こんにちは。
ロシア・ワールドカップ直前にモスクワ旅行してきた、jun（@odakyu_de_go）と申します。
モスクワ旅行をするにあたって、ロシアのビザを個人手配しました。
流れとしては、こうなります。
- バウチャーを発券する。
- 電子査証申請書（EVA）を作成する。
- ロシア大使館領事部（もしくは総領事館）でビザを申請する
- ロシア大使館領事部（もしくは総領事館）でビザを受け取る。
ロシア大使館領事部（もしくは総領事館）に2度足を運ぶ必要がある点が人によってはネックになるでしょうか。
かかる費用は、
- バウチャー発券手数料（約1,500円）
- ビザ申請手数料（0円～10,000円）
ビザ申請手数料は、（申請から受け取りまで）11営業日以上かかってよいのであれば無料です。
3営業日以内のスピード発行しようとすると10,000円かかります（下図参照）。
余裕を持った申請がお得ですね。
では、ビザ申請から受け取りまでの流れを紹介していきます。
バウチャーを発券する
まず、バウチャーの発券です。
travelrussia.suのバウチャー発行ページにアクセスします。
特に入力が難しい項目はないと思います。
必須項目を全て入力して、「NEXT」ボタンをクリック。
すると、支払いページのリンクを含んだメールが送られてきますので、リンクをクリックして、クレジットカードでの支払いを完了させてください。
料金は11.58ルーブル（日本円で約1,500円）です。
Visa、Mastercard、AMEXが使えます。JCBは使えません。
決済が完了すると、バウチャー（PDF）をダウンロードできるページのリンクを含んだメールが送られてきますので、PDFをダウンロードして、印刷してください。
電子査証申請書（EVA）を作成する
次に、電子査証申請書（EVA）を作成します。
https://visa.kdmid.ru/ にアクセスして、必要事項を入力していってください。
説明として「日本語」を選択できるので、難しいところはほとんどないと思います。
以下の「訪問の情報」の入力は少し引っかかるでしょうか。
観光で訪れる場合、「Which institution you are going to visit?」は「Travel Company」と選択してください。
そして、「Name of organization」には、バウチャーを発券した会社の名前を入力してください。travelrussia.suでバウチャーを発券した場合は、「Alliance Travel Company」ですね。
「Address」は、そのバウチャーを発券した会社の住所です。travelrussia.suでバウチャーを発券した場合は、「191036,Saint-Petersburg,Russia Suvorovskiy prospect,bld.2b,letter A,of.206」ですね。
※2018年5月時点の情報です。
「Reference number」は、バウチャーに記載の「Federal Register of TourOperators」の数字を入力してください。
「Confirmation number」は、「VOUCHER」の数字を入力してください。
申請用紙の入力が完了したら、プリントアウトしてください。
プリントアウトした「ON-LINE VISA APPLICATION FORM」には、3.5cm×4.5cmの顔写真を貼付して、日付とパスポートサインを署名します。
ロシア大使館領事部にビザを申請しに行く
- プリントアウトしたバウチャー
- プリントアウトした電子査証申請書（EVA）
- パスポート
を持って、ロシア大使館（東京）、もしくは、ロシア総領事館（札幌、新潟、大阪）に向かいます。
| ロシア大使館領事部 | 東京都港区麻布台2-1-1 |
|---|---|
| 在札幌ロシア連邦総領事館 | 北海道札幌市中央区南十四条西12-2-5 |
| 在大阪ロシア連邦総領事館 | 大阪府大阪市豊中市西緑ヶ丘1-2-2 |
| 在新潟ロシア連邦総領事館 | 新潟県新潟市万代島5-1 万代島ビル12階 |
私は東京在住なので、ロシア大使館領事部に行きました。
このゲートの向こうに申請オフィスがあります。
営業時間に注意してください。
東京のロシア大使館領事部のビザ申請オフィスの営業時間は、月曜から金曜の9:00-12:30です。
※2018年5月時点の情報です。
土日に加えて、ロシアの祭日も休みになります。
2018年のロシアの祭日は以下をご覧ください。
申請オフィスに入ったら、番号札を受け取る機械があります。
自分の番号になったら、必要書類を提出して、「何営業日以内の発行」にするか伝えます。それによって、査証手数料が決まります。
査証手数料を支払うと、申請完了です。黄色いレシートを渡されます。
なお、番号札は1日70番までと決まっているようで、私が到着した時点でもう番号札が出なくなっていました。
12:30前に既に番号札を受け取った方の申請が全て終了していたので受け付けてもらえましたが、そうではなかった場合、翌営業日の取扱になっていたかもしれません。
ロシア大使館領事部にビザを受け取りに行く
ビザの受け取りです。
ビザ申請時に渡された黄色いレシートを持って、ロシア大使館領事部に向かいます。
ビザ受取時は番号札を取る必要ありません。
窓口に並んで、黄色いレシートを渡してください。
ビザが貼付されたパスポートを受け取ったら完了です。
ロシア旅行を楽しんでください。
よろしければ、ワールドカップ直前の私のモスクワ旅行記もご覧くださいね。
ロシア関連情報
ちなみに、東京のロシア大使館のすぐ近くに、外務省の外交史料館別館があります。
ここでは、蝋缶付きの日露講和条約（ポーツマス条約）の批准書や、日ソ基本条約の批准書、日ソ中立条約の調印書などの「本物」が見られて面白いですよ。
また、東京ミッドタウンの近くに「バイカル」というロシア料理の店があります。ロシア大使館から徒歩で15分位です。
六本木 バイカル （ロッポンギバイカル） – 六本木/ロシア料理 [食べログ]
昼は1,000円でビーフストロガノフやボルシチの付いた定食が食べられてお得ですし、美味しいですよ。
また、ロシア大使館から徒歩で15分の虎ノ門には、伊東忠太設計の虎ノ門金刀比羅宮があります。
敷地内にある虎ノ門琴平タワーには、アエロフロートの日本支社が入っていて、アエロフロートの日本語版機内誌「オーロラ」を閲覧することもできるそうですよ。
はじめまして。
ロシアのビザを同じように申請しようとしているのですが、EVAは印刷時２枚でしたか？
いろいろ調べていると１枚の方が多いみたいなのですが、私はPDFで印刷しようとすると２枚になってしましました。
アドバイスいただけるとうれしいです。
よろしくお願いいたします。
らら様
EVAは、私も印刷時、2枚になりました。
その2枚を提出しました。
安心して申請に行けそうです。
ありがとうございました！
返事が遅れて、すみません。
モスクワ旅行を終えて帰ってきました。
素晴らしいところでした！
らら様の旅が素晴らしいものになることを祈っています。