ANAグループ運航便、および、スターアライアンス加盟航空会社を利用する際、手荷物に優先タグを付けて貰えます。そして、到着空港のターンテーブルでは優先的に荷物が出てきます。
国内線
スーパーフライヤーズカード本会員、及び、家族カード会員が対象です。国内線で、ANAグループ運航便に搭乗する場合、及び、エア・ドゥ、IBEX エアラインズ、オリエンタルエアブリッジ、ソラシド・エア、スターフライヤーの運航するコードシェア便にANA便名で搭乗する場合は、搭乗クラス(普通席/プレミアムクラス)に関わらず、優先受け取り〈PRIORITY〉マークが手荷物タグに印字されます。
優先受け取り〈PRIORITY〉マークの付いた手荷物は優先的に荷物台に返却されます。
国際線
スーパーフライヤーズカード本会員、及び、家族カード会員が対象です。国際線で、ANAグループ運航便に搭乗する場合、スターアライアンス加盟航空会社運航便に搭乗する場合、スターアライアンスに加盟していない提携航空会社(エア ドロミティ、マカオ航空、エティハド航空、ガルーダ・インドネシア航空、ジェットエアウェイズ、フィリピン航空、山東航空、TAMブラジル航空、ヴァージンアトランティック航空)が運航するコードシェア便に搭乗する場合とに関わらず、ファーストクラス搭乗時を除き、〈スターアライアンス〉優先タグが取り付けられ、ターンテーブルに優先的に返却されます。
但し、ヴァージンアトランティック航空運航便のプレミアムエコノミークラス搭乗時は対象外となります。
手荷物許容量の優待
ANAグループ運航便、及び、スターアライアンス加盟航空会社を利用の際、無料で預けられる手荷物の個数や重さ制限が優待されます。
国内線
スーパーフライヤーズカード本会員、及び、家族カード会員が対象です。
ANAグループ運航便に搭乗の場合、及び、エア・ドゥ、IBEX エアラインズ、オリエンタルエアブリッジ、ソラシド・エア、スターフライヤーが運航するコードシェア便にANA便名で搭乗の場合、搭乗クラスの無料手荷物許容量が+20kg増量されます。
プレミアムクラス | ||
---|---|---|
普通席 |
国際線
ANAグループ運航便に搭乗の場合
スーパーフライヤーズカード本会員、及び、家族カード会員が対象です。
国際線で、ANAグループ運航便に搭乗する場合は、搭乗クラスの無料手荷物許容量が+1個増えます。
ファーストクラス | ||
---|---|---|
ビジネスクラス | ||
プレミアムエコノミー/エコノミークラス |
スターアライアンス加盟航空会社便に搭乗の場合
スーパーフライヤーズカード本会員、及び、家族カード会員が対象です。
搭乗するスターアライアンス加盟航空会社便の無料手荷物許容量が個数制の場合、+1個無料で預けられます。
搭乗するスターアライアンス加盟航空会社便の無料手荷物許容量が重量制の場合、+20kg多く預けられます。
専用保安検査場の利用
スーパーフライヤーズカード会員は、待ち時間の少ない専用保安検査場を利用することができます。
国内線
国内線で、ANAグループ運航便に搭乗の場合、及び、コードシェア便にANA便名で搭乗の場合、羽田空港の「ANA PREMIUM CHECK-IN」を利用できます。対象者は、スーパーフライヤーズカード本会員と家族会員です。
新千歳空港、伊丹空港、福岡空港では専用保安検査場を利用できます。こちらも対象者は、スーパーフライヤーズカード本会員と家族会員です。
国際線
国際線で、ANAグループ運航便に搭乗の場合、羽田空港・成田空港の優先保安検査場(プライオリティレーン)を利用できます。成田空港第1ターミナル南ウイングより出発する他社便を搭乗の際でも利用できます。対象者は、スーパーフライヤーズカード本会員と家族会員、同行者1名です。
成田空港では、STAR ALLIANCE GOLD TRACKも利用できます。こちらの対象者は、スーパーフライヤーズカード本会員と家族会員です。
優先搭乗
スーパーフライヤーズ会員は、ANAグループ便、スターアライアンス加盟航空会社便を利用の際に、国内線・国際線全路線において、搭乗クラスに関わらず、優先搭乗が可能となります。
沖止めの飛行機までバスで向かう場合は、バスへの優先乗車となります。
国内線
ANAグループ運航便に搭乗の場合
国内線で、ANAグループ運航便に搭乗の場合、下図のように、「事前改札搭乗」→「「ダイヤモンドサービス」メンバー優先搭乗」→「優先搭乗」→「一般搭乗」の順番で優先搭乗できます。
コードシェア便にANA便名で搭乗の場合
IBEX エアラインズ、オリエンタルエアブリッジ、ソラシド・エア、スターフライヤー(※)のコードシェア便にANA便名で搭乗の場合、「一般搭乗」に先駆けて優先搭乗できます。
(※)エア・ドゥでは優先搭乗できません。
国際線
ANAグループ運航便に搭乗の場合
国際線で、ANAグループ運航便に搭乗の場合、「事前改札搭乗」→「「ダイヤモンドサービス」メンバー優先搭乗」→「優先搭乗」→「一般搭乗」の順で優先搭乗が可能です。
スターアライアンスに加盟していない提携航空会社が運航するコードシェア便に搭乗の場合
マカオ航空、エティハド航空、ガルーダ・インドネシア航空、フィリピン航空、山東航空、TAMブラジル航空、ヴァージンアトランティック航空が運航する、ANAとのコードシェア便に搭乗の場合、「一般搭乗」に先駆けて優先搭乗できます。
優先搭乗を利用できるのは、アッパークラス及びエコノミークラス搭乗時のみ対象となり、ヴァージンアトランティック航空運航便のプレミアムエコノミークラス搭乗時は対象外になります。
アップグレードポイントの付与
「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバー、「ブロンズサービス」メンバー、スーパーフライヤーズカード会員、ミリオンマイラーメンバーの方には、1月〜12月のANAグループ運航便の搭乗で獲得したプレミアムポイント数に応じて、アップグレードポイントが付与されます。
「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバー、「ブロンズサービス」メンバー、且つ、スーパーフライヤーズカード会員の場合、一律4ポイントが追加で付与されます。
ちなみに、以下は2016年度に獲得したアップグレードポイント数です。
国内線プレミアムクラスへのアップグレード
当日、プレミアムクラスに空きがあれば、アップグレードポイント4ポイントで、国内線の普通席からプレミアムクラスへアップグレードできます。
自動チェックイン機で手続きするか、空港カウンターでアップグレード希望の旨伝えましょう。
短距離路線(例えば、羽田-小松)でも長距離路線(例えば、羽田-那覇)でも一律4ポイントですので、長距離路線で使った方がお得です。
2016年7月の那覇特典旅行で、往復ともプレミアムクラスにアップグレードできたのは超ラッキーでした。
「マイルで普通席を取って、アップグレードポイントでプレミアムクラス確保」ですからね。
国際線ビジネスクラス・ファーストクラスへのアップグレード
ANAグループ運航便の国際線搭乗時に、対象となる予約クラスの場合に限り、アップグレードポイントを使い、アップグレードの申込みができます。
欧米路線 | リゾート・東南アジア・南アジア路線 | 東アジア路線 | オセアニア路線 | ||
---|---|---|---|---|---|
イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、アメリカ合衆国、バンクーバー | ホノルル、バンコク、シンガポール、ホーチミンシティ、ハノイ、マニラ、ジャカルタ、ヤンゴン、ムンバイ、デリー、クアラルンプール | 中国(香港含む)、台湾、韓国 | オーストラリア | ||
アップグレードポイントでのANAラウンジの利用
スーパーフライヤーズカード会員とどの孝行者1名は無料でANAラウンジを利用できますが、アップグレードポイントを利用すれば、2~4人目の同行者、特典利用登録済みの方についてもANAラウンジを利用できるようになります。
アップグレードポイントからANA SKY コインへの交換
2016年4月15日(金)10:00~2017年3月31日(金)23:59までの期間限定で、「ANAアップグレードポイントからANA SKY コインへの交換キャンペーン」が実施されています。
お手持ちのアップグレードポイントを「1ポイント→1,000コイン」に交換することができます。
期間中、累計100ポイント(10万コイン)の交換を上限に、何回でも申込みできます。
アップグレードポイントを、国内線アップグレード、国際線アップグレード、ANAラウンジに利用しない場合は、ANA SKY コインに換えましょう。期限切れにしたらもったいないです。
ANAマイルからANA SKY コインへの交換率が最大1.6倍に
ANAスーパーフライヤーズカード会員は、ANAマイルをANA SKY コインに交換する際に、交換率が最大1.6倍になります。
とは言っても、ANAゴールドカード、ANAカードプレミアムを持っていれば、同様に交換率を実現できますから、それほどの意味は無いかもしれません。
ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー、ANA「プラチナサービス」メンバー、ANA「ブロンズサービス」メンバーになると最大1.7倍になります。
会員ステータス/ANAカード種類 | |||
交換マイル数 | 交換後コイン数 | ||
10,000マイル | 13,000(1.3倍) | 12,000(1.2倍) | |
20,000マイル | 28,000(1.4倍) | 26,000(1.3倍) | 24,000(1.2倍) |
30,000マイル | 45,000(1.5倍) | 42,000(1.4倍) | 36,000(1.2倍) |
40,000マイル | 64,000(1.6倍) | 60,000(1.5倍) | 48,000(1.2倍) |
50,000マイル | 85,000(1.7倍) | 80,000(1.6倍) | 60,000(1.2倍) |
IHG ANA共同ブランドホテル、ANAホテルでの優待
ANAスーパーフライヤーズカードの会員は、IHG ANA共同ブランドホテル、及び、ANAホテルにおいて以下の優遇サービスを受けられます。
- ベストフレキシブル料金から10%割引
- 国内ホテルズのレストラン・バー利用5~10%割引
- 朝食無料サービス(会員本人のみ)
- ウェルカムドリンク無料サービス(会員本人のみ)
詳細は、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)のIHG ANA共同ブランドホテル・ANAホテルの特典を御覧ください。
ここでも家族カード会員は、本カード会員と同様の特典を受けることができますよ。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が優遇される
国内のヒルトンホテルと韓国のヒルトンホテルに泊まる際に絶大な効力を発揮する「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン」というサービスがあります。
通常は年会費25,000円のサービスです。
ANAのプレミアムメンバー(ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ)とSFC会員は、この初年度年会費が優遇され、25,000円→10,000円となります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
香港国際空港で「e-道(e-Channel)」の登録が可能になる
ANAスーパーフライヤーズカードを持っていると、香港国際空港の入国時に「e-道(e-Channel)」の登録が可能になります。
「e-道(e-Channel)」は、香港・マカオ・深センへの入出場時に「自動化ゲート」を利用できるようになるサービスです。
常にイミグレ大混雑なイメージのある香港ですが、「e-道(e-Channel)」が使えるとそのストレスが大幅に軽減されます。
通常、過去1年間に3回香港に入国して、4回目に初めて「e-道(e-Channel)」に登録できるようになりますが、ANAスーパーフライヤーズカード会員は初回から登録が可能になります。
詳しい申請方法については以下の記事をご覧ください。
スーパーフライヤーズカード オリジナルネームタグのプレゼント
スーパーフライヤーズカードへの入会記念として、オリジナルネームタグがプレゼントされます。
申し込みは不要で、ANAマイレージクラブに登録の日本国内の住所へ届けられます。
私がオリジナルネームタグを実際に受け取った時のレポートも御覧ください。
ライフスタイルマガジン『ANA AZURE』の送付
スーパーフライヤーズ会員には、年に3回、ライフスタイルマガジン『ANA AZURE』が届けられます。配送先は、ANAマイレージクラブに登録している日本国内の住所となります。
スーパーフライヤーズ会員限定の手帳・カレンダーのプレゼント
2016年7月20日(水)時点でスーパーフライヤーズカードをお持ちの本会員の方で、希望される会員には、スーパーフライヤーズ会員限定手帳(またはレフィルのみ)及び、カレンダー(壁掛け・卓上のいずれか)がプレゼントされます。
会員限定手帳・カレンダーのプレゼントを受けるためには、2016年4月1日(金)から7月31日(日)の期間中に、ANAウェブサイト会員専用ページ「送付物のお届けと住所の変更」から申込み手続きが必要です。申込手続きをされた方には、2016年11月下旬~12月中旬頃に手帳・カレンダーが届けられます。
受付期間内に会員限定手帳・カレンダーの両方を申込まなかった場合は、2016年12月初旬に500マイルがプレゼントされます。
私は手帳、カレンダー不要なので、500マイルを選択しました。
国際線エコノミー預け荷物重量
32 kg 😅➡ 23kg
こしかわさん。
ご指摘ありがとうございます。
修正しました。