白浜・和歌山1泊2日旅行記の「(3) 和歌山城の天守閣に登り、関西空港からJAL228便で帰路に」です。
これまでの旅行記とあわせてご覧ください。
- 白浜・和歌山1泊2日旅行記 (1) 美味なケンケン鰹を食べ、白良浜、円月島を巡り、ホテルラフォーレ南紀白浜の展望温泉へ
- 白浜・和歌山1泊2日旅行記 (2) くろしお24号で白浜から和歌山に移動し、「鮨 義心」で晩飯
- 白浜・和歌山1泊2日旅行記 (3) 和歌山城の天守閣に登り、関西空港からJAL228便で帰路に
イゾラ ベーラでカレー
2日目。
11時頃、ドアをノックする音で起こされた。「タオル類だけ新しいのをドアノブにかけておいて」と伝えて二度寝。13時20分頃、起床。
食べログで近くのカフェ、カレー屋を検索。ホテルから至近距離におしゃれなカレー屋があるみたいなので向かう。
目当てのカレー屋はホテルの目の前にあった。
イゾラ ベーラ (ISOLA BELLA) – 和歌山市/カレー(その他) [食べログ]
入店したのは14:40頃。
チキンカレーとビーフカレーのハーフ&ハーフをセットで注文。トッピングで黒あわび茸を追加。
アルコールの脱水症状でノド乾いているのでビールごくごく。
シンプルなビーフカレー、香辛料を利かせたチキンカレー、どちらも美味しい。
「ご飯2/3くらいで」と言ったのだが、女性向けのこの店、元々ご飯少ないみたいで、むしろ足りないくらいだった。
コーヒーは薄い感じだった。
店内はこんな感じ。
カップを選べるサービスも。
15:30くらいに退店して、和歌山城へ。
和歌山城の天守閣に登る
和歌山城と紀州藩について簡単におさらい。
和歌山城は、羽柴秀吉が紀州平定後、弟の秀長に命じて造らせた城。
紀州藩(紀伊藩/和歌山藩)の藩主は、1600年から1619年までは浅野氏、以降明治の版籍奉還までは御三家の紀州徳川家。
ちなみに、浅野氏はその後、福島正則改易後の広島藩に加増移封し、維新まで続いている。
大手門と一の橋。
大手門を抜けた処。
「切込み接ぎ(きりこみはぎ)」の石垣のヘアピン。「切込み接ぎ」とは、整形した石材を隙間なく積み上げる方法。
ヘアピンを抜けた先に伏虎像。
江戸時代、和歌山城は、別名「虎伏山竹垣城」と呼ばれている。和歌山城の建つ山が、海上から見ると猛虎が伏している姿に似ているからである。現在では、「虎伏城」、「伏虎城」などとも呼ばれている。
高台へ。
進む。
動物の鳴き声が聞こえた。崖の下に動物園が。
突き当たると、攻め手からしたら一瞬方向感覚が分からなくなる場所。
天守閣見えてきた。
天守閣に登るには入場料が必要。
天守閣の中は資料館になっている。
私の知識不足のせいもあり、資料館は余り楽しめず・・・
天守閣最上階へ。
東側。紀の川沿いに和歌山平野が広がる。右の山の奥に高野山があるらしい。
北側。茶色い建物は、宿泊しているダイワロイネットホテル和歌山。
西側。紀の川とその向こうに大きな淡路島。
和歌山出身の二人の外交官
和歌山県出身の著名人の紹介コーナーがあった。
日米開戦当時の駐米大使・野村吉三郎も和歌山出身らしい。
そして、陸奥宗光も。
野村吉三郎は同郷の陸奥宗光を尊敬していたらしく、海軍士官・中山定義の『一海軍士官の回想』には、こんな記述がある。
中山と野村吉三郎はアメリカに向かう日本郵船「鎌倉丸」にたまたま乗り合わせていた。
大使は航海中、よく陸奥宗光(日清戦争当時の外務大臣、和歌山出身で大使と同県人)の『蹇蹇録』を読んでいたらしく、時に上甲板でそれを手にしているのを見かけることもあった。ある時などは、「陸奥は偉かったね。松岡なぞくらべものにならぬ」と深く嘆息していたこともある。そこには陸奥や小村寿太郎のような明治の名外交官への敬慕と、昭和の松岡外交に対する不信不安のひびきとも聞きとれるものがあり、私にしてみれば、この時機きわめて不幸なことだと嘆ぜずにはいられなかった。
ホテルに戻る。
ダイワロイネットホテルが入っている複合ビル。
部屋から和歌山城。
帰りの飛行機は関西空港からで、21:25発。
19時過ぎまで部屋にいた。
お陰でライトアップした和歌山城も見ることができた。
和歌山市駅から関西空港へ
ホテルをチェックアウトし、和歌山市駅へ。和歌山市駅は和歌山駅ほどは繁盛してない感じ。
関西空港まではこういうルート。駅員に聞いたら、関西空港までSuicaで行けるらしい。楽ちんだね。
関西空港で初めてラピートを見た。
JAL228便で羽田空港へ
第1ターミナルの国内線乗り場へ向かう。
JGCカウンターに。スーツケースを預ける。予約時には隣は空席だったが、現時点では席が埋まっていた。隣がいない席に変更してもらう。
お陰で、こんな感じのクラスJ。快適。
JAL228便には国際線からの乗り換え客と思しき外国人客が多かった。
JAL SKY Wi-Fiは、15分間の無料サービスを行っていたけれど、なぜか繋がらなかった。
拙い旅行記、最後までご覧いただき、ありがとうございました。