こんにちは。
ポイントとマイルを貯めてあちこち旅行するのが好きな、jun(@odakyu_de_go)と申します。
急に思い立って、2泊3日で横須賀に行ってきました。
日程:2025年5月19日(月)~21日(水)
目次
旅行前の準備
ホテルの予約
旅行前日に「HafH」を利用して、メルキュールホテル横須賀のダブルルームを予約。1泊360コインだが、継続特典で5%割引になり、342コイン。最寄り駅は「汐入」というところだった。
HafH掲載の写真ではゆとりがありそうな部屋に見えた。
品川から京急で汐入へ
品川駅から11:50発の京急の特急(三崎口行き)に乗車。
横浜までは平地だが、横浜を過ぎてしばらくするとトンネルが多くなる。
12:40に汐入駅に到着。駅のすぐ近くにもトンネル。
駅ホームから見たメルキュールホテル横須賀。設計を手がけたのは丹下健三らしい。
「ドブ板通り」を歩く
ホテルに荷物を預け、昼飯を食べに行く。
大通りを挟んでホテルの対面に「Coaska Bayside Stores」(コースカ ベイサイド ストアーズ)という、イオンスタイルを中核店舗とするらしい複合商業施設。
ホテルの一角に「旧海軍下士官兵集会所跡」の石碑が。戦前から海軍の街。
昼飯候補にしていた、「一福」という店は閉まっていた。牛すじが美味しいらしいのだが。
「ドブ板通り」に。
スカジャンを売る店や「ヨコスカネイビーバーガー」を売る店が目を引く。米海軍の軍人・軍属・関係者と思われる人も多く見かける。
「ヨコスカネイビーバーガー」は2009年に開発されたご当地グルメとのこと。
昨年11月19日、在日米海軍司令官から「NAVY BURGER(ネイビーバーガー)」の調理書が横須賀市長に手渡され、同市ではこれを活用して基地周辺の複数の飲食店と共同開発した。
両替所や外国人向けの車のディーラー、不動産屋も見かけた。
もう一つの昼飯候補だった「LAURA」という店も休みだった。
「ろーりえ」で昼飯
「ろーりえ」という食堂で食べることに。
店員によると、観光客向けに土日働いて、月曜日休みのところが多いらしい。
※今日は月曜日。
同席した地元のお婆さんは「日曜日は食べるところがなくて困っちゃう」と言っていた。言うまでもないが、地元の人は観光客向けのネイビーバーガーは食べないとのこと。
生姜焼き定食と小ラーメンのセット(1,000円)を注文。
今日、風が強くて肌寒かったからラーメンのスープで温まった。
店員は、私が「日帰りではなく泊まりで来ている」と知ったら驚いていた。
珈琲も付く。
観光地で普段遣いできる貴重な店のようだった。
三笠公園へ
「MIKASA PARK」と書かれたアーチ。
ここアーチの先に米軍基地があり、入口では銃を持った兵士が監視活動をしていた。
写真撮りたかったが、なんか怖かったので止めた。
米軍基地入口を右手に進むと、三笠公園に続く遊歩道になっている。
曲線的な大屋根が目を引く神奈川歯科大学とミッション系の横須賀学院が並んで立っていた。
三笠公園に到着。
まずは外観を。
船尾。
砲塔は固定されている。
船首。
記念艦「三笠」を見学
入館料を払って中へ。通常600円だが、クラブオフのクーポン利用で、500円になった。クラブオフを無料で利用する方法はこちら。
無線室。人がいると思ってびっくり。
索敵に出ていた「信濃丸」がいち早くバルチック艦隊を発見し、信濃丸→厳島→三笠と無線で連絡。これによってバルチック艦隊を迎え撃つ有利な体制を整えられたという話だ。ちなみに、当時の電信機の通信距離は80海里(約150km)とのこと。
映像室で見たビデオは、日本海海戦までの流れ、戦闘の展開がよく分かるものだった。
日本海海戦の後、佐世保港に帰投した三笠が爆発事故により沈没していたことは知らなかった。ワシントン海軍軍縮条約の後に記念鑑になったことも、敗戦後には上甲板にダンスホールと水族館を作られていたことも。
甲板の上に。
艦橋の上から。
これは35センチの鋼鉄の壁で囲まれていたという前部司令塔。
中甲板(船内)の資料室へ。
三笠の艦首飾り、東郷平八郎の着用衣装、有名な「艦橋の図」の原本、広瀬武夫の柔道着などが展示してあった。
これは自筆だそう。
日露講和条約の調印書の複製も展示されていた。本物は麻布の外務省外交史料館にあるね。昨年、飫肥城下町にある小村寿太郎記念館に貸与されていたらしい。
※日露講和交渉の日本側の全権代表が小村寿太郎。
バルチック艦隊のルート。1904年10月15日にバルト海の海軍基地リバウを出発、約7ヶ月かけて日本海までやってきた。ご苦労さまである。
これはVR「日本海海戦」。東郷平八郎のとなりで東郷ターンが見られる。艦橋から360度視界が得られる。
上甲板の構造物は太平洋戦争後に廃棄されてしまったため全て復元だが、船内は当時の構造のままとのこと。
鋼材の製造表示なども残っていた。
ダイニングルーム、長官公室の部屋などは雰囲気あった。
2時間以上かけてじっくり見た。
お土産を売る、「三笠」売店でボールペンだけ買った。デザインがZ旗だ。
近くに猿島乗船券の販売所があった。店員が掃除していたので、「みなさん何目的で猿島に行くのか?」と聞いたら、バーベキュー、ハイキングとのこと。パンフレットを貰った。日本軍の遺構もあるようだ。
記念艦「三笠」のチケットがあれば割引になるらしい。
ドブ板通りのアメリカンのダイナーを見ながらホテルへ戻る
帰りは行きとは別の道を。「さいか屋」という老舗っぽい百貨店が頑張っていた。
ただ、左側の建物はカラオケ、ダーツなどが入っているアミューズメント施設になっていた。
「ドブ板通り」にはこういう店が多い。落ち着いて食べるには不向きそうである。あと、メイン一つ食べたらお腹いっぱいになりそう。
この店は音楽がガンガンかかり、この時間からアメリカ人で賑わっていた。
これ、絶対に食べたくないだろ。
メルキュールホテル横須賀にチェックイン
17:30近くにホテルに戻り、チェックイン。
HafHで見た写真ではもっと広く見えたのだが・・・
エアコンの温度設定はこれでやるらしい。上が気温、下がエアコン設定温度。
「一平」で晩飯
19時過ぎに晩飯を食べに、駅の反対側(山側)に。
海側の繁華街とは異なり、静かな雰囲気。その中にポツポツと飲み屋が点在している。
こちらの「一平」という居酒屋に入店。
中に入ったら、カウンター1席残して満席。外からはこの盛況ぶりは分からなかった。
隣の客はだいぶ酔っ払っていて、「今帰るから」「今帰るから」とご機嫌。
まずは冷酒におでん。おでんのネタがでかい。
隣の人は今は塾講師だが昔海自に所属していたらしく、その人と話してる人も陸自経験者っぽい。
キスの天ぷら。美味しかったけど、ちょっと一人で食べるには多かったかな。
ホタテ刺し(700円)はボリュームあり。2人以上で来て、シェアするのがちょうどいいね。
1時間くらいでサクッと食べて買える。
駅前に「小町」という焼き鳥屋があったので、ここでねぎまの塩2本持ち帰り。近くのオリジン弁当でおにぎり2個購入。
部屋に戻る前に、コースカから夜のメルキュールホテル横須賀を撮影。
部屋で一杯やってから寝た。
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