秋田竿燈まつり旅行記の「(2) 竿燈まつりを見て、「すし匠」で晩飯」です。
前後の旅行記もあわせてご覧ください。
- 秋田竿燈まつり旅行記 (1) ANA403便で秋田へ、日吉八幡神社を訪れる
- 秋田竿燈まつり旅行記 (2) 竿燈まつりを見て、「すし匠」で晩飯
- 秋田竿燈まつり旅行記 (3) ポートタワー・セリオンと佐竹氏の菩提寺・天徳寺を訪れる
ホテルメトロポリタン秋田の禁煙シングル(15.2平米)
15時過ぎにホテルメトロポリタン秋田にチェックイン。
ホテルメトロポリタンやホテルメッツなどのJR東日本ホテルズのチェックイン時に、ビックカメラSuicaカードなどのビューカードを提示すると、チェックアウト時間を12時まで無料で延長できる(通常11時)。
ツアー客が沢山。
部屋は7階。
なんでバスルームがガラス張りなの。どういう需要があるわけ?(笑)
部屋からは秋田駅東口駅前が見渡せる。
いつもの様に睡眠不足で眠いが、前回の京都旅行の時とは違い、食欲は大丈夫そうだ。ただ、最近、飲み過ぎると腹筋が痛くなる病気(?)になってしまったので、それが心配だ。
あまりに眠かったのでタイマーを掛けて1時間弱横になった。熟睡はできないが少し体が楽に。
秋田竿燈まつり、ようやく見られた!
19時にまめと待ち合わせの予定。駅前で目薬を調達してから、タクシーで待ち合わせ場所に向かった。
まめと11ヶ月ぶりの再会。お母さん譲りという青い浴衣が可愛い。
あ、やばいと思った。まめがかなり香りの強いコロンを使っていた。「カウンターの寿司屋に行くから香りの強い化粧NG」と伝えるの忘れちゃった。結構風があるから店行く前に香り飛んでくれw
竿燈大通りへ。すごい人だかりで前の方には行けない。市長の挨拶の後、一斉に竿燈が上がった。ようやく見れたよ。
太鼓の音と「どっこいしょーどっこいしょー」の掛け声の中、竿燈が夜空に鮮やかに揺れる。
肩や腰、額などで支える妙技。
バランスを崩して倒れそうな竿燈もある。「バランスを崩して倒れることもあるので、竿燈から目を離さないようにしてください。」というアナウンスもあった。そんなこと言われても(笑)
人だかりの熱気で見ているだけで汗をかく。まめによると、15分演じ続けるらしい。
あと5分というところで、まめが場所を変えると竿燈の連なりが一度に見えるというので、せっかくなので移動。ただ、そっちは人混みがさらにすごく、歩くのも難儀するレベル。
平日なら移動できても週末はきついみたい。
凄い反ってる竿燈が。これはその後折れていた。あと、倒れちゃう竿燈も何本か見た。
秋田の「すし匠」
15分間の竿燈演技を見終えたので、寿司屋に移動。人混みから出たら涼しくなった。
Google Mapsアプリで「すし匠」を検索したら、移転前の場所が表示され、おかげで店に着くまで時間かかってしまった。
19:50頃、入店。
私達が最初の客だった。
その後もう一組。話しぶりから、こちらによく来ている方みたい。
まめのコロンの匂いだが、店の中に入ったら気にならなくなった。外は風があるからね。
イカでスタート。
ぷるっぷるのキス、マハタ、式根島のタカベ。同じ白身だけど、風味が全然違って、面白い。味ももちろん最高。
大将は秋田出身で、四谷の「すし匠」で修行をして、こちらで独立したらしい。四谷の「すし匠」の大将は結構やり手で、今はハワイのリッツカールトンに店を出す準備をしているらしい。
カキ。
カツオ。
おすすめの秋田の冷酒を出してもらう。純米吟醸の「竿燈ゆきの美人」。
水を意識的に飲むようにした。アルコールを大量に飲むと翌日腹筋が痛む病気?(アルコール筋症?)になってしまったのでね。まめの同僚にもそういう人いると言っていた。
ヅケとトロの二枚重ね。
もうね、どれもこれも旨くて幸せ。
塩水の紫ウニ。
つぶ貝
タコとアワビ。かなりテンポ良く出してくれるので、このタコとアワビが出た段階でまだ入店して30分。
最初のイカのゲソ。
ウニイクラ軍艦
まめが新政のNo.6があれば飲んどけと言ってたので頼んだ。「R」って何かな、近所に6号線でも走ってるのかなとか適当に言ってたら、精米歩合を示すグレードらしい。
焼魚、なんだっけ。
大好きマコガレイ。
この辺りでまめはお店の出勤時間があるので先にお帰り。
大将「すぐ行きますからね」と。そうだよね、同伴ってバレてるよねw
赤酢のシャリのこれは大トロのヅケだったっけな?ネタによって赤酢のシャリを使うようだ。
日本酒3合目は「雪の茅舎」の純米大吟醸に。
一人になったら、隣の夫婦が「騒がしくてすみません」と話しかけてきたから、「そんなことないですよ。上品な夫婦ですね」と。
出身を聞かれたので群馬と答えたら、最近、クラシックカーのイベントで伊香保に行ったらしく、群馬の温泉や名産品の話題で話が弾んだ。
クラシックカーは、エアコンもないし、排気ガスをもろに食らうので、奥さんに一緒に乗ってもらうのが大変と言っていた。そういう苦労があるのか。
奥さんは秋田市出身で、旦那さんは湯沢市出身らしい。江戸時代だったら藩も違うんでしょうねー(注:後日調べたら同じ藩だった)という話から歴史の話に。
奥羽列藩同盟への対応をめぐっても、また、最近の参院選についても、東北の中で秋田は独自の動きをしているのが面白かったのでその話を振ったら、旦那さんと大将は食いついてきてくれた。
みなさん、歴史には一家言あるようだ。奥さんは歴史には興味ないみたい(笑)
せっかくなので、秋田県の「県民の歌」をご存知なのか聞いてみた。まめに以前聞いた時は知らないと言ってたが、ご夫婦、大将ともに知っていた。「県民の歌」は「錦旗を護りし 戊辰の栄は 矢留の城頭 花とぞ薫る」と歌う勤王精神あふれる歌なのだ。
YouTubeにあったので掲載する。2分20秒過ぎから勤王感溢れ出す。
旦那さんが言っていたが「秋田の人は温かい」と。それは部外者の俺も感じる。
その後、私の仕事の話になり、奥さんに年収を聞かれたので爆笑したw
かわいい女性待たせていいの?と気を遣われたが、もっと飲みましょうよと「雪の茅舎」おかわり(笑)
車海老と、これまたプルプルのかすご。
アナゴ。
旦那さん、今度、秋田に来た時は連絡してくれれば色々案内してくれると。クラシックカーに乗せてほしいと伝えた(笑)
でも、結局、連絡先交換するの忘れてしまった、残念。
凄い楽しいひと時だったな。大将の人柄も大きい。
22時半に店を出た。まめに巻物でも持って行ってあげようと思ったが、夏の盛りなのでお土産はNGだった。
すっかり夜の帳が下りた秋田の歓楽街。
約1年ぶりにまめの店に。
ビール1、日本酒4でかなり酩酊してたので、最初まめと視線も合わないような感じだったが、水飲むようにしてなんとか落ち着いた。
シャンパン2本飲んだのに、お会計がとても安かった。変なタックスとか取られてないせいかな。
まめの店の閉店時間は25時。とても健全。秋田県人の睡眠時間の長さは日本一らしい。「秋田美人」と「睡眠時間の長さ」は関係してるのかもね。
末廣ラーメン本舗 秋田駅前分店
店を出た後、いつも〆のラーメンを食べている「東京まんぷくラーメン」へ。
店内は竿燈まつりの客で賑やか。一人客は肩身が狭そうだ。Google Mapsで調べたら、駅前にもラーメン屋があるみたいなので、駅前へ。
「末廣ラーメン本舗 秋田駅前分店」。こちらも混んでいた。
末廣ラーメン本舗 秋田駅前分店 – 秋田/ラーメン [食べログ]
美味しかった。替え玉頼みたかったがやってなかった。ざるに入った大量のネギは食べ放題とのことなのでネギを食べ尽くして帰った。
近くのコンビニで水とアクエリアスとパンを買って、ホテルへ。
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