今回は、函館日帰り旅行。日程は2018年4月12日。
- 東京から日帰り函館旅行記 (1) ANA553便で函館空港へ、梅乃寿司で昼飯
- 東京から日帰り函館旅行記 (2) ANA VISA nimocaで函館市電に乗って、丸井今井 函館店でnimoca交換機を使用してみる
- 東京から日帰り函館旅行記 (3) 谷地頭のすり鉢地形を確認し、谷地頭温泉に入ってから、立待岬へ
- 東京から日帰り函館旅行記 (4) フォーポイントバイシェラトン函館で一杯飲んでから、JAL588便で羽田空港へ
今回の旅のテーマは以下の2つ。
- 家族に迷惑をかけない日帰り旅行をしてみよう。
- 函館でANA VISA nimocaを初利用して、nimocaポイント交換機の使い方をマスターしてこよう。ついでに旨い飯を食べてこよう。
4月6日に、ANAマイル「6,000マイル」を使って、ANA553便の特典航空券を予約。
同日に、BAマイル「4,500マイル」を使って、JAL588便の特典航空券を予約。
スケジュールは以下のようになっている。函館空港と市街地は至近なので5時間位は遊べそう。
便名 | スケジュール |
---|---|
NH553 | 羽田10:05-函館11:25 |
JL588 | 函館19:35-羽田21:05 |
小田急の新ダイヤ
6時起床。
7時過ぎに家を出て、最寄り駅の千歳船橋駅へ。
小田急線は3月17日に高架複々線工事を完了し、新ダイヤに改正したばかり。
都内ワースト3位の混雑率(192%)がどこまで解消されたのか気になるところ。
各駅停車・綾瀬行きに乗車。びっくりするくらい空いている。これならスーツケース持って乗っても肩身の狭い思いしなくて済みそうだ。
しかし、代々木上原から新宿行きに乗り換えたら、相変わらずの混雑だった。これは肩身の狭い思いするわ(笑)
羽田までの車内で、寺田寅彦が書いた「函館大火について」という記事を読んでいた。青空文庫で無料で読める。
函館の大火について
「天災は忘れたころにやってくる」というのは寺田寅彦の言葉だそうだが、まさにそのような警告が書かれていた。また、火災に対する基礎的研究が急務という主張がなされていた。
ANA553便で函館空港へ
9時に羽田空港に到着。
ANA PREMIUM CHECK-INへ。
ANA LOUNGEに立ち寄り、野菜ジュースごくごく。
函館のことを調べていたら、函館市の人口減が道内最多という記事を見つけてビックリした。
総務省が発表した住民基本台帳(今年1月1日時点)に基づく人口動態調査で、函館市の人口(日本人住民)は前年比3159人減の26万4592人となった。減少数は道内自治体で最大で、全国の市でも減少数の多さで4番目に入った。
函館市3159人減 道南全市町で減少 総務省調査 | 2017/7/8 函館新聞社/函館地域ニュース by e-HAKODATE
先月訪れた北見市も毎月千人くらい人口が減っているということで、なんだか寂しい思いがした。
参考:北見1泊2日旅行記 (1) JAL567便で女満別空港へ、ホテルルートイングランド北見駅前にチェックイン
搭乗。
機材はB787-8(78P)で、ANA-WiFiサービス対応機材だ。
非常口席の窓側席。
窓からはロールスロイス製のバカでかいエンジンが。
機内では、Kindle unlimitedで無料で見られる「函館こだわりの美食GUIDE 至福のランチ&ディナー」をパラパラ見ていた。
当初、五島軒本店で洋食を食べようかと思ってたが、やっぱり寿司が食べたくなってきた。掲載されていた「幸寿司」というところがいいかなと思ったのだが、食べログを見たら、「梅乃寿司」の評価がすごく高い。最優先は「梅乃寿司」にした。
と、こうやって機内でも調べ事できるから、機内WiFiは便利だね。
東北の山にはまだ雪が残っている。これは確証ないけど、鹿角市辺りかな?
津軽海峡を越えて、函館市上空へ。
「梅乃寿司」で昼飯
空港到着後、まず「梅乃寿司」に電話。無事に予約が取れた。
「梅乃寿司」の最寄りの市電の駅は「柏木町」というところ。インフォメーションで柏木町に停まるバス(空港循環バスとびっこ)の出発時間を聞いてみたが30分後のこと。仕方ないので、タクシーで向かう。
運転手のお孫さんは、なんと「梅乃寿司」さんのお孫さんと同級生だったという。なんという奇遇(笑)
函館市民から凄く愛されている寿司屋さんですよとのこと。一方、有名だけれども函館市民はまず行かないという寿司屋の名前も聞いてしまった(笑)
「湯の川プリンスホテル 渚亭」の前を通り過ぎた。5年前家族で泊まった宿だ。懐かしい。
部屋からの眺め。キレイ。津軽半島、下北半島も見える。 pic.twitter.com/Sv0EOjMrtH
— jun (@odakyu_de_go) August 22, 2013
「梅乃寿司」は、桜が丘通りというところにあった。桜並木の写真も撮りたいので、店の少し手前で降ろしてもらった。
函館の桜の見頃は4月下旬みたい。
桜が丘通りにあったおしゃれなカフェ。
12時前に梅乃寿司に到着。
いい感じの大将が出迎えてくれる。
お、よかった、客は私一人。カウンターの真ん中へ。
え?カメラアイコンにバツの入ったプレートが置いてあった。あちゃー、写真撮影NGな店だったか。
メニューは、お任せ9貫で3,500円、10貫で4,000円。他にもあったかな?
「つまみと握りでもできますよ」とのことだったが、そんな時間もないので、握り10貫で。
お酒は最初から日本酒で「国稀(くにまれ)」の特別純米に。北海道の酒。
「写真撮影NGなんですね」と言ったら、原則NGにした理由を教えてくれた。2時間ずっとパシャパシャ写真を撮ってる人とか、他のお客さんが映るの気にせず写真撮る人とか、芸能人のプライベートに割り込んで写真撮る人とか、マナーの悪い人がいたせいみたい。だから、一応原則禁止と。
「ホントはツマミつつゆっくりやりたいんですが、今回はマイルを使った日帰り旅行なんですよ」と言ったら、以前、保育園に子供を預けた後、マイルで函館来て、梅乃寿司で寿司だけ食べて、保育園のお迎えに間に合うように帰っていったお母さんの話を聞いた。やるなぁ(笑)
ヒラメ。肉厚でもっちりしていて超うまい。
ホタテ。
中トロ。
ボタンエビ。2日間氷で冷やしたという。ネットリしてて味が濃厚。活エビよりこういうのがいいよね。
毛ガニ。
イカ。山わさびを乗せて。
サワラ。藁で皮目を炙って良い香り。
この辺でもうずっとここにいたいと思うように(笑)
つまみでタコのやわらか煮を出してくれた。ありがたい。
日本酒2杯目は「絹雪(きぬゆき)」の純米吟醸。これも北海道旭川の酒らしい。
ホッキ貝。ボイルせず、さっと炙っただけで柔らかい
イクラ。ねっとり濃厚。
バフンウニ。空港側がムラサキウニで、大将の実家の森町のほうがバフンウニなんだって。
このウニで10貫終了。
ツマミとして、あん肝を用意してくれた。
大将に函館の旧市街についての話を聞き、函館駅前の大門横丁がある辺りは昔の赤線地帯だと知った。
旧市街の東の辺境が大門横丁辺りだったということね。なるほど!
追加で、ヒラメ、ウニ、イカ。
大将が「今お客さんもいらっしゃらないし、記念に撮っていいですよ」と言ってくれた。ありがたい、ありがたい。
最後にお椀。
お会計は、8,424円。なお、この記事の最後に今回の日帰り旅行でかかった総費用をまとめている。
13時前に店を出る。ちょうど1時間いたことに。
続きは以下をご覧ください。