こんにちは。
小田急線沿線住民のjun(@odakyu_de_go)と申します。
昨日の「桜町殿行幸図」鑑賞に続いて、都内ショートトリップしてきました。
今回は前から気になっていた深大寺です。
あと、近い内に、調布飛行場から伊豆諸島に行こうかなと思っているので、調布飛行場も見学してきました。
では、どうぞ。
京王線の調布駅へ
13時前に京王線の調布駅に到着。
駅構内の壁に「大魔神」や「ガメラ」のパネルが貼ってありました。
調布には大映の撮影所があるからみたいですね。小田急線の祖師ヶ谷大蔵のウルトラマン押し(かつて近くに東宝スタジオがあった)みたいな感じですね。
おぉ、駅前にはPARCOがあります。
JapanTaxiアプリ(現・GOアプリ)で、調布駅タクシー乗り場(北口)にタクシーを呼ぼうとしましたが、「タクシーが見つかりません」の表示。数回試しても駄目でしたので、「調布はJapanTaxiのエリア外なのかな」と思い、普通にタクシーに乗車。
乗車後、再び、JapanTaxiアプリを開いてみると、駅前に普通にJapanTaxi対象タクシーが表示されています。
あぁ、どうも、調布駅タクシー乗り場(北口)にJapanTaxiを配車することがNGなんだと気づきました。次回は注意しよう。
深大寺城跡
13:10に水生植物園前に到着。
深大寺城の説明。
「深大寺城は、天文6年(1537)4月に扇谷上杉朝定が北条氏綱に奪われた江戸城奪回など退勢挽回を目指して古城を再築したものですが、北条氏に直接本拠地の川越城を攻め抜かれたことから、その効果を発揮することなく、同年7月に廃城となっています」
伊豆の北条氏が相模・武蔵へと北進する当時の勢力図は、以下のページの8枚目を見るとよく分かりますよ。
参考:勢力地図(1438~1590年)- 関東戦国史 1438-1590
案内図です。深大寺城跡へ向かう坂道は「急坂のため車いす利用者には介護者が必要です」とのこと。
昨日に引き続き、緑に囲まれての散歩。今日の東京の最高気温は30度近いですが、木陰は涼しくて気持ちがいいです。
少し歩くとそば畑がありました。
深大寺小学校の生徒が春と夏に種まきしているようです。
そば畑のある平らな場所一体が、深大寺城跡の第二郭みたいですね。
「石柱の集まりは、発見された堀立柱建物のうち2棟の柱穴の位置を示しています」とのこと。
第二郭と第一郭の境界には、土塁と空堀。
土橋の先が第一郭。
遊歩道に沿ってぐるっと一周。
第一郭の一番奥の先は急な崖になっていて、その先は中央道。車の音が聞こえます。
「スーパー地形」アプリで現在地の地形を見ると、ここは多摩川方面を望める高台のヘリの位置にあることが分かります。南から攻めてくる勢力を監視するには絶好の場所だったのでしょう。
既に紹介したように「北条氏に直接本拠地の川越城を攻め抜かれたことから、その効果を発揮することなく、同年7月に廃城」となってしまいますが。
神代植物公園の水生植物園
第一郭から水生植物園へ向かいます。
深大寺城跡の東側は、湿地帯を利用した水生植物園になっています。国分寺崖線上の深大寺から湧き出した湧水を利用したものです。
ヨシ。
カキツバタ。
係の人が花菖蒲を植えていました。見頃は6月だそうです。
「いずれがアヤメかカキツバタ」。ハナショウブとアヤメ、カキツバタの見分け方が紹介されていました。
清らかな湧水。
水辺に咲くアヤメ。
この黄色いのはキショウブという外来種みたいですね。放っておくとどんどん増えちゃうみたいです。
植物にはとんと関心がない私ですが、良い体験になりました。
深大寺の門前町
深大寺の門前町へ。いい雰囲気ですねぇ。比較的近所にこんな「観光地」があるとはびっくりしました。
深大寺そば
お腹空いてきたので、深大寺に参拝する前に蕎麦屋に。
今回のショートトリップの一番の目的が「深大寺そば」でした。
Google Mapsで評価が高かった「一休庵」へ。
注文したのは、十四代の純米吟醸(850円)、葉唐昆布とキュウリの味噌漬け(400円)、十割大根そば(1,200円)。
たまりませんな。これのために3日間禁酒しましたよ。
間髪入れずに蕎麦も出てきました。「え、早いですね」と思わず口にしてしまった。そして、さらに間髪入れずに蕎麦湯まで出てきた。え、ええ。
蕎麦の香りも甘みも喉越しの良さもあまり感じないのでした・・・
板わさ(550円)も追加注文。普通の感じです。
カードは使えず、現金で支払い。合計3,000円。
店内はこんな感じです。
深大寺参拝
深大寺の本堂に参拝。
有料ですが、本堂の中も見学しました(撮影禁止)。
なんじゃもんじゃの木だそうです。
元三大師堂。
深大寺のだるま市は、群馬県高崎市の少林山だるま市、静岡県富士市の今井山妙法寺だるま市とともに「日本三大だるま市」とのこと。
だるまの目に梵字を入れるのは深大寺独特みたいですね。
深大寺の元三大師のおみくじは「凶」が出やすいそう。
そういえば、昔、妻が深大寺でおみくじを引いたら凶が出て憤慨したそう(笑)
「凶」が出やすい仕組みだったんですね。
試しに私も引いてみましたが、「吉」でした。そこは「凶」が出てほしかった(笑)
有料ですが、釈迦堂では、国宝の白鳳期の釈迦如来像が見られるとのことなので、せっかくなので見てきました。
深大寺の釈迦如来像は(通称:白鳳仏)は、平成29年に国宝に指定された東日本最古の国宝物とのことです。
法隆寺の夢違観音像(国宝)、新薬師寺の香薬師像(重要文化財)のレプリカ一緒に展示されていました。
7世紀後半ないし末の飛鳥時代後期(美術史上の区分では白鳳時代)につくられたと推定される、いわゆる「白鳳仏」の特色がよくあらわれた仏像の代表作です。製作技法も高い水準であることが分かっており、関東に伝来した数少ない白鳳仏の名品です。
その作風などから、法隆寺の悪夢を吉夢に変える霊力があるとされる夢違観音(ゆめたがいかんのん)(国宝)や、3回の盗難にあって今では右手首以外所在が確認できない新薬師寺の香薬師(こうやくし)(重要文化財)と同じ工房で鋳造された可能性が指摘されています。
とのことです。
深大寺で国宝物が見られるとは思わなかったので得した気分です。
門前町に出ると、小学生がちょうど下校しているところでした。門前町の登下校ってなんかいいですね。
鬼太郎茶屋。今度来たときはここで甘いもの食べよう。
さて、時刻は16時前。
深大寺のバス停にJapanTaxiを配車手配して、調布飛行場へ。
調布飛行場
10分位で調布飛行場に到着。
家から一番近い空港は羽田だと思ってましたが、調布飛行場でした。
チェックインカウンター。
全ての出発便は飛び立った後でした。
今度、ここ調布飛行場から伊豆諸島行くのも面白そうだなと思っていたので、今回はその事前調査です。
カウンターにいた女性に、飛行中のスマホの取扱いについて聞いてみました。
飛行中は電源OFFとのことでした。
もし、機内から撮影したいのなら、デジカメかフィルムカメラが必要とのこと。
あと、スーツケースはむちゃくちゃ大きいサイズでなければ貨物室で預かるとのことでした。ただし、5kgを超えると超過料金がかかります。
保安検査室。
2階には展望デッキがあります。
伊豆諸島に行くときはこれに乗るのかな?
外に出ます。
管制塔。
すぐ近くに公園があります。
そこからは飛行機が見えますよ。
ものすごい音がすると思ったら、飛行機が到着しました。
われらがFC東京のホーム=味の素スタジアムも見えますね。
後記)その2日後、味の素スタジアムにジュビロ磐田戦を見に行きました。
15番シャツ着て参戦して、久保くん決勝ゴールで、眠らない街なので、最高であった😆 pic.twitter.com/9XQ4eviSC0
— jun (@odakyu_de_go) 2019年5月12日
帰路に
時刻は17時過ぎ。
JapanTaxiをこの公園前まで手配。
調布飛行場から一番近い京王線の駅=西調布駅まで行ってもらいました。
睡眠不足なので眠い。
そして、昨日今日で結構歩いたので足がお疲れです。
桜上水駅近くのマッサージ屋に行くことにしました。
桜上水駅の啓文堂には下高井戸・明大前特集の「世田谷ライフ」が平積みです。
「リラックス」というマッサージ屋へ。以前、梅ヶ丘の「リラックス」によく行ってましたね。
ここは個室が広いですね。30分マッサージを受けました。上手な人で気持ちよかった。
なお、「クラブオフ」の特典を使うと、「リラックス」で毎回550円OFFになりますよ。よく行く人は使ったほうがいいです。
駅近くにまたJapanTaxiを手配して、千歳船橋の「行辺」(あんべ)へ。
喉乾いたので、ビールが旨ぇ。
妻娘と合流して楽しみました。
今回の都内ショートトリップ終了です。
都内ショートトリップ「大嘗宮」編もあわせてどうぞ。