今回は『この世界の片隅に』のロケ地を巡る広島1泊2日旅行。
- 広島1泊2日旅行記 (1) ANA675便で広島空港へ、福屋八丁堀本店を訪れる
- 広島1泊2日旅行記 (2) 江波の「わいわい」で「広島風お好み焼き」を食べ、江波山の「シェ・ヤマライ」で休憩
- 広島1泊2日旅行記 (3) 草津から広島市電に乗って、原爆ドームと平和記念公園を訪れる
- 広島1泊2日旅行記 (4) ホテルグランヴィア広島にチェックインして、「鮨処ひと志」で晩飯
- 広島1泊2日旅行記 (5) 広島城の大本営跡、福島正則にまつまる石垣、中国軍管区司令部跡を見学
- 広島1泊2日旅行記 (6) 基町アパート内の銭湯「平和湯」に入り、ANA686便で帰路に
前回の呉日帰り旅行で回れないところもあったので、2日目は早起きできたら呉に行こうかとも考えていた。
1月10日に、ANAマイルを使って、
- 1月25日のANA675便(羽田-広島)
- 1月26日のANA686便(広島-羽田)
の特典航空券を予約。必要マイルは往復で12,000マイル。
旅行前から行きたい場所をリストアップしていた。
ANA675便で広島空港へ
前回の呉日帰り旅行の時は羽田空港まで電車で行ったが、今回はスーツケースもあって大変なので、タクシーを利用した。
7:40に乗車して、8時25分に空港到着。やっぱり、楽だ。
広島で可愛い子がいたら上げる予定のお土産を買う(なお、結局、誰にも渡さず東京に持って帰ってきた・・・)。
ANA PREMIUM CHECK-INに。スーツケースを預ける。
2016年度のアップグレードポイントがあと8ポイント残っているので、アップグレードしたかったが、プレミアムクラスは満席だった。
少し時間があったので久しぶりにANAラウンジへ。
しかし、ANAラウンジの椅子は、背もたれが低いから体を預けられず疲れるね。
第2ターミナルにあるカードラウンジ・航空会社ラウンジについては、以下を参照。
ANA675便に搭乗。座席は左側の35A。
前回の広島便は、右側座席で羽田沖旋回中の一瞬しか富士山が見えなかった。
今回はばっちり富士山が見えた。
睡眠不足で辛いから寝たいところではあるんだけど、機窓の風景好きだから寝ずに。
これは伊勢湾で左が名古屋で右が三重県なんだけど、三重県だけ雪。鈴鹿山脈が近いからか。
岡山市上空。岡山ってこんな海岸線してたんだ。
飛行機は福山市の北側で急に左旋回して、福山市上空を南下。
その後、右旋回して、尾道上空を通過して、広島空港へ。
なお、4ヶ月後、尾道を訪れることになる。
広島空港からシャトルバスで広島駅(新幹線口)へ
前回の呉旅行で、「PASPY」というICカードがあると便利そうと思った。広島空港でPASPYが入手できれば買おうと思ってたけど、空港ではチャージしかできないとのこと。
広島駅(新幹線口)までのチケットを購入。二日目はもしかしたら呉に行くかも・・・と思っていたので、片道だけ。
呉行きと違って、広島行きは本数出てるからいいね。
バスの中ではおやすみモードに。
12時に広島駅(新幹線口)に到着。降りた目の前が宿泊先のホテルグランヴィア広島だった。ありがたい。
なお、駅前ロータリーの反対側にはシェラトングランドホテル広島がある。
ホテルグランヴィア広島のフロント前。思ったより大きいホテルだ。
早めに部屋に入りたかったが、早くても13時半とのこと。
リュックの荷物をスーツケースに移して、ホテルに預ける。
福屋八丁堀本店
現在の時刻は12:20。昼飯は「お好み焼き 八昌」で食べたい。電話したところ、現在、3人待ちとのこと。13時過ぎたら空くかなと期待。
タクシーを拾い、まずは福屋八丁堀本店へ。
福屋八丁堀本店は1938年竣工。映画『この世界の片隅に』で広島に里帰りしたすずさんがスケッチしていた建物だ。映画のパンフレットから解説記事を引用する。
なお、福屋八丁堀本店の設計者は、銀座の和光(1932年)を設計した渡辺仁であるそうだ。銀座の和光とは、縦の柱の強調、縦長窓、角丸という点で共通点があるね。
事前調べでは、福屋八丁堀本店は爆心地から710メートルしか離れてないということだったので、ここから710メートルのところに爆心地=原爆ドームがあるんだな、と。なにしろ、広島は初めてだから。
「お好み焼き 八昌」には入れず
相生通りを東に、「お好み焼き 八昌」へ向かう。
これが夜の繁華街「流川」の入り口か。
で、こちらが同じく飲み屋街の「薬研堀」の入り口ね。
通りには路面電車が。
13時ちょうどに「お好み焼き 八昌」に到着。
外には並んでないが、店の中を見ると・・10人位が立って待っていた。後ろに立って待たれたら、食べてる人落ち着かないと思うのだが・・・
店主が8人分くらいのお好み焼きを同時に焼いていた。どれくらい待つのか予想できなかったので「八昌」は諦める。
タクシー運転手のお好み焼き談義
タクシーを拾って、すずさんの生まれ故郷という設定の江波(えば)に向かうことにする。
運転手とお好み焼き談義。運転手は年に100枚はお好み焼きを食べるのだという。でも、「八昌」のような有名なところではなく、昔ながらの腰の曲がったおばちゃんが焼いてくれるような店に行くんだそうだ。よく行くお店の名前を聞いたら「パンチくん」と言っていた。
お好み焼き屋は店によって味がかなり変わり、同じ店でも野菜の水分量の違いとか季節によっても味が微妙に異なるんだそうだ。
「パンチくん」に俄然興味が湧いたが、江波とは少し方角が異なるようだ。
なお、「東京のうちの近所に「八昌」の暖簾分けの店があるんですよ」と言ったらビックリしていた。
元安川と本川を渡る。「この辺りは干満の差が激しいの?」と聞いたら、「大阪湾は1m位しか変わらないが、瀬戸内海は太平洋、日本海双方から潮が来るから、この辺りは3m位干満の差があると言っていた。
続きは以下をご覧ください。