こんにちは。
ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、jun(@odakyu_de_go)と申します。
東京都文京区本郷にある「鳳明館 森川別館」に2泊してきました。
日程は、2020年3月16日(月)~18日(水)
こちらの宿の存在を知ったのは、YASOSUKEさんのこのツイート。
【本郷の旅館で文豪缶詰体験】
外出も不安な今日この頃ですが、このままでは経済も大打撃…。旅館も多くの団体がキャンセルとなり、深刻な状況です。
「待てよ、団体が感染リスクがあるなら、ほとんど人に会わない #文豪缶詰プラン なら良いのでは…?」
というわけで、第二弾を考えてみました! pic.twitter.com/sWUf98wke9
— YASOSUKE (@yasosuke80) March 8, 2020
場所は本郷ということで、「私が昔住んでいた下宿の近くかな?」と思い、グーグルマップで検索したら、まさかの、下宿の隣(笑)
おー、残ってた、、、笑
留年して、大学5年目の私が下宿していたのがこの風呂なしアパートでした、、、笑
「鳳明館 森川別館」の隣です。https://t.co/AwoSKqnpGW pic.twitter.com/PeCN5RMC5i
— jun (@odakyu_de_go) March 9, 2020
鳳明館 森川別館に泊まり、懐かしの本郷界隈を散策するのも楽しそう。
ということで行ってきました。
これまでの旅行記は以下をご覧ください。
鳳明館 森川別館の朝食
7:30に起床。
昨日のNYダウは3,000ドル近い下落という。
8:25くらいに朝食の前を持ってきてくれた。
美味しく頂いた。
毎日、朝食の後にコーヒーを飲んでいる。
しかし、鳳明館にはお茶の用意しかない。
Uber Eatsで近くのスタバからコーヒーを注文することにした。
配達先を鳳明館 森川別館に指定。
受け取ったときに靴箱を見たが、昨日泊まった私以外の2組は既にチェックアウトしていた。
つまり、現在、この宿にいる宿泊客は私一人。
鳳明館 森川別館の高砂風呂を利用する
昨晩は廊下が寒くてお風呂に入らなかった。
11:45にプライベート風呂の「高砂風呂」へ。
狭い風呂なのかな、と思ったら、十分広い風呂だった。
シャワーの水圧は高い。
風呂はぬるかった、40度くらいかな。
まぁ、でも、足が伸ばせる広い風呂で満足・・・してたら、やばいことに気づいた。
「部屋からバスタオル持ってくるの忘れた!!!」
どうしようと焦ったけど、スマホ持ってきておいてよかった。
風呂からフロントに電話をかけて、タオルを持ってきてもらった。。。汗
お手を煩わせて、すみませんでした、、、
本郷界隈を散策する
12:40くらいに本郷界隈の散策に出かける。
求道会館
まず、「鳳明館 森川別館」の斜向いに建っている求道会館。
京大工学部建築学科を創立した武田五一設計という仏教の教会堂。
毎月第4土曜日13:00-14:30には一般公開しているとのこと。
参考:求道会館
六叉路
本郷6丁目で最も印象深い場所である六叉路。
ここにはかつて初代・本多平八郎忠勝を祀る映世神社があったらしい。
※大河ドラマ『真田丸』で藤岡弘、が演じていた。
この辺り一帯本郷六丁目(旧森川町)はもとは本多家の屋敷町でした。江戸時代のはじめから、岡崎藩本多家(森川町一-一)の脇に初代本多平八郎忠勝を祀る「映世神社」(森川町一-ニ、現本郷六-十四)がありました。
本郷通りから西へ入って正面に本殿、北側に神楽殿が建ち、現在の宮前広場のほぼ中央には高さ約四メートルの石の鳥居があり、帝大前通りから見えていました。
それゆえ、ここの通りは「宮前通り」、六差路になっている三角広場は「宮前広場」と言うらしい。
この場所を撮影した写真家・木村伊兵衛の「本郷森川町」という有名な作品もある。
ぜひググってみてください。
興味がある方は、以下の記事もご覧ください。
徳田秋声旧宅
徳田秋声旧宅。
鳳明館の台町別館と本館
鳳明館の台町別館と本館。
鳳明館の本館は登録有形文化財になっている。
蓋平館別荘跡
蓋平館別荘跡。
今はおしゃれマンションに変わっているが、私が学生の時、蓋平館別荘跡には「太栄館」という旅館が建っていた。
みゆき荘に住んでいたときに、六叉路からこの蓋平館別荘跡を通って、急坂の新坂を下って、「なか卯」まで飯を食べに行っていたな、、、
伊勢屋質店
新坂を下り、菊坂下から菊坂を登ると、すぐに左手に蔵が見えてくる。
樋口一葉が家計をやりくりするためによく通ったという伊勢屋質店だ。
店の部分は明治40年に改築したが、土蔵は外壁を関東大震災後塗り直したものの、内部は当時のままとのこと。
菊坂から一歩路地に入り、鐙坂を登っていく。
途中、金田一京助・春彦旧居跡があった。
炭団坂
そこから谷をまたぐ通路を渡り、炭団坂へ。
台地の上にある本郷からは、東の根津の方に行っても、西の西片の方に行っても急坂になる。
樋口一葉の旧居跡
炭団坂を降りて、突き当りを左折。
50メートルくらい進むと、左手にさらに狭い路地。
路地の突き当りの左側に、樋口一葉の旧居があったという。
樋口一葉も使ったという井戸。
既に樋口一葉の旧居跡と伝える案内はなく、旧居跡には普通に人が住んでいるので、静かに見学。
なお、階段を登って、右手方向に進むと、先程の鐙坂に出るよ。
再び、菊坂に戻り北に進んでいくと、宮沢賢治旧居跡。
金魚坂
菊坂から路地に入ると、「金魚坂」なる喫茶店があった。
金魚釣り屋が営む喫茶店のようだ。
全国一斉休校の要請の影響だろう、子どもたちが金魚釣りに興じていた。
本郷三丁目の交差点に建つ「かねやす」。
「本郷もかねやすまでは江戸の内」。
享保年間(1716~1736)に、現在の本郷三丁目の交差点角に、兼康祐悦という歯科医が乳香散という歯磨き粉を売り出した。
これが当たり店が繁盛していたという。
享保15年(1730)に大火があり、湯島や本郷一帯が燃えたため、再興に力を注いだ町奉行の大岡越前守は、ここを境に南側を耐火のために土蔵造りや塗屋にすることを命じた。
一方で北側は従来どおりの板や茅ぶきの造りの町家が並んだため、「本郷もかねやすまでは江戸の内」といわれた。
本郷界隈の散策終了。
続きは以下をご覧ください。