こんにちは。
ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、jun(@odakyu_de_go)と申します。
都内在住です。
ガチ中華目的で埼玉県の西川口と蕨に行ってきました。1泊で。
期間:2025年9月24日(水)~25日(木)
旅行前の準備
ガチ中華調べ
ガチ中華の店を10店くらいピックアップして、グーグルマップに登録。
色々検討した結果、初日の昼は西川口の「味香園西川口店」(蘭州牛肉麺が売りらしい)、夜は蕨の「正味食堂」(メニュー見たら一人でも頼みやすそうなサイズに見えた)で食べることに。
ホテルの手配
西川口(ホテルが多い)でホテルを取るか、蕨(ホテルが少ない)で取るか迷っていたが、晩飯を蕨の「正味食堂」にしたので、蕨泊に決定。
ヤフートラベルで「ワラビーハウス」を予約。マンションをリノベしたホテルらしく、部屋の広さが45平米もあるらしい。それでいて、1泊6,220円。
まずは西川口へ
11時過ぎに家を出る。
スマホで情報チェックしてたら、昼に行こうとしていた「味香園西川口店」は今日はお休みっぽい。急遽ググった結果、「豪媽牛肉湯」という店に行くことに。
赤羽から京浜東北線の各駅停車に乗車。
2駅で西川口。
※赤羽から湘南新宿ライナーに乗ると、西川口・蕨は通過駅。
到着後、上りエレベーターでも下りエレベーターでも中国語を話すファミリーと一緒に。
西口のロータリーに面した年季の入ったビル。
ロータリー近くで中学生くらいの男子が中国語でじゃれ合っていて、それを警察官を温かい目で見守っていた。
「豪媽牛肉湯」で淮南名物らしい牛肉湯
「豪媽牛肉湯」に向かう。
道すがらも名前からしてガチ中華の店や「バンコクストア」など。
JRの線路を越える西川口陸橋沿いに店はあった。
入ると、カウンターに3人。
小上がりのテーブル席に。
店員さんもその3人も全員中国人っぽい。
メニュー。
牛肉麺と牛肉湯の違いを聞いてみたが、スープは同じで、麺がラーメンの麺か春雨の違い、とのこと。
牛肉湯が看板メニューとのことだったのでそちらに。
辛さの希望とパクチーの有無について聞かれたので、辛さはマイルド、パクチーは大丈夫、と。
そこまでお腹空いていなかったので、セットの焼き揚げ餅は見送ってしまった。
※これを書いている今は食べたい気持ち。
この店の「牛肉湯」のことを調べたら、中国の安徽省淮南の名物料理らしい。
5分もせずに来た。
スープは想像以上にコクがあって、単独で旨い。
春雨だ。
スープとよく合う。
中華料理屋でよく出てくる、干し豆腐をスライスしたやつも入っていた。これもスープを吸って旨い。
一番辛くないやつなのに、熱々スープと辛味成分で汗が。
薄くスライスした肉もたっぷり10枚くらいはあって、食べ応えあった。
スープ完飲。
満足満足。
支払いは現金とPayPayやメルペイやWeChat Payなどのコード決済対応。
店員さん「辛さ大丈夫だったですか?」と。
「大丈夫でした。美味しかった」と伝えたら、「あぁ、よかった」と。
「牛肉湯は中国語でどう発音するんですか?」と問うと、「ニウロンタン」と。覚えておこう。
この店の近所もガチ中華の店が多かった。
漢字難しすぎなビャンビャン麺のお店。
そういえば、店員さんに「豪媽」ってどういう意味なのか聞けばよかった・・・
蕨駅に移動して、「ワラビーハウス」に荷物を預ける
一駅隣りの蕨駅へ。
これは駅舎から撮った東口駅前通り。
東口駅前のビル1階に東武ストア。三菱UFJカードを使うと、最低でも7%以上の還元率になるから、ここで後でビールを買おう。
東口駅前通りを東へ。
途中にあった理髪店。シャンプー&顔剃り付きで1,800円は安い。
クルド人が営む「ハッピーケバブ」の店を通り過ぎる。
4月の大宮遠征の帰りに寄ったね。
「ワラビーハウス」が見えてきた。
1階に狭いながらもロビーとフロントがある。荷物を預ける。
川口芝園団地を訪れる
先週、小松空港行きの飛行機の中で『団地と移民 課題最先端「空間」の闘い』(安田浩一)を読んでいたら、川口芝園団地の共生の取り組みが紹介されていた。
見に行ってみよう。
「ワラビーハウス」の近くを「タテカワ」という川が流れていた。少し上流に行くと暗渠に。
その先はJRの線路を越える蕨陸橋。
陸橋の上から。蕨にもタワマンがあって、新たなタワマンも建設中と。
西口にはちょっとした飲み屋街が形成されていた。
団地に向かって歩いていく。
見かけるのは外国人風の人が多くなってきた。
芝園団地の手前の「芝園ハイツ」。一階に商店街。高齢男性が八百屋で買い物をしていた。後で家賃調べたら思いの外高くて驚いた。
その先にURの川口芝園団地。
公式サイトを見ると、総戸数は2,454とのこと。賃料は比較的リーズナブル。
新幹線電車発祥の地の記念碑があった。日本車輌製造の蕨工場で新幹線は製造されたのね。その工場跡地に建てられたのがこの芝園団地と。
中国人と思われる親子連れが多い。
広場に行くと、中国語を話す子どもたちと日本語を話す子どもたちがそれぞれ元気に遊んでいた。
※ちなみに都心の公園に行くと、インターナショナルスクールに通う英語話者の子供と日本語を話す子供がそれぞれ元気に遊んでいる。
「マミーマート」というスーパーへ。
買い物客の主体は、日本人のソロ高齢者であった。レジ打ち、品出しの人も日本人と思われる。店内、会話はほぼ聞こえず静か・・・
店名から中国人向けと思われるスーパーへも行ってみた。
店員は皆中国の人っぽい。主に中国人向けと思われる商品が並び、客も大多数は中国の人と思われる。客は複数人で来ていて、店員は店員同士賑やかに話している。
先程のスーパーと対極的で面白かった。
今年初め、奈緒と松田龍平主演の『東京サラダボウル』というドラマを見たが、「芝園サラダボウル」という言葉が浮かんだ。
※「サラダボウル」は「人種のるつぼ」とは違う概念。
ちなみに、この団地に住んでいる方によると、居住している中国人はこういう人が多いらしい。
芝園団地に住む中国人の多くは「技人国(技術・人文知識・国際業務)」という在留資格を持つIT技術者だ。都心より家賃は安いが通勤の便がよく、中国人コミュニティーがあるこの団地は、最初に住むにはちょうどいい「玄関口」だ。そして日本に住み続けることを選んだ人々は、数年間団地に住んだ後に別の賃貸物件に移ったり、住宅を購入したりするのが典型的なパターンだ。団地住民の郵便受けには、毎日のように近隣のマンションや一戸建ての広告が投げ込まれる。
蕨駅まで戻り、東口駅前の東武ストアで買い物。
帰りに寄ろうかと思った「喫茶クラウン」は今日は休みだった。でも明日は営業するみたいなのでモーニングに行こう。
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