ANA SFC修行16回目の行き先は、熊本と宮崎。
熊本に1泊、宮崎に1泊の2泊3日の旅行の予定。
日程は、2016年10月27日から10月29日。
今年5月に熊本と宮崎を訪問している。その時知り合った子と飲むのが今回の旅の楽しみ。
今回はその1日目の旅行記。
前回の羽田-那覇プレミアムクラス往復で、プレミアムポイントが49,706ポイントとなり、来年度「プラチナサービス」に王手をかけた。今回の往路(羽田-熊本)で50,000プレミアムポイントを超える予定。
今回の熊本、宮崎旅行でかかった費用、および、プレミアムポイントは以下の通り。
61,680円で3,818プレミアムポイント獲得なので、いわゆる「PP単価」は16.15円(61,680/3,818)。
利用日 | 便名 | 内容 | 運賃種別 | 費用 | プレミアムポイント |
---|---|---|---|---|---|
10/27 | ANA641 | 羽田-熊本 | ※P | 26,840円 | 1,820 |
10/28 | ANA4955 | 福岡-宮崎 | 8,000円 | 196 | |
10/29 | ANA618 | 宮崎-羽田 | ※P | 26,840円 | 1,802 |
※黄色い券は、株主優待割引運賃。
※Pは、プレミアムクラス。
なお、今回もANA SKYコインを航空券購入費用に充当した。そして、そのANA SKYコインはANAマイルから交換したもの。「ポイントサイト」でANAマイルを貯める方法は以下の記事を参照。
目次
ANA641のプレミアムクラスとPremium GOZEN
当日は5:45起き。2時間未満しか寝ていなくてとても眠い。
6:45にkmタクシーの羽田空港定額タクシーの迎えを予約してある。準備に手間取り、乗車したのは7:10前であった。
今回の自宅から空港までの所要時間は45分。自宅から山手トンネル入口の大橋ジャンクションまで30分、そこから羽田空港国内線第2ターミナルまで15分。
「金の翼」内にあるヨックモックでハロウィン仕様のアソートをおみやげとして購入。
39番のANA PREMIUM CHECK-INにて発券手続き。今回は、羽田-熊本(プレミアムクラス)、福岡-宮崎(普通席)、宮崎-羽田(プレミアムクラス)という旅程。
ANA641の機材は、4枚のフロントガラスが特徴のボーイング787だった。
座席は2K。優先搭乗で早々に乗り込んだが、隣に既にビジネスマンが座っていた。座席の全体写真撮れず残念。
ん?
んー、国内線プレミアムクラスで今まで見たことのないシートだ。
前の座席の下に荷物置いていいのかどうかわからないので、FAさんに聞いてみたが、FAさんもあまり良くわかってないみたいで「置けないと思いますぅ」と。そのため、おみやげの紙袋、リュックともに荷物入れに上げてもらった。
ん、というか、シートモニターもあるし、これ、国際線ビジネスクラス仕様の座席じゃん?初めて当たった。なおのこと座席の全体写真撮りたかったなー。
真ん中の座席見たら、皆荷物を前の座席の下に置いていたよ・・・(´・ω・`)
前回の那覇行きとは違う感じの航路で、富士山は近くで見ることができなかった。
9:20頃からPremium GOZENの提供開始。
厚焼き玉子、一口鰊昆布巻き、赤魚照焼き、玉葱さつま揚げなど低糖質で栄養価が高そうなものだけ食べた。鮭雑炊も美味しかったので全部食べたかったが、向こうの昼飯を楽しみたかったので半分くらい食べて残した。
10:30過ぎに阿蘇くまもと空港に到着。
シャトルバスで熊本駅へ
シャトルバスの乗車券を買う。熊本駅前まで800円。
バス車内で食べログで昼飯場所をサーチ。「JAPAN RESTAURANT AWARD 2016」で熊本県内でノミネートされてるところあるかな、と調べたら唯一「勝烈亭」というところが入っていた。レビュー数が200件を超えてた。宿泊するリッチモンドホテル熊本新市街のすぐ近くにあるみたい。めっちゃ混んでそうだが行ってみたいと思った。
交通センター前というところで下車。
広すぎるアーケード街。サンロード新市街というアーケードで日本一幅が広いんだそうだ。
リッチモンドホテル熊本新市街
12時前に、リッチモンドホテル熊本新市街に到着。
前回はシングル→ツインにアップグレードしてもらえたが、今回はその恩恵に与れず。
睡眠時間2時間なので超眠い。ちょっと休む。勝烈亭に混み状況を確認したら5人くらい待っているとのこと。
勝烈亭で「厚揚げ 六白黒豚 棒ひれかつ膳」
ホテルから徒歩数分の勝烈亭へ。
勝烈亭 新市街本店 (かつれつてい) – 辛島町/とんかつ [食べログ]
ウェイティングリストに名前を記入。10分位で案内された。
メニュー。一番うまそうな「厚揚げ 六白黒豚(ろっぱくくろぶた) 棒ひれかつ膳」を注文。180gで、2,700円(税込)。メニューの下部に「厚揚げは、調理に時間がかかります」と書いてあったので、時間を聞いてみたら20分位とのこと。
待ち時間はビールと塩辛で。
周りを見ると、客の半分くらいは中国人、台湾人みたい。
ヒレカツが出てくる前に、お新香と大根おろしが出てきた。大根おろしはポン酢を付けて、お口直しにお食べくださいとのこと。
来た。
和風タレ、洋風タレ、塩、辛子といろんな味でいただける。私は辛子をつけて食べるのが好き。辛子のおかわりをした。
ジューシーで柔らかく、味が濃厚で旨かった。
私が食べ終わるまでもずっと待ってる人がいた。
熊本城
14時過ぎに勝烈亭を出て、タクシーで熊本城へ向かう。加藤清正公像の前で降ろしてもらう。先生が生徒の前でレクチャーしていた。
現在地はここ。
坪井川にかかる行幸橋から。長ーい塀が特徴的だ。
橋を渡ると、左手に西南の役回顧の碑があった。思えば、この半年で、鹿児島(城山)(4月)、熊本(田原坂)(5月)、そして、今回の熊本城と、「西南の役」の経過の逆コースを辿ってるな。
「さぁて、熊本城本丸へ突入するかー」と思ってたらポツポツと雨が降ってまいりましたよ。坪井川を挟んで先ほどの加藤清正公像を眺めながら思案。
本丸の写真撮りたいけど、iPhone内部に雨粒入っちゃったら大変だからな。
仕方ない、屋内施設に行き先を変更するかと、近くでタクシーを拾う。
乗車してから大急ぎで「るるぶ」を見て、小泉八雲熊本旧居に向かってもらうことに。
小泉八雲熊本旧居
小泉八雲熊本旧居は、鶴屋という大きな百貨店の目の前にある。超一等地だ。
鹿児島からの修学旅行生(小学6年生)が記念館の人から講義を受けていたので、私も混ざって聞いていた。小泉八雲の写真は、顔の右側をカメラに向けたものばかり。それは失明した左目を見せたくなかったからだそう。
熊本五校(熊本大学の前身)に英語教師として来る前は、島根県の松江にいたらしい。八雲という名前は、出雲の枕詞「八雲立つ」に因むようだ。
「明治10年の西南戦争で市街地の大半を焼失した熊本は、古い日本の面影を残す寺院、町並みが少なくハーンを失望させました。当時の熊本市街は城の周囲だけで、第五高等中学校は市のはずれにありました」だそう。
ハーンの五校の同僚たち。会津藩士だった秋月胤永(秋月悌次郎)さんがいる!ハーンが最も尊敬し、父親のように慕ったのが秋月さんらしい。そして、ハーンが五校へ来た当時の校長は、講道館柔道の創始者・嘉納治五郎だったそうだ。
ハーンが特別に頼んで作ってもらったという神棚。
縁側で雨の音を聞きながらしばしまったり。
google mapで面白そうな場所がないか調べる。歴史史料館や歴史博物館があったらいいなと思ったんだが意外とないね。
蔚山町(うるさんまち)という駅があるのを発見。
加藤清正が慶長の役で朝鮮出兵した時に籠城した城の名前が蔚山倭城(うるさんわじょう)だけど、それと関係があるのかな?
私は3年前、ACL2012の「蔚山現代 vs FC東京」の試合観戦のため韓国の蔚山を訪れている。その時に蔚山倭城も登ったのでめっちゃ懐かしい。
実際に行ってみることに。
蔚山町
小泉八雲熊本旧居からタクシーで10分位で電停の蔚山町に到着。
近くに蔚山町の由来について書いた案内などないかなと思ったけど、なさそうだった。
wikipediaを見たら、こんな記述があった。
周辺の地名にちなむ。文禄・慶長の役の際、加藤清正が陣取った蔚山、あるいはそこから連れてきた人々を住まわせたことにちなむ、と言い伝えられる。それが影響してか、電停名の韓国語表記では、本来は日本の地名として漢字に関係なく「우루산마치(ウルサン・マチ)」と書かれるべきところを、「울산마치(蔚山・マチ)」という風に、”うるさん”の部分だけ本来の「蔚山」としての韓国語表記がされている。
2020年に再びACLで蔚山を訪れることになる。
熊本市現代美術館は休館
タクシーを拾い、草間彌生の展示が見られるらしい熊本市現代美術館に行ってみる。
美術館は3階にあるのだが、2階から3階へ上がるエスカレーターが動いてないと思ったら休館日だった(笑)
3階からの眺め。熊本市で一番地価が高いのはこの辺りでしょうかね?
この大通りは、通町筋(とおりちょうすじ)と言うそうで、wikipediaによれば、
当時の武士たちが熊本城に登城するためのメインルートであったことから、通町筋と呼ばれるようになったという。
熊本市現代美術館がある交差点から北に伸びる上通アーケード。でかいなぁ。ちなみに「かみとおり」だそう。
下通りアーケード
google mapによると、ここからホテルまで歩いても5分位みたいなので、アーケード散策して、ついでに、今日の晩飯を食べる予定の金寿しの場所もチェックしておこう。
熊本市現代美術館がある交差点から南に伸びる下通りアーケード。
アーケード内だから濡れないが、結構強く雨が降っていることが屋根を叩く雨音でわかる。「アーケード内、歩行者天国だろ?」と油断してると交差する道路から車が出てきて危ない。
熊本銀行があったから新生銀行のキャッシュカードで下ろせるかどうか試したがダメだった。コンビニのATMで下ろした。
「金寿し」の場所を確認。
前回の那覇旅行の時点でスニーカーの汚れが気になっていたが、今回の雨でさらに汚れが目立つように。アーケード内にABCマートがあったから、ここで靴を新調した。
くるみちゃんと金寿し
18:30にリッチモンドホテル前でくるみちゃんと待ち合わせ。会うのは5月以来で2回目。顔がめっちゃ小さくて、細い。なお、前回会った時のレポートはこちら。
なお、以下の文章及び写真の掲載はくるみちゃんの許可をもらっています。
※写真は晩飯後にくるみちゃんのお店「グラスハート」前で撮ったもの。
金寿しへ。
Lの字の高級感のあるカウンター。私たちが最初のお客。
ネタケースにはつややかで旨そうな魚が並ぶ(´¬`*)
まずは瓶ビールで乾杯。すっごく細くて繊細なグラスで出てきた。
つまみをおまかせで。くるみちゃんには、事前に「旅行記書くので寿司屋でいっぱい写真撮るけど勘弁してね(汗)」と伝えてある。
最初の内は、特に説明もなくつまみを出されたので、くるみちゃんと「これ、なんだろうね?」と顔見合わせる場面が多かった。写真は撮り忘れたけど、オレンジ色のねっとりとした謎の物体を出された時はめっちゃ試されてる感あった。聞いたら、卵黄だった(笑)。料理がより美味しくなるので、解説付きで出してくださいとお願いしたら、心よく了承してくれた(笑)
大将は以前は東京の調布で寿司屋をされていたそう。最後までニコニコと色々なことを教えてくれた。
ゆべしは初めて食べたけど、ゆずの風味と程よい甘さが酒のツマミに最適だった。うちにも常備したいくらい。ふわっと軽いはんぺんは、皇室御用達のお店のものだそうだ。こちらも家で食べたいな。
おすすめの日本酒を聞いたら、この3本を出してくれて、それぞれ味見させてくれた。まずは一番スッキリしていた左の「本醸造 瑞鷹 超辛口」を。そしたら、たっぷり目のグラスになみなみ注いで出してくれて、これ一杯で酔っ払っちゃうよと(笑) といいつつ、少量多品種の美味しいつまみで酒が進む進む。
くるみちゃんには、仕事のことや趣味のスポーツのことなど色々聞いた。俺は何を話したかな。最初は緊張してたし、その後は酩酊してきたのであまり覚えてない(笑)
私より少食のくるみちゃんが寿司を食べる前にお腹いっぱいになっちゃいそうなので、握りに移行。
糖質制限ダイエット中、且つ、お寿司も多品種食べたいのでご飯は少なめにしてもらった。
くるみちゃんの好物らしい、かわはぎの肝和え、めっちゃ旨い。お皿のタレが気になりますね。くるみちゃんは写真を撮るときちゃんと拭いてました。さすが。
「東京でもなかなかここまで厚い子持ち昆布はないでしょう」と出された子持ち昆布。シャリ少なめにしてもらったせいで、シャリの押しつぶされてる感が凄い。
ひっくり返してみた(笑)
当店のおすすめと言われたいくら。
いくらにズーム。表面は凄く弾力があり、噛むと中の汁がほとばしる。大将が「このいくらを皿の上に落とすとボールみたいに弾む」と言うので、くるみちゃんに落としてもらって、動画を撮ったつもりだったが失敗していた。確かにボールみたいにバウンドしていた。
これはデザートのほおずき。ほおずきって食べられたんだ。
もう一つデザート。
最後まで大満足のお寿司でした。また是非来たい。
グラスハート(GLASS HEART)へ
金寿しを出た後、くるみちゃんが勤務する「グラスハート(GLASS HEART)」へ。いわゆる「同伴」ってやつですな。
10日くらい前にお店でくるみちゃんの誕生日イベントがあり、そのときの写真を見せてもらったが、「生誕祭」って感じで凄かった。
つまみがないと飲めない私がフライドポテトを頼もうと言ったら、「まだ食べるん?」と笑われた。
酔っ払って、衝撃的な内容以外あまり覚えていないのだが、くるみちゃんの指名が被った場合に付くヘルプの子もみんなお酒が強くて、熊本女凄いなと思った。
あと、くるみちゃんは、私が知るかぎり、横についた時の近接度が全国一(笑)
お土産いただいた。かたじけない。
くるみちゃん、目標に向かって頑張ってるいい子なので、これを見ている皆さん、熊本に行った折はぜひグラスハートのくるみちゃんを指名してあげてください(笑)
これで、熊本・宮崎旅行1日目終了。2日目の旅行記は、以下をご覧ください。