北陸新幹線は「えきねっと」と「e5489」どちらで予約がお得？

こんにちは。

ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、（@odakyu_de_go）と申します。

北陸新幹線は「JR東日本」と「JR西日本」が共同で運営していて、そのきっぷは、

のどちらでも買うことができます。

北陸新幹線の座席の網ポケットには、

の両方が入っています。

当記事では、北陸新幹線のきっぷは「えきねっと」と「e5489」どちらが予約したほうがお得なのか、考えてみたいと思います。

それを考える際に重要となるのが、以下の点です。

管理境界駅をまたぐ区間のきっぷは「えきねっと」「e5489」どちらで予約しても一緒だが・・・

管理境界駅の上越妙高駅をまたぐ区間のきっぷは、「えきねっと」「e5489」どちらで予約しても料金は一緒です。

一緒ですが、どのクレジットカードを保有しているかで、最もお得な購入方法が変わってきます。

例として、東京（JR東日本管轄駅）～金沢（JR西日本管轄駅）の「はくたか573号」のケースを考えてみましょう。

【当日】の「はくたか573号」を予約する場合

【当日】の「はくたか573号」を予約する場合。

	新幹線eチケット	13,980円
	eきっぷ（IC用） ※J-WESTカード会員限定	13,630円
	eきっぷ ※J-WESTカード会員限定	13,730円
	新幹線eチケット	13,980円
	通常のきっぷ	14,180円

持っているカードが、JR西日本の「J-WESTカード」だけなら、「e5489」で「eきっぷ（IC用）」を買うのが一番安いです。

「e5489」でJ-WESTカードを使って北陸新幹線のきっぷを購入すると、『1％』のWESTERポイントも獲得できます。

WESTERポイントは「1ポイント＝1円」でショッピングに使える他、山陽新幹線の無料きっぷ・グリーン車アップグレードにも使うことができます。

参考：J-WESTカードでWESTERポイントを貯めて、山陽新幹線の特典きっぷに交換するまでの流れ

J-WESTカードは「紹介URL」から入会すると、通常の入会キャンペーンのポイントに加えて、さらに1,000ポイント獲得できます。紹介URLの案内を希望される方は以下の記事をご覧ください。

参考：J-WESTカードは「ご紹介プログラム」「ポイントサイト」からの入会がお得です

しかし、「ビュー・スイカ」カード、ルミネカードなどの「ビューカード」を持っていたら、話は変わります。

「えきねっと」でビューカードを使って北陸新幹線のきっぷを購入すると、『5％』のJRE POINTを獲得できるからです。

ビューゴールドプラスカード、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードなら、『10％』のJRE POINTを獲得できます。

JRE POINTは「1ポイント＝1円」でショッピングに使える他、JR東日本の新幹線※無料きっぷ、特急券、普通列車グリーン券に交換することもできます。

※北陸新幹線の無料きっぷは東京～上越妙高間のみ交換できます。

参考：JRE POINTを貯めて、無料で「新幹線・普通列車グリーン車・特急」に乗車するまでの流れ

WESTERポイント、及び、JRE POINTの1ポイントの価値を1円として、実質の価格を比べると以下のようになります。

【翌日】以降の「はくたか573号」を予約する場合

【翌日】以降の「はくたか」を予約する場合は、「えきねっと」では「トクだ値10」「トクだ値30」という割引きっぷが利用できます。

「e5489」では「eチケット早特1」「eチケット早特14」という割引きっぷが利用できます。

割引率は以下の通り。

トクだ値10 （10％割引）	eチケット早特1 （10％割引）
トクだ値30 （30％割引）	eチケット早特14 （30％割引）

以下は【翌日】のきっぷを購入するケース。

料金が同じなら、ビューカード決済で『5％』のJRE POINT還元、ビューゴールドカード決済で『10％』のJRE POINT還元を狙ったほうがいいですね。

もちろん、JRE POINTを有効活用できる人であれば、ですが。

JR東日本管轄で完結するきっぷは「えきねっと」で予約したほうがお得

次に、JR東日本管轄の駅で完結する区間のきっぷを予約するケースを考えます。

例えば、東京⇔軽井沢の「あさま」を予約するケースです。

結論を先にいうと、この場合、「えきねっと」で予約したほうがお得です。

というのも、「えきねっと」で予約する場合は「トクだ値」という割引きっぷが利用できるのに対して、「e5489」では利用できないからです。

【当日】の「あさま625号」を予約する場合

【当日】の「あさま625号」を予約する場合は、「えきねっと」「e5489」どちらで予約しても変わりません。

	新幹線eチケット	5,620円
	新幹線eチケット	5,620円
	通常のきっぷ	5,820円

【翌日】以降の「あさま625号」を予約する場合

しかし、「翌日」の「あさま625号」を予約する場合、「えきねっと」では「トクだ値10」という割引きっぷを利用することができます。

一方、「e5489」では割引きっぷは利用できません。

	トクだ値10	5,230円
	新幹線eチケット	5,820円
	新幹線eチケット	5,820円
	通常のきっぷ	6,020円

ビューカードを持っていれば、「トクだ値10」の価格からさらに実質『5％』割引です。

ビューゴールドカードを持っていれば、「トクだ値10」の価格からさらに実質『10％』割引です。

実質的な価格は、片道だけで800円近く差が開きます。往復なら1,600円。

JR東日本管内で完結する区間のきっぷを購入する場合は、【ビューカードがマスト】と言っていいでしょう。

JR西日本管轄で完結するきっぷは「e5489」で予約したほうがお得

最後に、JR西日本管轄の駅で完結する区間のきっぷを予約するケースを考えます。

例えば、富山⇔金沢の「つるぎ」を予約するケースです。

【当日】の「つるぎ721号」を予約する場合

例えば、「当日」の「つるぎ721号」（富山-金沢）を予約しようとした場合、以下のようになります。

	新幹線eチケット	2,990円
	eきっぷ（IC用） ※J-WESTカード会員限定	2,860円
	eきっぷ ※J-WESTカード会員限定	2,860円
	新幹線eチケット	2,990円
	通常のきっぷ	3,190円

持っているカードが、JR西日本の「J-WESTカード」だけなら、「e5489」で「eきっぷ（IC用）」を買うのが一番安いです。

「e5489」でJ-WESTカードを使って北陸新幹線のきっぷを購入すると、『1％』のWESTERポイントも獲得できます。

WESTERポイントは「1ポイント＝1円」でショッピングに使える他、山陽新幹線の無料きっぷ・グリーン車アップグレードにも使うことができます。

参考：J-WESTカードでWESTERポイントを貯めて、山陽新幹線の特典きっぷに交換するまでの流れ

J-WESTカードは「紹介URL」から入会すると、通常の入会キャンペーンのポイントに加えて、さらに1,000ポイント獲得できます。紹介URLの案内を希望される方は以下の記事をご覧ください。

参考：J-WESTカードは「ご紹介プログラム」「ポイントサイト」からの入会がお得です

しかし、「ビュー・スイカ」カード、ルミネカードなどの「ビューカード」を持っていたら、話は変わります。

「えきねっと」でビューカードを使って北陸新幹線のきっぷを購入すると、『5％』のJRE POINTを獲得できるからです。

ビューゴールドプラスカード、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードなら、『10％』のJRE POINTを獲得できます。

JRE POINTは「1ポイント＝1円」でショッピングに使える他、JR東日本の新幹線※無料きっぷ、特急券、普通列車グリーン券に交換することもできます。

※北陸新幹線の無料きっぷは東京～上越妙高間のみ交換できます。

参考：JRE POINTを貯めて、無料で「新幹線・普通列車グリーン車・特急」に乗車するまでの流れ

WESTERポイント、及び、JRE POINTの1ポイントの価値を1円として、実質の価格を比べると以下のようになります。

ビューゴールドカードを持っているのでなければ、どちらで購入してもいいかな、という感じです。

【翌日】以降の「つるぎ721号」を予約する場合

「翌日」および「14日後」の「つるぎ721号」（富山-金沢）を予約しようとした場合、以下のようになります。

なんと、JR西日本管轄駅で完結する区間なのに、JR西日本運営の「e5489」で割引きっぷが利用できません。

※JR東日本管轄駅で完結する区間では、JR東日本の「えきねっと」で割引きっぷを使えたのとは対照的です。

【当日】のケースと同様、ビューゴールドカードを持っているのでなければ、「えきねっと」「e5489」どちらで購入してもいいかな、という感じです。

まとめ

北陸新幹線のきっぷは「えきねっと」「e5489」の両方で買うことができ、

• 高崎駅-上越妙高駅の間はJR東日本が管轄
• 上越妙高駅-金沢駅の間はJR西日本が管轄

のため、面白い現象が起きます。

	管轄駅	運営サイト
JR東日本	東京～上越妙高
JR西日本	上越妙高～金沢

J-WESTカード、および、ビューカードの活用がおすすめです。

参考：J-WESTカードでWESTERポイントを貯めて、山陽新幹線の特典きっぷに交換するまでの流れ

参考：JRE POINTを貯めて、無料で「新幹線・普通列車グリーン車・特急」に乗車するまでの流れ

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