今回はANA特典航空券で行く高松1泊2日旅行。
日程は2016年4月19日(火)~20日(水)。
- 高松1泊2日旅行記 (1) こんぴらさんの「奥社」までお参りする
- 高松1泊2日旅行記 (2) 日柳燕石旧宅の呑象楼、凱陣丸尾本店を見てから、ことでん琴平線で瓦町駅へ
- 高松1泊2日旅行記 (3) ダイワロイネットホテル高松にチェックインして、「寿司 中川」で晩飯
- 高松1泊2日旅行記 (4) 丹下健三設計の香川県庁舎を見て回ってから、ANA540便で帰路に
1日目のメインテーマは「こんぴらさん奥社参り」、裏テーマは「前回知りあった子と寿司同伴」。
2日目の予定は決めていない。
羽田-高松の往復の航空券はANA特典航空券で手配した。必要マイルは12,000マイル。
マイルを貯める方法は以下参照。
今回はホテルもリクルートポイントを使って手配したため、旅費はゼロ。飲み代が高い(笑)
目次
ANA533便で高松空港へ
ANA533便の出発時間は9:30。1時間前に空港到着。空港まではkmタクシーの羽田空港定額タクシーを利用した。
「金の翼」でお土産を購入。
ANA PREMIUM CHECK-INへ。熊本地震へのお見舞いの言葉があった。
スーツケースを預ける。予約段階では隣がいない席を座席指定したが、現段階でもいないか確認。
1週間前の北陸旅行の時は旅行直前に膝を痛めて、フェルビナクを貼っていたが、今回までにだいぶ回復した(はず)。
参考:金沢・富山2泊3日旅行記 (1) ひがし茶屋街を散策して、近江町市場近くの「エリタージュ」でランチ
こんぴらさん登山で膝に負担を掛けるがもってくれ!
昨年末、高松に行く時に乗ったANA533便もスター・ウォーズ・ジェットだったが、今回もそうだった。今回は頭のシートもスター・ウォーズ仕様だった。
新シート?
機内ではノイズキャンセリングイヤホンをして、司馬遼太郎の「世に棲む日日」の日柳燕石(くさなぎえんせき)が出てくる章を読んでいた。
そういえば、今回、右の窓際席を取ったけど、ANA533便は左の窓際席が面白かったのを思い出した。
それでは音楽聴きながら寝ようかと思ったものの、ANA533(羽田-高松)の左側の座席からは、陸側からの太平洋の沿岸線が見られて、飽きないのである。
高松空港からシャトルバスでJR琴平駅へ
高松空港に到着。
自動券売機でシャトルバスの切符を買う。JR琴平駅まで1,500円。
この日のANA533便のゲート到着時間は10:47だったが、シャトルバスの出発時間は11:30。時間がもったいない。
香川県はため池が多い。
あと、円錐形の小さなかわいいお山が多い。甘食みたいな(笑)
でも、こういうテーブル状の山もある。屋島もそうだ。
ちなみに、円錐形の山を「ビュート」、テーブル状の山を「メサ」と言うそうだ。
シャトルバスの最後部座席はシートピッチが結構あって快適だった。
こんぴらさん近くになって、こんぴらさん参りの後に訪れたいと思っていた日柳燕石の旧宅を見かけた。ので、場所をチェックしておいた。
JR琴平駅のロッカーに荷物を預ける
JR琴平駅の駅舎、かわいいね。
ロッカーに荷物を預ける。結構歩くだろうし階段を登るからリュックをなるべく軽くしておいた。
ダウンジャケットも預けるか迷ったが、ときおり強い風が吹くので持っていくことに。
高さ日本一の高灯籠
あれが金刀比羅宮を抱える象頭山(ぞうずさん)ね。
上の写真の道を進んでいくと、右側に開けた一帯が。
高さ日本一という灯籠があった。
八重桜と藤がいい感じに咲いていた。
さぬきうどんで腹ごしらえ
こんぴらさん中腹「大門」までショートカットしてくれる参拝タクシーもあるらしい。
登山前の腹ごしらえを表参道入口近くのこちらで。ぶっかけうどん。500円。まぁ、普通じゃないですかね。
こんぴらさん登山(御本宮まで)
金刀比羅宮の表参道。
お、ここが最初の階段みたいだ。時刻は13:07。歩数計をチェック。さーて、がんばっていきまっしょい。
おみやげ屋や飲食できる店が続く。
杖を無料で貸し出してくれるらしいが、利用しなかった。
乳幼児を抱えたお母さんが駕籠に乗って登っていた。
きつい階段。上に見える大門までで365段らしい。
なお、大門は、高松藩初代藩主の松平頼重が寄進したもので、大門より内側が「境内」になるらしい。
大門から振り返ると既にして充分いい景色が広がる。
大門を抜けると、傘を差して飴を売る「五人百姓」という人がいた。
さっき触れたように大門内が「境内」になるが、五人百姓は境内で代々特別に営業許可を受けた人たちらしい。タダじゃないと思ったから、飴は特に貰わず。
その先には、金壱百万円くらい寄付した人の石碑が並ぶ。
ダウンジャケット着てきてしまったが、汗かきまくり。ダウンは脱いで腰に巻いて登山。
宝物館もあったが、登ること優先でパス。
「神椿」という資生堂パーラー系列のレストランがあった。あれ、「五人百姓」以外にも境内での営業を許可されているんだ(笑)
このきつい階段を登った先に「旭社」があった。
旭社。最初、これが御本宮かと勘違いしてしまった。
しかも、普通にお賽銭を入れて願い事もしてしまったが、後日知ったのだが、旭社は本来、帰路で参拝するものらしい・・・
既にここが御本宮だと勘違いしているので、以下の案内を見ても、「”奥社”をご参拝の方はこちらへお進み下さい」に勝手に脳内変換しているお馬鹿な私。
「御前四段坂」というかなり傾斜のきつい階段が。
左下の金色のプレートには「あと少し。御本宮まで133段!登って幸せ。福が来る!」と書いてある。
「奥社まで1368段と聞いていたが、もう奥社到達なの?攻略簡単すぎない?」と勘違いが止まらない。
私は奥社だと思っているが(笑)御本宮到着。時刻は13:52。所要時間は写真撮りながらで45分だった。
いい眺め。せっかくなので近くにいたおばさんに写真を撮ってもらった。
さて、「奥社→」を見て、ここがようやく奥社じゃないことを知る(笑) 簡単すぎると思った(笑)
奥社までは片道30分程だそうだ。
こんぴらさん登山(奥社まで)
奥社道入口。奥社道に入ると、鬱蒼した山道になり、日差しが遮られ、体感温度がぐっと下がる。
また、御本宮までは人で賑わっていたが、奥社まで行く人はほとんどいない。
※後に「ブラタモリ こんぴらさん」を見て知ったのだが、御本宮は、固い安山岩と柔らかい花崗岩のちょうど境目に位置するらしい。大麻山と金刀比羅宮(讃岐ジオサイト) – 善通寺市ホームページによれば、「金刀比羅宮の本殿は花崗岩の緩斜面上にありますが、奥社は讃岐岩質安山岩からなる急斜面上にあります。このため本宮から奥社までは長い石段を登ることになります」とあり、以下の図が添えられている。
白峰神社。保元の乱で敗れて讃岐に配流された崇徳上皇を祀った神社。
イノシシが出るとのこと(;^_^A アセアセ・・・
亀に石碑。松江の月照寺でも見たな。こういう亀形の石碑の台のことを「亀趺(きふ)」と言うらしい。
只今の時刻14:30前。晩飯は高松で19時から。この後、麓まで戻って、日柳燕石の旧宅とか見学して、ことでんに乗って高松まで行くとなると、ホテルでゆっくりする時間がほとんどないなぁ。
ラストスパート。
14:37、奥社(正式名称:厳魂神社)に到着。1368段登り切ったぞー。登り始めからの所要時間はちょうど1時間半。
歩数計をチェックすると、階段登り歩数1,560。
丸亀平野の先に讃岐富士。御本宮より見晴らしがいいね。
せっかくなので、近くにいたカップルにお願いして、写真撮ってもらったが、逆光だった。
厳魂神社の脇は岸壁になっている。
ここでお守りを購入。
奥社で20分くらい休憩。
下山前に、崖に面したトイレに寄る。
15:06から下山。下りのほうが膝に負担が掛かりそう。膝に熱さを感じるもの。
帰りの奥社道はダウンジャケットを着ていてちょうどいいくらいひんやりしていた。
下向道、傾斜きついなぁ。
こんぴらさん登山は、登りはスポーツ的でチャレンジし甲斐があるけど、下りは膝を痛めそうなのでリフトか何かで降りたいね(汗)
15:53頃、下山完了。帰りは途中で写真を写真を撮りつつ47分で降りたことに。
続きは以下をご覧ください。