『AGORA』という雑誌を知っていますか?
JALグループの会報誌で、
- JALグローバルクラブ会員(通称JGC会員)
- JALカードの上級会員
という限られたメンバーに届けられる会報誌です。
JALグローバルクラブには、以下の2条件を満たすと入会することができます。
- 1月~12月の期間に、「FLY ONポイント」を50,000ポイント(うちJALグループ便で25,000ポイント)以上の搭乗実績があること、または、50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000ポイント以上の「FLY ONポイント」の搭乗実績があること。
- CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、JALプラチナカードのJALグローバルクラブ JALカードを持つこと。
入会すると、以下のようなメリットがありますよ。
一方、JALカードの上級会員とは、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、JALプラチナカードの本会員のことですね。
『AGORA』の発行部数は約88万部(2018年)。
株式会社JALブランドコミュニケーションという会社が制作しています。
そのHPに、『AGORA』読者のプロフィールが紹介されていました。
JGC会員の平均年齢や平均世帯年収といった気になる内容もありましたので、紹介します。
株式会社JALブランドコミュニケーションがこのような情報を出しているのは、「このような読者をターゲットに広告を出してみませんか?」という広報活動の一環ですね。
実際、『AGORA』には、100万円近くする旅行商品の広告が沢山掲載されています。
『AGORA』読者の男女比
まず、『AGORA』読者の男女比ですが、男性78%、女性22%で、「世帯主の方が中心」とのこと。
JALグローバルクラブ(JGC)会員の平均年齢
次に、『AGORA』読者の年齢構成です。
40代後半から60代前半がボリュームゾーンのようで、45歳以上の方が全体の約8割を締めています。
平均年齢は54.6歳だそうです。
JALグローバルクラブ会員、JALカード上級会員の平均年齢も同じく54.6歳とのこと。
JALのサクララウンジにいる方の年齢層がだいたいこんな感じですね(笑)
JALグローバルクラブ(JGC)会員の平均世帯年収
さて、気になる『AGORA』読者の平均世帯年収です。
上のような結果で、1,000万円以下が52.4%。1,000万円以上が47.6%です。
「半数の世帯が年収1,000万円以上」ということですね。
『AGORA』読者の平均世帯年収は1,307万円で、JALグローバルクラブ会員に限ると1,412万円、JALカード上級会員に限ると1,235万円とのこと。
ちなみに、東洋経済オンラインが、2015年5月に、上場企業約3,500社の中から「平均年収が高い500社」を発表していますが、JALグローバルクラブ会員の平均世帯年収を上回っているのはわずか7社でした。
その内、3社については純粋持株会社ですので、事業会社で上回っているのはたった4社ということになります。
順位 | 社名 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 従業員数 |
---|---|---|---|---|
1 | M&Aキャピタルパートナーズ | 1,947 | 29.9 | 36 |
2 | フジ・メディア・ホールディングス [純] | 1,506 | 43.4 | 35 |
3 | TBSホールディングス [純] | 1,499 | 51.3 | 70 |
4 | 朝日放送 | 1,479 | 42.3 | 650 |
5 | 日本テレビホールディングス [純] | 1,454 | 47.0 | – |
6 | キーエンス | 1,440 | 34.8 | 2,038 |
7 | 日本M&Aセンター | 1,412 | 34.5 | 160 |
8 | テレビ朝日ホールディングス [純] | 1,395 | 42.1 | 1,130 |
9 | 伊藤忠商事 | 1,384 | 41.3 | 4,274 |
10 | 三菱商事 | 1,355 | 42.8 | 6,358 |
『AGORA』読者の居住地
『AGORA』読者の居住地です。
東京だけで27.9%、関東圏で56.4%を占めています。
『AGORA』読者の役職
『AGORA』読者の役職です。
会長1.7%、社長・理事長・長官18.8%、役員・理事13.8%、部長・局長クラス11.5%・・・だそうです。
半数の読者が部長以上の役職者とのこと。
JALカード上級会員の年間ショッピング金額
JALカード上級会員の年間ショッピング金額です。
年間940,000円と他のカードを圧倒しています。
AからD社のショッピング金額については、2016年9月号の『月刊消費者信用』「2015年度クレジットカード取扱高ランキング」より主要カード会社4社の会員一人あたりのショッピング金額を算出(カード取扱高÷会員数)したとのことです。
主要カード会社4社とは、三井住友カード、三菱UFJニコス、ジェーシービーとあとはどこでしょうかね?
アメックスかな?
『AGORA』としては、購買欲が旺盛な読者を多数抱えていることをアピールして、広告費を沢山払ってくれる広告主を見つけたいわけですね。
ちなみに私はほぼ無料で「JGC修行」をしました
ちなみに、私も、JALグローバルクラブ(JAL GLOBAL CLUB)の会員です。
JGCに入会すると、以下のような素晴らしいメリットがあります。
しかし、入会には以下の高いハードルの条件を満たす必要があります。
- 1月~12月の期間に、「FLY ONポイント」を50,000ポイント(うちJALグループ便で25,000ポイント)以上の搭乗実績があること、または、50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000ポイント以上の「FLY ONポイント」の搭乗実績があること。
- CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、JALプラチナカードのJALグローバルクラブ JALカードを持つこと。
「FLY ONポイント」50,000ポイント以上の搭乗実績を得るためには、少なくとも航空券代として50万円以上の費用が必要になります。
しかし、私は、2014年中に、「ハピタス」というポイントサイトを活用して、ほぼ現金支出無しで「JGC修行」を行い、解脱しました。
どういうことかというと、ポイントサイト「ハピタス」で貯めたポイントを、
ハピタス
↓
PeX
↓
JTBトラベルポイント
↓
JALマイル
↓
e JALポイント
と移行して、「e JALポイント」を原資にJGC修行を敢行したのです。
JALマイル「10,000マイル」で、e JALポイント「15,000円」として交換できます。
しかし、2019年の今はもっと効率良く、JALマイルを貯める方法が存在します。
ポイントサイト「モッピー」のポイントを直接、JALマイルに交換する「モッピールート」です。
モッピー
↓
JALマイル
↓
e JALポイント
このルートの凄いところは、ポイントサイト「モッピー」のポイントを80%の割合でJALマイルに移行できる点です。
2014年に私が利用したルートは、50%の割合でしかJALマイルに移行できませんでした。
2019年の現在は、80%の割合。
6割も換算率が向上しているのですね。
詳しくは以下の記事の「ポイントサイトのポイントを効率よくJALマイルに交換する」の項目をご覧ください。
JGC会員の平均年収は1,412万円ですが、それほど年収が高くなくても、「ポイントサイト」の活用で「JALマイル」を獲得して、「JALマイル」を「e JALポイント」に交換し、「e JALポイント」を原資に「JGC修行」することができますよ。
ANAのSFC会員の平均世帯年収を探った以下の記事も是非ご覧ください。