こんにちは。
ANAマイラーのjun(@odakyu_de_go)と申します。
ANAに乗ったことがある人なら「プレミアムクラス」って言葉を見たり聞いたりしたことがあるでしょう。
普通席で空席照会するときにも「プレミアムクラス◯◯円から」って表示されますし、搭乗口でも「本日プレミアムクラスご利用のお客様は優先搭乗をご利用いただけます」とアナウンスされますからね。
普通席よりも割高なプレミアムクラスでは、どんなサービスが受けられるのでしょうか?
もちろん、ANAの公式サイトを見れば、そのサービスを確認できます。
参考:プレミアムクラス ~チェックインからご搭乗まで~|ANA
ここでは、利用者の立場から、公式サイトでは伺いしれない側面を紹介したいと思います。
「搭乗前」「搭乗中」「搭乗後」に分けて、紹介しますね。
目次
【搭乗前】ANAプレミアムクラスのメリット
プレミアムチェックインカウンターが使える
まず、プレミアムチェックインカウンターが使えます。
利用できるのは、
- プレミアムクラス搭乗客
- ANAのステータスホルダー
- (ANAが加盟している)スターアライアンスの上級会員ステータスを持っている方
となっています。
それ以外の一般の搭乗客は利用できません。
利用者が限られているため、プレミアムチェックインカウンターは、ほぼ空いています。
プレミアムチェックインカウンターが効果を発揮するのは、朝夕の混雑時やゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの繁忙期です。
以下の写真は、2016年7月9日の那覇空港の写真です。
台風の接近に伴い、臨時便への振替客が多く、那覇空港が大混雑している日でした。
そんな時でもプレミアムチェックインカウンターは空いていて、ほぼ待つことなく、荷物を預けられました。
写真の奥に見えるのが一般のカウンター。
若干の罪悪感すら感じます・・・
また、以下の写真は、2016年3月21日の新千歳空港の写真です。
(春分の日を含む)3連休で一般のチェックインカウンターは激混みでしたが、プレミアムチェックインカウンターは空いていました。
なお、羽田空港には、「ANA PREMIUM CHECK-IN」という独立したプレアムチェックインカウンターが用意されています。
自動ドアの先のスペースで、ANA独特のいい匂いをかぎながら(笑)、チェックインが行なえます。
専用の保安検査場を利用できる
チェックインがスムーズに行えても、その先の保安検査場が混んでいるときがありますね。
プレミアムクラスのメリットその2は、専用保安検査場へのアクセスです。
羽田空港、新千歳空港、大阪伊丹空港、福岡空港、那覇空港には、プレミアムクラス搭乗者およびステータスホルダー限定の保安検査場が用意されています。
それ以外の一般の搭乗客は利用できません。
利用者が限られているため、専用保安検査場もスムーズに通過することができます。
以下は2015年12月に利用した那覇空港の専用保安検査場です。
羽田空港の場合、「ANA PREMIUM CHECK-IN」という独立したプレアムチェックインカウンターの先に、専用の保安検査場があり、その先にANA LOUNGEが配置されています。
完璧な動線です。
ANA LOUNGEが利用できる
プレミアムクラス利用者は、以下の空港に設置されているANA LOUNGEを利用できます。
※一部の空港では、共用ラウンジを利用できます。
同行者1名も無料で同伴できます。
空港 | ラウンジ |
---|---|
羽田空港 | ANA LOUNGE(本館南) ANA LOUNGE(本館北) |
新千歳空港 | ANA LOUNGE |
仙台空港 | ANA LOUNGE |
成田空港 | ANA ARRIVAL LOUNGE |
名古屋空港 | セントレアエアラインラウンジ(共用ラウンジ) |
小松空港 | ANA LOUNGE |
伊丹空港 | ANA LOUNGE |
関西空港 | ANA LOUNGE |
岡山空港 | ANA LOUNGE |
広島空港 | ANA LOUNGE |
松山空港 | ANA LOUNGE |
福岡空港 | ANA LOUNGE |
熊本空港 | ラウンジASO(共用ラウンジ) |
宮崎空港 | ラウンジ大淀(共用ラウンジ) |
鹿児島空港 | ANA LOUNGE |
那覇空港 | ANA LOUNGE |
佐賀空港 | 有料待合室 |
以下は、羽田空港の本館北のANA LOUNGEです。
ちょっと早めに空港に着いちゃったときは、ソファ席でのんびりしたり、パソコン仕事をしたり、スマホを充電しながら一服したりしてます。
羽田空港のANA LOUNGEには、日本酒サーバーやビールサーバー、焼酎の用意もあるので酒注入も可能です。
ただ、せっかくプレミアムクラスに乗るのであれば、機内ではもっと旨い酒が飲めるので、ラウンジでの飲酒は程々に。
羽田空港にあるラウンジを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
【搭乗中】ANAプレミアムクラスのメリット
飛行機に優先搭乗できる
ANA国内線の搭乗の順番は、
事前改札サービス
↓
グループ1
↓
グループ2
↓
グループ3、4
の順番です。
「事前改札サービス」とは、車いすを利用している方、2歳以下の小さなお子さんを連れている方、介助が必要な方などを対象とした最優先搭乗サービスです。
次に、グループ1、グループ2、グループ3、グループ4の順番に搭乗が行われます。
ANAのプレミアムクラス搭乗者は、「グループ2」として優先搭乗できますよ。
優先搭乗できると、
- ボーディングブリッジ内の渋滞、機内の渋滞に巻き込まれない。
- 手荷物をより近場に収納できる。
といったメリットがありますよ。
以下の記事もあわせてご覧ください。
シート(座席)が快適
私的には、これが一番のメリットでしょうか。
ANAプレミアムクラス搭乗者は、機内前方にある、特別な座席を利用できます。
こんな座席ですね。
機材によってシートは異なるのですが、基本的に、以下の特徴を持ちます。
- 前後の座席間隔が広い。
- 座席幅が広い。
- 深いリクライニングが可能。
- パソコン用電源付き。
- USBポート付き。
- パーソナルライト付き。
前後の座席間隔が広いので足も伸ばせますし、座席幅が広く、パーソナルスペースが確保されているので、隣の人と肘当ての奪い合いにもなりません(笑)
また、後ろの人を気にせず、リクライニングすること可能です。
たまに、以下のような、モニター付きの国際線ビジネスクラス仕様のシートに当たることもあります。
アメニティが用意される
プレミアムクラスには、アメニティも用意されています。
前方のポケットに、
- スリッパ
- ヘッドフォン
がデフォルトで用意されています。
家の中で靴を脱ぐ習慣がある人にとっては、機内で靴が脱げると楽ですね。
私は使い慣れた「Bose QuietComfort Earbuds」(ノイズキャンセリングイヤホン)を持ち歩いているので、ヘッドフォンは使いませんが。
CAさんによる個別の挨拶がある
これは気恥ずかしい人もいるでしょうが、プレミアムクラスに搭乗すると、CAさんから直々に挨拶があります。
その際に、「新聞のご用意がある」と勧められますよ。
新聞を読む習慣がある人にはありがたいですね。
2020年3月1日以降、ANAでは新型コロナウイルス感染症対策として、新聞の提供は中止されています。
コロナ予防として新聞の提供を停止
機内食と飲み物の用意がある
プレミアムクラスに搭乗すると、離陸後30分程度から機内食が提供されます。
1列目から順に提供されます。
出発時間によって、以下のようになっています。
時間帯 | 食事 |
---|---|
10:29までの出発便 | Premium GOZEN(朝食) |
10:30-13:29の出発便 | Premium GOZEN(昼食) |
13:30-16:30の出発便 | Premium SABO(軽食) |
17:00以降の出発便 | Premium GOZEN(夕食) |
以下は、11時25分発のANA471便(HND-OKA)に乗ったときの機内食ですね。
和食は有名な料亭プロデュース、洋食は有名レストランのプロデュースのものなので、お腹空いているときに食べるとなかなかいけますよ。
表現が微妙なのは、私は渡航先で飯を食べるのが好きだからですね(笑)
Premium GOZEN、Premium SABO抜きにしたら1,000マイル還元みたいなサービスがあったら歓迎なんですけどね(笑)
どうですか、ANAさん?
私はシャンパン好きなので、シャンパンを楽しめるのもいいですね。
以下は、ANA473便(HND-OKA)に搭乗した時の写真です。
ちなみに、羽田-伊丹・新千歳・福岡・那覇の便にはシャンパンが提供されるのに対し、その他の路線はスパークリングワインが提供されるらしいですよ・・・
まっさきに飛行機から降りられる
目的地到着後は、前方のプレミアムクラスから順に降機となります。
よって、最優先に降りることができ、寄託手荷物がなければ最速でタクシーやバスに乗ることができます。
まぁ、寄託手荷物があれば急いで降りても一緒ですけどね(笑)
【搭乗後】ANAプレミアムクラスのメリット
寄託手荷物が優先で返される
荷物受け取りでは、優先搭乗と同じ順番で寄託手荷物が返却されます。
事前改札サービス
↓
グループ1
↓
グループ2
↓
グループ3、4
よって、プレミアムクラス搭乗者が預けた荷物は比較的早く返却されます。
荷物をサクッと取って、次の行動に移れますよ。
プレミアムポイントがより多く貯まる
プレミアムクラスに搭乗すると、プレミアムポイントがより多く貯まります。
プレミアムポイントの計算式は以下のようになっています。
プレミアムクラスは、上の計算式の内の「予約クラス・運賃種別ごとの積算率」が通常より高く、「搭乗ポイント」も400ポイント加算されます。
スーパーフライヤーズカードを狙うSFC修行にも役立ちますね。
ANAプレミアムクラスのメリットまとめ
以上、「搭乗前」「搭乗中」「搭乗後」のメリットを紹介してきました。
私が一番メリットを感じるのは、やはり、シートですね。
比較的長時間機内に閉じ込められる、羽田-那覇・石垣・宮古などに乗るときは、プレミアムクラスに乗ることが多いです。
逆に言うと、羽田-伊丹・小松くらいの短距離路線なら、無理してプレミアムクラスに乗らなくていいかなという感じです。
【おまけ】ANAプレミアムクラスに無料で乗る方法
最後に、ANAプレミアムクラスに無料で乗る方法を紹介します。
ポイントサイトで稼いだポイントをANAマイルに交換する
私は陸マイラーです。
ポイントサイトで稼いだポイントを特別なルートを通じて、ANAマイルに交換して、年間数十万マイル貯めています。
ANAゴールドカードを持っていれば、ANAマイルを1.6倍の換算率でANA SKYコインに交換できます(下表参照)。
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陸マイラーに最も愛されているポイントサイトは、
の2つです。
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すげぇ。
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なお、高額案件に取り組むときは、Cookieの設定忘れずに
→https://t.co/BtvaGzXXI2 pic.twitter.com/Exwwr9Ov3C— jun (@odakyu_de_go) March 6, 2021
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