こんにちは。
ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、jun(@odakyu_de_go)と申します。
2022年、2023年に続き、今年も神戸遠征に行ってきました。
期間:2024年10月18日(金)~19日(土)
目次
遠征前の準備
飛行機の手配
神戸戦の日程が確定したのが8月22日。
使い道のないデルタ航空のマイルを使って、スカイマークの羽田⇔神戸の特典航空券を予約。必要マイルは15,000マイル。
便名 | スケジュール | |
11/21 | BC103 | 羽田 09:10 – 11:30 神戸 |
11/22 | BC113 | 神戸 17:40 – 19:00 羽田 |
※デルタ提携のクレジットカードを作ってから2か月以上経った人は、デルタ航空のマイルを使ってスカイマークの特典航空券を予約できる。
スカイマークに電話して、座席指定をした。行きはフォワードシートを予約(+1,000円)。
ホテルの手配
HafHを使って、(割安な)三宮駅近くのダイワロイネットホテル神戸三宮(250コイン)を取ろうと思ったが空きがない。
「三宮以外に泊まるのも面白かろう」と新長田駅近くの「ホテルウィングインターナショナル神戸新長田駅前」を予約。375コイン。
飯食べる場所を物色
新長田駅近くにある「青森」というお好み焼き屋は「そばめし」発祥の店とも呼ばれているそうだ。近隣にはお好み焼き屋が多数。初日の昼飯候補としていくつかGoogleマップに保存しておいた。
モーニングの候補も同様に保存。
スカイマーク103便で神戸空港へ
8:10くらいに羽田空港に到着。
フォワードシートを予約していたので、カウンターで購入手続き。
神戸行きの乗り場には青赤グッズを身に着けた人が多い。わたしは恥ずかしがり屋なのでステルスで、、、笑
電光掲示板撮ったら、青赤になった。縁起が良い。
機内では、直近で図書館で借りた『街が消えた-阪神大震災フォトドキュメント・神戸市長田の記録』を読んでいた。
第1刷が1995年2月28日で、被災直後の神戸市長田の街を捉えたフォトドキュメント。
これを読んで初めて知ったのが、長田は大阪の生野区についで在日韓国・朝鮮人が多く住んでいる地域らしい。その人達の多くが従事していたケミカルシューズ産業が震災で壊滅的な被害を受けたとのことだ。
フォワードシート利用者は、お菓子がもらえた(4種類の中から一つ)。奄美大島の「まめぼっくり」というやつにした。
「まめぼっくり」はピーナツに黒糖を絡めたお菓子で美味しかったよ。
鼻詰まりの状態で飛行機に乗ったら、初めて耳が詰まった。いつもならすぐ治るのに今回は治らなくて困る。
稲美町ってところだろうか。ため池が多く存在するエリアがあった。
加古川市あたりでUターンして、空港へ向かう。
明石あたり。
明石海峡大橋を越える。
これは以前訪れた垂水区の五色塚古墳。
和田岬にあるノエスタも確認することができた。
新長田へ移動して、ホテルに荷物を預ける
ポートライナーで三宮駅へ、JRで新長田へ。まだ耳が詰まっている状態。
新長田駅前に東急プラザがあって驚く。
先月訪れた江坂駅前にも東急が進出していた。同じ私鉄でも関東限定の小田急とは違うな~。
駅前広場。
グーグルマップを見たら、以下の写真の通りが「タンク筋」となっていた。
前回神戸を訪れたときに、「長田タンク筋」というお好み焼き屋を訪れたが、その名前の由来がこの通りなのか。
参考:FC東京サポの神戸遠征2023 (1) 「長田タンク筋」でぼっかけそばを食べ、ホテルオークラ神戸にチェックイン
ホテルに寄り、荷物を預ける。
西神戸センター街、丸五市場を歩く
散策に。
ホテルから南の方に歩いていく。
(場所は違うが)これが阪神・淡路大震災で倒壊したり、落橋した阪神高速3号線か。
これが新長田合同庁舎らしい。
アーケードになっている西神戸センター街。味のある「ゆき」というお好み焼き屋はここにあった。
アーケードを抜けた先の十字路を右に行くと、「丸五市場」。
中はシャッター街だった。ほんの一部営業している店もある。
その丸五市場の奥に劉備像。
丸五市場の南側の出口を出て、しばらく直進すると、広い通りに出た。
ここが「六間道(ろっけんみち)」というところらしい。店はこの先に行くとあるのか?
「青森」でそばめし
お腹空いてきたので、これ以上は探らず、目当ての「青森」へ。
そばめし頼む前に、つまみで「タコ足」(700円)を。瓶ビール(500円)も頼むと、おばちゃん「出すのは同じタイミングでいいですか?」と。気が利くね。
飛行機で初めて耳が詰まったことを話したら、「ビール飲んだら治るよ」と・・・笑
何回も聞かれているんだろうけど、店名の「青森」の由来を聞いてみた。「姓名」とのこと。出身地じゃなかったんだ・・・笑
あっさりポン酢のタコ足。鉄板の上にあるので、ずっとポン酢がグツグツ煮立っている。これとビール、たまらんねえ。
このあと、「すじ そばめし」(750円)。手際よく炒めていくんだけど、たまに細かい切れ端が飛んできたりする・・・笑
できた。
鉄板の上からそのまま食べても良いとのことでスプーンもくれた。熱々のそばめしをハフハフいただく。なんだろう、よく分からないけど、鉄板の上から直接食べるからより美味しい気がする。
支払いは1,950円。
※この旅行記の最後にトータル費用をまとめてある。
「下町Cafe 茶豆」でコーヒー
この「青森」の眼の前に「萬歳湯(まんざいゆ)」という銭湯があった。12:30からオープンしてる。
「青森」のすぐ横には、立ち飲み屋に平壌冷麺を出すお店も。このあたり下町っぽくていい感じだなあ。
ホテルに帰ろうと思ったが、まだ13時。チェックインできない。
平壌冷麺屋のすぐ近くの「下町Cafe 茶豆」に入って、時間を潰すことに。
コーヒーチャートを元に好みのコーヒーが選べる。今日の気分はコクと深みで「ポンドック・バル」というインドネシアのコーヒーを。おいしい。
ここのご主人に「好きなお好み焼き屋ありますか?」と聞いたことから、赤裸々な話を聞く。
地元民ならではの話で興味深かった。
新長田と言っても、エリアによって被害の状況は違ったらしい。
以下は建設工学研究所の『阪神大震災被害状況調査報告書』の「8. 2 建物の被害状況」からの引用。
長田区の被害は,山陽電鉄より南側の市街化の進んだ区域と,それより北側の区域に分けることができる。
市街化の進んだ区の中部~南部地区では,木造住宅,マンション,商店街,雑居ビルなどが密集している。この地区においては,火災の被害が大きく,特に西代通,水笠町,若松町一帯,御船通,海運町,久保町一帯,御蔵通,菅原通などで被害が大きい。また,コンクリート構造物にも被害が多く発生している。この区域においては,沖稽粘土層が広く分布している。一方,区の南端部から南東部にかけては,兵庫区より続く礫質土層もしくは砂質土層か分布しており,南東部の東尻池2丁目~8丁目の礫質土層が分布する区域では,建物の被害が比較的軽微であった。山陽電鉄より北側の区域においては,家屋の被害が少なくなり,全壊した家屋も点在する程度となっている。地質は大阪層群が主として分布しており,河川沿いにおいては,河床堆積物である崖錐が分布している。
以上の被害状況を地形・地質などとの関係で見ると,次のことが特徴として挙げられる。
① 建物の被害は,沖積枯土層が分布している区域に集中し,山麓部の大阪層群が分布しているところでは被害が少ない
② 南東部の礫質土層が分布する所においては,被害の少ない所が存在する。
「22時くらいにスタジアムから帰ってくるのだけど、その時間、このあたりでやってる店はあるか?」と聞いてみたが、ほとんど無いとのこと。丸五市場の店は夜もまばららしい・・・苦笑
2025年1月公開の『港に灯がともる』という映画(安達もじり監督)にこちらの喫茶店が登場するそうで、映画チラシを貰った。
若松公園の「鉄人28号モニュメント」
新長田の名物となっているらしい「鉄人28号モニュメント」を見に行く。想像以上にでかかった。お台場ガンダムくらいあるか。
2009年10月、新長田に鉄人28号の巨大モニュメントが完成しました。
神戸出身の漫画家で新長田にゆかりの深い横山光輝(よこやまみつてる)さんの作品の魅力でまちを盛り上げようと、地元商店街などが中心となってNPO法人KOBE鉄人プロジェクトを立ち上げました。そして、震災復興と地域活性化のシンボルとしての期待を託して作られたものです。
この後、西友新長田店に行って、ビールと水を購入。
ホテルウィングインターナショナル神戸新長田駅前にチェックイン
ホテルに戻ったが、まだ14:20でチェックイン時間の15:00ではなかった。疲れたので追加費用(1,000円)払ってアーリーチェックイン。
いわゆる「耳抜き」(口から息吸って、口閉じて、鼻つまんで、鼻を噛む要領で耳に空気を逃がす)を何回かやったら、ようやく耳が詰まった状態が治った。でも、完全ではない。
続きは以下をご覧下さい。