こんにちは。
ポイントとマイルを貯めて、あちこち旅行するのが好きなjun(@odakyu_de_go)と申します。
アメックスプラチナをメインカードして使っています。
アメックスプラチナの『基本カード会員』には、海外旅行保険が「自動付帯」していて、「旅行代金」をアメックスプラチナで決済すれば、補償内容がさらに厚くなります。
家族カード(※4枚まで発行できて、年会費無料)を作って、妻と息子に渡しています。
アメックスプラチナの『家族カード会員』の海外旅行保険は「利用付帯」で、「旅行代金」をアメックスプラチナで決済した場合のみ適用されます。未決済の場合、補償は一切ありません。
そのため、妻・息子が海外旅行に行くときは「旅行代金」をカード決済してもらうようにしています。
さて、本題です。
以下のことを覚えておいてください。
(アメックスプラチナを含め)アメックスの海外旅行保険においては、
- 燃油サーチャージ
- 空港までの電車賃・リムジンバス代
が「旅行代金」とみなされ、これらの決済だけで「利用付帯分」の海外旅行保険が適用される運用がなされています。
特典航空券で海外旅行する際も、燃油サーチャージさえアメックスで決済できれば「利用付帯分」の海外旅行保険は適用されます。
もし、万が一、燃油サーチャージをアメックスで決済できない場合でも、成田空港や羽田空港に行くまでの電車賃の一部でも決済できれば、「利用付帯分」の海外旅行保険が適用されます。
このことについて以下で詳しく解説します。
是非ブックマークしていただき、海外旅行前に確認してください。
目次
アメックスの海外旅行保険における「旅行代金」の具体例
アメックスの海外旅行保険では、「旅行代金」をアメックスで決済すると旅行保険が「適用」となったり、補償内容が手厚くなったりします。
以下が「旅行代金」の具体例です。
海外旅行時にこれらの「旅行代金」をアメックスで決済できるようにしてください。
旅行代金の具体例 | 保険の対象 | |
---|---|---|
飛行機 | ・地方空港から羽田空港までの航空券代 ・海外渡航先までの航空券代(※燃油サーチャージ含む) | ◯ ※出国前・出国後も対象 |
電車・バス | ・空港までの電車代やリムジン代 ・ターミナル駅までの新幹線料金 ・海外での特急電車料金や高速バス料金 | |
オプショナルツアー | ・時刻表に基づいて運行される公共交通乗用具の代金を含む場合 | |
海外ツアー | ・パッケージツアー料金 | ◯ ※出国前のみ対象 |
自家用車やレンタカー、タクシー | ・ガソリン代/高速料金/駐車場料金 ・レンタカー料金 ・タクシー料金 | x |
その他 | ・航空機の発券手数料 ・座席指定手数料 ・空港利用税 ・ラウンジ利用料 ・電子マネーのチャージ代/デポジット代 ・プリペイドカードの購入費 | x |
「海外渡航先までの航空券代(※燃油サーチャージ含む)」が「旅行代金」に含まれていることを確認してください。
「空港までの電車代やリムジン代」も「旅行代金」に含まれる運用がなされている点にも注目してください。
ただし、「電子マネーのチャージ代/デポジット代」は「旅行代金」に含まれないことには注意してください。
具体的に言えば、Suica/PASMOなどの交通系ICへのアメックスによるチャージは「旅行代金」には含まれないということです。
燃油サーチャージをアメックスで決済すれば、「利用付帯分」の海外旅行保険が適用される
アメックスの海外旅行保険においては、「燃油サーチャージ」が「旅行代金」に含まれる運用がされています。
ANAマイルでANA運航便の国際線特典航空券を取る場合、及び、JALマイルでJAL運航便の国際線特典航空券を取る場合、必ず「燃油サーチャージ」が発生します。
これをアメックスで決済すれば、「利用付帯分」の海外旅行保険を簡単にセットできます。
一方、例えば、JALマイルを使って、ハワイアン航空運航便の(東京-ホノルル)の特典航空券を取った場合、「燃油サーチャージ」は発生しません。
運航便 | 必要マイル | その他 |
---|---|---|
JAL | 45,000マイル | 7,500円 ※燃油サーチャージなし |
ハワイアン航空 | 20,000マイル | 38,610円 ※燃油サーチャージあり |
この場合、「燃油サーチャージ」をアメックスで決済できませんので、「利用付帯分」の海外旅行保険は適用されません。
※「航空機の発券手数料」「空港利用税」は「旅行代金」とみなされません。
この場合は、次で紹介する電車賃のクレジットカード決済を試みてください。
電車賃をアメックスで決済すれば、利用付帯分の海外旅行保険が適用される
成田空港や羽田空港までの電車賃の一部でもアメックスで決済できれば、「利用付帯分」の海外旅行保険が適用されます。
成田空港から出国する場合
多くの人が、
- 成田エクスプレス
- 京成スカイライナー
のいずれかで成田空港までアクセスしていると思います。
成田エクスプレスの特急券、もしくは、京成スカイライナーの特急券をアメックスで決済してください。
これで「利用付帯分」の海外旅行傷害保険も適用されます。
特急券さえアメックスで決済しておけば、乗車券はSuica/PASMOなどの交通系ICで決済しても構いません。
NG例を挙げておきましょう。
成田エクスプレスの特急券はJRE POINTで交換することもできます。
特急券をJRE POINTで交換し、乗車賃をSuica/PASMOで決済した場合、「利用付帯分」の海外旅行保険は適用されませんので、ご注意ください。
仮にアメックスでSuica/PASMOにチャージしていたとしても適用されません。
特急券ではなく、乗車券をクレジットカードで購入しても「利用付帯分」の海外旅行保険は適用されます。この後紹介する「羽田空港から出国する場合」を御覧ください。
羽田空港から出国する場合
羽田空港にアクセスする特急は存在しませんので、羽田空港までの乗車券をアメックスで購入する必要があります。
私は、
- 小田急線
- JR線
- 京急線
を乗り継いで、羽田空港までアクセスしています。
幸い、小田急の券売機、JRの「紫色の」券売機では、クレジットカードを使って乗車券を購入できます。
一方、京急の券売機ではクレジットカードによる乗車券購入はできません。
関東の私鉄・地下鉄で券売機で乗車券をクレジットカードで購入できるのは小田急線くらいです。
きっぷのクレジットカード決済 | |
JR | ◯ |
小田急 | ◯ |
京王 | x |
東急 | x |
西武 | x |
東武 | x |
京成 | x |
東京メトロ | x |
都営地下鉄 | x |
例えば、京王線沿線にお住まいで、京王→JR→京急と乗り継いで羽田空港にアクセスする場合は、JR新宿駅の券売機で乗車券をクレジットカード決済するといいでしょう。
分かりづらいですが、紫色の券売機画面の下の方の黒い「乗車券 株主優待」のボタンをタッチすると乗車券を購入できます。
なお、乗車券をクレジットカードで購入するために「不合理なルート」(敢えて遠回りするなど)を選択した場合、保険が適用となるのかどうかは分かりません。
リムジンバスの乗車賃をアメックスで決済できれば、「利用付帯分」の海外旅行保険が適用される
燃油サーチャージも空港までの電車賃の一部もアメックスで決済できない場合は、リムジンバスを使って空港までアクセスできないかご検討ください。
まとめ
アメックスの海外旅行保険においては、
- 燃油サーチャージ
- 空港までの電車代
- リムジンバス代
が「旅行代金」に含まれる運用がなされています。
成田空港・羽田空港までの電車賃(特急券+乗車券)の一部でもアメックスで支払いができれば、「利用付帯分」の海外旅行傷害保険が適用となります。
特典航空券による海外旅行時に役立つと思いますので、ぜひ覚えておいてください。