2019年の2月15日にオープンした、岡山空港のJALサクララウンジについて紹介します。
目次
JALサクララウンジの利用条件は?
岡山空港のJALサクララウンジを利用できるのは以下の人です。
JMBダイヤモンド会員と同行者1名 | |
JGCプレミア会員と同行者1名 | |
JMBサファイア会員と同行者1名 | |
JMBクリスタル会員本人 ※ラウンジクーポンが必要 | |
JALグローバルクラブ(JGC)の会員と同行者1名 | |
ワンワールド エメラルド会員と同行者1名 | |
ワンワールド サファイア会員と同行者1名 | |
JAL CLUB EST会員と同行者1名 ※年間5回まで |
岡山空港のJALサクララウンジはこんなところ
保安検査前のエリア?保安検査後のエリア?
岡山空港のサクララウンジは、保安検査後のエリアにあります。
搭乗直前までゆっくりすることができます。
一方、カードラウンジの「マスカット」は保安検査前のエリアにありますので、搭乗直前までゆっくりすることはできません。
JALサクララウンジの場所は?
保安検査場を抜けたら、左側に進んでください。
その突き当りにJALサクララウンジの入口があります。
搭乗口で言うと、3番搭乗口付近になります。
なお、写真の右隅に見えるのは岡山だけに備前焼です。
JALサクララウンジの内部の様子は?
自動ドアの先はレセプション。
受付の前には、荷物を預けられるクロークもあります。
レセプション正面には、「畳縁(たたみへり)」を使ったアートが飾られています。
「畳縁(たたみへり)」って聞き慣れませんが、「畳の縁は踏むものではない」のあの「畳縁」です。畳の長辺に付いている布。
岡山県倉敷市の児島地区は、約20社の畳縁企業が存在し、畳縁生産の全国シェア8割を占めているそうですよ。
受付を抜けてすぐのところです。ここから左方向にラウンジは伸びています。
カウンターの上には、蒜山(ひるぜん)地方に伝わる岡山県指定伝統工芸品の「がま細工」と和紙の行灯が飾ってあり、目線を遮ってくれます。
カウンターの各席には、コンセント2つとUSBポートが用意されています。JALの機内にはコンセントがありませんので助かりますね。
一方、奥の席は、視線を遮るものが何もありませんので、スリリングな視線のやり取りを楽しむことができます(笑)
山陽新聞を始めとした新聞や雑誌コーナー。
ドリンクコーナーです。
冷蔵庫の中には、牛乳、トマトジュース、ミネラルウォーター。この下にはビールグラスが用意されています。
ビールとジュースのディスペンサー。
ビールは、キリン一番搾り、サッポロ黒ラベル、サントリーモルツ、アサヒスーパードライの4種類が揃っています。素晴らしいですね。
個包装のツマミ類。
岡山県苫田郡(とまたぐん)に本社がある山田養蜂場の「ゆず&はちみつ」のジュース。
エスプレッソマシン。
なお、このドリンクコーナーの前にも6席用意されています。
ドリンクの補充がしやすい位置ではありますが、常に人が目の前を通るので落ち着かない席かもしれません。
飛行機の離着陸は見られる?
残念ながら外が見られる窓はありません。
窓がない上に、一般の待合スペースよりも天井が低いので、若干圧迫感があります。
なお、岡山空港のカードラウンジの「マスカット」は展望デッキに面しており、開放感があります。
混雑度は?
岡山空港には、国内線が3路線(羽田・新千歳・沖縄)、国際線が4路線(ソウル・上海・香港・台北)就航しています。
その内、JALグループ便は羽田線と沖縄線(JTA)のみです。
そして、JALグループ便の機材は全てボーイング737-800で、席数は165。
一方、JALサクララウンジの席数は約50。
先日、「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」展を見に岡山に行ってきましたが、帰りの18:25発のJAL242便(岡山-羽田)は満席でした。
羽田線には上級会員が多いので、そのお陰でサクララウンジも満席でした。
他の時間帯や沖縄線だと事情が違うかもしれません。
総評
JALサクララウンジとカードラウンジ「マスカット」を比べると、
- 4種類のビールが無料で飲める
- 個包装のつまみが無料で頂ける
- 保安検査後のエリアにある
という点がメリットですね。
一方、
- 窓がなく天井が低くて圧迫感がある
- 混見合っている可能性もある
という点がデメリットです。
ケースバイケースで使い分けるといいんじゃないでしょうか。