タイトルの通りなのですが、楽天カードは国際ブランドの変更ができません。
仮に楽天カード(Visa)をお持ちの方が、国際ブランドをJCBブランドに変更したい場合、一度、楽天カード(Visa)を解約してから、楽天カード(JCB)の再審査が必要になります。
ご存知かもしれませんが、楽天カード(Visa)、楽天カード(MasterCard)はnanacoチャージでポイントが貯まりませんが、楽天カード(JCB)はnanacoチャージでポイントが貯まります。nanacoチャージでポイントを貯める具体的な手順は以下を参考にしてください。
そのため、Visa/MasterCard⇒JCBという国際ブランド変更を希望する方は多いと思います。
ここでは、楽天カードを解約して、再申込みする場合の注意点を述べておきます。
目次
一度楽天カードの審査に受かったからといって再度受かる保証はない
楽天カードの国際ブランドを変更したい場合、既存の楽天カードを解約してから、違うブランドの楽天カードを再度申込む形になります。
ここで注意すべきことは、一度楽天カードの審査に受かったからといって、次も必ず審査に受かるわけではないということです。
例えば、楽天カード(Visa)をお持ちの方が、支払い遅滞をたびたび繰り返していれば、楽天カード(JCB)の再審査で落ちる可能性もあります。
国際ブランド変更のために解約・再申込する場合は、この可能性について留意してください。
まぁ、普通に使っていれば、落ちることはありません。私は2回目の申込みでは、わずか10時間半の審査時間でカード発行されました。あわや即日発行でした。
なお、楽天カードよりもポイント還元率が高いリクルートカードはVisaとJCBの2枚持ちが可能です。
これはリクルートカード(Visa)とリクルートカード(JCB)の発行会社が違うからです。
楽天カードも同様に2枚持ちが可能であれば、楽天カード(JCB)の審査に受かってから、楽天カード(Visa)を解約するという安全策を取ることもできるのですがね・・・
楽天カードはVisaもMastercardもJCBも楽天カード株式会社が発行しています。
国際ブランドを変更するとクレジットカード番号が変わる
これも重要な点です。
楽天カードを解約して、異なる国際ブランドの楽天カードを再発行すると、クレジットカード番号が変わります。
公共料金や携帯電話、ネットプロバイダー、放送、新聞等の料金などの支払いを旧楽天カードで継続引落しに設定している場合は、各契約先にカード変更の手続きをしなくてはいけません。
イオンカードやau WALLET クレジットカードなどのように、公共料金や携帯電話、ネットプロバイダー、放送、新聞等の料金に関しては、カード会社側で引き継ぎの手続きをしてくれるところもあります。
楽天カードの再審査は解約の3営業日後から
楽天カードの解約は、楽天カードコンタクトセンター(電話)からのみ可能です。
営業時間:9:30~17:30
電話番号:0570-66-6910(有料)※PHSなど一部利用できない場合は092-474-6287(有料)
その際に言われましたが、楽天カードの再審査は、カード解約後3営業日以降から可能とのことでした。
実際、3営業日を待たずに楽天カードの申込みボタンを押したら、既存カード会員と認識され、楽天カードの申込みリンクは表示されず、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードを案内されました。
なお、楽天カードは国際ブランドの変更も認めていませんが、楽天カードと楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの2枚持ちも認めていません。
楽天Edyの残高は引き継がれない
楽天Edy機能付きの楽天カードを利用していた場合、解約したカードに楽天Edyの残高が残っていても、新しいカードに引き継がれません。
旧カードの楽天Edy残高は使い切ってから破棄しましょう。
楽天カードの新規入会キャンペーンの入会特典は対象外
楽天カードは常時、新規入会キャンペーンを実施中。
そのキャンペーンの特典ポイント数も最低5,000ポイント、場合によっては8,000ポイントになることもあります。申込み時期が肝要です。
しかし、楽天カード再申込の場合、新規入会キャンペーンの入会特典は対象外となります。
以下は、楽天カードに再申込みした場合の入会画面です。楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードにはキャンペーンポイントが出ているのに、楽天カードには出ていないのが分かるでしょう。
まぁ、再入会でも対象となれば、ポイント目的で、定期的に解約・再申込を繰り返す人が出てくるでしょうからね・・・
なお、リクルートカードの場合は、異なるブランドで再申込みした場合、入会特典の一部は対象となります。