秋田竿燈まつり旅行記の「(3) ポートタワー・セリオンと佐竹氏の菩提寺・天徳寺を訪れる」です。
前の旅行記もあわせてご覧ください。
- 秋田竿燈まつり旅行記 (1) ANA403便で秋田へ、日吉八幡神社を訪れる
- 秋田竿燈まつり旅行記 (2) 竿燈まつりを見て、「すし匠」で晩飯
- 秋田竿燈まつり旅行記 (3) ポートタワー・セリオンと佐竹氏の菩提寺・天徳寺を訪れる
目次
ホテルメトロポリタン秋田をチェックアウト
2日目。
10:30頃、一度目が覚める。昨晩深酒しなかったおかげでいつもより早起きだ。その後、二度寝して11:30頃起きる。
昨日、日本酒やシャンパン飲んでる最中になるべく水飲むようにしたのと、寝る前にアクエリアス飲んだお陰か、筋肉痛にならなかった。よかった。
今日の昼飯どこで何食べようか、飛行機の時間まで何しようか考えながら、チェックアウトの準備。
12:15頃、チェックアウト。
ホテルメトロポリタン秋田の「大人の休日倶楽部ラウンジ」
昨日からエレーベーターの中のポスターにあった「大人の休日倶楽部ラウンジ」のことが気になっていた。
大人の休日倶楽部は55歳以上にならないと入会できないが、ホテルメトロポリタン秋田宿泊者なら利用できるようだ。
チェックアウト後、スタッフに「大人の休日倶楽部ラウンジを利用したい」と伝えたら、ラウンジ専用のアクセスカードを渡してくれた。
ラウンジは3階にある。
入室したが誰もいなかった。秋田に縁のある人の展示がしてある。メインは藤田嗣治だ。
他に、観光の役に立つパンフレットなど。
さて、今日の予定だが、秋田港にあるポートタワー・セリオンに行くことにした。今日は天気が良いからナイスビューだろう。秋田駅から車で20分くらいで行けるようだが、最寄りの土崎駅からなら車で10分未満だそうだ。秋田駅から土崎駅まで電車乗るのも面白そう。
外がすごく熱いのが分かる。。。
秋田駅へ。次の土崎行きの電車は13:30出発だそうだ。出発まで50分もある。
その間に、駅ビル「トピコ」内にある「秋田比内地鶏や」(昨年9月の秋田訪問時、昨年8月の秋田訪問時にも訪れている)で親子丼でも食べよう、と思い、行ってみたが凄い並んでる。一応、ウェイティングリストに名前を書いたが、いつ自分の順番が回ってくるかわからないので退出した。
秋田の「ラクスミ」でカレー
昨日チェックした「ラクスミ」というカレー屋がちょうどポートタワー・セリオンに行く途中にある。タクシーでその店に向かうことにした。
店の場所をタクシー運転手に教えるためMapを見ていたら、近くに天徳院があるのがわかった。秋田藩主・佐竹氏の菩提寺だ。寄ってみたいが、天徳院から「ラクスミ」まで15分位歩くみたいだ。この炎天下の中の徒歩はきついので諦めた。
「ラクスミ」は、外旭川八幡田(そとあさひかわはちまんでん)という地域のレストランが集まっている一画にあった。
「ラクスミ」とは、「ヒンドゥー教の、富、繁栄、運、美容の女神の名前」だそう。
店員さんは全員インド系の人。お客さんの中にもインド系のグループがいた。
1名と伝えたら、パーソナルスペースがほとんどない狭いカウンター席に案内された。隣の客、早く食べ終わって出て行かないかな。。。
シェフおすすめのカレー2種とタンドリー1種が付くセット(1,480円)を頼んだ。あと、エヴェレストというパキスタンのビール(550円)を注文。
食べログの評価はすごく高かったが普通のインドカレー屋だった。昨日の店の方がルーも複雑で深いし、肉質もよい。
カレーそんなに辛くないのに汗の吹き出しが止まらない。ハンカチ忘れないでよかった。
秋田中央交通に電話して、配車依頼。山王の方から行くから10分くらいかかるとのこと。
10分くらいたったので会計して、外で待っていたのだが、なかなか来ない。日陰を選んで待っていたが熱いよ。。。
ポートタワー・セリオンへ
タクシーに乗ってポートタワー・セリオンへ向かう。
途中、「将軍野(しょうぐんの)」という地名の場所を通り過ぎた。強そうな地名だな。Wikipediaによれば、「将軍野という地名は、坂上田村麻呂が陣をひいたことが由来とされている」んだそうだ。
ポートタワー・セリオンがある秋田港に到着。煙をモクモク上げているのは日本製紙の工場のようだ。
あれは、竿燈まつりのオープニング挨拶で市長が話していた「ダイヤモンド・プリンセス」だな。竿燈まつりに合わせて寄港しているらしい。翌日にはねぶた祭りで沸く青森に寄港するようだ。
高さ143.6メートルのポートタワー・セリオン。
セリオンタワー周辺、めっちゃポケモンいる。
展望室へ行くエレベーター内。5階建てなのか(笑)
展望室へ到着。思わず「わぁ」と声が出るくらいいい眺め。
秋田運河(旧雄物川)と日本製紙の秋田工場。
ダイヤモンド・プリンセス。
貨物駅の秋田港駅。
今回、初めて知ったのだが、戦前の秋田は国産原油の70%以上を産油する石油王国だったそうだ。
明治以後、秋田市とその周辺では油田開発が進んだ。昭和時代前半には特に八橋油田の産油量が多く、秋田だけで国内産油量の70%以上を誇っていた。そのため、八橋に近く、さらに鉄道でも船舶でも輸送が可能な土崎には、大規模な製油所が立ち並んでいた。
八橋からはパイプラインで、秋田の他地域からは貨物列車でここ土崎まで原油が運ばれてきて、ここにあった製油所で精製され、日本各地に輸送されたということらしい。『昭和天皇独白録』の「日米戦争は油で始まり油で終わったようなもの」という発言が思い出された。
ポートタワー・セリオンはポケモンGOのジムになっている。ジムにいるのが雑魚いポケモンだったのでジムを占拠した(笑) すぐ奪い返されたけど。
15時頃、1階へ降りる。タクシーは常駐してないようなので、カスタマーサービスの人にタクシーを呼んでもらった。
帰りは、土崎駅から電車で秋田駅に行こうかと思ってたので、時刻表を調べたが、次の電車まで40分くらい待つようだ・・・
うーん、タクシーで天徳寺寄りつつ、秋田駅に向かうことにした。
佐竹氏の菩提寺・天徳寺
焼けるような日差しの中、天徳寺へ。
総門は寛永元年の火災で残ったものを移築したもので、慶長年間(17世紀初頭)の建立と推定され、境内で最も古い建築物だそうだ。国指定重要文化財。この総門もポケストップに設定されていた。
総門を抜けるとこんな感じ。
山門。これもまた立派。
本堂は改修工事中だった。肝心なもの見れない。残念。
ルートイングランティア秋田SPA RESORTの「華の湯」
タクシーに戻り、秋田駅近辺のマッサージ店を調べる。銭湯で汗も流したいので、「ルートイングランティア秋田SPA RESORT」の中に入っている「華の湯」という温泉施設に行くのがよさそうだ。
行き先をルートイングランティア秋田SPA RESORTに変えてもらった。
16時頃到着。
フロントは団体様御一行でごった返してる。
入館料を払い、中へ。
その上でマッサージを予約。上半身のマッサージ20分(2,050円)をお願いした。
なんだか愛想のない兄ちゃんが担当してくれることになった。あまり上手くないというか乱暴。その上、体臭が臭う。なんだかなぁ。
マッサージ後、入浴施設へ。半身浴で歩き疲れた足をほぐす。
そんなにゆっくりしないで入浴施設を出る。
17時前に会計。ルートイングランティア秋田SPA RESORTはルートインホテルの系列でPontaポイントが貯まるんだね。
秋田駅からシャトルバスで秋田空港へ
帰りのシャトルバスの時間(西口駅前、18:25)までまだ時間があるので、入口のソファでしばらくゆっくり。
また秋田中央交通に配車依頼して、ホテルメトロポリタン秋田へ。フロント前のソファでもまたしばらくゆっくり。kmタクシーに電話して、羽田からの空港定額タクシーを予約した。
竿燈まつりの交通規制でバスは迂回ルートを余儀なくされたらしく、10分遅れでバスが到着した。
秋田空港へ。
秋田空港のラウンジロイヤルスカイを利用
カウンターで荷物を預ける。隣がいないプレミアムクラスが空いているとの事だったので、アップグレードポイント使ってプレミアムクラスへ変更。
飛行機の到着遅れで、出発が20分遅れるそうだ。
お土産ショップ。昨晩、「すし匠」で飲んだ「雪の茅舎」の純米大吟醸が売っていた。後でネットで頼もう。「天巧」という日本酒には180mlの純米大吟醸があった。
ラウンジロイヤルスカイを短時間だけ利用してみた。
その後、保安検査。
秋田空港のスギッチ像がポケモンGOのジムに設定されているので、待合室でポケモンバトルしてたが、ブースターに全然勝てなかった。カメールじゃ無理か。
ANA410便(秋田-羽田)のプレミアムクラスに搭乗(特典航空券からのアップグレード)
ANA410便に搭乗。
添乗員さんに機内食は要らないことを伝える。冷たいお茶だけもらう。
今回も楽しい旅だった。無事終わってくれてよかった。