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全日空(NH)

八丈島1泊2日旅行~ゲストハウスに泊まり、東西の海岸へサイクリング

こんにちは。

ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、jun(@odakyu_de_go)と申します。

八丈島1泊2日旅行をしてきました。

期間:2024年6月12日(水)~6月13日(木)

八丈島は2度目で、5年前の前回は滞在時間4時間の「日帰り」でした。

八丈島1泊2日旅行の準備

全て旅行前日に手配。

飛行機の手配

以下の便の特典航空券を手配。行きは「トクたびマイル」対象期間で3,000マイル、帰りは6,000マイル。

八丈島に就航しているのはANAのみ。

時刻表
ANA1893羽田 12:05 – 13:00 八丈島
ANA1894八丈島 13:45 – 14:40 羽田

ANAマイルの貯め方は以下の「nimocaルート」がおすすめ。

「しまぽ」の発行

東京の11の離島で利用できる通貨「しまぽ」を購入。1セット7,000円で10,000円分の買い物ができる。一人8セットまで購入可能。

2セット購入した。

JALカード⇒JAL Pay⇒au PAY⇒ANA Pay⇒TOYOTA WALLET」とチャージして、TOYOTA WALLETで決済。

宿の手配

「しまぽ」が使えるゲストハウス「横分けハンサム」を予約。6,600円。オプションとして朝食(1,100円)、電動自転車レンタル(1,650円)も付けた。

宿にスタッフは常駐していないようで、空港に到着したら(宿にスタッフが駆けつけるので)電話してくれと言われた。

なお、宿の近くに「コーヒーハウスLL」というモーニングのできる素敵そうなカフェがあった。晴れが期待される日、且つ、カフェの定休日に当たらない日ならこちらで朝食もいいかもしれない。残念ながら、今回は定休日にあたってしまった。

羽田から八丈島へ

11時に羽田空港に到着。

ANAプレミアムチェックインカウンターは改修工事中だった。一般の保安検査場を使ったのだが、パソコンやドリンクをバッグに入れたまま検査できる最新の機械だった。

改修工事中の羽田空港のANAプレミアムチェックインカウンター

改修工事でプレミアムチェックインカウンターにも導入されるのかな。

八丈島行きの飛行機は、サテライトからの出発。

天気が良く、三浦半島をクリアに撮影することができた。

八丈島行きの飛行機から見た三浦半島1

八丈島行きの飛行機から見た三浦半島2

八丈島行きの飛行機から見た三浦半島3

前回は雲に覆われ、伊豆諸島の島々を全く見ることはできなかったが、今回はいくつかの島を見ることができた。

八丈島行きの飛行機から見た伊豆諸島

着陸間近の風景。

八丈島行きの飛行機から見た八丈島

荷物受け取り場所にウミガメが。

八丈島空港のターンテーブルにいるウミガメ

八丈島空港の「アカコッコ」で島魚定食

宿の人に到着予定時間を伝え、空港のレストラン「アカコッコ」へ。

※「アカコッコ」は伊豆諸島とトカラ列島だけに生息している鳥の名前(ツグミの一種)だという。

島魚定食(1,500円)を注文。しまぽを1,000円分使う。しまぽはお釣りが出ない。差額は現金や電子マネーで。

主菜は左からトビウオのすり身のさつま揚げ、目鯛のフライ、トビウオのすり身入りコロッケ。汁物にはトビウオのつくね入り。どれも美味しかった。

八丈島空港の「アカコッコ」の島魚亭定食

右上は、明日葉のお浸し。苦かった・・・笑

店員さんに正直にそれ伝えたら、「天ぷらなどおすすめ」と言われた。

滑走路に面したレストランで、乗ってきた便が羽田に引き返すところを見られた。

整備担当が頭を下げて、手を振る光景は日本独自だろうか?

八丈島空港を飛び立つ飛行機に敬礼する整備士

レストランを出ると、待合所にはもう誰もいない。観光案内の人もこの時間はいない。おみやげショップの店員にタクシーの呼び方を聞いた・・・笑

ほぼ人がいなくなった八丈島空港の待合所

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は八丈島が舞台らしい。

八丈島が舞台の「名探偵コナン 黒鉄の魚影」

ゲストハウス「横分けハンサム」へ

タクシーで宿へ向かう。

島生まれという若い運転手。「八丈島は自然が豊かでいい」とのこと。「八丈ストアの島寿司は旨い」「電動自転車をレンタルするなら、南原千畳敷まで行ってみるのおすすめ」とのこと。

宿の人もほぼ同じタイミングで宿に到着。

今日の寝床。「横分けハンサム」。

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの外観

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの廊下

10部屋あった。

今日は私の他に6人泊まっているとのことだったが、全員、長期滞在の工事関係者とのこと。

朝食はこの共有スペースで提供とのこと。長期滞在者6人向けには晩飯の用意もあるそうだ。

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの共有スペース1

食器、グラスは豊富に用意されている。ウォーターサーバー、ネスプレッソもある。パックのご飯やインスタントラーメン、スープの粉も。

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの共有スペース2

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの共有スペース3

ただ、共有スペースは朝食・晩飯の時間以外は喫煙可とのことでびっくりした。HPにはそんな情報は記載なかったので。

まあ、長期滞在者の喫煙者優先ということだろう。

男性用バスルームには、トイレ2、シャワールーム2、洗面台2、洗濯機3。今は男性客しかいないから、女性用バスルームも使っていいと言われた。

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの共有スペース1

部屋はこんな感じ。なんか変な匂いがする。

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの部屋1

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの部屋2

この近所のおすすめの居酒屋を聞いてみる。藍ヶ江水産寿司 波平魚八亭を案内してくれた。

レンタサイクルの説明を受ける。予約画面ではかっこいい電動自転車が載っていたが、実際のは古びていて、アシスト力もイマイチだった。わたしが普段使っている折りたたみ型の電動自転車のほうがよっぽど性能が良い。

八丈島のゲストハウス 横分けハンサムの電動自転車

八丈島の中央部をサイクリング

15時過ぎにサイクリング開始。まずは東の海岸に行ってみる。

※八丈島は北と南に山があり、山に挟まれた中部だけが比較的平坦な土地となっている。

八丈島の地図

海に向けての下り坂。「八丈空港道路」というらしい。人がぜんぜんいなくて気持ちいい~

八丈島の底土港への下り坂

底土ビーチに到着。夏は人が集まるのだろうか。

八丈島の底土ビーチ

今度は「八条一周道路」を西へ向かう。

島ではこの花をよく見かける。なんて花かな?

※後で調べたら「アガパンサス」らしい。

八丈島でよく見かけるアガパンサス

ドラえもん?

八丈島のドラえもんのアート

八丈島唯一の本屋らしい「八丈書房」。文房具屋も兼ねていた。

八丈島の唯一の書店「八丈書房」

郷土料理で有名な店らしい「梁山泊」。ここで晩飯食べたいけど、「しまぽ」使えないんだよな~

八丈島の「梁山泊」の外観

「護神」というバス停の近くには天照大神を祀る神社が。それで護神か。

八丈島の天照皇大神宮

八丈中央道路との交差点を越えてしばらく行くと、「八丈ストア」に到着した。ここが島一番のスーパーらしい。

八丈ストア1

明るくないので営業してなさそうだが営業中。

八丈ストア2

鮮魚コーナーへ。尾長、青背鯛、目鯛の島寿司があったが、いい値だった。

ビールコーナーを見ると、近所のイオン系スーパーで242円で売ってるサッポロ黒ラベル500mlが361円!プレモルに至っては400円超で驚いた。

島ではビールは高級品だな。

家からビール持参してよかった・・・笑

八丈ストアの近くで宿の人がおすすめしていた「魚八亭」を見つけた。ちょうど店主が出てきたので、空き状況を聞く。帰りに寄るかな?

八丈中央道路に出る坂道。右の道を行くと墓地があった。

八丈島の分かれ道

島の中では一番栄えてるっぽい通り(八丈中央道路)に出た。と言っても、店は点在だが。

おしゃれなリカーショップ、バスターミナル、ANAの営業所、裁判所などがあった。

海岸近くになると長い下り坂。帰りが怖い・・・笑

16:45くらいに西の海岸に。

八丈島の西の漁港

急に開けた眺望。

八丈島の山と猫

振り返るとてっぺんを雲に覆われた八丈富士。

てっぺんを雲に覆われた八丈富士

八重根港船客待合所の周辺にはなぜか猫が大量にいた。

八重根港船客待合所の周辺に猫

ここに降りてみた。グーグルマップでは旧八重根海水浴場となっていた。

旧八重根海水浴場1

水が適温で入りたいくらいだった。

旧八重根海水浴場2

八丈島の西の海岸沿いは、八丈富士の噴火によるらしい溶岩のゴツゴツした岩場が続く。

八丈富士の噴火によるらしい溶岩のゴツゴツした岩場

タクシーのお兄ちゃんがおすすめしていた南原千畳敷を目指して、西海岸の通りを北上。近くには、八丈島に流罪となった宇喜多秀家の像もあるらしい。

山(?)が見えた。

山に見えた八丈小島

5分ほど行くと、八丈富士をバックに宇喜多秀家と豪姫(前田利家とまつの子)の像があった。

八丈富士をバックにした宇喜多秀家と豪姫の像

山に見えたものは島だった。八丈小島だそう。昔は人が住んでいたらしいが今は無人島とのこと。

八丈小島

南原千畳敷に到着。

南原千畳岸海岸1

南原千畳岸海岸2

夕焼けがきれいそうだが、そこまで待てないな。

ちょっと肌寒いし。

時刻は17:45。引き返す。

八丈島の緑が染みる

帰りは「八丈中央道路」をまっすぐ東へ。登り坂で疲弊。

「魚八亭」で晩飯

18:20くらいに「魚八亭」に。

まずは目鯛の刺し身と八丈島の麦焼酎「情け嶋」。旨い!薬味として島唐辛子が添えてあるのが独特。

八丈島の魚八亭で目鯛の刺し身

トビウオの刺し身は生姜で。

八丈島の魚八亭でトビウオの刺し身

焼いた「海風しいたけ」。「海風しいたけ」は八丈島のブランドしいたけとして有名らしい。美味かった。

八丈島の魚八亭で焼いた海風しいたけの焼き

泊まっているゲストハウスの話をしたら、スタッフの一人が昔住んでいたらしい・・・笑

今日のスタッフは珍しく島出身の人のほうが多いとのことだった。いつもは逆らしい。

マスターによると、飲食店は大体が島外出身者がやっているとのこと。

明日葉の天ぷら。パリパリ。明日葉の苦みと塩っけ、とても旨い。

八丈島の魚八亭で明日葉の天ぷら

ムロアジのくさやに挑戦。提供された時点では全く臭い感じず。

八丈島の魚八亭でムロアジのくさや

食べる瞬間に確かに臭いを感じる。堆肥の匂いというのかな。

口に含むとその匂いも消える。身に弾力があり、味が濃くて美味しい。

マスターによると、他の伊豆諸島のくさやは「くさや液」に漬けた後に水で洗い流さないが、水が豊富な八丈島では洗い流すらしく、それで匂いがマイルドになるらしい。

水が豊富だから焼酎造りも盛んなのかな、と思ったが、マスターによると「それもあるかもしれないが、八丈島に流罪となった薩摩藩出身者が焼酎造りの技法を伝えた結果」とのこと。

島寿司は5貫と9貫があったが、5貫に。

5貫頼んで、カンパチ3、岩海苔2になるとは思わなかった。

八丈島の魚八亭で島寿司

ここで会計。

料金は6,638円。

「しまぽ」で6,000円分払って、残りは電子マネーで。

この時間からお酒買えるところを聞いてみたら、石井商店を案内されたので行ってみる。

暗い夜道が怖い

暗すぎて怖すぎぃ。墓場の隣を通るし・・・

八丈島の夜道

石井商店で「情け嶋」の麦焼酎を買った。八丈ストアより安かった記憶がある。

20:15くらいに宿に到着。

夜の「横分けハンサム」

滞在者と歓談、就寝

共有スペースに行ったら、おじさんがいて、タバコを吸っていた。

少し歓談。

公共工事の作業員としてもう半年ここに滞在しているらしい。長い人は1年だとか。

それぞれの作業場所はバラバラで、青ヶ島の工事現場までヘリで”通勤”してる人もいるんだとか。

こういう人たちが島のインフラを支えてくれているんだね。

ビールが高かったって話を振ってみたら、「ここはなんでも高い」とのこと。

「ワークマンなら◯千円で買える作業服が、ここでは□千円」と言っていた。

そういえば、5年前に利用したタクシー運転手は「ガソリン代が本土に比べて高すぎる」と言っていたな。その人は蒲田まで通院してるらしく大変そうだった。

22時過ぎに廊下に出ると、もういびきが聞こえていた。

寝る前に洗面所に行ったら、もう一人の滞在者を見かけた。

わたしの部屋は共有スペースの隣。共有冷蔵庫の動作音がうるさすぎて、部屋まで聞こえてくるので、ノイキャンイヤホンをして寝た。

ゲストハウス「横分けハンサム」の朝食

7時過ぎに起床。雨が降っている。

共有スペースに行ったが、この時点で私以外の宿泊者はもう全員外出済みのようだった。

台所には2人分の朝食プレートが残されていた。一人は寝坊して食べそこねたのかな・・・

目玉焼きに鮭にその他色々。朝食頼んでおいてよかったね。

八丈島の「横分けハンサム」の朝食

共有スペースで『虎に翼』を見ようしたが、冷蔵庫の音がうるさすぎてよく聞こえない・・・笑

宿をレイトチェックアウトさせてもらう

帰りの便は13:45発。

チェックアウトは10時。

雨の中滞在できる場所を探してみたが、これというところがない。

宿の人に電話して、11:30まで滞在できないかお願いしてみたら、OKとのこと。ありがたい!

10時になると、昨日の人とは別の人が共有スペースの掃除に来た。挨拶しておく。

私の他に6人の滞在者がいるとのことだったが、結局見かけたのは2人だけで、トイレ・シャワーでかち合うことは一度もなく、快適だった。

11:30にこの人にタクシーを手配してもらう。この時間、雨はやんでいた。

運転手に「雨の日の八丈島の過ごし方でおすすめあります?」と聞いてみたら、温泉とのこと。あと、八丈町コミュニティセンターの展示とのこと。

八丈島空港の「アカコッコ」でムロアジメンチカツバーガー

昨日は空港から八丈富士の裾野は見えたのだが、今日は山自体見えなかった。

八丈島空港から見えない八丈富士

荷物を預けてから、「アカコッコ」に。今日は島寿司なかった。八丈ストアから島寿司のネタを提供してもらっているらしく、その八条ストアが木曜定休なので、その関係らしい。

ムロアジメンチカツバーガー、生ビール、明日葉の団子を注文。

八丈島空港のアカコッコでムロアジメンチカツバーガー

八丈島空港のアカコッコで明日葉の団子

食後、お土産を購入。しまぽ20,000円分使い切った。

帰りはガラガラだった。

八丈島空港のアカコッコで明日葉の団子

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

八丈島1泊2日旅行でかかった費用

八丈島1泊2日旅行でかかった費用をまとめておく。

往復の飛行機はANAマイルで手配。

宿代は6,600円。

食費の合計は12,238円。

交通費の合計は5,130円。

トータルで26,208円。

ただ、14,000円で買った20,000円分の「しまぽ」を使ったので、実際の支出は20,208円。

分類細目費用
飛行機ANA1893便9,000マイル
ANA1894便
宿泊横分けハンサム6,600円
飲食アカコッコ1,500円
魚八亭6,638円
石井商店950円
朝食1,100円
アカコッコ2,050円
交通電車850円
タクシー930円
電動自転車1,650円
タクシー850円
電車850円
その他お土産2,240円
合計26,208円
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陸マイラーです。ポイントやマイルを貯めて、毎月特典旅行しています。このブログでは、マイル獲得術、旅を快適にする知識・アイテム、実際の旅行記、搭乗記などを紹介しています。

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