ヤマハスタジアム遠征ついでの磐田2泊3日旅行記です。
2019年11月9日14時キックオフのジュビロ磐田vsFC東京を見てきました。
FC東京にとっては、アウェイ8連戦の最終戦となります。
そして、優勝を争う上での大事な一戦です。
磐田は初訪問。
2泊3日でついでに近隣を観光してきました。
ヤマハスタジアム遠征する方の何かしらの参考になれば幸いです。
目次
旅行までの準備
9月17日に楽天トラベルから磐田駅前のABホテル磐田を予約。
磐田駅からヤマハスタジアムまでは、試合時に運行される直行バスで15分くらいとのこと。
参考:スタジアムアクセス | ジュビロ磐田 Jubilo IWATA
東京から磐田駅までのアクセス。
東海道新幹線のこだまが停まる掛川駅から電車で15分くらいとのこと。
東海道新幹線のこだま・ひかりが停まる浜松駅からも電車で15分くらいとのこと。
初日に掛川を少し観光して、3日目に浜松を少し観光することにした。
ちなみに直近のデータで3都市の人口は以下。
磐田市 | 166,368人 |
掛川市 | 115,075人 |
浜松市 | 805,110人 |
旅行4日前に、初日の晩飯場所として「寿司好」を予約。
東京駅の「ビューゴールドラウンジ」を利用
12:40に東京駅に到着して、EXアプリで13:26発のこだま659号のグリーン車を予約。
「エクスプレス予約」が安くてお得。
列車発車間際まで、八重洲中央南口近くの「ビューゴールドラウンジ」を利用。
グリーン車予約の上、ビューゴールドプラスカード、もしくは、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード提示で利用できる。詳細は以下。
こだま659号で掛川駅へ
売店で買ったおにぎりで軽めの昼食。
15:09に掛川駅に到着。
掛川城
スーツケースをコインロッカーに。
掛川駅は木造駅舎なんだね。
駅前広場に二宮金次郎の像が。
北に10分ほど歩いて掛川城に到着。
掛川城の南を流れ、天然の堀になっている逆川(さかがわ)について、wikipediaには、
蛇行が激しく、たびたび水害をもたらしてきた暴れ川である。堤が欠ける(決壊する)ことから「かけがわ」(欠川→掛川)とも呼ばれ、当地域が「掛川」と呼ばれる由縁となったと伝えられている
と書いてあった。
掛川城の天守閣は、(家康の関東移封後)山内一豊が掛川に来た天正19年(1591年)から慶長元年(1596年)にかけて創建されたとのこと。
天守閣は嘉永7年/安政元年(1854年)の大地震で倒壊、平成5年(1993年)に城絵図や古記録を元に、140年ぶりに復元されたとのことだ。
天守閣の最上階。
縁・高欄付き。
山内一豊は、関ヶ原の戦いでは家康方について、掛川6万石から、土佐24万石に転封されている。
一豊は、高知城の天守閣を作るにあたって、「掛川の通り、縁・高欄付き」と指示したそうそうだ。
確かに、以前訪れた高知城の天守閣は「縁・高欄付き」だった(下の2枚の写真参照)。
参考:高知・高松2泊3日旅行記 (1) 「ひろめ市場」の休館日に当たるものの、「明神丸」大橋通店でカツオのたたきを食べ、高知城を見学
安政大地震で倒壊した掛川城の天守閣復元にあたっては、その高知城も参考にされたというから面白い。
二重屋根に唐破風がある点も共通している。
日本で唯一、忍返しが現存している高知城。
掛川城ではその忍返しも復元されている。
この後、掛川城の二の丸御殿も見学。
二の丸御殿として現存するのは、京都の二条城と掛川城のみらしい。
参考:Airbnb利用の京都旅行記 (5) 二条城、本能寺を訪れ、カフェ・アンデパンダンで昼飯
二の丸御殿の庭から望む掛川城。
だいぶ暗くなったね。
また歩いて駅へ。
スーツケースを引き取って、17:15発の浜松行きの東海道線に乗車。
15分ほどで磐田駅に到着。
ABホテル磐田にチェックイン
コンビニでビール調達してから、17:50にABホテル磐田へ。
この駅前からまっすぐ北に伸びる道は「ジュビロード」と言われてるようだ。
禁煙デラックスシングル。
楽天トラベルはポイントサイト経由で予約すると少しお得。
磐田の寿司好
19時に「寿司好」に。
カウンター席に案内される。
お通しはイカの酢味噌和え。
メニューはないようだ。
刺盛りをまずいただく。
昆布締めのヒラメにアジに白子のポン酢和え、旨い!
冷酒は瓶での提供。
お隣のおじさんが「隣の袋井市の酒だよ」と教えてくれた。そういえば、掛川から磐田に来るときにその駅通ったね。
お隣のおじさんも大将も女将さんもその他の常連のお客さんも皆、降格圏内にいるジュビロのことを心配してて、感動した。
水槽に車海老が。後で頼まないと。
穴子をつまみで。
凄いふっくらしていて絶品。
車海老を茹でと塩焼きでいただく。旨いわ~♫
この後、若い兄ちゃんが3人連れがやってきた。
このあたりの会社に務める同僚とのことだが、出身は埼玉と新潟で、ジュビロには興味ないらしい。
最後に、ヒラメ、ウニ、シャコの握りを頂いて、会計。
料金は13,970円。
サッカーの話題をきっかけにお隣さんたちと色々話せて楽しい時間だった。
ジュビロードのジュビロくん。
2二次会候補もあったが、ホテルに直帰。
部屋でビール飲みつつ、25時位に寝た。
ヤマハスタジアムへ向かう
10時過ぎに起床。
朝食食べ損ねたね・・・
背番号15(久保)のユニフォームを着て、11:40にホテルを出る。
ジュビロードのジュビィちゃん。
近くのセブンイレブンでチケットを発券。
このチケットが大問題だった・・・
セブンイレブンの隣りにあるパン屋さんが大人気だった。
磐田の予備校、なんて読むんだろう?
このジュビロードには、磐田所属だった選手、監督との足型が飾られているよ。
磐田駅に行くと、ヤマハスタジアム直行バスの行列ができていたので並ぶ。
15分くらいでヤマハスタジアムの最寄り駅に到着。
案内に従って、アウェイ側の北側スタンドに向かって歩いていく。
10分位でゲートに到着。
ゲート前のおじさんにチケットを見せたところ、「これは違うよ」と言われて「えっ?」。
なんと、ホームのフリーゾーンを買っていたよ。
さらに「アウェイの席は完売だよ」と言われた。
えええええええーーーー
ここまで来て、ゴール裏で応援できないのか・・・
しばし放心。
心のなかで応援するしかないね。
ホームのフリーゾーンでは、アウェイグッズを身に着けての応援が禁止なので、トイレでユニフォームを脱いで、リュックにしまう。
自分のバカさ加減に呆れながらも、朝から何も食べてなくておなか空いたので、「磐田野菜スープ」を購入。
熱くて舌やけどしたわ。
ジュビロ磐田対FC東京を観戦
13:10にスタジアム内に。
FC東京サポの応援がよく見える席に。
美しい芝生のピッチ。
球技専用スタジアムでピッチまでの距離が近いな~
ミスをいつまでも悔やんでいてもしようがないので、気持ちを切り替える。
売店でハッシュドポテトと生ビールを購入。
残留を願う磐田サポの熱い応援が響く。
スタメン発表。
近くにいた観戦に慣れてなさそうな人達は、FC東京のコールリーダーのトラメガの声に驚いていた。
キックオフ。
前半、守備のキーマンである渡辺が負傷して、岡崎慎と交代。
前半終了間際にあわや失点の危ないシーンがあったが、林がよくセーブしてくれた。
前半は0-0。
近くにいたジュビロのサポの人は永井、ディエゴ・オリヴェイラのスピードと守備への献身に感心していたよ。
今日は優勝争いをしている横浜マリノス、鹿島アントラーズも同時刻にキックオフ。
途中経過を見ると、横浜マリノスは札幌に対して3-1でリード、鹿島は川崎と0-0。
鹿島もきっと勝つだろうから、絶対に負けられない。
後半、室屋がペナルティエリアで仕掛けてPKを奪う。
ディエゴが決めて、先制!
よしゃ
盛り上がる東京のゴール裏。
声を出さず胸の内で喜ぶ私、、、笑
相手MFのアダイウトンに対しては二人がかりで守るのだがなかなか止められず、何度もサイドをえぐられる。
ジュビロは大久保嘉人を投入。
相変わらず脅威だ。
後半アディショナルタイムにはオ・ジェソクの体を張った腹ブロックもあった。
全員で守って無失点勝利!
そして、鹿島が川崎に負けたので、首位奪還となった!
眠らない街を歌い、選手とともにユルネバを歌う。
こみ上げるものがあった。
16:10前にスタジアムを出て、磐田駅行きのシャトルバスの乗り場へ。
つづら折りの行列ができていて、乗るまで凄い時間かかった。
道路も混雑。
乗車中に、ホームの湘南戦と浦和戦のチケットを購入。
明日発売の最終節のマリノス戦(アウェイ)のチケットは買えるかな・・・
17:15に磐田駅に到着。
昨晩訪れた「寿司好」に電話して、また19時から予約する。
ABホテル磐田の大浴場へ
大浴場付きのビジネスホテルと言うとドーミーインが有名だけど、ここのABホテルも一階にコンパクトながら大浴場がある。
ホテルに付いた後すぐに大浴場へ。
女性浴場は2階にあるみたい。
利用者は私だけだった。
疲れが取れるわ。
ドーミーイン同様、楽な館内着で出歩いていいのもありがたい。
「寿司好」を再訪
時間になったので「寿司好」へ。
その前に、フロントで明日のチェックアウトの時間を10時から12時に変更してもらう。
「寿司好」に入ると、何も言ってないのに、女将さんに「サッカー勝ったんだってなぁ、よかったなぁ、PKだったんだって」と言われる(笑)
祝・首位奪還のビア。
また、刺盛りを。
ホッキ貝を焼いてもらった。
しめ鯖。
隣りに座ったおっちゃんは、大将と同級生らしい。
かなり酩酊して、色々暴露話をしていた(笑)
今日はパチンコで勝った金で飲みにきたと言ってた(笑)
そして、このあと、お土産持ってお姉ちゃんのいる店に行くんだそうだ。
「おごるからあんたもどうだ?」と言われたが、遠慮しておいた(笑)
焼きたらこ。
握りでウニ、いくら、中トロ。
ホタテをつまみで。
昨日絶品だった穴子。
今日は握りで。
ん、つまみで頼む穴子と握りの穴子は調理方法が違うのかな、、、
昨日の絶品だった穴子とは違って、ふやけた感じがした。
22時過ぎに店を出て、あたりを巡回。
どこにも寄らずにホテルに戻る。
ビールはあったけど、水がなかったので、近くのコンビニに買い出し。
ジュビロードも静か。
部屋でかなり飲んで27時位に寝た。
ABホテル磐田をチェックアウト
寝坊して、12時に起床。
チェックアウト時間を13時まで伸ばしてもらう。
チェックアウト料金として2,400円かかった。
東海道線で浜松駅へ
磐田駅前の大楠。
磐田に別れを告げ、東海道線で浜松へ向かう。
天竜川は河川敷含めて広かったなぁ。
八百徳本店でお櫃鰻茶漬け
浜松駅に到着。
改札を出た瞬間の感想「発展してる~」。
まずはコインロッカーにスーツケースを預ける。
食べログで鰻屋を検索。
八百徳本店という店に行くことにする。
浜松駅前は地下通路が発達していた。
八百徳本店。
八百徳 本店 (やおとく) – 第一通り/うなぎ [食べログ]
エライ値段する。
「お櫃鰻茶漬け」(税込3,850円)を注文。
旨いけど、、、
これで3,850円なら、しばらく鰻はいいな、、、
浜松城
この後、徒歩で浜松城へ向かう。
途中、奇抜なデザインの建物があった。笹田学園デザインテクノロジー専門学校だそうだ。
遠江文器稲荷がある土地には、本多忠勝屋敷推定地という案内が建っていた。
旅行案内のある喫茶店ターミナル。
浜松市役所があって、その隣に浜松城公園。
戦国時代からの野面積みの石垣による天守曲輪。類例少ないらしい。
野面積みの天守台。
200円払って入館。
天守閣の中は浜松城と家康に関する展示がされている。
家康が大敗北を喫した三方ヶ原合戦については詳しく展示されていた。
3階に登ると展望台。
天守曲輪を見下ろす。
天守門の先に二の丸跡が広がる。
この方向の10kmくらい先が三方ヶ原合戦が行われた場所みたいだね。
天守門の内部を見学。
天守門は平成26年に復元されたものらしく、きれいだった。
帰りは天守門から降りる。
だいぶ歩き疲れた。
駅まで歩くの辛いので、JapanTaxiでタクシーを呼んだ。
こだま666号で品川駅へ
浜松駅の北口で降ろしてもらい、コインロッカーからスーツケースを回収。
新幹線の空き状況をチェック。
普通車指定席は全然空きがない。
EXアプリでこだま666号のグリーン車を予約。
浜松駅で駅ピアノを初めて見た。
20時前に帰宅。
長い旅行記をご覧頂き、ありがとうございました。
おまけ
帰宅した後、DAZNでマジョルカ対ビジャレアルの試合を見てたら、久保がラ・リーガ初ゴールを決めた!
サッカーで幸福に包まれた二日間となった。
ヤマハスタジアム遠征ついでの旅行でかかった費用
往復の新幹線代が21,380円。
ABホテル磐田の宿泊代が(延長料金含めて)16,600円。
食費合計が34,911円。
合計78,011円。
飲食代が少し高いね、もうちょっと節約しよう。
分類 | 細目 | 費用 |
---|---|---|
新幹線 | こだま659号(東京-掛川) | 10,470円 |
こだま666号(浜松-品川) | 10,910円 | |
宿泊 | ABホテル磐田 | 14,200円 |
延長料金 | 2,400円 | |
飲食 | ファミリーマート | 1,469円 |
寿司好 | 13,970円 | |
磐田野菜スープ | 400円 | |
ファミリーマート | 1,126円 | |
寿司好 | 12,980円 | |
セブンイレブン | 416円 | |
八百徳本店 | 3,850円 | |
交通 | 電車(掛川-磐田) | 330円 |
バス(磐田駅-ヤマハスタジアム) | 230円 | |
バス(ヤマハスタジアム-磐田駅) | 230円 | |
電車(磐田-浜松) | 240円 | |
タクシー(浜松城-浜松駅) | 980円 | |
観光 | 掛川城天守閣・御殿入館券 | 410円 |
浜松城入場券 | 200円 | |
その他 | Jリーグチケット | 2,500円 |
合計 | 78,011円 |
なお、「ビュー・エクスプレス特約」で「エクスプレス予約」を利用すると、
- 「スマートEX」より10%くらい安い料金が利用できる
- モバイルSuicaで東海道・山陽新幹線の改札を通過できる
というメリットがあるので、東日本在住者には大変おすすめ。
今回も、自宅最寄り駅-東京駅-掛川駅-磐田駅-浜松駅-品川駅-最寄り駅の全ての改札をモバイルSuicaで通過できた。