こんにちは。
jun(@odakyu_de_go)と申します。
宮崎1泊2日旅行記の「(3) 日豊本線で日向市駅まで移動し、馬ヶ背の柱状節理、クルスの海を見る」です。
これより以前の旅行記もあわせてご覧ください。
- 宮崎1泊2日旅行記 (1) 綾の照葉大吊橋での絶叫体験
- 宮崎1泊2日旅行記 (2) 「一心鮨光洋」を再訪して、「ニシタチ」のクラブへ
- 宮崎1泊2日旅行記 (3) 日豊本線で日向市駅まで移動し、馬ヶ背の柱状節理、クルスの海を見る
目次
ホテルJALシティ宮崎をレイトチェックアウト
2日目。
フロントからのコールで起こされる。時刻を確認してみると12時。14時までのレイトチェックアウトをお願いした。
中学時代好きだった女の子が出てくる夢を見た。昨晩、iPhoneの液晶を割ったのも夢だといいなと思ったが現実だった・・・
昨晩最後に食べた辛麺が腹に効いている。
そもそも全力で飲んだら、締めのラーメンなんか入る余地がない。今度から惰性で締めのラーメン食べるのはやめようと思った。
13時20分頃、チェックアウト。
スタッフに「2時間のレイトチェックアウトを頼んだけど、ギリギリ1時間でお願い」と伝えたが、1時間でも2時間でも延長料金は変わらないようだ。2,950円をJALカードで支払う。高っ。
ホテルJALシティだけあって、JALの機長、CAさんをよく見かける。
時刻表を見たが、日向市まで行って帰る時間はなさそう。といって、宮崎市内でこれと言ってしたいことないしなぁ。日豊本線の佐土原とか高鍋までだったら大丈夫かな。
とりあえず、宮崎駅へ向かう。
日豊本線で宮崎駅から日向市駅へ
宮崎駅に自動改札できたんだ。
ただし、ICカードが使えるエリアは限られてるみたいだ。駅員さんに聞いたら、今年の5月に自動改札ができたとのこと。
13時47分発の延岡行きの黒い電車に乗車。
みささんに「日向市に行くつもりだったけど、寝坊して無理そう」と連絡する。
前に座った女子高生の方言が、みささんと全く同じなのでクスッとした。
Google Mapsで佐土原を調べて、近くに観光できそうなところないか調べる。が、すぐには見つからない。
時刻表を見ると、14:52から16:33まで最大1時間41分日向市内に滞在できるみたいだ。日向市まで行ってみるか!?
佐土原駅で行き違いのため停車。
佐土原を過ぎた頃に、ICカード利用可能エリアの外に出てしまったことに気づく。Apple Payだから対応が面倒かも。
佐土原駅を過ぎたあたりから、列車がかなり揺れるようになる。日豊本線のシート配置はこんな感じ。結構揺れるからこういう配置なのかなと思った。なお、以下の写真は日向市駅近くで撮ったもの。
児湯郡(こゆぐん)高鍋町(たかなべちょう)あたりに来ると、右手に海が見えた。
あと、海岸を走るので、防風林みたいなものが続いていた。写真は児湯郡川南町(かわみなみちょう)。
都農町(つのちょう)あたりからソーラーパネル設置の高架が続いている。なんだろうと思ったが、リニア実験線の有効活用のようだ。窓ガラスが汚いから写真が綺麗に撮れない。
財光寺あたりで電車の最前列へ移動。
電光掲示板で料金がわかる。この運賃箱にお金を入れるのかなと思ったけど、誰もそんなことをする人はいなかった。駅に改札あるしねぇ。何のためにあるんだろう!?
15時に日向市駅に到着。
改札で、「宮崎駅からSuica(Apple Pay)で乗車したが、ICカード利用可能エリア外に来てしまった」と伝える。「ここではSuicaの処理ができないから、この精算証明書を持ってSuicaが使える駅で処理をしてくれ」とのこと。
若山牧水は日向市出身のようだよ。
「ふるさとの 尾鈴の山の かなしさよ 秋もかすみの たなびきて居り」という歌が刻まれている。
日向市駅前。
私が搭乗する18:25発のANA3762便に間に合わせようとすると、日向市駅を16:33に出るにちりん15号に乗らなくてはならない。先ほど確認したように、日向市滞在時間は最長でも1時間41分になる。
ANA3762便の後にも宮崎-羽田便はあるので、スーパーフライヤーズデスクに電話して、便を後ろにずらせないか確認してみた。しかし、特典航空券で取った便は4日前までに変更しないとダメとのこと。
最悪、16:33発のにちりん15号に乗り遅れたとしても、お金を出せば後続便に乗れるかと楽観的に考えた。
細島港
タクシーを拾って、細島というところに行きたいと伝える。飫肥・佐土原・高鍋といった日向国の藩は細島の港から参勤交代に向かったらしい。
帰りの電車の時刻を伝え、それまでに「クルスの海」に行って帰ってこられるか聞く。大丈夫だという。天気がいいから、「馬ヶ背展望台」からの景色もいいだろうと言われた。
「クルスの海」と「馬ヶ背展望台」、両方行っても大丈夫そうなので、両方行ってもらうことに。
細島港に向かうと、右に米ノ山、左に牧島山という山が広がる。
これが細島港らしい。ここから参勤交代に向かったのか。
御鉾ケ浦(みほこがうら)海水浴場という小さなビーチもあった。
馬ヶ背の柱状節理
15時半前に、馬ヶ背展望台に通じる遊歩道に到着。タクシーの運転手も来るという。
運転手さんが先導していたが、私がちょくちょく写真を撮り、そのたびに後ろに隠れてもらっていたので、「あ、わたし後ろを歩いたほうがいいですね」と理解してくれた(笑)
遊歩道の段階で、既に溶岩が固まってできたと思われる柱状節理が見られる。
先日、東尋坊で柱状節理を堪能したばかりだが、また宮崎で見るとは思わなかった。ここに来るまで知らなかったもの。
70メートル垂直にそそり立つ柱状節理。
展望台はまだ先のようだ。
15時40分頃、展望台に到着。
東尋坊の柱状節理に負けてないぞ。
運転手に記念撮影してもらう。
一通り堪能したので、帰路につく。
12月だってのにカマキリがいた。
「クルスの海」に向かう。
クルスの海
16時前に到着。カップルいたらいやだなぁと思ったが、誰もいなかった。
岩の削られ方が、「クルス(十字架)」、及び、漢字の「叶」に似てるから、「願いが叶うクルスの海」なんだそうだ。
こちらは「願いが叶うクルスの鐘」。
ここには5分位滞在。
タクシーに戻り、駅へ向かう。
寄れなかった「天領うどん」
駅の近くに「天領うどん」があった。昨日、みささんと「一心鮨光洋」の兄ちゃんがおすすめしてくれたところ。
運転手によると県北に数店舗あるらしい。味確かめたかったが、寄る時間がなかった。
ちなみに、細島は元禄3年(1690年)までは延岡藩領だったが、山陰・坪谷村一揆の後は、日田代官支配下の天領となっている。それにちなんで「天領うどん」みたい。
にちりん15号で日向市駅から宮崎空港駅へ
16時20分前に日向市駅に到着。「一心鮨光洋」の兄ちゃんが「駅舎が立派になっちゃって」と言ってたな。
にちりん15号は9分ほど遅れてるようだ。
隣のショップを覗いてみる。日向市内で作ってるっぽいチーズ饅頭をバラで購入。空港で買えそうもないローカルなやつがいいね。へべすモナカのアイスクリームも気になった。
券売機でにちりんの特急券が買える。宮崎空港まで2,230円。
そういえば、特急券を買ったが、座席指定の作業はなかったなと。全部自由席なのかな?
にちりん15号に乗車。
にちりん15号の自由席はこんな感じ(写真は宮崎空港駅到着後に撮影したもの)。
乗車直後に、帰りのANA3762便が30分遅れるとの連絡が来た。
検札で回ってきた駅員に「券売機では指定席を選ぶ画面がなかった気がするけど、この電車に指定席はあるのか?」と聞いてみた。指定席はあるが、日向市駅では有人窓口でしか買えないみたい。
佐土原駅手前で列車が緊急停車。異常な音がしたため確認作業をするんだそうだ。置石があったとのこと。えー。いたずら?それとも鳥?20分くらい停車した。
18時に宮崎空港駅に到着。
ソラシドエア機材のANA3762便で羽田へ
今日まだ何も食べてないので、日向市駅で買ったチーズ饅頭を一つ食べた。
宮崎空港にもプレミアムチェックインカウンターがある。
スーツケースを預け、座席をアップグレードしてもらおうと思ったが、その座席がないソラシドエア運航便だった。
隣がいない席に変えてもらう。最後尾の両隣りがいない席に変えてもらえた。ラッキー。いやぁ、肩凝りがひどくてね、狭い席で身動き取れないのは辛い。
結局、ANA3762便は35分遅れでの出発。
ソラシドエアオリジナルのソラスープ。アゴ出汁のゆずを使ったスープ。
行きたかった場所に行くことができ、満足の旅行だった。
なお、ソラシドエアとANAはコードシェアしており、ソラシドエア運航便の場合は、ANAサイトよりソラシドエアサイトで予約したほうが断然に安い。
以下の記事を参考に。