金沢1泊2日旅行記の「(5) 犀川大橋のたもとの雨宝院を見て、旭新温泉に入って、JAL192便で帰路に」です。
これまでの旅行記もあわせてご覧ください。
- 金沢1泊2日旅行記 (1) 「レ・サヴール」でランチを食べ、珠姫の菩提寺「天徳院」を訪れる
- 金沢1泊2日旅行記 (2) 金沢城の内惣構の名残らしき高低差を確認した後、主計町を散策
- 金沢1泊2日旅行記 (3) ダイワロイネットホテル金沢にチェックインし、片町の「森しげ」で晩飯
- 金沢1泊2日旅行記 (4) 犀川から「W坂」を登って寺町台へ、「つばや坂」を下って再び犀川へ
- 金沢1泊2日旅行記 (5) 犀川大橋のたもとの雨宝院を見て、旭新温泉に入って、JAL192便で帰路に
室生犀星が育った雨宝院
犀川大橋のたもとにある雨宝院。
作家の室生犀星が少年時代を過ごした寺だという。
加賀藩士だった父と身分の低い女性との間に私生児として生まれた室生犀星は、生後まもなく、この雨宝院に養子として出されたのだという。
室生犀星というと、『抒情小曲集』に収められた以下の詩が有名だが、なるほどそういう生い立ちが詠ませた詩だったのかなと思った。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食(かたゐ)となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
ちなみに、犀星というのはペンネームで、犀川の西に生まれ育ったことに由来しているだとか。
文学碑もあった。
タクシーを拾い、金沢駅へ。
銭湯「旭新温泉」へ
スーツケースを入れたコインロッカーへ。「お荷物取り出し券」のQRコードを読み取らせると解錠される仕組み。初めて使った。
加賀温泉に行きたかったが時間がない。しょうがないので、タクシーで近くの銭湯へ。
旭新温泉。
番頭さんがいる昔ながらの銭湯。入浴料と貸しタオル(30円)×2。
裸になり浴室へ。シャンプーとボディソープくらいあるのかと思ったがなかった(;^_^A また、番頭さん(女性)のところに行くのも嫌だし・・・
お湯とタオルだけで洗った(;^_^A
43度の湯船で半身浴。温まった。
さて、タクシーを呼んで、金沢駅へ戻る。
18:20発の小松空港行きシャトルバスにギリギリで間に合った。後1分遅ければ乗りそこねていた。あぶねぇ!
海に沈む夕日を見ながら空港へ。
JAL192便(小松-羽田)で羽田空港へ
小松空港にはANAプレミアムチェックインカウンターもJGCカウンターもあって驚き。利用者少ないのにね(;^_^A
搭乗便(JAL192便)のクラスJが空いているというアナウンスがあったので、JGCカウンターに取って返して、追加料金1,000円でクラスJに変えてもらった。
JAL SKY NEXT機材の普通席は、普通席でも前後のシートピッチ広くていいのだけど、横幅は狭い。その点、クラスJは横幅も広くて、機内でパソコン操作がしやすい。
今回も楽しい旅だった。
帰ったら、翌日から大阪だ!
次の旅行記は以下になります。