こんにちは。
ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、jun(@odakyu_de_go)と申します。
- ソラシドエア特典で羽田⇔大分の往復の特典航空券が取れる
- ネットから予約できる杵築唯一の宿=ホテルいな里に空きがある
「上記2条件が揃ったら、城下町の杵築を旅してみよう」と前々から考えていたところ、12月10日に「12月11日~12日」なら条件を満たすことを発見。
急ではあるものの、行ってきました。
これまでの旅行記は以下をご覧ください。
北台武家屋敷を見て回る
「食道園」の近くに「杵築ふるさと産業館」というところがあり、中に観光案内所があったので1、2時間で回れるコースを聞く。
案内されたとおりに進んでいく。
マンホールにカブトガニが描かれていた。
この上り坂は「番所の坂」というらしい。
登りきった先を数十メートル直進すると下り坂に。これが「酢屋の坂」らしい。下まで降りると、反対側にまた上り坂(塩屋の坂)があるのを確認できる。
坂は降りずに、北台武家屋敷を見て回る。
これは大原邸。江戸時代後期の上級武士の屋敷とのこと。茅葺き屋根の武家屋敷は全国的にも珍しいらしい。
庭も素敵。
さきほど見た「塩屋の坂」も見通せた。
通りに戻る。
右奥の紅葉は能見邸。
こちらは、江戸時代から残っているという藩校「学習館」の御成門。
酢屋の坂と塩屋の坂
「酢屋の坂」まで戻り、瓦屋根を見ながら、下っていく。
降りきった先には塩屋の坂。
振り返ったところ。
「酢屋の坂」という名前は、坂下に酢屋があったことにちなむそうだ。坂の上が武家屋敷で、坂の下は商人の町。
今度は「塩屋の坂」を登っていく。
登りきった先で振り返ると、右奥には先ほど訪れた茅葺きの大原家住宅が見える。南北の高台に挟まれた商人町という地形がよく分かる。
南台武家屋敷の展望台へ
塩屋の坂上は、「南台武家屋敷」。
展望台があったので行ってみる。
八坂川河口と守江湾、杵築大橋、高台の上の杵築城が織りなすいい景色。今の時間、ちょうど西日が城に当たるのできれいに見える。
うっすらと四国の佐田岬も見えるね。
近くに一松(ひとつまつ)邸というのがあったのでこちらも見てみる。
杵築市の初代名誉市民となった一松定吉氏の邸宅らしい。
杵築城を眺められる一等地で最高だね。
時刻は16時。歩き回って、体が冷えた。帰ろう。
帰りもこの高低差を確認。
商人町を通って、帰る。
楽器店、健在だった。
自転車に乗った少年に挨拶された。
生涯学習館に「日本一気持ちの良いあいさつができる城下町」という標語が掲げてあった。実践してるのか。
「ホテルいな里」にチェックイン
16:30に「ホテルいな里」にチェックイン。晩飯食べるのにおすすめのところを聞く。いくつか候補を教えてくれた。
このホテルには禁煙室はないので、部屋が臭かったらどうしようかと思っていたが、問題なかった。
この空気清浄機のおかげだろうか。
体が冷えたので、お湯を沸かしてコーヒーを飲もうかと思ったが、このホテルには最上階に展望風呂があるとのことだった。
晩飯前に行ってみる。
洗い場4つの小ぶりの浴場。先客が一人いたが、すぐいなくなったので独り占め。
昔ながらの「2ハンドル混合水栓」なので、お湯の温度の調整が面倒だった。
湯船にドボン。窓開けられたので、体は温かく、顔は涼しいという露天風呂状態にできた。
お湯はぬるっとしている。温泉か?
脱衣場に個室タイプのミニサウナが2つあった。試してみたいが、閉じ込められたらどうしようと思ってやめてしまった・・・
「と々喜」で晩飯
晩飯場所は「と々喜」というところにした。行く前に一応電話したら、「カウンターなら」と。
18:00前に外出。ホテルの前に店舗2つ分の面積のコインランドリー。そんなに需要あるのか?
月が綺麗な夜。
入店。カウンターの前に生け簀があった。奥の水槽にはクロダイが泳いでる(←後で笑う)
厨房には女性。おじいちゃんが配膳サポート。
熱燗を頼むと、つまみのクラゲとともにすぐに出てきた。国東市の萱島酒造というところ「西の関」というお酒だった。1合400円とリーズナブル。
刺身の盛り合わせ。
ねっとりとしていて、とても甘いカンパチ。皮目を炙った白身はサワラかなと思って女性に聞いてみたが、タイとのこと。美味。
生け簀の牡蠣で焼き牡蠣を頼む。大分のみかん添え。
旨い。もちろん、汁まですする。
焼き鳥も旨そうだったので、豚バラ、ねぎま、皮、砂ずり(=砂肝)。合わせて、生ビール。
おじいちゃんが持ってきてくれた。おじいちゃん、昼間、私が店の前を通るのを見かけたらしい。
「仕事で来たん?」「仕事何してるの?」と聞かれてから、色々と話す。
メニューにあんこう鍋があるのだが、おじいちゃんが九州で受けるだろうと自分で魚をネット注文しているらしい。80歳らしいのだが、大したもんだな。
「今度、〇〇を出してみようと画策している」とも。自営業の大先輩のおじいちゃん。この年になっても色々試行錯誤してる姿勢に感銘を受けたわ。
客に気を使う飲食業、メンタル的に色々苦労した話も聞いた。
「クロダイはどう料理するのか?」聞いてみたら、「見世物。ペット」とのことで爆笑した。
炭水化物はホテルに戻ってから食べようと、おにぎり(鮭)とフライドポテトを注文。
1時間くらい色々話を聞いて、おじいちゃんが「話しすぎちゃったかな」というと、厨房の女性(娘さんだった)が「ホントだよ!」と笑っていた。
いい旅の思い出になったよ。
「ダイレックス」で買い物して帰る
帰りに「ダイレックス」に寄る。
「ダイレックス」は、スーパーであり、ドラッグストアであり、家電量販店であり、衣料品店であり、文具店であった。
部屋に戻って、おにぎりとフライドポテトつまみに一杯。
23時には寝た。
続きは以下をご覧ください。