マネパカードは、Mastercardブランドのプリペイドカードです。国内でも海外でも使えます。
そのメリットは、
- 15歳から持てる
- 国内利用で1%キャッシュバック
- 5通貨(米ドル・英ポンド・ユーロ・豪ドル・香港ドル)に関しては両替手数料が安い
- 仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)」のビットコインをチャージできる
の4点です。
一方、デメリットはと言うと、
- 5通貨(米ドル・英ポンド・ユーロ・豪ドル・香港ドル)以外の両替手数料が高い
- 海外旅行傷害保険が付帯しない
- 国内旅行傷害保険が付帯しない
の3点です。
メリット・デメリットがはっきりしているため、目的にあった人には便利なカードだと思います。
以下では、まず、マネパカードのメリット・デメリットを簡潔に紹介した後、実際の利用方法を紹介します。
マネパカードのメリット
15歳の中学生でも申込み可能
マネパカードは、Mastercardブランドのプリペイドカードです。
クレジットカードではありません。
そのため、与信審査がなく、15歳以上の方であればどなたでも申込みできます。
中学3年生でもマネパカードを持てるということです。
15歳以上で持てて、以下に紹介するように「1%キャッシュバック」特典もありますので、かなりお得です。
国内利用で1%キャッシュバック
マネパカードを国内で、円建ての支払いに使うと、その利用額の1%がキャッシュバックされます。
当月の利用額の1%の金額が、翌月10日の利用残高にキャッシュバックされます。
キャッシュバック率1%は、楽天カード、Yahoo! JAPANカード、dカードの「ポイント還元率1%」と並びますね。
しかし、「ポイント還元率1%」より「キャッシュバック率1%」の方がお得なのは言うまでもないでしょう。
前者は、ポイントを使って初めてお得を実感できるわけですからね。後者はその必要がありません。
その意味において、マネパカードの「キャッシュバック率1%」は、楽天カードやYahoo! JAPANカードの「ポイント還元率1%」よりお得です。
現在、マネパカードは、新規入会キャンペーンを実施中です。
マネパカード口座開設日から、翌月末日までの最大2ヶ月間、国内利用時のキャッシュバック率が2%になります。
外貨5通貨への両替手数料が安い
マネパカードは、5通貨(米ドル・英ポンド・ユーロ・豪ドル・香港ドル)の両替手数料が安いです。
Mastercard加盟店で米ドル・英ポンド・ユーロ・豪ドル・香港ドルで「ショッピング」をする時、その手数料が安いということです。
MastercardマークのあるATMで米ドル・英ポンド・ユーロ・豪ドル・香港ドルを「引出す」ときの手数料も安いということです。
手数料は、およそ0.8%です。
これは、クレジットカードを海外で使った時の手数料(1.6%-2.0%)に比べても安いです。
クレジットカードを海外で使った時の換算レートについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
マネパカードを使うと、5通貨が使える国に旅行するときにもお得ですし、5通貨が使える国に留学するときにはよりお得になります。
「Zaif」のビットコインをマネパカードにチャージできる
「Zaif(ザイフ)」は、日本最大級の仮想通貨取引所です。
マネパカードと「Zaif」を連携させると、「Zaif」のビットコインを日本円に交換して、手数料無料でマネパカードにチャージすることができます。
ちなみに、Visaプリペイドカードの「ポレットカード」は、仮想通貨取引所のbitFlyerを提携していて、bitFlyer内の円貨を「ポレットカード」にチャージすることができます。
- マネパカード-Zaif
- ポレットカード-bitFlyer
という提携関係ができているのですね。
マネパカードのデメリット
対象5通貨以外の両替手数料が高い
5通貨(米ドル・英ポンド・ユーロ・豪ドル・香港ドル)以外の通貨への両替手数料は、むしろ、クレジットカードの手数料(1.6%-2.0%)に比べても高くなります。
海外旅行傷害保険が付帯しない
クレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯するものが多いですが、マネパカードには付帯しません。
国内旅行傷害保険が付帯しない
クレジットカードには、国内旅行傷害保険が付帯するものが多いですが、マネパカードには付帯しません。
マネパカードの使い方
日本国内で使用する場合
カード専用振込口座に入金する
口座番号とパスワードを入力して、マネパカード会員専用サイトにログインします。
グローバルメニューの「入出金」をクリックすると、「カード専用振込口座」が表示されます。
ATMもしくはインターネットバンキングで、本人名義で入金してください。
銀行の営業時間内に入金すれば、2-3時間で「預り残高(未チャージ残高)」に反映されます。
今回は1万円入金してみました。
日本円にチャージする
グローバルメニューから「チャージ/ペイバック」をクリックします。
「預かり通貨(未チャージ残高)」に、入金した1万円が反映されているのを確認してください。
チャージ通貨の中から「JPY(日本円)」を選択。「預かり通貨(未チャージ残高)」の範囲内でチャージを行います。
今回は、預かり残高10,000円から5,000円を日本円にチャージしてみました。
結果、「預かり残高(未チャージ)」が5,000円になって、「利用可能残高(チャージ済)」が5,000円になりました。
利用限度額を変更する
2016年10月14日以降に、マネパカードを発行した場合、国内利用の初期限度額が「0円」に設定されています。
グローバルメニューの「カード情報(明細・残高・停止)」から「各種変更TOP」⇒「利用限度額変更」と進み、利用限度額を設定してください。
日本国内のMastercard加盟店で利用する
後は、日本国内のMastercard加盟店で、利用可能残高(チャージ済)の範囲内で使うだけです。
海外で利用する場合
カード専用振込口座に入金する
まず、「カード専用振込口座」にATMまたはインターネットバンキングから入金してください。
外貨に両替・チャージする
グローバルメニューから「両替」をクリックします。
以下の画面になりますので、「外貨」を選択し、「預かり残高(未チャージ)」の範囲内で外貨に両替します。
今回は、「預かり残高(未チャージ)」全額の5,000円を米ドルに両替します。
両替後、外貨をチャージするか選択するタブがありますので、「チャージする」を選択します。
上の写真の「レート更新」ボタンをクリックする毎に、レートが更新されます。
表示されたレートをクリックすると、両替、及び、チャージが実行されます。
預かり残高(未チャージ)が0円になって、USD(米ドル)の利用可能残高(チャージ済)が44.18ドルに増えました。
海外のMastercard加盟店で利用する
後は、海外のMastercard加盟店で、米ドル建ての支払いを、「利用可能残高(チャージ済)」の範囲内で行うだけです。
マネパカードは「ポイントサイト」から申込むとお得
マネパカードは、マネパカード公式サイトから申込んでももちろんいいのですが、「ポイントサイト」に取扱いがあるときは、「ポイントサイト」経由で申込んだほうが少しお得です。
「ポイントサイト」に登録し、「ポイントサイト」経由でマネパカードに申し込むと、幾分かの報酬が貰えるからです。
マネパカードの発行会社である株式会社マネーパートナーズは、「ポイントサイト」に広告宣伝費を出しています。
我々が「ポイントサイト」経由でマネパカードを発行すると、その広告宣伝費の一部を頂けるのですね。
広告費の流れは以下のようになっています。
広告主(マネーパートナーズ)
↓
ポイントサイト
↓
マネパカード発行者(私達)
現時点での報酬をまとめたのが以下の比較表です。
ポイントサイト名 | 報酬額 |
---|---|
ハピタス | 1,100円相当 |
ポイントインカム | 1,000円相当 |
モッピー | 1,000円相当 |
お小遣いJP | 1,036円相当 |
colleee | 1,000円相当 |
ちょびリッチ | 750円相当 |
げん玉 | 750円相当 |
ポイントタウン | 750円相当 |
ライフメディア | 750円相当 |
モバトク | 500円相当 |
※報酬は随時変動します。
「ポイントサイト」には、マネパカード以外のカードも多く扱われています。
例えば、年会費無料で海外旅行傷害保険付きの楽天カードも取り扱われています。
楽天カードのポイントサイト報酬額はときに10,000円を超えることもあります。
「ポイントサイト」での小遣い稼ぎを覚えておくと、今後の人生に役立つと思います。
「ポイントサイト」のポイントは、効率的にANAマイル・JALマイルに換えることができます。
「ポイントサイト」でポイントを稼いで、お金を使わず飛行機に乗る「陸マイラー」が現在急増中です。
かくいう私も毎月、マイルの特典航空券で国内・海外旅行をしています。
その方法が気になる方は、以下の記事もぜひご覧ください。