こんにちは。
ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、jun(@odakyu_de_go)と申します。
神戸に行こうと思って、羽田-神戸のフライト時刻表を調べたところ、以下のようになっていました。
現在、ANAマイルは70万マイル以上持っています。
そのANAマイルを使ってタダでANA便に乗ろうとすると(=特典航空券)、早朝便か夜遅い便しかありません(上図の赤枠の部分)。
それ以外は全てスカイマークの運航便です。
そこで、デルタ航空のスカイマイルを使って、スカイマークの特典航空券を取ることにしました。
意外かもしれませんが、デルタ航空のマイルを使って、スカイマークの国内線の特典航空券が取れるんですよ。
以下では、デルタスカイマイルを使ったスカイマークの特典航空券の「ルール」をまず紹介し、その後、具体的な交換手順を紹介します。
デルタスカイマイルによるスカイマーク特典航空券交換のルール
電話でも予約できる?
できません。
以下のオンライン予約フォームからのみとなります。
https://ja.delta.com/partnerawards/skymark/landing
特典交換申請できる人は?
特典交換申請ができるのは、以下いずれかの会員です。
- 日本在住のデルタスカイマイル提携クレジットカード本会員(※)
- 日本在住のメダリオン会員(シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド)
日本在住のデルタスカイマイル提携クレジットカードの本会員か、メダリオン会員(上級会員)である必要がある、ということですね。
それ以外の方がオンライン予約フォームにアクセスすると、以下のように表示されます。
■ ローコストのデルタスカイマイル提携クレジットカード
ちなみに、年会費の最も安いデルタスカイマイル提携クレジットカードは、デルタスカイマイルJCBテイクオフカードです。
年会費2,750円[税込](初年度無料)で、100円で1マイル貯まります。
ポイントサイト「ハピタス」や「モッピー」からこのカードを発行すると、3,000円前後のポイントが貰えることがあります。
■ メダリオン会員(上級会員)への近道
デルタアメックスに入会すると即シルバーメダリオン会員になれます。デルタアメックスゴールドに入会すると即ゴールドメダリオン会員になれます。
ゴールドメダリオン会員なら羽田空港などに設置のデルタスカイクラブやスカイチーム提携ラウンジも利用できるようになります。
両カードは公式サイトから入会するよりも「紹介プログラム専用URL」から入会したほうがお得です。入会ボーナスポイントがより多く貰えます。
「紹介プログラム専用URL」は既にアメックスに入会している会員のみ案内できます。当サイトからも案内できます。
公式サイトの入会キャンペーンと「紹介プログラム専用URL」の入会キャンペーンの違いを知りたい方は、以下の問い合わせページよりお気軽にお問い合わせください。
キャンペーン内容を比べてみてください。既に多くの方にご案内しておりますので、安心してお問い合わせいただければ、と思います。
搭乗できる人は?
ANAマイルを使った特典航空券の利用者は、下図のように「会員本人、会員の配偶者・同性パートナーおよび2親等以内の家族」に限られます。JALマイルを使った特典航空券でも同様です。
しかし、デルタスカイマイルを使ったスカイマーク特典航空券の場合、そのような制限は一切ありません。
どなたでも搭乗できます。
ちなみに、デルタスカイマイルはJTB国内旅行クーポンにも交換できますが、こちらも「利用者はどなたでも可」です。
「足のばシート」は予約できる?
スカイマークの最前列には、通常座席より19cm-38cm足元の広い「足のばシート」が用意されています。
残念ながら、デルタスカイマイルでは「足のばシート」を予約することはできません。
しかし、当日、「足のばシート」に空きがあれば、追加料金1,000円で「足のばシート」に変更することは可能です。
「足のばシート」を選ぶと、優先搭乗、ソフトドリンク1杯サービス、寄託手荷物の優先返却といったサービスも受けられます。おすすめです。
国際線も利用できる?
スカイマークの国内線に限られます。
利用可能区間と必要マイル数は?
利用可能区間と必要マイル数(往復)は以下のようになっています。※2022年6月21日現在
区間 | 必要マイル(往復) |
---|---|
羽田-神戸 神戸-茨城 神戸-鹿児島 神戸-長崎 神戸-那覇 福岡-那覇 神戸-仙台 鹿児島-奄美 那覇-下地島 | 15,000マイル |
羽田-福岡 羽田-鹿児島 羽田-長崎 羽田-那覇 羽田-新千歳 羽田-下地島 茨城-福岡 茨城-那覇 茨城-新千歳 神戸-新千歳 神戸-下地島 中部-鹿児島 中部-那覇 中部-新千歳 | 20,000マイル |
最新の必要マイルはこちらでご確認ください。
マイル以外に手数料はかかる?
かかりません。
子供の扱いは?
座席を必要としない2歳までの幼児は、マイルを必要としません。
3歳から11歳までの小児は大人と同じマイルが必要です。
幼児・小児は大人の同伴が必要です。
片道でも予約できる?
片道でも予約できますが、往復と同じマイル数が必要です。
予約できる期間は?
出発日の60日前から14日前までです。
ブラックアウト期間は?
直近では以下のようになっています。
2023年9月15日~2023年9月19日
2023年10月06日~2023年10月10日
2023年11月02日~2023年11月06日
2023年11月22日~2023年11月27日
2023年12月22日~2023年12月31日
2024年1月1日~2024年1月10日
2024年2月02日~2024年2月13日(新千歳〔札幌、CTS〕- 羽田〔HND〕、茨城〔IBR〕、神戸〔UKB〕、福岡〔FUK〕、中部国際空港セントレア〔名古屋、NGO〕間のフライト)
2024年2月09日 ~ 2024年2月13日 (HND-CTS、IBR-CTS、UKB-CTS、NGO-CTS、FUK-CTS間以外のすべてのフライト)
2024年3月19日~2024年3月30日
年末年始ダメなのは残念ですね。
座席指定はできる?
予約確定後、スカイマーク予約センターに連絡すれば、座席指定もできます。
0570-039-283(全国共通)
050-3786-0283(IP電話および海外から)
営業時間:8:00~20:30 ※年中無休
日付・便の変更はできる?
予約完了後の日付・便の変更はできません。
キャンセルするとマイルは戻ってくる?
キャンセルしても、マイルは戻ってきません。
何らかの事情で搭乗できなくなったら、スカイマーク予約センターにその旨連絡しましょう。
スカイマイルは返還されませんが、空席待ちをしている人がハッピーになれます。
予約便が遅延した場合は?
予約便が1時間以上遅延した場合は、自由に振替できます。
なお、仮に当日中の振替が不可能な場合であっても、スカイマークは宿泊先の手配ならびに宿泊費について補償してくれません。また、出発空港までの公共交通機関運賃ならびに到着空港からの公共交通機関運賃も同様に補償してくれません。
一枚、国内航空便遅延費用保険が自動付帯するクレジットカードを持っていれば安心なのですが、その条件を満たすカードはなかなかないのが現状です。
予約便が欠航した場合は?
予約便が欠航した場合は、自由に振替できます。
なお、仮に当日中の振替が不可能な場合であっても、スカイマークは宿泊先の手配ならびに宿泊費について補償してくれません。また、出発空港までの公共交通機関運賃ならびに到着空港からの公共交通機関運賃も同様に補償してくれません。
デルタスカイマイルを使って、スカイマークの特典航空券に交換してみよう
ここからは、デルタスカイマイルを使ったスカイマーク特典航空券の交換方法を紹介します。
特典航空券を予約する
まず、スカイマーク公式サイトで、搭乗希望のスカイマークの便名を確認します。
マイデルタにログイン後、特典旅行予約の申請フォームから、旅程(路線・日付・フライト番号)とお客様情報を入力して、申請を行ってください(下図参照)。
すると、申請完了後72時間以内に、特典旅行予約の申請フォームに入力したEメールアドレス宛に「Re: Delta Air Lines – Skymark Award Travel Request Received」というタイトルの予約確定のメールが届きます。
※予約が取れない場合でも連絡が届きます。
予約確定後、通常24時間以内に、スカイマイル会員口座から特典旅行必要マイル数が引き落とされます。
マイデルタにログイン後、会員口座ご利用実績を見ると、引き落とされた特典旅行必要マイル数が確認できます(下図参照)。
座席指定をする
予約確定後、予約センターに連絡すれば、座席指定もできます。
0570-039-283(全国共通)
050-3786-0283(IP電話および海外から)
営業時間:8:00~20:30 ※年中無休
ちなみに、スカイマークの機材は全てボーイング737-800で、通路を挟んで左右に3席ずつです。A席とF席が窓側席になります。
搭乗日当日すること
予約確定メールには、搭乗手続きに必要な2次元バーコードが記載されています。
出発空港のスカイマークのカウンターもしくは自動チェックイン機にて2次元バーコードを提示して、チェックインを行ってください。
(対象者は)搭乗後に「ニッポン500マイルキャンペーン」に申請しよう
※「ニッポン500マイルキャンペーン」は終了しました。
デルタ航空は、対象者限定で「ニッポン500マイルキャンペーン」を実施中です。
対象となるのは、
- デルタ航空スカイマイル「シルバーメダリオン会員」
- デルタ航空スカイマイル「ゴールドメダリオン会員」
- デルタ航空スカイマイル「プラチナメダリオン会員」
- デルタ航空スカイマイル「ダイヤモンドメダリオン会員」
- デルタ航空スカイマイル提携クレジットカード会員
です。
以上の対象者が、国内線搭乗後2ヶ月以内に、ボーナスマイル加算申請フォームに記入の上、国内線の搭乗券(およびそれに類するもの)を添付の上、以下にメールすると、搭乗券(半券)1枚につき500マイルのボーナスマイルを貰えます。往復なら合計1,000マイルです。
Japan500@delta.com
「ニッポン500マイルキャンペーン」の詳しい内容は、具体的な申請方法については、以下の記事で解説していますのでご覧ください。
なお、「ニッポン500マイルキャンペーン」は、年間の加算上限が設定されています。
最大20フライト分(合計10,000マイル)まで獲得できます。
私は、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員(=ゴールドメダリオン会員)なので、最大20フライト分まで貯められます。
デルタ航空のスカイマイルを貯めて、スカイマークの特典航空券に交換して、その搭乗券でまたスカイマイルを1,000マイル貯めるというサイクルができますね。
■デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(=ゴールドメダリオン付与)
■デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード(=シルバーメダリオン付与)
に入会するなら、既存会員から案内される「紹介プログラム専用URL」経由がお得です。
公式サイトから入会するより、多くのボーナスマイルが貰えます。
アメックス社が、口コミマーケティングを重視しているためです。
両カードの「紹介プログラム」の特典内容を確認したい方は、以下の問い合わせページよりお気軽にお問い合わせください。
まとめ
以上、「スカイマイル→スカイマーク特典航空券」の特典ルールと、実際の交換方法を紹介してきました。
スカイマークは、神戸から8都市に就航しています。
札幌(新千歳)・仙台・茨城・羽田・長崎・鹿児島・那覇(沖縄)です。
必要マイルは、札幌(新千歳)、下地島が20,000マイル、それ以外は15,000マイルです。
区間 | 必要マイル(往復) |
---|---|
神戸-羽田 神戸-茨城 神戸-仙台 神戸-鹿児島 神戸-長崎 神戸-那覇 | 15,000マイル |
神戸-新千歳 神戸-下地島 | 20,000マイル |
予約後の変更、キャンセルができないという点は大きなマイナスですが、この点が解決されれば、神戸空港を最寄り空港とする人には、「スカイマイル→スカイマーク特典航空券」は案外使えるかもしれないですね。
JALは就航してないし、ANAは利用しづらい時間帯ですし。
これを機に、「デルタスカイマイルを貯めてみよう」と思った方は、以下の記事をご覧ください。
兎にも角にも、「デルタスカイマイル→スカイマーク特典航空券」の交換を実現するためには、デルタスカイマイル提携クレジットカードを持っているか、スカイマイルメダリオン会員である必要があります。
この記事の最初の方にも述べましたが、ローコストの提携クレジットカード情報、即時にスカイマイルメダリオン会員になれる方法を再掲しておきます。
■ ローコストのデルタスカイマイル提携クレジットカード
年会費の最も安いデルタスカイマイル提携クレジットカードは、デルタスカイマイルJCBテイクオフカードです。
年会費2,750円[税込](初年度無料)で、100円で1マイル貯まります。
ポイントサイト「ハピタス」や「モッピー」からこのカードを発行すると、3,000円前後のポイントが貰えることがあります。
■ メダリオン会員(上級会員)への近道
デルタアメックスに入会すると即シルバーメダリオン会員になれます。デルタアメックスゴールドに入会すると即ゴールドメダリオン会員になれます。
ゴールドメダリオン会員なら羽田空港などに設置のデルタスカイクラブやスカイチーム提携ラウンジも利用できるようになります。
両カードは公式サイトから入会するよりも「紹介プログラム専用URL」から入会したほうがお得です。入会ボーナスポイントがより多く貰えます。
「紹介プログラム専用URL」は既にアメックスに入会している会員のみ案内できます。当サイトからも案内できます。
公式サイトの入会キャンペーンと「紹介プログラム専用URL」の入会キャンペーンの違いを知りたい方は、以下の問い合わせページよりお気軽にお問い合わせください。
キャンペーン内容を比べてみてください。既に多くの方にご案内しておりますので、安心してお問い合わせいただければ、と思います。