のんさん(能年玲奈)が声優として主演する『この世界の片隅に』を見て以来、呉に行きたいと思っていた。
しかし、今月はもう宮崎1泊と那覇1泊と2回も旅行している。さすがに泊まりの旅行は無理そうだ。
「うーん、そしたら、日帰りで行けばいいんじゃね?」と思いたち、妻に許可をもらって、年の瀬も押し迫る12月28日に決行することにした。
呉は、広島空港からバスで1時間。
旅行前日に、以下の航空券を手配。
- ANA675便(羽田-広島) ⇒ 10:55に広島着
- JAL266便(広島-羽田) ⇒ 19:45に広島発
現地滞在時間は、最大8時間50分。
呉-広島間が1時間かかることを考えると、実質の滞在時間は6時間50分。
ANA便は、手持ちのANAマイルをANA SKYコインに交換して、支払った。
ほぼ満席だったため、座席指定ができなかった。
スーパーフライヤーズデスクに問い合わせたところ、当日の6:30からANAプラチナ/スーパーフライヤーズ会員向けに座席が開放されるとのこと。当日開放席に期待。機窓風景眺めるのが好きなのよ。
JAL便は、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイルを使って予約。
「マイルを使った特典航空券は、搭乗日4日前が締め切りでは?」と思われるかもしれないが、「BAマイル→JAL国内線特典航空券」は搭乗日当日でも予約可能。
しかも、JALマイルなら7,500マイル必要なところ、BAマイルなら4,500マイルで済む。
ANA675便で広島空港へ
起床は5:50。
6:30過ぎにスーパーフライヤーズデスクに電話。窓側席に変更をお願いする。最前列が空いていた。ラッキー。
日帰りなのでスーツケースはなく、リュックのみ。電車で空港まで行くことにした。
7時過ぎに電車に。Twitterを見てたら、以下のニュースを見つけた。
戦時下の広島を描いたアニメ映画「この世界の片隅に」の舞台となった広島県呉市と広島市のロケ地マップを、監督の片渕須直氏らが作製した。映画のタッチで描かれたイラストが多数あしらわれた「絵地図」で、両市の観光案内所などで無料配布中だ。
「この世界の片隅に」監督らロケ地マップ作製 無料配布:朝日新聞デジタル(リンク切れ)
呉市内では、くれ観光情報プラザ、ヤマトギャラリー零、大和ミュージアムで配布しているそうだ。これは是非ゲットしてこよう。
新宿-品川の山手線が混み混みで体力奪われる・・・幻のエイトライナー構想はよ。
8:50頃に羽田空港に到着。もう帰省ラッシュが始まっているようで、何時になく人が多い。
ANA PREMIUM CHECK-INの前には門松が飾ってあった。
ANA PREMIUM CHECK-IN内の保安検査にも行列ができていた。しかし、ここに並んでいる人、みんな上級会員なのかね?関係ない人も紛れ込んでる気がする・・・
優先搭乗。
最前列。
ファミリー客が多い。
機内で『この世界の片隅に』のサントラCDをダウンロードして、気分を盛り上げる。
ほぼ満員ということで出発が10分くらい遅れた。
白波を見ると、水原哲さんの「うさぎがはねよる」を思いだす。
富士山も一瞬見えた。
この日は空が凄く澄んでて、空港もきれいに見えた。
東京の都市の建物の稠密さもきれいに撮れた。コンクリート・ジャングル凄いね。
富士山は反対側だったので見られなかったが、南アルプスが見えた。
南アルプスを超えると、天竜川沿いに伊那谷が広がる。この伊那谷の奥には諏訪湖がある。
その後は、『広島県謎解き散歩』という本を読んでいた。
10時54分に広島空港に着陸。広島空港にホテルあるんだね。
飛行機を出たのは11時6分。定刻より10分遅れ。
今回はスーツケースを預けていないので、荷物引取所をスルー。
広島空港からシャトルバスで呉市内へ
呉市内までのシャトルバスのチケットを買おうとしたが、うーん、空港から広島行きは便数が多いけれど、呉行きはほとんどないんだね。
25分位空港で待機。しっかし、今日の広島はとても寒い。
呉市内までのバス運賃は片道1,340円、往復で2,300円。往復チケットを購入。
シャトルバスに乗車。景色が見えやすい最前列を確保。
昼飯は「呉焼き」を食べたいね。バス内にあった「呉グルメマップ」というチラシと食べログを見て、昼飯場所をサーチ。「多幸膳(たこぜん)」という店に決めた。
記憶によれば、山陽自動車道-東広島・呉自動車道というルートで、阿賀ICへ。そこから、呉市内とは反対側の新広駅へ向かっていったので、少し動揺した。
阿賀ICと呉市と新広駅の位置関係は下図の赤枠を参照。
なお、新広駅の南東に、王子製紙の呉工場王子物流の広大な敷地が広がっているが、ここは、『この世界の片隅に』の北條円太郎がエンジン技師として勤務していた第11海軍航空廠(1941年に広海軍工廠から航空機部が独立)があった場所のようだ。
下の写真は、その新広駅から呉市内に向かう途中のもの。もうすぐ呉市中心部だというのに目前に山(休山)があって驚いた。この後、休山トンネルを通って呉市中心部へ入る。
「本通3丁目」のバス停から「れんが通り」へ
「多幸膳」は、終点の「呉駅前」よりひとつ手前の「本通3丁目」で降りたほうが近そうなので、「本通3丁目」のバス停で降りた。
本通3丁目の交差点。奥に「花見橋通り商店街」。
交差点から北東方向に目を向けると、山が。おぉ、あれが灰ヶ峰か?!
花見橋通り商店街をまっすぐ行くと、すぐに「れんが通り」(アーケード)にぶつかる。そこを左に行くと、「多幸膳」があった。
素通りしてもう少し南に。
「これぞ呉」って感じの喫茶店を見つけた。
この「昴珈琲店」から先の駅方面にはアーケードにはなっていない。
「多幸膳」に戻る。
「れんが通り」はちょうど路面工事中であった。
多幸膳で呉焼き
多幸膳の入口。
お好み焼・たこ焼 たこぜん (多幸膳) – 呉/お好み焼き [食べログ]
テーブル席と小上がりがあったが、小上がりへ。
メニュー。
ここはやはり「呉焼きそば」で。一応、店員さんに「広島風お好み焼きとどう違うんですか?」と聞いたら、「呉焼きは二つ折りになってて、当店独自のピリ辛味噌が入っている」とのこと。
「お皿にしますか?鉄板にしますか?」と聞かれたので、より雰囲気が出る鉄板に。
漫画本がいっぱい。
寝不足なので、飲酒するかどうか迷ったが、地ビールに惹かれて「海軍さんの麦酒」を。
待つこと10分。来た。たしかに折りたたんであって半円状。
テレビドラマ版『この世界の片隅に』ですずさんを演じた北川景子さんも来店したらしい。
この後、タクシーを拾って、北にある「三ツ蔵」に行きたい。
店員さんにタクシーが拾える場所を聞いたら、店を出て、すぐ左のアーケードの入口でタクシーが停まっているという。
呉の多幸膳は、フードデリバリーの「Wolt」に参加しています。
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この旅行記の続きは以下をご覧ください。