こんにちは。
陸マイラーのjun(@odakyu_de_go)と申します。
ハノイ3泊4日旅行記の「(7) ロンビエン橋での恐怖体験」です。
これまでの旅行記は以下をご覧ください。
- (1) ANA857便ビジネスクラスでハノイへ
- (2) シェラトンハノイホテルにチェックインして、鎮国寺を見学
- (3) タイ湖畔の「メゾン・ドゥ・テト・デコール」で晩飯
- (4) タンロン遺跡を見学して、旧市街の「DONG PHU 1932」で火鍋
- (5) ハノイ大教会を見学して、スパでフットマッサージを受ける
- (6) シェラトンハノイホテルの「Bar Deja vu」で揚げ春巻き
目次
「Oven D’or」で朝食
ハノイ3日目。
8時40分ころ起床。
昨晩食べ過ぎでお腹そんなに空いてないな。
2階の「Oven D’or」へ。
飲み過ぎで脱水気味なので、水分大目で軽めに食べた。
朝食会場の様子。
10時頃部屋に戻る。
今日の予定を考える
部屋から見える、この湖上コテージ風の建物は、インターコンチネンタル ハノイ ウェストレイクらしいね。
ベッドでゴロゴロしながら、今日何しようか考える。
Kindleで『地球の歩き方』を見ていたら、ホン河にかかるロンビエン橋というのが面白そうに思えた。
フランス統治時代の1902年に「海の玄関口ハイフォンとハノイとを結ぶ交通の要」として完成し、ベトナム戦争時には「補給路を絶つため何度もアメリカ軍による爆撃を受け、そのたびに補修されてきた」というロンビエン橋。
歩いて渡るのは危険と書いてあったので、近くまで行って写真が撮れればいいなと思った。
その後、Google Mapsで見かけて気になったVinhomes Riversideというところに行ってみよう。ベトナムのビングループが開発した高級住宅地だそうだ。
ドバイの人工島のパームジュメイラ感がある。
ロンビエン駅へ
12時20分ころ、Grabを呼んで、12時40分ころ、ロンビエン駅近くで下車。
しかし、ハノイのタクシー運転手は皆さん、親切だなぁ、そして、愛想が良い。
お、ロンビエン橋が見えるね。
ロンビエン駅へ向かう。
これがロンビエン駅舎。
駅舎内。
線路。
ここを電車が走るのかー。
ん、ちょっと待って、歩いてる人がいるぞーw
電車来ないことが分かって、『スタンド・バイ・ミー』してるのか。
恐怖のロンビエン橋
ここがロンビエン橋の歩道か。
当初は歩くつもりはなかった。
でも、アジア人のカップルがここを歩いていくのを見た。
そして、欧米のツーリストが、現地の人に案内されるような形で、この道を歩いていったので、後をついていってしまった(後で後悔)。
幅50cmくらいの狭い歩道で、すぐ横をバイクが行き来する。バイクは一応奥から手前という流れがあるが、たまにプップークラクション流しながら逆走してくる人もいる。
歩道の敷石なんだが、いわゆる「側溝の蓋」で、隙間からは下が見えて、ところどころ欠けている。
安心して体重を預けていいのか不安になる感じで、私はずっと手すりを押さえながら歩いた。
そして、その手すりも腰くらいの高さしかない。恐怖。
前の二人連れは全然気にしていないようで、どんどん歩いていく。
ロンビエン橋上でおばちゃんにカネを強奪される
下が草原のうちはまだ良かったが、大河になったら恐怖が倍増。
かなり前の方を歩いていた二人に自転車のおばちゃんが何か話しかけているのが見えた。
「ここから先に行くのは危ないから引き返しな」とでも心配してくれているのかなーと思ったので、立ち止まって見ていた。
その後、二人が前に進んだので、私も進んだ。
おばちゃん、俺のところに来て、立ち止まり、何やら現地語で話しかけてくる。きっと重要なことを言っているんだろうなと思って、耳を傾けるが、意味が分からない。
と思ったら、いきなり俺の胸ポケットに手を突っ込んできて、札束を抜き取ろうとする。
え?
俺はその手をつかまえる。
おばちゃん、わーわーなにか言っている。
なんだ、この状況はw
今の私にはこの山賊みたいなおばちゃんより、この橋のほうが恐怖。
暴れられて、私がバランスでも崩したら一巻の終わりである。
胸ポケットに入れてたの、きっぷ用の小銭だし、もういいわと思って手を離した。
ふぅ。
先に進んでいく。
一番川幅があるところからの徒歩が怖かったな・・・
人生で渡ったの後悔した二番目の橋となった。前回は、宮崎の照葉大吊橋。
結局、1.7kmの橋を40分位かけて冷や汗と脂汗を流しながら歩いた。
死なないで良かった。
40分かけて渡ったのに、電車1本も通らなかったな・・・
渡りきったところで腰を下ろして一休み。
おばちゃん、「下は大河、歩道50cm、手すりは腰の高さ」という逃げ場のない場所を狙って山賊みたいなことやってるんだな。悪質だな。
歩道はすれ違うのも困難な狭さで、すぐ横をバイクがビュンビュン飛ばしていきます。強風に煽られたり、バイクの転倒に巻き込まれたり、山賊に過剰反応したりしたら、命に関わりますので、ロンビエン橋の歩道を渡ることは絶対におすすめしません。
私も徒歩で渡って後悔しました。
Vincom Plazaのハイランドコーヒーで昼飯
ロンビエン橋を渡ったところで、またGrabを呼んで、Vinhomes Riverside内のショッピングモールに向かう。
途中でイオンモールを見かけた。
Vincom Plazaというショッピングモールの前で降りる。
客はほとんどいない。
シャツが汗でしみしみ。2階のOUTLETで服を調達しようと思って、中に入ったが、客も店員も見えない。
営業してるのか不安になるレベル。
服を選んで、試着しようと思ったら、普通の格好をしたおばちゃんが案内してくれた。
鍵がかからない試着室で何着か試して、3着のシャツを買った。約5,000円。
全然客いないけど、キラキラした店がある。
ゲーセンなど凄く広かった。
その後、4階のレストランフロアへ。
レストランは7-8店舗あった気がしたが、どこも昼休みなのか営業してなそうな雰囲気。そして、ビール飲めなさそう。
ここで食べるのをやめて、1階へ。
ハイランドコーヒーがあったので、ここでアイスコーヒーとバインミーで簡単に昼飯にした。54,000VND(270円)。
アイスコーヒーはコーヒー自体は少ししか入っておらず、氷が沢山。
氷が溶けるのを待って飲むスタイルみたい。
ところで、氷でお腹壊さない?
有名店だから大丈夫か。
外を見たら、またスコールが来ていた。
食べ終わって、15時半ころ、Grabを呼ぶ。雨は既に止んでいる。
高級住宅街のVinhomes Riverside
Vinhomes Riversideでは、高級一軒家住宅が建設ラッシュ。
なお、ここはGated Communityみたいで、結局、水路を含めた街並みを近くで見ることはできなかった。
チュオンズ橋を通ってホテルへ戻る
さきほど私を苦しめたロンビエン橋の南にあるチュオンズオン橋を渡る。
ロンビエン橋には電車が通っていた。
しかし、こんな長い橋を渡ったのかというくらい長い橋だったな。
16時にホテルに到着。
続きは以下をご覧ください。