ソフトバンクとヤフーのスマホ決済サービス「PayPay(ペイペイ)」。
スマホがあれば1分で登録できて、すぐにQRコード、バーコード決済が可能です。
個人間の送金機能もあります。
このPayPayチャージ最強カードは、Kyashでした(過去形)。
例えば、KyashにANA VISAカードを登録して、そのKyashをPayPayに登録することで、
ANA VISAカード
↓
Kyash
↓
PayPay
というコンビネーションが可能となり、いとも簡単に「3重取り」(店舗ポイントも含めると「4重取り」)が可能でした。
※もちろん、ANA VISAカードの代わりに、JAL VISAカードや楽天カードなどを登録しても可。
しかし、Kyash最強伝説に翳りが出てきました。
この記事では、現在のPayPayチャージ最強カードを明らかにします。
目次
PayPay第2弾キャンペーン中は、Yahoo! JAPANカードが最強
PayPayの第2弾の100億円キャンペーンが、2月12日から開始されます。
このキャンペーン期間中は、Yahoo! JAPANカードでのチャージが最もお得です。
期間中は、PayPay登録カードでチャージした時の還元率が以下のように差がつけられます。
付与率 | |
---|---|
PayPay残高 | 20% |
Yahoo! JAPANカード | 19% |
その他クレジットカード | 10% |
Kyashでチャージすると、「その他クレジットカード」扱いになりますので、PayPayボーナス還元率は10%になってしまいます。
事前にYahoo! JAPANカードでPayPay残高にチャージして(=Tポイント1%獲得して)、PayPay残高で支払いをして、PayPayボーナス還元率20%を実現してください。
合計の還元率21%になります。
今、Yahoo! JAPANカードに入会すると、とてもお得です。
新規入会とカード3回利用(※金額問わず)で、合計10,000ポイントのTポイントを獲得できます。
Yahoo! JAPANカードは、現在、ポイントサイトに取り扱いがありません。普通に公式サイトから入会して結構です。
PayPay第2弾キャンペーン中「以外」は、Kyashが最強?
PayPay第2弾のキャンペーン中「以外」の平時なら、Kyashが最強となるのでしょうか?
その答えを知るためには、キャンペーン開始前に導入されたある重要な変更について知らなければなりません。
PayPayをフル活用するためには本人認証サービス登録が不可欠に
PayPayの第2弾の100億円キャンペーン開始に合わせて、PayPayの規定に大幅な変更が加えられたのをご存知でしょうか?
PayPayをフル活用するには、登録しているカードで「本人認証サービス」登録が不可欠となったのです。
具体的に言うと、PayPay登録カードにおいて「本人認証サービス」に登録していない場合、以下のように月間の決済額が制限されるようになりました。
本人認証されていないクレジットカード | 本人認証がされたクレジットカード | |
---|---|---|
過去24時間 | 5,000円 | 2万円 |
過去30日間 | 5,000円 | 5万円 |
平時においても、キャンペーン期間中であっても、PayPayをフル活用したいのなら、(PayPay登録カードを)本人認証サービスに登録しておくことが不可欠になったのですね。
PayPayの月間利用金額5,000円以下なら、Kyashが最強
「本人認証サービスに登録していないと、決済額が制限される? それなら、Kyashで本人認証サービスに登録すればいいんでしょ?」と思われるかもしれません。
しかし、そうはいかないのです。
以下は、本人認証サービスに対応しているプリペイドカード一覧を紹介した記事です。
ご覧いただくと分かりますが、Kyashは本人認証サービスに対応していません。
Kyashで本人認証サービスに登録しようとしても、そもそも登録自体不可能なのです。
本人認証サービスに登録できないので、KyashをPayPayに登録した場合の上限額は月間5,000円となります。
月間5,000円までなら、今までどおり、KyashがPayPayチャージ最強カードです。
しかし、5,000円までです。
上限5,000円では、第2弾のPayPayキャンペーンの恩恵も充分に享受できないですね。
PayPayの月間利用金額5,000円超なら、Yahoo! JAPANカードが最強
PayPayで月間5,000円を超える支払いをしたいと思ったら、「本人認証サービスに対応しているクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを登録すること」が必須となります。
そして、その登録カードで、本人認証サービスに登録を済ませましょう。
登録方法は以下をご覧ください。
Yahoo! JAPANカードを含め、ほぼ全てのクレジットカードが本人認証サービスに対応しています。
よって、PayPayで月間5,000円を超える支払いをしたい場合は、還元率の高いカードをPayPayに登録するのが一番お得になります。
還元率の高いカードにはどんなものがあるのか?
以下の記事が参考になるかと思います。
還元率の高いクレジットカードを紹介しています。
Yahoo! JAPANカードよりも還元率が高いクレジットカードとしては、
- リーダーズカード
- REX CARD
- リクルートカード
があります。
ANAマイラーであれば、
- ANA VISA/マスターカード
が最善手になるでしょう。
JALマイラーであれば、
- JAL VISA/マスターカード
が最善手となるでしょう。
・・・ですが。
今後ますます、「PayPayにおけるYahoo! JAPANカード優遇」が進むのではないかと思いますので、「PayPay登録カードはYahoo! JAPANカード」と割り切ってもいいのではないかと思います。
Yahoo! JAPANカードは、簡単な条件で、最大で10,000ポイントものTポイントを獲得できます。
是非キャンペーンを利用してご入会下さい。
PayPayチャージ最強カードのまとめ
PayPayチャージ最強カードのまとめです。
- PayPayの第2弾の100億円キャンペーン期間中は、Yahoo! JAPANカードでのチャージが最強。
- PayPayの第2弾の100億円キャンペーン期間中「以外」は、月間5,000円以下までならKyashが最強、月間5,000円を超えて使う場合は、Yahoo! JAPANカードを始めとした高還元率カードが最強。
以上のように結論付けられると思います。
【補足】Kyashがどれだけ凄いのか?
ここまでは、Kyashを知っている方を前提に説明してきました。
最後に補足として、Kyashの優れているところを紹介しておきましょう。
Kyashのキャッシュバック還元率は2.0%
「Kyash」は、メールアドレスと電話番号があれば、アプリで簡単に発行できるバーチャルVISAプリペイドカードです。
実店舗で使いたかったら、リアルカードを発行することもできます。
※この記事の最後で、その最もお得な発行方法をご案内します。
「Kyash」のキャッシュバック還元率は、2.0%。
Visa加盟店で「Kyash」で支払いをすると、後日、支払い金額の2.0%の金額が「Kyash」残高に還元されます。
アマゾンギフト券も2.0%のキャッシュバック対象ですから凄いです。
Androidのスマホユーザーなら、Google Payに登録することで、QUICPay+の支払いも2.0%キャッシュバックですから凄いです。
Kyashで簡単に2重取りできる
「Kyash」は、支払い金額に対して残高が足りない場合は、登録しているクレジットカードから不足分が自動的にチャージされます。
登録できるカードは、国際ブランドがVisa、Mastercardのクレジットカード、デビットカードです。
※国際ブランドのJCBのカード、及び、プリペイドカードは登録できません。
例えば、「Kyash」残高が0の状態で、「Kyash」で10,000円の買物をすると、10,000円の不足分が発生します。
すると、登録しているクレジットカードで不足分の10,000円が即時にチャージされ、買物が成立します。
例えば、リクルートカード(還元率1.2%)を「Kyash」に登録していると仮定します。
「Kyash」残高が0の状態で、「Kyash」で買い物をすると、即座にリクルートカード(還元率1.2%)でチャージされ、リクルートポイントが1.2%貯まります。
さらに、「Kyash」で買い物をすると、支払い金額の2.0%の金額が後日「Kyash」残高に還元されますね。
その結果、以下の2重取りが可能となります。
- リクルートカードで、「Kyash」にチャージ(1.2%)
- 「Kyash」決済で、「Kyash」残高還元(2.0%)
合計3.2%還元となります。
リクルートカード以外にもおすすめのクレジットカードがあります。リーダーズカードやREX CARDです。以下の記事もぜひご覧ください。
「Kyash」をPayPayの支払い方法に設定すると、「3重取り」が可能に
この「Kyash」を、PayPayの支払い方法として設定することができます。
ここで、以下の条件が揃っているとします。
- 「Kyash」に登録しているクレジットカードがリクルートカード
- PayPayの支払い方法として「Kyash」を設定
- Kyashの残高が0
この状態でPayPayで買い物をすると、以下の事態が生じます。
- PayPayに登録している「Kyash」で全額がチャージされる。
- その「Kyash」の残高が不足している。
- 「Kyash」に登録しているリクルートカードで不足額がチャージされる。
その結果、
- PayPayボーナス還元(0.5%)
- Kyash残高還元(2.0%)
- リクルートポイント還元(1.2%)
という3重取りとなり、合計3.7%還元となります。
ポイントカードが使えるお店では「4重取り」も可能に
以上、「クレジットカード⇒Kyash⇒PayPay」という決済スキームによって、「3重取り」が可能なことを説明してきました。
当然、「4重取り」にも興味が湧きますよね。
例えば、PayPayはファミリーマートで使えます。
ファミリーマートでは、Tポイントカードの提示でTポイントも獲得できますね。
よって、Tポイントカードを提示した上で、PayPayで決済することによって、労せず「4重取り」が可能になります。
また、ビックカメラでは、ビックポイントカードの提示でビックポイントを獲得できますね。
ビックカメラでも、ビックポイントカードを提示した上で、PayPayで決済することによって、「4重取り」が可能になります。
「Kyash」を利用する上での注意点:利用限度額
PayPay決済でも、アマゾンギフト券の購入でも、QUICPay+決済でも、2.0%キャッシュバックとなる「Kyash」は、いわば魔法のカードです。
「Kyash」を一枚噛ますだけで何でも還元率が2.0%アップします。
この「Kyash」にも弱点があります。
それは利用限度額です。
アプリ上の「Kyash」、つまり、「Kyash(バーチャルカード)」の場合、以下のように利用限度額が定められています。
- 24時間あたりの利用限度額は3万円以下
- 1回あたりの利用限度額は3万円以下
- 1ヶ月間での利用限度額は12万円まで
ただし、「Kyash(リアルカード)」を発行し、有効化すると、
- 24時間あたりの利用限度額は5万円以下
- 1回あたりの利用限度額は5万円以下
- 1ヶ月間での利用限度額は12万円まで
にアップします。
Kyash(リアルカード)は「ポイントサイト」経由での発行がお得
上でも紹介しましたが、「Kyash(リアルカード)」を有効化すると、「Kyash」の利用限度額がアップします。
「Kyash(リアルカード)」は公式サイトから直接発行してもいいのですが、「ポイントサイト」を経由して発行すると、200円分のポイントを獲得できてお得です。
※バーチャルカードは対象外です。
現在、「Kyash(リアルカード)」の取扱いがあるポイントサイトは、株式会社ネットマイルの運営するすぐたまのみです。
すぐたまに登録後、すぐたま内の「Kyash」紹介ページにアクセスしてください。
以下のように広告が表示されるはずです。
ポイント獲得条件は「新規カード発行完了」です。
iOS12以上のiPhoneユーザーの方は、「すぐたま」からKyashに申し込みをする前に、
「設定>Safari」から「サイト越えトラッキングを防ぐをオフに設定」をしてください。
この設定をしないと、条件を満たしていても、非承認となってしまう可能性があります。
当サイトは、「すぐたま公認ブログ」となっており、当サイト経由で「すぐたま」に登録をすると、上記の250円とは別に300円相当のポイントを獲得できます。
よろしければ、以下の「すぐたま公認ブログ」限定バナーからご登録ください。
ん?kyashは3D認証できないからpaypayだと月5000円しか使えないでしょ。使い物にならないよ。