今回は岡山1泊2日旅行。
2019年5月14日~15日。
岡山行きのきっかけは、美術展。
昨年、モスクワでトレチャコフ美術館を訪れたこともあり、渋谷Bunkamuraで行われていた「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」展は気になっていた・・・が、結局行けなかった。
その後、静嘉堂文庫美術館の「日本刀の華 備前刀」展に行ったら、岡山の県立美術館にも巡回すると知り、岡山行きを決めた。
静嘉堂文庫美術館の「日本刀の華 備前刀」展で、このパンフ見つけた。
渋谷の「トレチャコフ美術館」展、行きそこねたけど、今度、岡山県立美術館でやるそう。
行こうかな。 pic.twitter.com/2jv2cK4Q1G
— jun (@odakyu_de_go) 2019年4月16日
なお、2019年7月19日(金)~8月25日(日)には山形美術館、2019年9月7日(土)~11月4日(月・休)には愛媛県美術館にも巡回するそう。
目次
旅行までの準備
5/5に、BAマイル9,000マイルを使って、羽田-岡山のJAL特典航空券を発券。
同じワンワールド加盟航空会社ということで、BAマイルを使って、JALの国内線特典航空券を発券できる。これが案外便利。
同日、ポイントサイト「ハピタス」経由で楽天トラベルにアクセスして、ホテルグランヴィア岡山のスタンダードシングル(17平米)を予約。11,400円。
ポイントサイト経由で予約すると、1%のハピタスポイントを獲得できる。ハピタスポイントはマイルに交換できるよ。
また、前回行って楽しかった寿司屋「みや古」も予約。
1時間40分かけて羽田空港へ
旅行当日の朝。
最寄り駅までタクシーで行こうと思ったら、その直前に雨が降ってきて、全然タクシーが捕まらない。
仕方なく、徒歩で最寄り駅へ。
ダイヤ改正のお陰で小田急線はかなり混雑率が下がったが、そこから先の山手線は相変わらずひどい混雑。
一本電車を見送ったり、途中下車して一本見送ったりして、1時間40分かけて羽田空港に到着。
この時点で既に疲れた。
JAL223便で岡山空港へ
JGCカウンターで、スーツケースを預ける。
以下の記事で詳しく解説しているが、BAマイルを使ってのJAL国内線特典航空券発券時に、BAのマイレージ番号とJALのマイレージ番号を紐付けることが可能になった。
今回からは、JALカードでタッチ&ゴーが可能だ。
10:30くらいに搭乗。
天気悪くて機窓風景も楽しめそうもないし、睡眠不足でめちゃくちゃ眠いので、最初っからおやすみモードへ。
着陸態勢に入ったあたりで目を覚ます。
12:05に岡山面太郎空港に到着。こちらは晴れている。
リムジンバスで岡山駅へ
岡山駅西口までのリムジンバスに。760円。
この間に食べログとGoogle Mapsで昼飯場所を調べる。
岡山県立美術館近くの「Cafe moyau(カフェモヤウ)」という店に決めた。
川べりの眺めが良い店だそうだ。
この時点でもまだ眠く、美術鑑賞できそうもないから明日に延期しようかなとも考える。
12:55に岡山駅西口に到着。
Cafe moyau(カフェモヤウ)でランチ
前回、前々回と泊まったANAクラウンプラザホテル(旧・岡山全日空ホテル)。
今回はここには泊まらず、東口の駅前にあるホテルグランヴィア岡山へ。
ロビーの感じが、広島のホテルグランヴィアと似ているな。
チェックインは15時からなのでスーツケースだけ預ける。
駅前からタクシーに乗って、「Cafe moyau(カフェモヤウ)」へ。
旭川に架かる鶴見橋。対岸は岡山後楽園だ。
鶴見橋のたもとにある「Cafe moyau(カフェモヤウ)」。
参考:cafe moyau (モヤウ【旧店名】cafe cochae) – 城下/カフェ [食べログ]
2階からの眺めがおすすめとレビューにあったので、2階席を希望したが、あいにく2階の奥の席しか空いていなかった。
この急階段を登って2階へ。
メニュー。
西山カレーというチキンカレー(950円)にした。追加で汁もの(250円)とアメリカーノ(200円)。
参考:cafe moyau » 西山カレーとは何か(既にリンク切れ)
梁の見える天井。
店員さんによると、ここは以前は農機具の倉庫だったらしい。
そういえば、父親の実家(農家)にこんな天井の倉庫(バラックと言われていた)があった。そして、同じように凄い急階段が付いていたな。
いい具合にスパイスが効いていて、サラッとしている美味しいカレー。どんどんご飯がすすむ。
味噌汁も美味しい。
あれ、バラ柄の赤いテーブル板は、大昔、実家で使っていたのと同じものではないか?
令和元年に昭和の懐かしさを感じる店である(笑)
さて、この後、県立美術館に行くつもりだったが、天気がとてもいいので岡山後楽園に行くことにした。
今日、そんなに泥酔しなければ、明日美術館に行けるだろう(多分)。
慎重に階段を降りる。
というか、店員さん、大変だな。
14:15に店を出る。
岡山後楽園
「Cafe moyau(カフェモヤウ)」がある出石町(いずしちょう)には、レトロな建物が連なり、良い風情を醸し出していた。
近くに「ももちゃり」というレンタサイクルがあった。使ってみたかったんだけど、iPhoneでは利用できなくて残念。
鶴見橋を渡って、岡山後楽園へ向かう。
後楽園の入口。チケット売り場の後ろには大楠。
入園料は大人400円。
岡山城、県立博物館との共通券もある。
参考:入園案内/後楽園
急にこんな広大な空間が広がる。その先には岡山城。
後楽園の西側にある操山という山を借景。
4年前、岡山に来たときは岡山城しか見学しなかったけど、後楽園は一見の価値あるなぁと思った。
園内をぐるっと廻る。
大きな池。
茶畑。
ツツジの花が咲いたらきれいなんだろうね。
約6メートルの築山で、平面的な庭園が立体的な景観に。
築山からの眺め。
ここがお殿様の居間として使われたという「延養亭」。
日差しが強くて暑い。
売店では、ご当地ビールが売っていたが、我慢した・・・
25分位で後楽園を出る。
もうちょっとすると「茶つみまつり」「初夏の「延養亭」特別公開」があったんだね。
岡山県立博物館で「乕徹」を鑑賞
後楽園のすぐ隣に岡山県立博物館があって、「春季展(3)特別陳列」で「乕徹」が展示されているそうなので寄ってみる。
最近は刀剣ブームで、色んな所で刀剣の展示やってるね。
しかし、こんなことなら単眼鏡持ってくればよかった。
重要文化財の「長曽祢興里入道乕徹」(個人蔵)を拝見した。
タクシーでホテルグランヴィア岡山へ
後楽園を後にして、鶴見橋の手前でタクシーを拾う。
入ったらタバコ臭くてかなわん(笑)
町並みを見てると、古美術商が他の都市と比べて如実に多くて、さすが備前焼の本場だと思った。
運転手に伝えたところ、それでも、以前に比べると、1/4くらいに減ってしまったという。
◯◯に行くと、備前焼の市場があると教えてくれた。
なお、このTaxiはクレジットカードは使えないけどPayPayは使えた。
昨日で20%還元のキャンペーンが終わってしまったPayPay、ちょうど1,000円くらい残っていたので、このタクシーで使い切った。
ホテルグランヴィア岡山のスタンダードツイン
16:10に部屋に。
スタンダードシングル(17平米)で予約していたが、スタンダードツイン(32平米)にアップグレードしてくれた。
充分な広さで、ありがたい。
窓からは岡山駅ビュー、新幹線の往来も見られる。
後付だけど、枕元にもコンセントがあった。
晩飯は20時、旅行記の下書き書いたり、シャワー浴びたり、連絡したりで、ゆっくり過ごす。
「みや古」で寿司
タクシーを拾って、20時前に「みや古」へ。
カウンターは8席で、4人グループと女性2人の先客。その間に。
突き出し3品。
今日ある魚を全部見せてくれて、「どうしましょう?」と。
「おまかせ」でお願いしたが、後で気づいたが、皆さんアラカルトで頼まれていた。次回はそうしよう。
白身魚の刺盛り。
ジューシーな生トリ貝、旨し。
お酒は地元のものにしてもらった。
自分からは「2回目です」と言わなかったのだが、大将、覚えてくれていたみたいで、私が書いたブログも読んでくれていたみたい。嬉しいね。
ちなみに、こちらの記事ね。
後から私の隣に来られた方は、現役のお坊さんで、とてもひょうきんな方であった。
大将との掛け合いなどを聞きながら楽しく過ごさせてもらった。
23時前に店を出る。
当初、この後、前回同様、ラウンジの「eclat」に行こうと思っていたのだが、食事中に妻からうちの父親が今度受ける手術のことで電話があって、夜遊びする気にはなれなくなったのでホテルに直帰した。
深夜のロビー。
ダラダラと部屋飲みして、多分、27時前に寝た。
続きは以下をご覧ください。