こんにちは。
ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、jun(@odakyu_de_go)と申します。
のんちゃんが作品(リボンアート)を出展しているアートイベント「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」が11月24日で閉幕ということで、滑り込みで行ってきました。
期間:2024年11月21日(木)~22日(金)
これまでの旅行記は以下をご覧ください。
安藤忠雄の「風の教会」で宮永愛子「辻の音」
時刻は15時。
せっかくここまで来たので、安藤忠雄の「風の教会」も見に行きたい。基本的に「神戸六甲ミーツ・アート」の期間中しか見られないらしいので。
バスで一駅、高山植物園へ。ここから別のバスに乗り換える。少し待ち時間があったので、高山植物園に一瞬だけ入った。
バスで10分ほどで「風の教会」に到着。
空き地に金属で作られた『進撃の巨人』のような人体像が展示されていた。高田治による「ヒーロー」という作品。説明板には「人体像は自分自身」と書かれていた。
ケンタウロス。
今は更地となっているここに、「六甲オリエンタルホテル」(1934年7月10日~2007年6月15日)があったそうだ。「風の教会」はホテルの庭園内に存在していたそう。
「風の教会」へ続く通路。
安藤忠雄の代名詞のコンクリート打ちっぱなしの教会。竣工は1986年とのこと。
※1988年に「水の教会」(星野リゾート トマム内)、1989年に「光の教会」(大阪府茨木市)。
左側は天井まで窓となっていて明るい。
あと、天井と壁との隙間からも採光。
ここに展示してあるのは宮永愛子の「辻の音」。
壁や椅子に超ミニミニアートが展示。ミニミニすぎるので入口でルーペを貸してくれる。
ナフタリンで作られた大黒様。後で知ったことだが、宮永愛子さんはナフタリン彫刻で有名らしい。
こちらの紹介動画を見ると、この石は有馬温泉の泉源で採れたらしい。有馬温泉のお湯は、(火山のマグマで温められた地下水ではなく)何百万年前の海水が温められて地表に吹き出したものという説が有力らしい。そうした時間の流れを感じさせるものとしてここに置かれているとのことだ。
参考:神戸新聞|有馬に温泉が湧出するメカニズム解明 「若く熱い」プレートが源泉生む
窓際に置かれた2つの船。
奥はポートアイランドの土で作られた船。手前は、「震災瓦礫の土※1500度で溶解してガラス生成」と説明されていた。
ポートアイランドは六甲山の土砂を埋め立てて作られた人工島らしい。
これも神戸の歴史を織り込んだ作品ということだろう。
そして、その作品が、祈りの場、(チャペルウェディング会場として)誓いの場である教会に展示されている。
イスラエルの船が描かれた切手がガラスに閉じ込められている作品もあった。
船ということで、こちらも貿易港として栄えた神戸の歴史を織り込んでいるのだろう。
敢えてイスラエルの船にしていることにも含意があるのかもしれないし、無いのかもしれない。
外へ。明るさが足りないが、これが外観。風と鳥の音を聞く。
さて、帰ろう。
再び、バスで六甲ケーブル山上駅へ。
山上駅の屋上の天覧台からの眺め。
この時間から訪れる人もいた。夜景目当てだろう。
朝から動きっぱなしで相当疲れたな・・・
ANAクラウンプラザホテル神戸にチェックイン
17:30前にホテルに到着。
チェックイン。IHGダイヤモンド特典でチェックアウト時間を14時まで伸ばしてもらった。
部屋は30階。
西向きの部屋。
「神戸たん熊 北店」で晩飯
18:00に予約している「神戸たん熊 北店」へ。
テーブル席に案内された。私以外には一組いただけかな。
ドリンク一杯無料なので、店オリジナルの「熊彦」を熱燗で。先付は焼き穴子の酢の物。
カレイの入った蕪のスリながし。
刺し身。見えないが、イクラが鯛に包まれている。美味。
もち米炊いたやつ。中に白身魚。温かい餡に包まれてこれもまた美味。
この段階で、ナマコのこのわた添えとか松茸とか超ちょっとずつの前菜8寸と焼き魚(サワラ)。
日本酒は2合目。
この辺で結構お腹膨れてきたので、締めの炊き込みご飯は持ち帰りにしてもらう。
かぼちゃの豆乳仕立てのスープに炙った鱧が入っている。「こういうのは初めて食べた」と店員に伝えたら、「僕も初めて見ました。美味しそうだなぁと思って見てました。」と・・・笑
デザートは熟した柿にリンゴ。脳内に「ジュクシ(熟柿)、ジュクシ(熟柿)」が流れた。
時間をかけてゆっくり食事。お酒の力を借りて、ゆるりとした気分になったよ。
部屋に戻って、持ち帰りの炊き込みご飯を食べながら冷たいビール。
続きは以下をご覧ください。