電子マネー「iD」が利用できて、尚且つ、ANAマイルを貯められるクレジットカードを紹介します。
電子マネー「iD」でANAマイルを貯められるクレジットカードは、大きく分けて、以下の2つに分けられます。
- ANA提携カード
- ANA提携カードではないが、「ANAマイルに移行できるポイント」が貯まるカード
iDが使えるANAカード
ANA VISAカード
三井住友カード株式会社が発行するANA VISAカードには、カードそのものに「iD」機能が搭載されています。
また、NTTドコモのAndroid端末にiDアプリをインストールし、ANA VISAカードを登録すると、Android端末がモバイルiDとして利用できます。
同様に、Apple Pay対応のiPhoneのiDアプリにANA VISAカードを設定すれば、Apple Pay(iD)として利用できます。
Android端末でもiPhoneでも、iD読取機にスマートフォンをかざすだけで支払いができます。
iD利用分は、ANA VISAカードの利用分と合算されて、ワールドプレゼントのポイント対象となります。
月間の利用額1,000円に対して1ポイント貯まります。
1ポイントは5マイル(※10マイルコース登録時は10マイル)に交換できます。
ANA VISAカードのiD利用時のANAマイル還元率は、0.5%(※10マイルコース登録時は1.0%)ということになりますね。
ANA VISAカードには、カードそのものに「楽天Edy」機能も搭載されています。ただし、ANA VISAカードで楽天Edyチャージしてもポイントは貯まりません。
楽天EdyチャージでANAマイルを貯めたい方は、楽天EdyチャージでANAマイルを貯められるクレジットカード一覧を御覧ください。
なお、ANA VISAカードや、以下で紹介するANA VISA Suicaカード、ANA VISA nimocaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードが「あなたが作る初めてのANAカード」でしたら、絶対に以下の「ANAカード最強の入会方法」を実践してください。
ANA VISA suicaカード
同じく、三井住友カード株式会社がビューカードと提携して発行するANA VISA Suicaカードには、「Suica」機能が搭載されているため、カードそのものには「iD」機能が搭載されていません。
しかし、「三井住友カードiD 専用カード」を追加カードとして発行することができます。
また、ドコモの「おサイフケータイ」対応携帯電話にiDアプリをダウンロードし、ANA VISA Suicaカードのカード情報を登録すると、「三井住友カードiD 携帯」として利用することができます。
もちろん、Apple Pay対応のiPhoneのiDアプリに登録すれば、「Apple Pay(iD)」としても利用できます。
「三井住友カードiD 専用カード」、「三井住友カードiD 携帯」、「Apple Pay(iD)」いずれの利用でもポイント(ワールドプレゼントポイント)が貯まります。
ANA VISA SuicaカードのiD利用時のANAマイル還元率は、0.5%(※10マイルコース登録時は1.0%)です。
ANA VISA Suicaカードには「Suica」機能が搭載されていて、Suicaチャージでもポイント(ワールドプレゼントポイント)が貯まります。
ANA VISA nimocaカード
三井住友カード株式会社が、西鉄グループのニモカ株式会社と提携して発行するANA VISA nimocaカードには、「nimoca」機能が搭載されているため、カードそのものには「iD」機能が搭載されていません。
しかし、「三井住友カードiD 専用カード」を追加カードとして発行することができます。
また、ドコモの「おサイフケータイ」対応携帯電話にiDアプリをダウンロードし、ANA VISA nimocaカードのカード情報を登録すると、「三井住友カードiD 携帯」として利用することができます。
もちろん、Apple Pay対応のiPhoneのiDアプリに登録すれば、「Apple Pay(iD)」としても利用できます。
「三井住友カードiD 専用カード」、「三井住友カードiD 携帯」、「Apple Pay(iD)」いずれの利用でも、「1,000円=1ポイント」のワールドプレゼントポイントが貯まります。
ANA VISA nimocaカードのiD利用時のANAマイル還元率は、0.5%(※10マイルコース登録時は1.0%)です。
ANA VISA nimocaカードには「nimoca」機能が搭載されていて、nimocaチャージでも「1,000円=1ポイント」のワールドプレゼントポイントが貯まります。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
三井住友カード株式会社が東急カードと提携して発行するANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードには、「PASMO」機能が搭載されているため、カードそのものには「iD」が搭載されていません。
しかし、「三井住友カードiD 専用カード」を追加カードとして発行することができます。
また、ドコモの「おサイフケータイ」対応携帯電話にiDアプリをダウンロードし、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのカード情報を登録すると、「三井住友カードiD 携帯」として利用することができます。
さらに、iPhoneのWALLETアプリケーションに、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの情報を登録して、「Apple Pay(iD)」として利用することもできます。
「三井住友カードiD 専用カード」、「三井住友カードiD 携帯」、「Apple Pay(iD)」いずれの利用でもポイント(ワールドプレゼントポイント)が貯まります。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのiD利用時のANAマイル還元率は、0.5%(※10マイルコース登録時は1.0%)です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードには、電子マネー「PASMO」機能が搭載されていて、PASMOチャージでポイント(ワールドプレゼントポイント)が貯まります。
以上、三井住友カード株式会社発行のANAカード4枚の電子マネーについてまとめると、以下のようになります。「○」はポイントが貯まる、「×」はポイントが貯まりません。
iD | 楽天Edy | Suica | nimoca | PASMO | |
---|---|---|---|---|---|
ANA VISAカード | 搭載 ○ | 搭載 × | 非搭載 × | 搭載 ○ | 非搭載 × |
ANA VISA Suicaカード | 非搭載 ○ | 非搭載 × | 搭載 ○ | 非搭載 × | 非搭載 × |
ANA VISA nimocaカード | 非搭載 ○ | 非搭載 × | 非搭載 × | 非搭載 × | 非搭載 × |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 非搭載 ○ | 非搭載 × | 非搭載 × | 非搭載 × | 搭載 ○ |
iDで「ANAマイルに移行できるポイント」が貯まるクレジットカード
次に紹介するのは、電子マネー「iD」の利用で「ANAマイルに移行できるポイント」を貯められるクレジットカードです。
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)は、年会費無料。
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)には、カードそのものに「iD」機能と「QUICPay」機能がダブル搭載されています。
iDの利用でもQUICPayの利用でも100円=1ポイントのオリコポイントが貯まり、オリコポイントは1,000ポイント=600マイルに移行レートでANAマイルに移行できます。
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)のiD/QUICPay利用時のANAマイル還元率は、0.6%ということになります。ANA VISAカード(一般カード)、ANA VISA suicaカード、ANA VISA nimocaカードよりもANAマイル還元率が高いのが気にかかります(苦笑)
なお、Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイントは、入会後6ヶ月間はポイント換算率が2倍になります。入会後6ヶ月間は、iD/QUICPay利用時のANAマイル還元率も通常の2倍の1.2%になります。
ライフカード
ライフカードの年会費は永年無料。
ライフカードは、NTTドコモのAndroid端末のiDアプリ、Apple Pay対応のiPhoneのiDアプリに登録することができます。
すると、iDマークのあるお店でスマートフォンをかざすだけで支払いができます。
iDでの支払いは、クレジットカードでの支払いと合算され、1,000円ごとに1ポイントのLIFEサンクスプレゼントのポイントが貯まります。
LIFEサンクスプレゼントのポイントは、ANAマイルに交換できます。
1ポイント=2.5マイル
で交換できます。
ライフカードのiDを使ったときのANAマイル還元率は、0.25%ということになりますね。
ライフカードには多くのラインナップが有りますが、今現在、そのほとんど全てにおいて、「お友達紹介キャンペーン」での入会が最もお得となっています。
ライフカードへの新規入会を検討中の方は、是非、以下の記事をよくお読みになってください。
SMCC発行の一覧表の中で、
・ANA VISAカードにnimoca搭載 〇、
・ANA VISA nimocaカードにnimoca非搭載 ×、
と間違って記載されています。
またこちらには記載がありませんが、同じくSMCC発行のANA MasterCardには、iDと楽天Edyが搭載されており、iDのみワールドプレゼント対象となります。