楽天カード(年会費永年無料)と楽天プレミアムカード(年会費10,800円)の間に、新たに楽天ゴールドカード(年会費2,160円)が追加されました。
楽天カード、楽天ゴールドカードのそれぞれのメリット・デメリットについては以下の記事で解説しています。
楽天プレミアムカードは、「プライオリティ・パスのプレステージ会員の特典が最も安く手に入るクレジットカード」という大きな特徴があるので、ターゲット層(楽天プレミアムカードに入会すべき人)が分かりやすいです。
ここでは、楽天カードの特徴を、楽天カードとの比較から明らかにして、楽天ゴールドカードのターゲット層(楽天ゴールドカードに入会すべき人)を明確にしたいと思います。
目次
楽天ゴールドカードと楽天カードの違いはこの4点
楽天ゴールドカードと楽天カードの違いは以下の4点です。
楽天ゴールドカード | 楽天カード | |
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年会費(税込) | 2,160円 | 無料 |
空港ラウンジ | 国内28空港・海外2空港 | なし |
楽天市場でのポイント還元率 | 5% | 4% |
楽天ETCカード年会費(税込) | 無料 | 540円 |
年会費以外の3点を見ていきます。
楽天ゴールドカードの目玉は空港ラウンジサービス
楽天ゴールドカードの大きな目玉は、低年会費ながら空港ラウンジサービスが付いていることです。空港ラウンジサービスが付くクレジットカードの多くは年会費が10,000円以上ですからね。
対象の空港の多さにも特徴があります。楽天ゴールドカードの空港ラウンジサービスの対象空港は、国内28空港・海外2空港あります。
新千歳空港 | スーパーラウンジ(国内線) |
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ロイヤルラウンジ(国際線) | |
函館空港 | ビジネスラウンジ A Spring |
青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ロイヤルスカイ |
仙台国際空港 | ビジネスラウンジEAST SIDE(3階) |
新潟空港 | エアリウムラウンジ |
富山空港 | ラウンジ らいちょう |
小松空港 | スカイラウンジ白山 |
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア |
第2プレミアムラウンジ セントレア | |
成田国際空港 | T.E.Iラウンジ |
IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 | |
IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 | |
T.E.Iラウンジ | |
羽田空港 | 第1旅客ターミナルエアポートラウンジ「中央」 |
第1旅客ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」 | |
第1旅客ターミナル「POWER LOUNGE SOUTH」 | |
第2旅客ターミナルエアポートラウンジ(南) | |
第2旅客ターミナルエアポートラウンジ(北) | |
第2旅客ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」 | |
大阪国際空港[伊丹空港] | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ「六甲」(北ウィング) |
カードメンバーズラウンジ「金剛」(南ウィング) | |
カードメンバーズラウンジ「アネックス六甲」 | |
カードメンバーラウンジ「比叡」 | |
神戸空港 | ラウンジ神戸 |
岡山空港 | ラウンジマスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ |
米子空港 | ラウンジ DAISEN |
山口宇部空港 | ラウンジきらら |
徳島空港 | ヴォルティス |
高松空港 | ラウンジ讃岐 |
松山空港 | ビジネスラウンジ |
福岡空港 | くつろぎのラウンジTIME(国内線) |
ラウンジTIME インターナショナル | |
北九州空港 | ラウンジひまわり |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア |
大分空港 | ラウンジ くにさき |
熊本空港 | ラウンジ「ASO」 |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ |
ダニエル・K・イノウエ国際空港 | IASS HAWAI LOUNGE |
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仁川空港 | IASS INCHEON LOUNGE EAST・WEST |
年会費10,800円(税込)のオリコカード「The Gold」にも空港ラウンジサービスが付いていますが、国内主要16空港と海外2空港のみです。年会費10,800円(税込)のアプラスカード「ハワイラブカードゴールド」にも空港ラウンジサービスが付いていますが、国内主要11空港と海外2空港のみです。
楽天ゴールドカードで利用できる空港ラウンジの一般料金はおよそ1,000円前後。国内旅行で年に2回、空港ラウンジを使えば、楽天ゴールドカードの年会費の元は取れると言っていいでしょう。
楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードにも空港ラウンジサービスが付帯します。
楽天ゴールドカードの空港ラウンジサービスとの違いについては、以下の記事をご覧ください。
楽天市場でのポイント還元率が1%高い
楽天ゴールドカードは年会費2,160円かかりますが、楽天市場でのポイント還元率は5%です。
楽天カードは年会費永年無料で、楽天市場でのポイント還元率は4%です。
両カードの損益分岐点は、(年会費の差)÷(還元率の差)で求められます。
2,160÷0.01=216,000
空港ラウンジサービスを全く使わない人でも、年間216,000円以上、楽天市場でショッピングをする人なら、楽天カードよりも楽天ゴールドカードを使った方がお得ということですね。
なお、楽天ゴールドカードの新規入会キャンペーンで獲得できるポイント数は、楽天カードの新規入会キャンペーンで獲得できるポイント数よりも数千ポイント多いです。
その点を考慮すると、損益分岐点は下がります。
楽天ゴールドカードは楽天ETCカードの年会費が永年無料
楽天ゴールドカード会員は、楽天ETCカードの年会費が永年無料になりますが、楽天カード会員が楽天ETCカードを追加発行する場合、540円(税込)※の年会費がかかります。
つまり、楽天ETCカードを使う場合、楽天カードの実質的年会費は540円になります。
楽天ゴールドカードとの年会費の差は、1,620円になりますから、損益分岐点は162,000円になります。
※楽天カード会員は、楽天ETCカード申込み時点の楽天PointClubの会員ランクが「ダイヤモンド会員」「プラチナ会員」の場合に限り、年会費が免除になります。次年度以降は、楽天ETCカード年会費請求月(楽天ETCカード入会月の翌月)の楽天PointClub会員ランクが「ダイヤモンド会員」「プラチナ会員」の場合に限り、次年度の年会費が免除になります。
結論!楽天ゴールドカードはこんな人におすすめ
楽天ゴールドカードと楽天カードのスペックを比較してわかったことは以下の3点です。
- 空港ラウンジサービスを少しでも使う予定の人は、楽天ゴールドカードの方がおすすめです。
- 空港ラウンジサービスは使う予定はないが、楽天ETCカードは利用予定の方は、年間162,000円以上楽天市場で買い物をするのなら、楽天ゴールドカードがおすすめです。
- 空港ラウンジサービスも楽天ETCカードも使う予定のない方は、年間216,000円以上楽天市場で買い物をするのなら、楽天ゴールドカードがおすすめです。