リッツカールトン京都宿泊記 の「(2) 「ラ・ロカンダ」で朝食を食べ、永観堂・無鄰菴の紅葉を楽しむ」です。
前日の旅行記は以下をご覧ください。
目次
リッツカールトン京都の「ラ・ロカンダ」で朝食
目覚ましで9時15分になんとか起床。
10時前に朝食会場の「ラ・ロカンダ」へ。
まずはぶどうジュースともろみ酢。
飲み物を聞かれたので、紅茶を。
もろみ酢を一気に飲んだら咽た(ゴホッ)
卵料理やワッフルはオーダー制。卵アレルギーになったかも疑惑があるので(?)、残念だが、遠慮しておく。
バーエリアにパンが置いてあって、中庭沿いにフルーツ、肉類、サラダが置いてある。
イスパハン クロワッサンも食べ放題。
どれも上質そうな色艶している。
こんな感じで朝食。
もちろん旨い。
みなさん、ゆったり目で、10時過ぎに朝食を食べに来る人も。
10時半ラストオーダーなので、前日飲みすぎた人にも嬉しい。
10時40分頃、部屋に戻る。
今日は13時チェックアウト。
それまで部屋でのんびり。
晴れ間が出ると、鴨川が鏡面のようになって、青空を映す。きれいだ。
リッツカールトン京都をチェックアウト
12時50分位にチェックアウト。
私が見えると、Uさんが近づいてきて手伝いをしてくれた。
プラチナエリート特典の1ドリンククーポンはチェックアウトしてからでも使えるとのこと。よかった。
スーツケースとリュックをフロントに預ける。
支払いは昨晩の「水暉」の寿司代で37,198円。プラチナだから20%割引かと思ったけどそうではなかった。繁忙期だから割引効かないと言われた。
Uさんが「お車お呼びしましょうか?」と言ってくれたが、JapanTaxiアプリの無料クーポンを使いたかったので、自分でタクシーを呼んだ。
再び永観堂へ
再び、永観堂へ向かう。
昨晩は、夜間拝観のあまりの行列に恐れおののいて見学しないで帰った。
秋の寺宝展を開催しており、それを含めた拝観料は1,000円。高いなぁ。
でも、紅葉は見事。
受付で貰ったパンフレットによれば、永観堂は「法然上人を宗祖に、証空上人を派祖にいただく、浄土宗西山禅林寺派の総本山」だそうだ。
寺宝展では、念仏の大切を伝える融通念佛縁起絵巻などが見られて興味深い。写真撮影は禁止。
案外歩かされる。靴を脱ぐので足が冷えるよ。
本尊の「見返り阿弥陀」を見ることができたのはよかった。阿弥陀如来が正面ではなく左横を見ている。面白い。
興味ある方は、永観堂のHPで写真が見られるのでどうぞ。
同じくパンフレットによると、「見返り阿弥陀」の由来は以下らしい。
東の空がしらじらとし始めた。ふっと緊張がとけた一瞬、僧は息をのんだ。自分の前に誰かがいる。それが誰か気がついて、足が止まった。
「永観、遅し」
ふりかえりざま、その方は、まっすぐ永観の眼を見つめられた。
永観堂禅林寺のご本尊は、首を左にかしげ、ふりむいておられます。ほんの少し開かれたお口。お顔全体にただよう穏やかな微笑み。それは遠い昔、永観律師を励まされた時のまま。阿弥陀さまの慈悲のかたちがこれほど具体的にあらわされている佛さまは例がなく、「みかえり阿弥陀」と呼ばれ、広く知られています。
本尊を安置している本堂の内装も面白い。
この後、放生池へ。
放生池を見て、帰ってしまう人も多そうだったが、多宝塔へも登ってみる。
急階段を登る。
多宝塔の上からの京都市内一望はわざわざ来る価値あり。境内の紅葉の広がりも分かってよかった。
しかし、昼間とは言え、寒くて手がかじかむ。
放生池越しに先程登った多宝塔。
14時頃拝観を終える。所要時間は1時間。
無鄰庵へ
この後どうしようか迷ったが、昨日、永観堂へ来る途中で見かけた無鄰庵に行くことにした。
永観堂の前でタクシーを拾う。
無鄰菴の前に何十人も若人が屯していたので、こんなに並ぶのかと思ったが、修学旅行生が待機しているだけだった。
拝観料410円。
受付で貰ったパンフレットによれば、無鄰菴は「明治二十七~二十九(一八九四~九六)に明治・大正の元老山縣有朋が京都に造営した別荘」とのこと。
そういえば、以前訪れた「がんこ 高瀬川二条苑」も山縣有朋の別荘だったね。椿山荘もそうだし、別荘持ちすぎだろ(笑)
庭は、東山を借景として、琵琶湖疏水を引いた池泉廻遊式庭園。小川治兵衛の作。素晴らしいね。
瀬落ちの音が小気味いいね。
山県有朋の別荘だったという無鄰菴。
瀬落ちの水音をお聞きください。 pic.twitter.com/xMxABe0Fm5— jun (@odakyu_de_go) 2018年11月14日
そう広いわけではない庭を散策。
その後、洋館へ。
この2階の部屋で、1903年(明治36年)4月21日、「無鄰菴会議」が開かれたとのこと。
元老山縣有朋、立憲政友会総裁伊藤博文、総理大臣桂太郎、外務大臣小村寿太郎の四人が出席し、日露戦争前のロシアとの交渉の最終方針(満韓交換論)をまとめた会議。
照明はかなり落としてあって、フラッシュ撮影は禁止だった。
花鳥図障壁画が印象的。
14:45くらいに無隣庵を出て、タクシーを拾って、リッツカールトン京都へ戻った。
山がきれいなので、二条大橋から撮影。
リッツカールトン京都の「ロビーラウンジ」
また、体が冷えた。
ロビーラウンジに。
クーポン券を使って、紅茶を頼んだ。
紅茶を数杯飲み、指先のこわばりも消えてきた。
天気が良くなってきた。
今日は19時までに家に戻らなきゃいけない。
GoogleMapsで自宅到着時刻を調べたら、現時点で19時過ぎだったのでおいとますることに。
また、JapanTaxiアプリでタクシーを配車。
スーツケースをゴロゴロ引いていると、またUさんが見つけてくれて、タクシーまで荷物を持っていってくれた。
Uさんに丁重にお礼を言って、言われて、バイバイ。
のぞみ382号で東京駅へ
京都駅到着後、券売機で16:12発のぞみ382号の特急券乗車券を購入。
Surface Pro 3を使って、旅行記の下書きを書いていた。しかし、行きと同様、1時間半くらいでバッテリー切れ。
Surface Pro 6を買う踏ん切りがついた。
Surface Pro 6をポチる
帰りの小田急線車内で楽天市場でSurface Pro 6をポチった。
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全額楽天ポイントで支払った。
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京都1泊2日旅行でかかった費用
最後に今回の京都1泊2日旅行でかかった費用をまとめておく。
往復の新幹線代が、合計27,420円。
「水暉」での寿司代が嵩んで、食事代は合計40,360円。
現地でのタクシー代の合計が9,930円。
永観堂と無鄰菴の拝観料の合計が1,410円。
ViViでの現地調査費用が25,920円。
トータルで、105,040円。
前回よりも費用が多くなってしまった。
分類 | 細目 | 費用 |
---|---|---|
新幹線 | のぞみ229号 | 13,710円 |
のぞみ382号 | 13,710円 | |
宿泊 | リッツカールトン京都 | 0円 |
飲食 | 品川デリカステーション南 | 1,424円 |
リッツカールトン京都「水暉」 | 37,198円 | |
博多長浜ラーメン みよし | 700円 | |
ファミリーマート | 1,038円 | |
交通 | タクシー(京都駅→リッツカールトン京都) | 1,730円 |
タクシー(リッツカールトン京都→南禅寺) | 1,250円 | |
タクシー(永観堂→リッツカールトン京都) | 1,290円 | |
タクシー(リッツカールトン京都→木屋町) | 770円 | |
タクシー(木屋町→リッツカールトン京都) | 490円 | |
タクシー(リッツカールトン京都→永観堂) | 1,130円 | |
タクシー(永観堂→無鄰庵) | 450円 | |
タクシー(無鄰庵→リッツカールトン京都) | 770円 | |
タクシー(リッツカールトン京都→京都駅) | 2,050円 | |
観光 | 永観堂拝観料 | 1,000円 |
無鄰庵拝観料 | 410円 | |
娯楽 | ViVi京都 | 25,920円 |
合計 | 105,040円 |