楽天ゴールドカードは、楽天カードと違い、年会費が有料(2,160円)ですが、楽天カードにはないメリットが4点あります。
一番大きいのが、空港ラウンジサービスが付くことです。また、楽天ETCカードの年会費が永年無料になり(楽天カードは有料)、楽天市場でのポイント還元率が1%アップします。
そして、新規入会キャンペーンも最大で10,000ポイントの楽天スーパーポイントが貰えます。楽天カードの新規入会キャンペーンよりも特典が大きいです。
逆に、楽天ゴールドカードのデメリットは、年会費有料なのに国内旅行傷害保険が付帯しないことです。
楽天ゴールドカードと楽天カードの違いに着目して比較した記事を書きましたので、御覧ください。楽天ゴールドカードがおすすめな人を明確化しております。
目次
楽天ゴールドカードの新規入会キャンペーンで最低8,000ポイントもらえる
楽天ゴールドカードも楽天カードと同様、常時、期間限定の新規入会キャンペーンを実施しています。
獲得できるポイントは、会員ランクによって異なりますが、最低でも8,000ポイントです。
ダイヤモンド会員 プラチナ会員 | ゴールド会員 | シルバー会員 レギュラー会員 | |
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新規入会特典 | 2,000ポイント | 2,000ポイント | 2,000ポイント |
カード利用特典 | 7,000ポイント | 6,000ポイント | 5,000ポイント |
楽天ゴールドカード入会特典 | 1,000ポイント | 1,000ポイント | 1,000ポイント |
合計 | 10,000ポイント | 9,000ポイント | 8,000ポイント |
楽天ゴールドカードのデメリットとして、年会費有料(2,160円)な点がありますが、キャンペーン特典によって、実質的には4-5年の年会費が無料になります。
空港ラウンジサービスが使える!
楽天ゴールドカードの一番のメリットはこれかもしれません。
国内の主要28空港とハワイ空港、インチョン空港での空港ラウンジサービスが付きます。
国内で利用できるラウンジ数は、年会費10,000(※初年度無料)のハワイラブカードゴールドより充実しています。ただし、年会費15,400円のANAカード(ワイドゴールドカード)に比べると、関西国際空港で使えるラウンジ数が一つ(「比叡」)しかないと言った弱さもあります。
一方、ANAカード(ワイドゴールドカード)では利用できない、ハワイ、インチョンで空港ラウンジが付けるというメリットもあります。
新千歳空港 | スーパーラウンジ(国内線) |
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函館空港 | ビジネスラウンジ A Spring |
青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ロイヤルスカイ |
仙台国際空港 | ビジネスラウンジEAST SIDE |
新潟空港 | エアリウムラウンジ |
富山空港 | ラウンジ らいちょう |
小松空港 | スカイラウンジ白山 |
中部国際空港セントレア | 第2プレミアムラウンジ セントレア |
成田国際空港 | IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 |
IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 | |
羽田空港 | 第1旅客ターミナルエアポートラウンジ「中央」 |
第1旅客ターミナルエアポートラウンジ「北」「南」 | |
第2旅客ターミナルエアポートラウンジ(南)「2階」 | |
第2旅客ターミナルエアポートラウンジ(北)「3階」 | |
第2旅客ターミナルエアポートラウンジ(北ピア)「4階」 | |
大阪国際空港[伊丹空港] | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーラウンジ「比叡」 |
神戸空港 | ラウンジ神戸 |
岡山空港 | ラウンジマスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ |
米子空港 | ラウンジ DAISEN |
山口宇部空港 | ラウンジきらら |
徳島空港 | ヴォルティス |
高松空港 | ラウンジ讃岐 |
松山空港 | ビジネスラウンジ |
福岡空港 | くつろぎのラウンジTIME(国内線) |
ラウンジTIME インターナショナル | |
北九州空港 | ラウンジひまわり |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア |
大分空港 | ラウンジ くにさき |
熊本空港 | ラウンジ「ASO」 |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ |
ハワイ・ホノルル空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
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インチョン空港 | IASS INCHEON LOUNGE EAST・WEST |
楽天ETCカードの年会費が永年無料
また、楽天カードでは年会費有料(540円※)だった楽天ETCカードも、楽天ゴールドカードなら年会費永年無料で発行できます。
楽天ETCカードの利用でも100円=1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天Point Club会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の方は、楽天カードでも初年度に限り楽天ETCカードの年会費が無料になります。2年目からは有料になります。
楽天スーパーポイントを貯める
いつでもどこでも楽天スーパーポイント還元率1%
楽天ゴールドカードを何時、どこで使っても、100円(税込)につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天スーパーポイント還元率は1.0%。
楽天市場でポイント4倍、楽天トラベル、楽天ブックスでポイント2倍
楽天市場で楽天ゴールドカードを使うと、ポイントが4倍になります。
内訳は、楽天市場ご利用ポイント1%+楽天カードご利用通常ポイント1%+楽天カードご利用特典ポイント2%、です。
楽天トラベル、楽天ブックスなど、他の楽天グループサービスで楽天ゴールドカードを使うと、ポイントが2倍になります。100円につき2ポイントの楽天スーパーポイントが貰えます。
内訳は、楽天市場ご利用ポイント1%+楽天カードご利用通常ポイント1%、です。
なお、楽天市場には直接アクセスしないでください。「ポイントサイト」経由での楽天市場へのアクセスがおすすめです。経由するだけで「ポイントサイト」から(現金化可能な)ポイントを貰えます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)でポイント最大7倍
SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、楽天市場での買物でポイントが最大7倍になるプログラムです。
楽天ゴールドカード保有者は、楽天市場での買物で最大で100円につき7ポイントの楽天スーパーポイントを獲得できます。
楽天カード保有者は、楽天市場での買物で最大100円につき6ポイントです。
楽天ゴールドカードは楽天カードよりも1%ポイント付与率が優遇されているわけですね。
通常ポイント1倍(100円で1ポイント) | 1倍ポイント |
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楽天カード利用でポイント+3倍 | +3倍ポイント |
楽天市場アプリを当月1回以上利用でその月の買物全てポイント+1倍 | +1倍ポイント |
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード利用でポイント+1倍 | +1倍ポイント |
楽天モバイル利用でポイント+1倍 | +1倍ポイント |
最大 | +7倍ポイント |
街の「ポイント加盟店」で最大ポイント3倍
全国の「ポイント加盟店」で楽天ゴールドカードを利用すると、楽天スーパーポイントが最大3倍貯まります。
楽天ゴールドカード利用金額100円(税別)につき、「楽天カード利用ポイント」の1ポイントとは別に、2ポイント(ENEOSは1ポイント)が付与されます。
利用方法は簡単。単に「ポイント加盟店」に行って、楽天ゴールドカードを利用するだけです。
「ポイント加盟店」の検索はこちらから行えます。
代表的な店舗としては、エネオス、メガネストアー、てもみん、サカイ引越センター、大江戸温泉物語などがあります。
楽天ポイントカード加盟店でポイント二重取り
楽天ゴールドカードには、「楽天ポイントカード」機能が初めから備わっています。
街中の「楽天ポイントカード加盟店」のコンビニ、飲食店、家電量販店で楽天ゴールドカードを提示するだけで、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
さらに楽天ゴールドカードで支払いをすれば、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。ポイント二重取りできるわけですね。
楽天ゴールドカードの代わりに、「楽天ポイントカードアプリ」のバーコードを提示しても、ポイントを貯められます。
楽天ポイントカード加盟店には、サンクス、サークルK、ポプラ、生活彩家、ミスド、カフェ バーPRONTO、ツルハドラッグなどがあります。
ただし、ファミリーマートと経営統合したサンクス、サークルKは、順次、ポイントサービスがTポイントに統合される予定となっています。
JCBブランドの楽天ゴールドカードはnanacoチャージでポイントが貯まる
楽天ゴールドカードの国際ブランドの選択に迷っている方で、海外旅行に行く予定のない方には、JCBブランドの楽天ゴールドカードをおすすめします。
なぜなら、JCBブランドの楽天ゴールドカードはnanacoチャージで楽天スーパーポイントが100円につき1ポイント貯まるからです。
Visaブランド、MasterCardブランドの楽天ゴールドカードはnanacoチャージすることができません。
楽天ゴールドカード(JCB)でnanacoチャージする手順については以下の記事を参考にしてください。楽天カードで説明していますが、方法は一緒です。
楽天Edyチャージでポイントが貯まり、ファミリーマートでオートチャージも可能
楽天ゴールドカードは国際ブランドを問わず、楽天Edyチャージをすることができます。
チャージ方法は、楽天e-NAVIから行う方法とおサイフケータイで行う方法があります。
楽天ゴールドカードで楽天Edyチャージを行うと、200円につき1ポイントの楽天スーパーポイントを貯めることができます。通常のポイント還元率の半分です。
また、楽天E-NAVIから「Edyオートチャージ設定」を行っておけば、ファミリーマートのレジでの支払い時にオートチャージも可能です。
オートチャージ金額(◯円以下になったら◯円オートチャージする)と1日のオートチャージ上限額を決められます。支払いと同時にチャージされるので、チャージの手間がなく、残高不足の心配もありません。
もちろん、オートチャージでも200円=1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
支払い時にも200円=1ポイント貯まりますので、合計で200円=2ポイント貯まります。ポイントの二重取りです。
楽天ゴールドカード以外では、一部のANAカード、エポスカードから楽天EdyチャージしてもANAマイルを貯められます。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
モバイルSuicaチャージでもポイントが貯まる
また、楽天ゴールドカードはモバイルSuicaのチャージに使うことができます。この場合でも、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
ただし、モバイルSuicaを利用するには年会費1,030円(税込)かかります。
ビューカードのビックカメラSuicaカードやルミネカード、アトレビューSuicaカードならモバイルSuicaの年会費が無料となっていますので、モバイルSuica年会費を抑えたい方はビューカードを利用するといいでしょう。ビューカードならモバイルSuicaチャージで1.5%の還元率ですし、楽天ゴールドカードでチャージするよりお得です。
Apple Payで利用可能
楽天ゴールドカードはApple Payにも対応しています。
通常の利用時と同様にApple Payによる「楽天ゴールドカード」の利用でも楽天スーパーポイントが100円(税込)につき1ポイント貯まります。
QUICPayとして利用できる
iPhoneのApple Payに楽天ゴールドカードを設定すると、全国のQUICPay加盟店にて支払いに利用できます。
支払いの際には、QUICPayを利用する旨を店員に伝え、Touch IDに指を載せたままiPhoneをQUICPayリーダーに近づけると支払いが完了します。そして、QUICPayの支払いでも楽天スーパーポイントが貯まります。
Apple PayのSuicaチャージにも使える
楽天ゴールドカードは、Apple PayのSuicaのチャージにも使え、モバイルSuicaチャージと同様に、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントも貯まります。
ただし、今のところ、Apple PayのSuicaチャージに使えるのは、MasterCardブランドとJCBブランドの楽天ゴールドカードのみです。nanacoチャージでポイントが貯まるのもJCBブランドだけです。
楽天ゴールドカードを主に国内で利用予定なら、Visaブランド、MasterCardブランドよりも、JCBブランドを選んだほうがいいかもしれません。
楽天スーパーポイントを使う
楽天グループサービスで1ポイント=1円で使う
貯めた楽天スーパーポイントは、楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天デリバリーなどの楽天グループサービスで、1ポイント=1円で使うことができます。
楽天市場では、ポイントを利用して買物した場合であっても、利用したポイント分も含めて、商品合計金額の1%分のポイントが付与されます。
具体的には、10,000円の商品を5,000ポイント利用して通常購入した場合、10,000×0.01=100ポイントの楽天スーパーポイントが付与されます。
楽天ポイントカード加盟店のレジで1ポイント=1円で使う
貯めた楽天スーパーポイントは、街の楽天ポイントカード名店のレジで1ポイント=1円で使うこともできます。ネットだけではなくリアルでも使えます。
楽天ポイントカード加盟店には、サンクス、サークルK、ポプラ、生活彩家、ミスド、カフェ バーPRONTOなどがあります。
ANAマイルに交換する
楽天スーパーポイントは、2ポイントでANAマイル1マイルに移行できます。移行手数料は無料です。50ポイント単位以上から移行可能です。
nanacoチャージで貯めた楽天スーパーポイントをANAマイルに移行できますので、ANAマイラーのサブカードとしても楽天ゴールドカードはおすすめです。その場合の国際ブランドはJCBにしてくださいね。
海外旅行傷害保険
楽天ゴールドカードには、海外旅行傷害保険が利用付帯しています。
日本を出国する以前に、公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を楽天ゴールドカードで支払った場合に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。
補償期間は、日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間です。
補償内容は、楽天カードと同一です。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡 | 2,000万円 |
傷害後遺障害 | その後遺障害の程度に応じて 80~2,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 最高20万円(免責金額:3,000円) |
救援者費用 | 最高200万円 |
あんしん機能
商品未着あんしん制度
楽天市場で購入した商品が未着で、尚且つ、店舗との連絡が困難な場合は請求を取り消してくれます。
但し、次の3条件を満たしている必要があります。
- 楽天市場内で楽天ゴールドカードで決済を行っていること。
- 「ご利用代金請求明細書」受取後60日以内に申し出ていること。
- 楽天カード株式会社所定の書類を提出し、調査の協力をすること。
ネット不正あんしん制度
ネット不正あんしん制度が自動付帯しています。インターネットショッピングした際にカード情報を盗み取られ、第三者に不正利用された場合であっても、補償されます。
カード利用お知らせメール
カード利用お知らせメールは、利用明細書が手元に届く前にカードの利用をいち早く案内してくれるサービスです。不正利用の早期発見につながり、ネット不正安心制度をいち早く利用できるようになります。
カード盗難保険
万が一、楽天ゴールドカードを盗難され、カードを不正に利用された場合であっても、楽天カード株式会社の規定により損害額が補償されます。
審査可決後1週間でカードが届く
楽天カードの審査時間は約10時間半でした。
楽天ゴールドカードは審査可決後、約1週間でカードが手元に届きます。
楽天ゴールドカードのデメリット
年会費が2,160円と有料
楽天ゴールドカードの一番のデメリットは、年会費2,160円がかかることでしょう。
新規入会キャンペーンで最大10,000ポイントの楽天スーパーポイントが貰えますので、4-5年分の年会費はタダになる計算ですが。
国際ブランドの変更ができない
楽天ゴールドカードも楽天カードと同様、国際ブランドの変更ができません。
楽天カードと楽天ゴールドカードの2枚持ちもできません。
前述のように、nanacoチャージでポイントが貯まるのもJCBブランド限定ですので、国際ブランド選びには慎重になったほうがいいかもしれません。
国内旅行傷害保険が付帯しない
年会費は有料ですが、楽天ゴールドカードにも国内旅行傷害保険が付帯しません。