この記事の要点は以下です。
年会費を抑えたい、ポイントサイト系ANA陸マイラーのクレジットカード構成として、
- ソラチカカード(実質年会費無料)
- リーダーズカード(年会費2,160円)
の併用がおすすめできるという話です。
2枚のカードの合計の年会費は2,160円。
ソラチカカードはもっぱら「LINEポイントルート」用。
リーダーズカードを普段使いのカードとして利用します。
「LINEポイントルート」を開通させる「ソラチカカード」
ソラチカカードは、「LINEポイントルート」を開通させるために必須のカードです。
「LINEポイントルート」とは、主にポイントサイトで獲得したポイントを高効率でANAマイルに交換するルートのことを言います。ご存じない方は以下の記事をご覧ください。
ANA陸マイラーがポイントサイト活動を始めるにあたって、一番最初に取り組むべき案件は「ソラチカカード」案件とさえ言えます。
そのため、ANA陸マイラーのほぼ100%の人が保有しているでしょう。
しかし、ソラチカカードは、ショッピングに利用した時の還元率が低い。
年会費2,160円で、ANAマイル還元率は0.5%です。
年会費5,400円の「10マイルコース」に登録すれば、ANAマイル還元率は1.0%になります。
しかし、合計の年会費が7,560円にもなってしまいます。
年会費実質無料でANAマイル還元率1.018%の「リーダーズカード」
そこで、年会費が実質無料のリーダーズカードと併用してみたらいかがでしょうか、というのがこの記事の主題です。
リーダーズカードのキャッシュバック還元率は1.257%と高いです。
リーダーズカードのポイントの活用方法は、キャッシュバックだけではありません。
リーダーズカードのポイントは、ポイント中継サイト「Gポイント」にも移せるので、そこから「LINEポイントルート」を発動させて、ANAマイル還元率1.018%にもなります。
数値の算定根拠については、以下をご覧ください。
「年会費実質無料のリーダーズカードと年会費2,160円のソラチカカードの組み合わせ」でANAマイル還元率1.018%はかなり優秀と言えるでしょう。
ただ、ネックは、ポイント最小交換単位の高さです。
リーダーズカードのポイントを3,500ポイント(約32万円利用相当)貯めないと、「Gポイント」に移行できません。
リーダーズカードのポイントは有効期間が2年間ありますので、メインカードとして利用すればあまり不都合は生じないかと思います。
ソラチカカードとリーダーズカードの併用がおすすめ
ソラチカカードはどんなときに使う?
ソラチカカードはもっぱら「ソラチカルート」開通用ですが、使うべきシーンもあります。
ANAカードマイルプラス加盟店では、ANAカードである「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO)」を使うことで、カード会社のポイントとは別に「100円/200円=1マイル」が積算されます。
というわけで、ANAカードマイルプラス加盟店では、ソラチカカードを使ったほうがいいですね。
また、Suica/PASMOエリアに住んでいる方は、ソラチカカードのPASMOオートチャージ機能は便利に使えると思います。
ちなみに、私はiPhoneのモバイルSuicaにビューカードを登録して、「Suicaオートチャージ」設定をしています・・・(^o^;
リーダーズカードはどんなときに使う?
ANAカードマイルプラス加盟店以外では、リーダーズカード決済でいいと思います。
リーダーズカードはSuicaチャージでもポイントが貯まります。つまり、Suica利用分に対しても、還元率1.018%でANAマイルを貯めることができるということですね。
メインカードとして使っていれば、「ポイント最小交換単位の高さ」というデメリットは恐らく気にならないでしょう。