楽天カードのメリット・デメリットを紹介します。
楽天カードのメリットは、大きく分けて「2つ」あります。
まずは、年会費永年無料で、「ポイントが貯まりやすい」こと。
期間限定の新規入会キャンペーンを間を置かず、何年もずっと実施していて(笑)、最低でも5,000円相当の楽天スーパーポイントを貰えます。
景品表示法違反(有利誤認)に当たらないのか、と若干心配になります(笑)
SPU(スーパーポイントアッププログラム)というボーナスポイントの仕組みがあり、楽天市場で楽天カード使うと「還元率4%」(100円=4ポイント)になります。
うちの場合、息子に「楽天モバイル」を契約しているので、「還元率5%」(100円=5ポイント)になります。
※SPUについては後で詳しく解説します。
サークルK、サンクス、ミスドなどの街の楽天ポイントカード加盟店では、カード(もしくは楽天ポイントカードアプリ)の提示と利用で、簡単に「ポイント二重取り」ができます。
次に、「電子マネーに強い」こと。
楽天Edyチャージで通常の半分となりますが200円=1ポイント貯まりますし、JCBブランドならnanacoチャージ100円=1ポイント貯まります。モバイルSuicaチャージでも100円=1ポイント貯まります。
Apple Payにも対応していて、全国のQUICPay加盟店でも100円=1ポイント貯められます。
クレジットの利用や電子マネーの利用で貯まった楽天スーパーポイントは、楽天グループサービスはもちろんのこと、サークルK、サンクス、ミスドなどの街の楽天ポイントカード加盟店でも利用できます。
逆に、楽天カードのデメリットは、ETCカードの年会費が有料なこと(※条件付き無料)、国内旅行傷害保険が付帯しないこと、があります。
「ポイントサイト」から申込むと、最大8,000円相当の報酬が貰える
楽天カードに入荷するときは、「ポイントサイト」経由での入会がお得ですよ。
時期にもよりますが、最大で8,000円前後の報酬がもらえます。
時期によっては、800円前後の報酬にしかならないこともあります。
現在の「ポイントサイト」の報酬額については、以下の記事で確認してください。
なお、「ポイントサイト」から申込んでも以下で紹介する新規入会キャンペーンの対象となりますので安心してください。
楽天カードの新規入会キャンペーンで最低5,000ポイントもらえる
楽天カードは常時、期間限定の新規入会キャンペーンを実施中。
そのキャンペーン特典のポイント数は変動しますが、最低でも5,000ポイントは貰えます。
申込み時期が肝要です。以下の記事も参考にしてください。
楽天スーパーポイントを貯める
いつでもどこでも楽天スーパーポイント還元率1%
楽天カードを何時、どこで使っても、「100円(税込)=1ポイント」の楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天スーパーポイント還元率は1.0%。
楽天市場でポイント4倍、楽天トラベル、楽天ブックスでポイント2倍
楽天市場で楽天カードを使うと、ポイントが4倍になります。100円につき4ポイントの楽天スーパーポイントが貰えます。
内訳は、楽天市場ご利用ポイント1%+楽天カードご利用通常ポイント1%+楽天カードご利用特典ポイント2%、です。
「楽天ふるさと納税」も「楽天市場」の店舗扱いとなり、ポイント4%還元となります。
楽天トラベル、楽天ブックスなど、他の楽天グループサービスで楽天カードを使うと、ポイントが2倍になります。100円につき2ポイントの楽天スーパーポイントが貰えます。
内訳は、楽天市場ご利用ポイント1%+楽天カードご利用通常ポイント1%、です。
なお、楽天市場には直接アクセスしないでください。「ポイントサイト」経由で楽天市場にアクセスしてください。それだけで「ポイントサイト」から(現金化可能な)ポイントを貰えます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)でポイント最大6倍
SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、楽天市場での買物でポイントが最大6倍になるプログラムです。
楽天カード保有者は、楽天市場(楽天ふるさと納税含む)で買物をすると、無条件でポイント4倍(100円=4ポイント)になります。
さらに、買物を「楽天市場アプリ」から行うと、ポイント+1倍、楽天モバイルの契約をしていると、ポイント+1倍になります。
楽天カード保有者で、楽天モバイルに契約をしている方が、楽天市場アプリから買物をすると、ポイントが6倍になるということですね。
かくいう私も、楽天カードを保有していて、息子に楽天モバイルを使わせているので、ポイント6倍対象者です。
通常ポイント1倍(100円で1ポイント) | 1倍ポイント |
---|---|
楽天カード利用でポイント+3倍 | +3倍ポイント |
楽天市場アプリを当月1回以上利用でその月の買物全てポイント+1倍 | +1倍ポイント |
楽天モバイル利用でポイント+1倍 | +1倍ポイント |
最大 | +6倍ポイント |
なお、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード保有者なら、さらにポイント+1倍となり、最大7倍になります。
街の「ポイント加盟店」で最大ポイント3倍
全国の「ポイント加盟店」で楽天カードを利用すると、楽天スーパーポイントが最大3倍貯まります。
楽天カード利用金額100円(税別)につき、「楽天カード利用ポイント」の1ポイントとは別に、2ポイント(ENEOSは1ポイント)が付与されます。
利用方法は簡単。単に「ポイント加盟店」に行って、楽天カードを利用するだけです。
「ポイント加盟店」の検索はこちらから行えます。
代表的な店舗としては、エネオス、メガネストアー、てもみん、サカイ引越センター、大江戸温泉物語などがあります。
楽天ポイントカード加盟店でポイント二重取り
2015年12月17日以降に発行された楽天カードには、「楽天ポイントカード」機能が搭載されています。
街中の「楽天ポイントカード加盟店」のコンビニ、飲食店、家電量販店で楽天カードを提示するだけで、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
さらに楽天カードで支払いをすれば、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。ポイント二重取りできるわけですね。
楽天カードの代わりに、「楽天ポイントカードアプリ」のバーコードを提示しても、ポイントを貯められます。
JCBブランドの楽天カードはnanacoチャージでポイントが貯まる
楽天カードの国際ブランドの選択に迷っている方で、海外旅行に行く予定のない方には、JCBブランドの楽天カードをおすすめします。
なぜなら、JCBブランドの楽天カードはnanacoチャージで楽天スーパーポイントが100円につき1ポイント貯まるからです。
Visaブランド、MasterCardブランドの楽天カードはnanacoチャージすることができません。
私はnanacoチャージでポイントを得るためだけにわざわざ楽天カード(Visa)を解約して、楽天カード(JCB)を再申込しましたよ。
楽天カード(JCB)でnanacoチャージするには、事前に「本人認証サービスの登録」「nanacoカードへの事前登録」の手続きが必要です。詳しい手順については以下の記事を参考にしてください。
2017年11月利用分から、nanacoチャージがポイント付与の対象外となってしまいました。以下の記事では、楽天カードの代わりとなる3つのカードを紹介しています。引き続き、nanacoチャージでポイントを獲得したい方は是非参考にしてください。
楽天Edyチャージでポイントが貯まり、ファミリーマートでオートチャージも可能
楽天カードは国際ブランドを問わず、楽天Edyチャージをすることができます。
チャージ方法は、楽天e-NAVIから行う方法とおサイフケータイで行う方法があります。
楽天カードで楽天Edyチャージを行うと、200円につき1ポイントの楽天スーパーポイントを貯めることができます。通常のポイント還元率の半分です。
さらに、Edy機能付き楽天カードなら、ファミリーマートのレジでの支払い時にオートチャージも可能です。
支払いと同時にチャージされるので、チャージの手間がなく、残高不足の心配もありません。
もちろん、オートチャージでも200円=1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
支払い時にも200円=1ポイント貯まりますので、合計で200円=2ポイント貯まります。ポイントの二重取りです。
楽天カード以外では、一部のANAカード、エポスカードから楽天EdyチャージしてもANAマイルを貯められます。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
モバイルSuicaチャージでもポイントが貯まる
また、楽天カードはモバイルSuicaのチャージに使うことができます。この場合でも、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
ただし、モバイルSuicaを利用するには年会費1,030円(税込)かかります。
ビューカードのビックカメラSuicaカードやルミネカード、アトレビューSuicaカード、エスパルカードならモバイルSuicaの年会費が無料となっていますので、モバイルSuica年会費を抑えたい方はビューカードを利用するといいでしょう。ビューカードならモバイルSuicaチャージで1.5%の還元率ですし、楽天カードでチャージするよりお得です。
2017年11月利用分から、モバイルSuicaチャージがポイント付与の対象外となってしまいました。
Apple Payで利用可能
楽天カードはApple Payにも対応しています。
通常の利用時と同様にApple Payによる「楽天カード」の利用でも楽天スーパーポイントが100円(税込)につき1ポイント貯まります。
QUICPayとして利用できる
iPhoneのApple Payに楽天カードを設定すると、全国のQUICPay加盟店にて支払いに利用できます。
支払いの際には、QUICPayを利用する旨を店員に伝え、Touch IDに指を載せたままiPhoneをQUICPayリーダーに近づけると支払いが完了します。そして、QUICPayの支払いでもポイントが貯まります。
Apple PayのSuicaチャージにも使える
楽天カードは、Apple PayのSuicaのチャージにも使え、モバイルSuicaチャージと同様に、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントも貯まります。
ただし、今のところ、Apple PayのSuicaチャージに使えるのは、MasterCardブランドとJCBブランドの楽天カードのみです。nanacoチャージでポイントが貯まるのもJCBブランドだけですので、これから楽天カードに申し込まれるならJCBブランドがおすすめかもしれません。
楽天スーパーポイントを使う
楽天グループサービスで1ポイント=1円で使う
貯めた楽天スーパーポイントは、楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天デリバリーなどの楽天グループサービスで、1ポイント=1円で使うことができます。
楽天市場では、ポイントを利用して買物した場合であっても、利用したポイント分も含めて、商品合計金額の1%分のポイントが付与されます。
具体的には、10,000円の商品を5,000ポイント利用して通常購入した場合、10,000×0.01=100ポイントの楽天スーパーポイントが付与されます。
楽天ポイントカード加盟店のレジで1ポイント=1円で使う
貯めた楽天スーパーポイントは、街の楽天ポイントカード名店のレジで1ポイント=1円で使うこともできます。ネットだけではなくリアルでも使えます。
楽天ポイントカード加盟店には、サンクス、サークルK、ポプラ、生活彩家、ミスド、カフェ バーPRONTOなどがあります。
ANAマイルに交換する
楽天スーパーポイントは、50ポイント以上2ポイント単位で、2ポイント=ANAマイル1マイルに移行できます。
移行手数料は無料です。
ただし、この交換には、
- 1日1回まで
- 1回1,000ポイントまで
- 月間20,000ポイントまで
というルールがあります。
ANAマイルを貯めることを最終目標とされている方は、楽天ANAマイレージクラブカードの方がおすすめかもしれません。
楽天ANAマイレージクラブカードは、カードを使うと「100円=1ポイントの楽天スーパーポイント」ではなく「200円=1マイルのANAマイル」が貯まるカードです。
海外旅行傷害保険
楽天カードには、海外旅行傷害保険が利用付帯しています。
日本を出国する以前に、公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を楽天カードで支払った場合に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。
補償期間は、日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間です。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡 | 2,000万円 |
傷害後遺障害 | その後遺障害の程度に応じて 80~2,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 最高20万円(免責金額:3,000円) |
救援者費用 | 最高200万円 |
あんしん機能
商品未着あんしん制度
楽天市場で購入した商品が未着で、尚且つ、店舗との連絡が困難な場合は請求を取り消してくれます。
但し、次の3条件を満たしている必要があります。
- 楽天市場内で楽天カードで決済を行っていること。
- 「ご利用代金請求明細書」受取後60日以内に申し出ていること。
- 楽天カード株式会社所定の書類を提出し、調査の協力をすること。
ネット不正あんしん制度
ネット不正あんしん制度が自動付帯しています。インターネットショッピングした際にカード情報を盗み取られ、第三者に不正利用された場合であっても、補償されます。
カード利用お知らせメール
カード利用お知らせメールは、利用明細書が手元に届く前にカードの利用をいち早く案内してくれるサービスです。不正利用の早期発見につながり、ネット不正安心制度をいち早く利用できるようになります。
カード盗難保険
万が一、楽天カードを盗難され、カードを不正に利用された場合であっても、楽天カード株式会社の規定により損害額が補償されます。
審査時間が速い
これも楽天カードのメリットと言っていいでしょう。
楽天カードの審査時間はとても早いです。私のケースでは、申込みの10時間半後には審査結果が出ました。
私が申込んだのは夜だったので翌日の審査連絡でしたが、朝に申し込めば当日審査結果がわかったかもしれません。
楽天カードのデメリット
国際ブランドの変更ができない
楽天カードは国際ブランドの変更を認めておりません。
そのため、国際ブランドの変更を希望する場合、既存の楽天カードを解約して、改めて楽天カードを申込む必要があります。
再審査で必ず受かる保証はありませんので、リスクになります。
nanacoチャージでポイントが貯まるのは楽天カード(JCB)のみと書きましたが、私が保有していたのは楽天カード(Visa)でした。
そのため、楽天カード(Visa)を一度解約してから、楽天カード(JCB)を申込みました。
ETCカードの年会費が有料
楽天カードはETCカードを発行することができます。ETCカードの利用でも100円=1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天カードは年会費永年無料ですが、ETCカードは年会費が540円(税込)かかります。
ETCカードも無料なカードもありますので、デメリットと言えばデメリットになります。
楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードの場合、ETCカードの年会費は無料です。
また、楽天Point Club会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の方は、ETCカードの初年度年会費が無料になります。
国内旅行傷害保険が付帯しない
楽天カードには海外旅行傷害保険は付帯していますが、国内旅行傷害保険は付帯していません。
国内旅行時も旅行傷害保険を付帯させたい方は、別のクレジットカードを併せ持つといいでしょう。