ダイナースクラブカードのコンパニオンカードって何?
目次
ダイナースクラブ コンパニオンカード=Mastercardブランドのセカンドカード
ダイナースクラブ コンパニオンカードとは何か?
特定のダイナースクラブカードの会員が、追加カードとして発行できるMastercardブランドのセカンドカードです。
対象となるダイナースクラブ会員は、
- ダイナースクラブカード
- ダイナースクラブ プレミアムカード
の会員です。
※以下のカード券種は、コンパニオンカードを付帯できません。
(ここをタップで開閉できます)
- 銀座ダイナースクラブカード
- ダイナースクラブ ビジネスカード
- ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード
- ダイナースクラブ リボルビングカード
- 企業との提携カード
- ANAダイナースカード
- ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
- ANAダイナース プレミアムカード
- ANAダイナース スーパーフライヤーズカード プレミアムカード
- JALダイナースカード
- デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
- MileagePlus ダイナースクラブカード
- MileagePlus ダイナースクラブファースト
- BMW ダイナースカード
- BMW ダイナース プレミアムカード
- 三井住友信託ダイナースクラブカード
- 三井住友信託ダイナースクラブ プレミアムカード
- ニューオータニクラブ ダイナースカード
- 京銀ダイナースカード
- 京都中央信金ダイナースカード
- ライオンズクラブ ダイナースクラブカード
- ライオンズクラブ ダイナースクラブ プレミアムカード
- ロータリー ダイナースクラブカード
- JTBダイナースカード
- SMBC信託銀行との提携で発行されたカード
ダイナースクラブカード会員は、ダイナースクラブ コンパニオンカードを発行できます。
本会員はもちろん、家族カード会員も発行できます。
ダイナースクラブ コンパニオンカードは、三井住友トラストクラブがTRUST CLUB プラチナマスターカードとして発行しているカードと(表面は)全く同一の券面です。
ダイナースクラブ プレミアムカード会員は、ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードを発行できます。
本会員はもちろん、家族カード会員も発行できます。
ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードは、三井住友トラストクラブがTRUST CLUB ワールドエリートカードとして発行しているクレジットカードと(表面は)全く同一の券面です。
ダイナースクラブ コンパニオンカード(TRUST CLUB プラチナマスカード)のスペック
ダイナースクラブ コンパニオンカード | |
年会費 | 無料 |
付帯されるカード | TRUST CLUB プラチナマスターカード |
ポイント付与率 | 200円=1ポイント |
付帯保険 | ダイナースクラブカードの保険が適用。 |
Mastercard優待プログラム | Mastercard Taste of Premiumの8特典 |
Wi-Fiサービス | Boingo Wi-Fi |
空港ラウンジサービス「ラウンジ・キー(LoungeKey)」 | – |
ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード(TRUST CLUB ワールドエリートカード)のスペック
ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード | |
年会費 | 無料 |
付帯されるカード | TRUST CLUB ワールドエリートカード |
ポイント付与率 | 100円=1ポイント |
付帯保険 | ダイナースクラブ プレミアム カードの保険が適用。 |
Mastercard優待プログラム | Mastercard Taste of Premiumの18特典 |
Wi-Fiサービス | Boingo Wi-Fi |
空港ラウンジサービス「ラウンジ・キー(LoungeKey)」 | ◯ |
ダイナースクラブ コンパニオンカードのメリット
追加の年会費不要でマスターカードを持つことができる
TRUST CLUB プラチナマスターカード、TRUST CLUB ワールドエリートカードともに単体でも申し込むとができます。
その場合、以下の年会費がかかります。
TRUST CLUB プラチナマスターカード | 3,000円(税抜) |
TRUST CLUB ワールドエリートカード | 130,000円(税抜) |
TRUST CLUB ワールドエリートカードの年会費は130,000円(税別)です。
そんな高価なカードを、ダイナースクラブ プレミアムカード会員は無料で追加で発行できるのです。
使える店舗が一気に広がる
The Nilson Reportによれば、Mastercardの加盟店数は、世界200以上の国・地域で4,400万店以上となっています。
一方のダイナースクラブの加盟店数は、約2,600万店。
Mastercardブランドのコンパニオンカードがあることによって、使える店舗数が格段に多くなります。
ポイントも獲得できて、ダイナースクラブ リワードポイントと合算できる
ダイナースクラブ コンパニオンカードを使うと、ダイナースクラブ リワードポイントが貯まります。
TRUST CLUBリワードポイントが貯まるのではありません。
そして、ダイナースクラブカードで貯めているダイナースクラブ リワードポイントと自動的に合算されます。
ただ、デメリットの項目でも述べますが、コンパニオンカードのポイント還元率は低く設定されています。
請求金額も支払口座も一つ
コンパニオンカード利用分もダイナースクラブカードの利用分と合算されて、請求金額に計上されます。
そして、支払口座も一つで済みます。
Mastercard Taste of Premiumの特典が受けられる
ゴールドMastercard以上のマスターカードは、「Mastercard Taste of Premium」というマスターカードが独自に実施している特典プログラムの対象となります。
TRUST CLUB プラチナマスターカードは、ゴールドより上のプラチナMastercard、TRUST CLUB ワールドエリートカードは最上級のワールドエリートMastercardなのでいずれもMastercard Taste of Premium特典プログラムの対象です。
例1)国際線手荷物無料宅配
例えば、TRUST CLUB ワールドエリートカードは、「Mastercard Taste of Premium」により、国際線手荷物無料宅配というサービスが利用できます。
国際線の出発時・国際線の帰国時に、荷物をそれぞれ3個まで無料で宅配できます。往復で合計6個まで無料で宅配できます。
ダイナースクラブ プレミアムカードにも同様のサービスがありますが、出発時・帰国時に、荷物をそれぞれ1個まで無料となっています。
TRUST CLUB ワールドエリートカードがあれば往復それぞれ3個無料です。
例2)ダイニング by 招待日和
また、TRUST CLUB ワールドエリートカードにもTRUST CLUB プラチナマスターカードにも、「ダイニング by 招待日和」という、所定のレストランの所定のコースメニューを2名以上で利用すると1名分タダになるサービスが受けられます。
ダイナースクラブカード会員は、
- エグゼクティブ ダイニング(ダイナースクラブ提供)
- ダイニング by 招待日和(Mastercard Taste of Premium提供)
の双方が利用できるようになるのですね。
Lounge Key(ラウンジ・キー)が使える
ダイナースクラブ プレミアムカードのコンパニオンカード(TRUST CLUB ワールドエリートカード)には、Lounge Key(ラウンジ・キー)という空港ラウンジプログラムが付いています。
Lounge Key(ラウンジ・キー)は、Priority Pass(プライオリティ・パス)に類似した空港ラウンジプログラムです。
TRUST CLUB ワールドエリートカード会員は、本会員・家族会員ともに、Lounge Key(ラウンジ・キー)対象の空港ラウンジを無料で何回も利用できます。
しかも、同伴者1名も無料になります。
本会員・家族会員がそれぞれ同伴者を1名ずつ引率しても、全員が無料になります。
家族旅行のときに役立つでしょう。
ちなみに、アメックスプラチナの「プライオリティ・パス」も同伴者1名が無料になりますので、家族4人で旅行しても全員のラウンジ入室料が無料になります。
また、カード番号を登録するとコンパニオンカード(TRUST CLUB ワールドエリートカード)が入室証になるというメリットがあります。
プライオリティ・パスの場合、プライオリティ・パスの会員証、または、スマートフォンのデジタル会員証を持参する必要がありますね。
BoingoのWi-Fi接続サービスを無料で利用できる
BoingoのWi-Fi接続サービスを無料で利用できます。
公式サイト:Boingo
日本を含む全世界100ヵ国100万ヵ所以上のホットスポットで、無料にWi-Fiに接続できます。
ダイナースクラブ コンパニオンカードのデメリット
ダイナースクラブ コンパニオンカードのデメリットというか惜しい点を挙げます。
ポイント還元率が低いこと
コンパニオンカードがあることによって、より多くの加盟店でカードを利用できるようになり、今までポイントを獲得できなかった場所でもダイナースクラブ リワードポイントを獲得できるようになります。
これは大きなメリットなのですが、コンパニオンカードは、ダイナースクラブカードに比べてポイント付与率が低く設定されています。
ダイナースクラブカード | ダイナースクラブ コンパニオンカード |
---|---|
100円=1ポイント | 200円=1ポイント |
ダイナースクラブ プレミアムカードカード | ダイナースクラブ プレミアムカード コンパニオンカード |
---|---|
100円=1.5ポイント | 100円=1ポイント |
プライオリティ・パスが使えなくなる
ダイナースクラブ プレミアムカードには、元々、プライオリティ・パスのサービスが付いています。
しかし、ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードを発行すると、Lounge Key(ラウンジ・キー)が使えるようになる代わりに、プライオリティ・パスのサービスは使えなくなってしまいます。
メリットの部分で述べたように、ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードのLounge Key(ラウンジ・キー)は、同伴者1名含めて無料という大変素晴らしいサービスです。
しかし、利用可能な空港ラウンジ数では、プライオリティ・パスに引けをとっています。
その点は少し残念です。
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