こんにちは。
jun(@odakyu_de_go)と申します。
前記事のコンラッド東京「ベイビュールーム」宿泊記に続く、「メズム東京、オートグラフコレクション」の宿泊記です。
宿泊記を始める前に、ともにJR東日本グループの「ウォーターズ竹芝」と「メズム東京、オートグラフコレクション」について簡単に触れておきます。
目次
ウォーターズ竹芝とメズム東京の関係
ウォーターズ竹芝
ウォーターズ竹芝(WATERS takeshiba)は、JR東日本グループによる、ホテル・オフィス・商業・劇場からなる複合施設。
- タワー棟
- シアター棟
- パーキング棟
から構成されます。
メズム東京、アトレ竹芝が入っているのがタワー棟で、JR東日本四季劇場[春][秋]が入居するのがシアター棟。
左からタワー棟、シアター棟、パーキング棟。右手前の緑が浜離宮、右奥の緑が芝離宮。
参考:https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190202.pdf
ウォーターズ竹芝がある場所は、もともと、「シーサイドホテル芝弥生」(芝弥生会館)、「JR東日本浜松町社宅」、「JR東日本アートセンター四季劇場 [春][秋] 」があった場所です。
ちなみに、私の父親がJR東日本社員で、私が大学受験のとき前泊したホテルが「芝弥生会館」でしたので、メズム東京は若干贔屓目に見てしまいます(苦笑)
わ、受験の時泊まった芝弥生会館。 pic.twitter.com/tu9IGBZxWD
— jun (@odakyu_de_go) December 27, 2013
メズム東京、オートグラフコレクション
- マリオット・インターナショナル
- (JR東日本の子会社の)日本ホテル
の提携ホテルです。
日本ホテルは、東京ステーションホテルやメトロポリタンホテルズの運営会社ですね。
マリオットと日本ホテルの提携ホテルはこれが初めてです。
似たようなホテルとして、名古屋マリオットアソシアホテルが挙げられますね。こちらは、
- マリオット・インターナショナル
- (JR東海の子会社の)アソシアホテルズ&リゾーツ
の提携ホテルです。
また、「オートグラフコレクション」というのは、マリオットホテルのブランドの1つ。
品川にある「ザ・プリンスさくらタワー、オートグラフコレクション」もこのブランドのホテルです。
要は、JR東日本グループが開発した複合商業施設に、JR東日本グループのホテル運営会社とマリオットの初提携ホテルが入っているという形ですね。
それでは、宿泊記スタートです。
メズム東京にチェックイン
コンラッド東京からタクシーに乗って、14時前にメズム東京、オートグラフコレクション(以下、メズム東京)に到着。
入口にも16階のロビーフロアにもスタッフがたくさんいて、皆うやうやしくお辞儀をするので、腰が低いことで定評のある私は当惑する(笑)
ポイント宿泊で「チャプター1」の部屋を予約していたが、Marriott Bonvoyの「ゴールドエリート」会員ということで、「チャプター2」のガーデンビューの部屋にアップグレードしてくれたとのこと。
お盆前の平日だったのも有利に働いた可能性。
マリオットアメックスプレミアムを発行すると、すぐに「ゴールドエリート」のステータスが得られます。
そのマリオットアメックスプレミアムは、「公式サイト」から入会するより、「ポイントサイト」「紹介プログラム」を利用して入会したほうが確実にお得です。
今現在、「ポイントサイト」と「紹介プログラム」のどちらがお得かを検証した記事が以下になります。
メズム東京のチャプター1とチャプター2の部屋の違いは以下。
チャプター1 | チャプター2 | |
ベッドタイプ | キング ツイン | キング |
面積 | 40平米 | 43-44平米 |
階数 | 17-26階 | 17-26階 |
チャプター2の部屋は洗面台が「アイランド型」になっている点が特徴かな?
下図の左が「チャプター1」のフロアプラン、右が「チャプター2」。
チャプター2には「ツイン」の部屋がないので、ツインを選ぶと、チャプター1から2へのアップグレードは叶いづらいかもしれない。
※個人の感想です。
メズム東京の全部屋タイプの比較は以下をご覧ください。
メズム東京「チャプター2、ガーデンビュールーム」
若い男性スタッフが部屋まで案内してくれて、設備について説明してくれた。
新型コロナ感染症対策として、備品には手を触れずに。
浜離宮と隅田川、特にスカイツリーを望む景色が最高!
浜離宮の奥の更地は「築地市場」の跡地だ。この開けた眺望も期間限定だね。
すぐ下には水上バス。水上バスに乗って、どこか行くのも楽しそうだよね。
昨日はコンラッドからメズムを見たが、今日はメズムからコンラッドを望む。
昨日泊まった部屋はこの中のどれかだな(笑)
内観。
奥に(チャプター2を特徴付ける)その「アイランド型」の洗面台。
メズム東京は、全客室にカシオ」の電子ピアノ「 Privia(プリヴィア)」(PXS1000BK)が導入されているとのこと。
Bluetoothでスマホと接続して、スピーカーとして機能させることも可能みたいだ。
遊び心に満ちたアメニティ。
回せないけど、黒電話を模した電話。真ん中のボタンを押すと、スターサービスにつながる。
※メズム東京では、宿泊・料飲の部門を横断したサービス部門を「スターサービス」と呼ぶそうだ。
そして、メモ帳とペンは半紙と筆ペンだ。フェルトの下敷きと文鎮も付いているよ。
猿田彦珈琲とコラボしたドリップコーヒー。
この手のホテルに置いてあるのは、たいていネスプレッソのようなコーヒーメーカーの中、逆に新鮮だね。
ボトルウォーターも瓶のボトルだ。
冷蔵庫の中のハートランドと水は無料とのこと。
こちらの珈琲、紅茶、抹茶、ミルキーはすべて持ち帰り自由。
抹茶用の茶筅と茶碗も用意してある。上の抹茶スティックと合わせて利用する。
こういう「体験」型のサービスは面白いね。
ソファ前の丸テーブルの側面にはコンセントとUSBポート。テーブルでパソコン作業する際も充電には困らない。
寝間着。肌触り良かった。影になってる部分に雪駄と(コンラッドと同じくらいふかふかの)スリッパがある。
バススペース。
除菌・消臭スプレーも備え付けられていた。
アトレ竹芝を見学
15:30過ぎにロビーラウンジに降りる。
フロント前のスペース。衝立の奥がバースペース。
今日の晩、ここで演奏があるようだ。
グランドピアノは、アントニン・レーモンド設計のピアノとのこと。
レーモンド設計のグランドピアノについては以下の記事参照。
当時、レーモンドはヤマハ銀座ビルを手がけており、G2Bはビルの竣工記念にデザインした稀少なモデル。
写真を撮っていたら、スタッフが「夜はまた雰囲気が違いますよ」と。22:30くらいに来ると人も少なく撮影に最適とのことだった。
1階まで降りて、「アトレ竹芝店」へ行ってみる。
1階にビオセボンとか珈琲館とかビアバーやハンバーガーの店。
ウォーターズ竹芝のタワー棟とシアター棟の間には憩いのスペースが。
水上バス。松本零士が「月夜に隅田川を舞う蛍」をイメージしてデザインしたという。
日陰の階段状になっているスペースに腰掛けると風が気持ちいい。
ここにビールとつまみをテイクアウトして、飲食している人も。
2階には、おしゃれなレストランがオープンするみたい、明日。
メズム東京の「シェフズ・シアター」で晩飯
17時過ぎに16階の「シェフズ・シアター」へ。
先客は一組いたくらい。
窓側の席に。
Kさんから「今回の演出を担当させてもらいます」との挨拶。
ライブキッチン。
コースは1種類で、9,000円。
Vendee ヴァンデ地方の料理とのこと。
アミューズブッシュ。
どれも一口サイズ、稚鮎のフリット、アオリイカのカナッペ、ミニカレーパン、紫芋で挟んだレバー。
酸味のある青トマトのソースに、キヌアと昆布締めのウスバハギ、上にサラダという前菜。おしゃれカルパッチョだね。
窓からの眺め。
高級マンションの人と目が合いそう、、、笑
ベーコン、ドライトマトの上にスズキのポワレ、枝豆のソース
もうメイン、シャラン産鴨と、でかいナス(賀茂なす?)
担当してくれたKさんの接客が素晴らしかったね。思わずドリンクを多く頼んでしまう(笑)
日系ホテルと外資系ホテルの違いとか、この仕事のために引っ越してきた話とか聞けて、面白かった。
花火の「音」をモチーフにしたというデザートは、咀嚼したときの音で「聴覚」に訴えるという品。
紅茶に合わせてミニデザートも。
美味しかったし、お腹いっぱいになった。
メズム東京からの夜景(ガーデンビュー)
部屋に戻って、夜景を撮影。
きれいだね。
思わずコンラッドの灯りも見てしまう。
ホウ・シャオシェンの『悲情城市』の続きを見ようと思ったけど、DVDプレーヤーがない。
フロントに連絡したら、DVDプレーヤーを持ってきてくれて、設定してくれた。
20:30過ぎに16階のラウンジへ。ビールを一杯だけ頂く。
部屋に戻って、冷蔵庫内のハートランドを頂いて、『悲情城市』の続きを見る。
2:30くらいに寝た。
メズム東京「シェフズ・シアター」で朝食
汽笛のポーッという音で、9時位に目覚める。
昨日のコンラッド泊のポイントがもう貯まっていた。
なお、ヒルトンのポイントはうまく使って、1ポイント=0.5円くらい。
朝食は10時がラストオーダー。
9:50に16階の「シェフズ・シアター」へ。
アメリカン・ブレックファストを注文。メインディッシュを選べる。
蟹としいたけのオムレツ、ビスクソースにした。
紅茶は香りを嗅がせくれながら選ばせてくれる。イングリッシュブレックファストに。
おめざの一杯。
なにかのお酢と、スムージー、しぼりたてオレンジジュース。
果実由来の水分をたくさん取れる。
ヨーグルト。
オムレツとソーセージとベーコンと温野菜のプレート、焼き立てパン。
美味しいよ。
10:40くらいに部屋に戻る。
朝食の料金は、宿泊者:3,800円、ビジター:4,300円.。
Marriott Bonvoyの「プラチナエリート」会員は朝食が無料になる。
部屋でくつろいでから、チェックアウト
猿田彦珈琲とコラボしたドリップコーヒーも試してみた。美味しかった。
その後、バスタブにお湯を張って、入浴。
11分のタイマーがセットできる。実際は9分くらいで丁度いい量になった。
あと、風呂に浸かりながら天井灯の明るさを調節できるのもいいと思った。
入浴後は、肌触りのいいパジャマを羽織って、バルコニーでハートランド。
満喫して、14時でチェックアウト。
分類 | 細目 | 費用 |
---|---|---|
宿泊 | メズム東京 | 50,000ポイント |
飲食 | シェフズ・シアター晩飯 | 14,409円 |
ウィスク | 1,398円 | |
シェフズ・シアター朝食 | 4,807円 | |
合計 | 50,000ポイント+20,614円 |
ゴールドエリート会員は、「シェフズ・シアター」での晩飯の飲食代金が15%OFFになる。
※朝食は対象外
上記の金額は15%OFFされた金額。
なお、「ゴールドエリート」よりひとつ上の「プラチナエリート」会員になると、「シェフズ・シアター」での朝食が無料になる上に、クラブラウンジ「club mesm」を利用できる。
簡単にMarriott Bonvoyの「プラチナ会員」になれる方法を以下で紹介しているので参考に。
「SUDレストラン/TERAOKA」で昼飯
メズム東京が入居するウォーターズ竹芝のタワー棟の4階に、本日、「銀座みやちく竹芝店」がオープン。
今日からメズム東京のエレベーターで直接4階にアクセスできる。
「銀座みやちく竹芝店」を内覧させてもらう。
見づらいかもしれないが、飛沫感染防止用の衝立つきの鉄板焼カウンターだ。
テラスもいい感じ。メズム東京に泊まったときのディナーの選択肢が増えるね。
なお、この1週間後に再度、メズム東京に宿泊し、このテラスで晩飯を食べることになる。
そのあと、こちらも本日オープンした2階の「SUDレストラン/TERAKOYA」へ。武蔵小金井の「TERAKOYA」の系列店だ。
暑いけど、テラス席を利用してみる。
タブレットで注文することが可能だぞ。
この店でカルパッチョを頼んだ第一号になった。ハタとカンパチのカルパッチョ。
カルパッチョが出るまでお待たせしたということで、シャンパンを少しサービスしてくれたよ。
ちなみに、昨日風に吹かれていたのがこの階段だ。
JR東日本グループの「アトレ」内のレストランなので、JRE POINTも貯まる。
JRE POINT加盟店でJRE CARDで決済すると、還元率3.5%になるのでおすすめ。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町へ
この後、JapanTaxiアプリ(現・GOアプリ)でタクシーを呼んで、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町へ。
参考:【初回限定クーポンコードあり】GOタクシーアプリで500回以上配車⇒GOのメリット・デメリットを紹介
妻と娘が今日から1泊する。
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町は、「プリンスホテル」であり、なおかつ、マリオット・インターナショナルの「ラグジュアリーコレクション」にも加盟しているホテル。
都内10箇所のプリンスホテルは、(GO TOキャンペーンから除外された)東京都民対象の「I love Tokyoキャンペーン」を実施中。
レストラン20%OFF&5,000円割引のクーポンを貰った。
部屋からの眺め。
4階で降りると、旧李王家邸の赤坂プリンス クラシックハウスが目の前に。
妻娘と別れて帰宅した。