あいちトリエンナーレ2019 旅行記の「(3) 愛知芸術文化センター」です。
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目次
- ピア・カミル「ステージの幕」
- アンナ・ヴィット「60分間の笑顔」
- ウーゴ・ロンディノーネ「孤独のボキャブラリー」
- エキソニモ「The Kiss」
- ヘザー・デューイ=ハグボーグ「Stranger Visions, Dublin: Sample 6」
- dividual inc.「ラストワーズ/タイプトレース」
- アート・プレイグラウンド「あそぶ」
- 袁廣鳴「日常演習」「トゥモローランド」
- ジェームズ・ブライドル「継ぎ目のない移行」
- 「表現の不自由展・その後」
- ワリード・ベシュティ「FedEx」
- イム・ミヌク「ニュースの終焉」
- タニア・ブルゲラ「10150088」
- 名古屋マリオットアソシアホテルのコンシェルジュラウンジ
- 部屋でテレビ鑑賞
- インルームダイニングで夜食
ピア・カミル「ステージの幕」
15時半前に愛知芸術文化センターに到着。
会場の吹き抜けには、ピア・カミルによる巨大インスタレーション「ステージの幕」。
音楽バンドのTシャツを縫い合わせて作られている。
幕の中には24個のスピーカーも設置されて、イベントなどで使われるステージとしても機能するという。
アンナ・ヴィット「60分間の笑顔」
エレベーターで10階へ移動。
チケットを見せて、会場内に入る。
最初の展示は、アンナ・ヴィット「60分間の笑顔」という映像作品。
60分間同じ姿勢と笑顔を保ち続けるという作品。
ウーゴ・ロンディノーネ「孤独のボキャブラリー」
ウーゴ・ロンディノーネ「孤独のボキャブラリー」。ピエロの彫刻45体によるインスタレーション。
みなさん、ピエロと同じポーズをして写真を撮っていた。
これは、今回の作品の中で一番明るく楽しい展示であった。
エキソニモ「The Kiss」
エキソニモの「The Kiss」。
ヘザー・デューイ=ハグボーグ「Stranger Visions, Dublin: Sample 6」
ヘザー・デューイ=ハグボーグの「Stranger Visions, Dublin: Sample 6」。
街で拾ったDNAサンプルから3Dプリンターで顔を再現という試み。
dividual inc.「ラストワーズ/タイプトレース」
dividual inc.の「ラストワーズ/タイプトレース」。
10階の展示を見終わったので、8階に移動する。
下を除くと、サカナクションの当日券待ちの行列ができていた。
アート・プレイグラウンド「あそぶ」
8階の、吹き抜けを囲む通路には、「アート・プレイグラウンド「あそぶ」」。
建築家の遠藤幹子さんと、アーティストの日比野克彦さんと共に、ダンボールの造形を研究してきた愛知県内の小学生「ダンボール研究会」のメンバーが中心となって、使い方の決まっていない道具などを作っているという。
奥には託児スペースもあるようだ。
袁廣鳴「日常演習」「トゥモローランド」
袁廣鳴(ユェン・グァンミン)の「日常演習」。
サイレンの鳴り響く無人の街をドローン撮影している。
この映像は、台湾で1978年から続く「萬安演習」という防空演習を捉えたもの。
日中の30分間、人々は屋内への退避が求められ、自動車やバイクなどの交通も制限されるという。
そのため、人っ子一人出てこない街の空撮となっている。
同じく袁廣鳴(ユェン・グァンミン)の「トゥモローランド」は、遊園地が突然破壊される、それが永遠にループする作品。
「日常演習」と「トゥモローランド」は、隣り合った部屋で上映されている。
そのため、「日常演習」を見ながら、隣の部屋の「トゥモローランド」の爆発音が聞こえ、「トゥモローランド」を見ながら「日常演習」のサイレンが聞こえるという仕掛けである。
ジェームズ・ブライドル「継ぎ目のない移行」
ジェームズ・ブライドルの「継ぎ目のない移行」は、英国の入国審査、収容、国外退去の3つの管轄区域について、計画書や衛星写真などを手に入れ、中に足を踏み入れた人へのインタビューを通じて再現した映像。
「表現の不自由展・その後」
そして、「表現の不自由展・その後」。
わずかこれだけのスペースだ。
ワリード・ベシュティ「FedEx」
ワリード・ベシュティ「FedEx」。
イム・ミヌク「ニュースの終焉」
イム・ミヌクの「ニュースの終焉」も面白そうだったのにな。
タニア・ブルゲラ「10150088」
タニア・ブルゲラの「10150088」は、無理やり泣かせる設計の装置。体感できなくて残念。
2時間くらいかけて見終えた。
2階に降りると、サカナクションの当日券待ちの行列がさらに伸びていた。
タクシーを拾って、名古屋マリオットアソシアホテルに戻る。
名古屋マリオットアソシアホテルのコンシェルジュラウンジ
先に鑑賞を終えていた妻子と合流して、18:20頃、コンシェルジュラウンジへ。
混み合っていて、しばらく待った。
窓側の席から。
左の建物は、モード学園のスパイラルタワーズ。
名鉄の屋上ではビアガーデンが開催されていた。
昨日とまたメニューが違っている。
ビールが染みる。
19時過ぎに部屋に戻る。
部屋でテレビ鑑賞
20時から男部屋で皆で「いだてん」を見る。
その後、NHKスペシャルの「激闘ガダルカナル 悲劇の指揮官」。
さすがにNHKのドキュメンタリーはレベル高いわ。
明日のNHKスペシャル「かくて“自由”は死せり~ある新聞と戦争への道」も面白そう。
インルームダイニングで夜食
お腹空いたので、22時くらいに、インルームダイニングを頼む。
私と妻はきしめん、息子はカレー、娘はお茶漬け。
ゆずの効いたあっさりきしめん、旨かった。
この後、「BS1スペシャル 幻の巨大空母“信濃”~乗組員が語る 大和型“不沈艦”」を鑑賞してから、自分の部屋に戻る。
少しビール飲んでから25時半くらいに寝た。
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