こんにちは。
jun(@odakyu_de_go)と申します。
9月16日に、日本初の「エディション」ブランドの「東京エディション虎の門」がオープン。
開業日から2日間、「スタジオテラス」というテラス付きの部屋に滞在しました。
「スタジオテラス」の部屋がどんな感じだったか、ロビーやレストランの雰囲気、提供された食事、(ホテルから徒歩10分位で行ける)おすすめ散策スポットなどを紹介したいと思います。
目次
Marriott Bonvoyポイントを使って予約
予約したのは、宿泊日4日前。
東京のコロナ感染状況が落ち着いてきたこともあり、軽い気持ちで空き状況を調べてみたら、テラス付きの「スタジオテラス」という部屋が空いていた。
ステイケーションに丁度いいと思って予約。
東京エディション虎ノ門のカテゴリーは「8」。
このホテルの一番スタンダードな部屋(デラックス)を予約するのに必要なポイント数は、85,000。
スタジオテラスは104,000。
東京エディション虎ノ門にチェックイン
赤坂からタクシーを拾って、14時前にホテルが入る東京ワールドゲートに到着。
ホテルは東京ワールドゲートの、31階から36階に入っている。
奥がオフィスのエントランス、右にホテルのエントランス。
エントランス内は黒の大理石。
31階のロビーフロアへ。
観葉植物がたくさん配置されている。白いソファ、木組みの格子と相まって鮮烈な印象を与えるロビー。
スタッフはたくさんいたが、まだ宿泊客はあまりいないようだった。
今月上旬に、プラチナ会員になったので、アップグレードを期待していたのだが、叶わなかった。
簡単にMarriott Bonvoyの「プラチナ会員」になれる方法を以下で紹介しているので参考に。
まだ、一部、準備中の部屋もあるみたい。
ルームキーは、木製だった。
スタッフが部屋まで案内してくれる。
以下のテラス付きの部屋は、全て、ロビーと同じ31階にあるようだ。
- スタジオテラス 1キング(44平米)
- ロフトテラス 1キング(51平米)
- ロフトテラス 2クイーン(51-62平米)
- テラススイート 1キング(108平米)
東京エディション虎ノ門の「スタジオテラス」
入口から。
部屋とテラスの境目部分。この部分、汚れ目立っちゃいそうだな、と余計なことを考えた。
テラスにも緑が。
いやぁ、いいね、これ!
眺望は北側になる。
左にオークラプレステージタワー、右に虎ノ門ヒルズ。
(南にある)東京タワーは望めない。東京タワー見たい場合は、ロビーへ行こう。
テラス側から部屋を見たところ。水回りとの区切りに木の格子が使われている。
白いソファにMADE IN ITALYのひざ掛け。
フローリング。
横幅が大変長い木製のデスク。
部屋の中も、緑、白、ベージュ(木材)で、ロビーラウンジと同じ色構成。
「なんか、隈研吾っぽいなー」と思ったら、本当にそうだった。
なお、お風呂入るときには、以下のように視界を遮ることができる。
洗面台。
浴室は洗い場は広いが、バスタブはそれほどでもなかった。最近泊まったsequence MIYASHITA PARK(キングルーム)、三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア(ジュニアスイート)に比べると。
アメニティは「LE LABO」
冷蔵庫は既に満杯なので、持ち込んだ飲み物を入れるには、これらを出さないといけない。
BOTTEGAのバスローブはおしゃれだ。
丹前の用意も。
エディションウォーターは紙パック。
ルームキーは木製。
※後で確認したら、竹を使っているとのこと。
写真は撮らなかったが、使い捨て歯ブラシの柄の部分も竹素材とのこと。
マリオットは企業として脱プラスティックを推進してるみたいだ。
リッツ・カールトン東京も、ボトルウォーターがアルミ缶に変わっていたね。
あと、変わった点と言えば、水。ペットボトルからアルミ缶に変わっていた。
これはコロナとは関係なく、プラスチックごみ削減のためとのこと。
「リッツ・カールトン東京のウォーターボトルが、エコフレンドリーなアルミ缶タイプに変わりました🌏✨ 日本のホテルで初導入」https://t.co/QgcIOIXtps pic.twitter.com/jZAebF6U9q
— jun (@odakyu_de_go) July 28, 2020
そうこうしてる内に、スタッフが抹茶味のウェルカムスイーツを持ってきてくれたので、コーヒーを淹れて、テラスでお茶。「スタジオテラス」に泊まった人の醍醐味とも言える。
気持ちいいね。
テレビはキャスト機能付きなので、今夜のサッカーは大画面で見られるね。
ベッド脇。カーテンはワンタッチで開閉できる。ポータブルで防水性能もあるバング&オルフセンのスピーカーも使える。
虎ノ門・金刀比羅宮
時刻は15時半近く。
せっかく虎ノ門に泊まるので、虎ノ門・金刀比羅宮まで行ってこよう。
その前にロビーフロアにあるメインダイニング「ブルーレストラン」から東京タワーを拝ませてもらう。
名前の通り、青が映えるレストランだ。
ホテルを出て、7-8分歩いて、虎ノ門・金刀比羅宮に到着。
高層ビルに囲まれたこんぴらさん。
文政四年(1821年)に奉納されたという鳥居には、青龍、白虎、朱雀、玄武の彫刻が施されている。他では見たことがない鳥居。
4年前、香川のこんぴらさんの奥社まで登った。
なんで、ここに金刀比羅宮があるのか?
それは、江戸時代、この地に讃岐国・丸亀藩の京極家の上屋敷があったから。
※画像は「大江戸今昔めぐり」アプリより作成
上の画像のほぼ中央に「虎ノ門」の名前の由来になった(江戸城外堀に設けられた)「虎ノ御門」がある。
そして、そのすぐ下の「京極佐渡守」と書かれた敷地が、讃岐国・丸亀藩の京極家の上屋敷の敷地。敷地内には「金毘羅」と書かれている。
当宮は万治三年(1660年)に讃岐国丸亀藩主であった京極高和が、その藩領内である象頭山に鎮座する、金刀比羅宮(本宮)の御分霊を当時藩邸があった芝・三田の地に勧請し、延宝七年(1679年)、京極高豊の代に現在の虎ノ門(江戸城の裏鬼門にあたる)に遷座致しました。爾来江戸市民の熱烈なる要請に応え、毎月十日に限り邸内を開き、参拝を許可しました。
お賽銭しようと思ったけど、クレカとプリペイドカードしか持ってこなかったからできなかった(苦笑)
虎ノ門交差点には、記念碑として、ちっちゃい虎(白虎)の像が設置してある。
「江戸城外堀跡 地下展示室」
この後、江戸城外堀の石垣を見ることができる、「江戸城外堀跡 地下展示室」へ。虎ノ門駅11番出口にある。
石には刻印がある。佐伯藩の毛利家が普請を任せられた場所らしい。
※長州の毛利家とは無関係。
虎ノ御門があった場所。
虎ノ門近くにあった溜池櫓台跡も残っているようなので、見に行く。これね。
歴史散策を終え、ホテルに戻る。
途中のコンビニでビール調達。
なお、東京ワールドゲート内にも近々コンビニができるようだ。
東京エディション虎ノ門のエントランスの近くの階段を登ると、SCHMATZ BEER STANDという店があった。
東京エディション虎ノ門のテラスレストランはまだオープンしてないし、外の空気を吸いながらビール飲みたい時にはいいかもね。
17:15頃に部屋に戻る。1時間45分くらいの散歩だった。
ルームサービスで軽めの晩飯を食べて、サッカー観戦
時刻は17:20。お腹空いてきた。
19時からDAZNでサッカー観戦(FC東京 vs 大分トリニータ)。
終わるのは21時。
「試合終わったらブルーレストランで晩飯食べようかな」と思って、連絡してみたが、今日は予約でいっぱいとのこと。マジか。
ルームサービスで軽めの晩飯にする。
18:10にはもうこんなに暗く。
なお、ランタンはボタン一つで点けることができる。
18:40頃、食事が来たので、外を見ながら頂いた。
19時からサッカー観戦。
大画面で見られていいなーと思ったのもつかの間、ちょくちょく回線が途切れる。
結局パソコンで見た。
冴えん展開で2-3で敗退。悔しいのう。
味の素スタジアムにはかなりの雨が降っていたが、気づけばこちらも雨に。
一応、クッションは取り込んだが、防水のクッションなので放っておいても大丈夫だったみたい。
ロビーラウンジで夜食
ロビーラウンジで一杯飲もうと思って、混雑状況を聞いてみたが、窓際のソファ席はすべてふさがっているとのこと。
明日の朝食のルームサービスを頼んでおく。和食にした。
23時過ぎにロビーラウンジへ。
窓際のソファ席が空いていた。
観葉植物が隣の席との目隠しになっている。
お腹空いちゃったので、こんな時間だけど、野菜カレーとプレモルマスタードリーム。
一応、玄米にしたよ。
東京タワーのライトアップが消える瞬間。
24時に消えた後10分くらい、別の色でライトアップされていた。
24時過ぎのラウンジとブルーレストラン。
25:30に就寝。
ベッドと枕が気持ちいい。
ルームサービスで朝食(和食)を食べる
8:00に起床。
熟睡できた。
テラスに出ると気持ちいい。
9:00ちょうどに朝食が来た。
テラスに用意してもらう。
昨日の注文時に、ドリンクについてコーヒーか紅茶か聞き忘れたとのことで、両方持ってきてくれてた。
コーヒーにしたがぬるかったので、紅茶にすればよかったかな、と。
朝食を食べる環境は最高だ。
しかし、この価格帯にしては、品数が少なくて寂しいな、と。
今後に期待したい。
2日前に妻の不要本をバリューブックスに買取に出したのだが、その査定結果が来ていた。
この後、午前中は、明日から東京も対象となる「GO TOトラベルキャンペーン」について調べていた。
愛宕神社の「出世の階段」を登る
シャワー浴びて、出かける準備をしよう。
今日は、愛宕神社の「出世の階段」を登って、いい汗かこう。
BOTTEGAのバスローブは、内側がふんわり素材で気持ちよかった。
13時近くに部屋を出る。
プールを見学。
きれいな色だね。
ラウンジはそれなり賑わっていた。
愛宕神社へ向かう。
愛宕神社は、標高26メートルの愛宕山の山頂にある。愛宕山は、天然の山としては23区内で一番の高さだそうだ。
東京エディション虎ノ門からアクセスすると、トンネルをくぐる。
トンネルの手前の左側に狭い階段があるが、これは「出世の階段」ではないので注意。よく間違える人がいる。
あと、トンネルを抜けた先の右手にエレベーターがある。「出世の階段」は急階段なので、それを避けたい人は、このエレベーターを使ってもいいかもしれない。
これが愛宕神社の出世の階段。
見るからにきつい階段。傾斜角度は40度ある。ふらついて滑落したら、下手したら死ぬ。手すり使うのがおすすめ。
登りきった。
出世の階段の由来は、讃岐国・丸亀藩の曲垣平九郎。
四国丸亀藩の曲垣平九郎盛澄が騎馬にて正面男坂(八十六段)を駆け上り、お社に国家安寧の祈願をし、その後境内に咲き誇る源平の梅を手折り将軍に献上した事から日本一の馬術の名人として名を馳せ 「出世の石段」の名も全国に広まりました。
讃岐国・丸亀藩は、昨日の金刀比羅宮にも関係していたね。
水戸の浪士が、井伊直弼を暗殺する(桜田門外の変)前に待ち合わせをしたのもこの場所だ。
急階段を86段も登って、汗だくなので、かき氷食べたい気分だ。お店はしまっていたが。
階段の降りは膝に悪そうだし、危ないので、NHK放送博物館の近くにあるエレベーターで降りる。無理しない。
東京プリンスホテルの(東京)タワービューテラスへ
芝公園方面に歩いていく。
芝公園のここからは東京タワーがよく見える。
暑いのでカフェで冷たいもの飲みたい。Google Mapsで調べたら、近くに東京プリンスホテルのカフェがあり、そこからも東京タワーがよく見えるみたいなので、行ってみることに。
東京プリンスホテルは東京タワーのほぼ隣。
3階のタワービューテラスに。
お、東京エディション虎の門が入っている東京ワールドゲートが見えたわ。
ロビーとテラスレストランも見えるね。
テーブルに逆さ東京タワーが映る。
会計時「東京の人ですか?」と聞かれ、「はい」と答えたら、20%割引になった。
プリンスホテルから隣の増上寺へ。
増上寺の脇の道からも東京タワーがよく見える。コロナ前は訪日旅行客がよくここで写真撮影していたな。
そして、江戸と昭和の共演。
時刻は15時半過ぎ。
GOアプリ(当時:JapanTaxiアプリ)で配車手配して、ホテルに戻る。
2時間半くらいの散策だった。
ルームサービスで晩飯
ティータイムの時間でラウンジは混んでいた。
部屋に戻ると、ウェルカムフルーツとしてシャインマスカットが。これは嬉しい。
テラスからの眺め。虎ノ門、開発がガンガン進んでいる。
ブルーレストランに行って、東京タワーと東京プリンスホテル、増上寺を確認。緑の中に建つビルは、丹下憲孝設計のザ・プリンス パークタワー東京ね。
ブルーレストランでは、今日、打ち上げパーティーがあるようだ。
ガヤガヤするんだろうなーと思い、今日も、部屋で一人ゆっくり食事を摂ることにする。
17:00くらいにルームサービスを注文。
17:30頃に、また、同じお兄ちゃんが持ってきてくれた。
「失礼ですが」と言われて、「なんだろう?」と思ったら、「梅干しは嫌いですか?」と。あぁ、朝食で残したからね。
この情報は次回以降役立てられるらしい。
どうしよう。妻は梅干し好きなんだよな(笑)
蕪のスープ、牛頬肉のワイン煮込み、タリアテッレ旨い。
タリアテッレは量が多くて、全部食べられなかった。
ニュースを見たら、GO TOトラベルキャンペーンの東京解禁の話題。
お湯に浸かる。
その後、テラスでビール。
この環境は良いわ。
昼間暑い中結構歩いたので疲れた。いつもより早めに就寝。
ブルーレストランで朝食(洋食)
7時に起床。今日はこの3日間で一番天気がいい。
ロビーに。
未オープンのテラスレストランはこんな感じ。オープンしたらぜひ来たいね!
ブルーレストランへ。鮮やか~。
東京タワーが見える特等席に。
今日は洋食に。5,000円。
温かい飲み物も冷たい飲み物も飲み放題。4種類のパンに加えて、メニューの中から3品選べる。
スタッフによると、量が多いので、昨日は残した人が多かったとのこと。
パンは2種類にしてもらった。
デニッシュとクロワッサン、これは美味しい。
フルーツセレクション。
きのこがたっぷりかかったオムレツ。美味しかった。
スタッフが飲み物などしきりに気を使ってくれた。スムージーとジュースと紅茶をもらった。
1時間以内で食べ終わって、8:30頃部屋に戻る。
チェックアウト
お茶飲んで一休み。
見上げると、隈研吾の代名詞とも言えるルーバーが。
一応、16時までのレイトチェックアウトを確約してもらっているが、娘を病院に連れて行く必要があったので、14時にはチェックアウトした。
頼んだルームサービス全てを提供してくれたお兄ちゃんに挨拶できなかったので、お礼の言伝を頼んだ。
東京エディション虎ノ門滞在でかかった費用
最後に、東京エディション虎ノ門の滞在でかかった費用を紹介。
宿泊費用はゼロ。Marriott Bonvoyポイントを使った無料宿泊。
ルームサービスを3回頼んだ。残念ながら、ルームサービスと朝食は割引※の対象外。
※プラチナエリート会員は、Marriott Bonvoyホテルでの飲食料金が30%割引になる。
ロビーバーでの夜食は30%割引になった。
分類 | 細目 | 費用 |
---|---|---|
宿泊 | 東京エディション虎ノ門 | 0円 |
飲食 | コンビニ | 1,169円 |
ルームサービス | 3,669円 | |
ロビーバー | 3,011円 | |
和朝食(ルームサービス) | 6,072円 | |
タワービューテラス | 880円 | |
晩飯(ルームサービス) | 6,705円 | |
ブルーレストラン | 6,325円 | |
合計 | 26,662円 |