今回は特典航空券を利用した北陸2泊3日旅行。金沢1泊、富山1泊。
日程は2016年4月11日~4月13日。
- 金沢・富山2泊3日旅行記 (1) ひがし茶屋街を散策して、近江町市場近くの「エリタージュ」でランチ
- 金沢・富山2泊3日旅行記 (2) 尾山神社、金沢城公園を訪れ、「鮨処 こいづみ」で晩飯
- 金沢・富山2泊3日旅行記 (3) 環水公園の「世界一美しいスタバ」を訪れた後、富山市役所の展望台から立山連峰を拝む
- 金沢・富山2泊3日旅行記 (4) 「寿し処 佐々木」で番飯を食べ、桜木町で烏龍茶を満喫
- 金沢・富山2泊3日旅行記 (5) 呉羽丘陵から立山連峰を眺めて、白鳥城址を訪れる
- 金沢・富山2泊3日旅行記 (6) 総曲輪を散策して、ANA322便で帰路に
旅行4日前に、
- 4月11日の羽田-小松(ANA751便)
- 4月13日の富山-羽田(ANA322便)
の特典航空券を予約。それぞれ5,000マイル。合計10,000マイルだった。
新幹線で行くか迷ったのだが、飛行機ならマイルを使ってただで旅行できるので飛行機にした。
マイルでのタダ旅を可能にするポイントサイト活用術については、以下を参考に。
ANA751便で小松空港へ
ANA751便の出発時刻は8:20。
6:40分頃、羽田空港定額タクシー(kmタクシー)に乗車。
10:30頃にはJR金沢駅に到着してしまうので、本日宿泊予定の「ドーミーイン金沢」に電話して、アーリーチェックインができないか聞いてみた。さすがに10:30じゃ無理のようだ。
7:30前には羽田空港に到着。
自動チェックイン機の案内が新しくなりましたかね?
ヨックモックでお土産を買って、チェックイン。スーツケースを預ける。
予約時に隣がいない席を指定したが、現段階でもいないか確認。いないようだ、よかった。
保安検査場の読取機が変わっていた。発券される紙も変わっていた。搭乗口、座席がよりわかりやすくなった。
膝痛(数日前にウォーキングで痛めた)を押して、ISETAN HANEDA STOREまで行ったが、まだ開いてなかった。
搭乗です。
40列目の後ろの方の座席だったのだが、空席が目立っていた。北陸新幹線の影響顕著。
8:50頃に、機長から左手に富士山が見えるとのアナウンスがあった。今度、小松空港行きに乗るときは左側の座席に座ろう。
機内モードでもGoogle Mapsで位置情報がわかる時があるのだけど、今回は機能しなくて、どのあたりを飛んでいるのかわからなかった。使える時と使えない時があるのはなんでなんだろう?
一度、洋上に出てから小松空港へアプローチしていた。
小松空港からシャトルバスでJR金沢駅へ
小松空港へ到着。
「恐竜王国福井」とのこと。そうなんだ?
シャトルバスのチケットを買う。JR金沢駅まで1,130円。
満席だった。
右隣が凄い巨漢で、お陰で私、まっすぐ座れないで左の方に傾きながら座っていた。疲れた。
JR金沢駅の「もてなしドーム」と「鼓門」
10:20頃、JR金沢駅に到着。バスロータリーがある西口は人も少ない。
駅構内を通って、東口へ。外国人観光客、とくに欧米系、多いな。
東口はガラスドームの特徴的な構造。愛称は「もてなしドーム」だそうだ。
金沢市長を5期務めた山出保氏の著書『金沢を歩く(岩波新書)』によれば、
金沢が雨や雪の多い土地であるため、客人にそっと傘を差し出す「もてなしの心」をイメージしたものです。
とのこと。
駅の外から撮影。木組みの門は「鼓門」で、邦楽の鼓の形をイメージしたデザインとのこと。
同じく山出保氏の『金沢を歩く(岩波新書)』によれば、「もてなしドーム」と「鼓門」ができたばかりの頃は、「異様だ」「目立ち過ぎだ」という批判もあったようだ。
2011年にアメリカの旅行雑誌「Travel Leisure」で「World’s Most Beautiful Train Stations」の一つとして選定され、批判的な声も次第に収まっていったとか。
Many residents were initially dismayed by the city’s modern “entrance” when it was unveiled in 2005. The station’s wooden hand-drum-shaped Tsuzumi Gate and glass umbrella-shaped Motenashi Dome were controversial because they clashed with the traditional architecture of this old castle town—one of Japan’s best preserved as it was spared in WWII bombings. But the station has been so popular with tourists and photographers that many skeptics have come around to see the beauty in its sleek modern design.
さて、まず荷物を預けるためホテルへ。
ドーミーイン金沢。
スーツケースを預ける。
「石川県政記念 しいのき迎賓館」というところにあるジャルダン ポール・ボキューズに行ってみたかったので電話したがお休みだった。
その後も気になるフレンチ・レストランに電話かけてみたがことごとく定休日だった。観光しながら適当に見つけることにした。
金沢、思ったより寒い。手袋、ウェストウォーマー、ネックウォーマーを持ってきてよかった。
ひがし茶屋街を散策
駅前のタクシー乗り場からまず向かったのはひがし茶屋街。
観光客多くて、なかなか顔が入ってない写真を撮るのが難しい(笑)
年季入ってますよ。
この「志摩」は、文政3年(1820年)茶屋町創立当初に建てられた茶屋建築とのことで、茶屋では唯一の国指定重要文化財になっているとのこと。
拝観料500円。中に入るとすぐ階段。案内文によれば「江戸時代には、この様な二階の高い造りの建物は、お茶屋だけが特別に許されたのであり、大変贅沢な目を見はるものであった」。
客人はこの前座敷にて床の間を背にして座る。赤い色がそれっぽいよね。
すると、正面が控えの間で、そこで舞や三絃などの遊芸が披露される、と。
趣の違う「はなれ」。漆をかけていない「白木造り」だそうだ
外へ出たら往来の人通りが少し少なくなっていた。
この「箔座 ひかり蔵」という店には、「黄金の蔵」なるものが。
『真田丸』オープニングの題字と背景の壁を手がけている左官士・挾土(はさど)秀平さんの手になるものだそうだ。
突き当たって左側へ。
ひがし茶屋街を高台から望める「宝泉寺」という寺があるらしいので、向かう。
傾斜角度何度あるんだ?(笑)
再び、山出保氏の『金沢を歩く(岩波新書)』によれば、この坂は、「慶応年間(1865-1868)に卯辰山が開拓されたころ、作業に出た町民が子どもたちのように賑やかに上ったことから」、「子来坂(こぎざか)」(現在はこらい坂)と呼ばれたらしい。
宝泉寺に到達。
遠くの緑は金沢城公園と兼六園。浅野川の手前には黒瓦の町並みが広がる。
こちらは金沢駅方面。高層ビルが見える。
瓦が黒いのは、表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を塗っているかららしい。
釉薬を塗ることにより水の浸透を防ぎ、耐久性を高めることができるんだとか。
さて、帰り道。凄い傾斜だ。
坂の途中にあった「山乃尾」という旅館の前の枝垂れ桜が綺麗だった。
再び、ひがし茶屋街に。
この「ロベール・デュマ」にも電話をかけたのだが定休日。
「金箔屋さくだ」という店に。黄金のパックが売っていたのでお土産に購入。
目元用は10枚で2,000円だが、フェイシャルは1枚5,000円だそうだ!
さすがに買ったのは目元用(笑)
「エリタージュ」でランチ
タクシーを拾い、運転手に「食べ物屋さんがいっぱい集まっている場所はどこなんですかね?」と聞いたら「近江町市場(おうみちょういちば)」ということだったので向かってもらう。
運転手によると、月曜日は「金沢21世紀美術館」の休館日らしい。
集客力が強い「金沢21世紀美術館」が休みだからフレンチ・レストランが軒並み定休日だったのね!
近江町市場に向かってる途中にカジュアルなフレンチ・レストランに電話したらオープンしてたので、そちらに目的地変更。運転手には「金沢まで来てフレンチですか?」と笑われたけど。
エリタージュ。13時前に入店。
日替わりランチ(1,600円)を注文。
前菜は新鮮な海鮮がたっぷり入っているサラダ。美味しい。
スープ。
メインは、ハンバーグと鶏肉のソテー。
メイン2種類もあってどうしよう?と思ったけど、女性向けサイズでちょうどよかった。
デザート。
これに後パンが付く。
スパークリングワイン2杯飲んでいい気分。料金は3,320円。
続きは以下をご覧ください。