こんにちは。
ANA SFC修行.com というサイトを運営しているSFC会員のjun(@miler_jun)です。
3年前、JGC会員の平均世帯年収に関する記事を書きました。
当然、「そのSFC版も」と思ったのですが、当時は、それを書くだけの資料が見つかりませんでした。
しかし、今、改めて調べてみると、SFC会員の平均世帯年収を推し量れる資料が見つかりました。
全⽇空商事の広告メディア事業部がリリースしている以下の「ANA MEDIA KIT」(PDF)です。
https://www.ana.co.jp/ana-info/ana/mediadata/pdf/mediakit/ana_media_kit.pdf
目次
「ANA MEDIA KIT」とは何か?
「ANA MEDIA KIT」とは何か?
「ANA MEDIA KIT」は、全⽇空商事の広告メディア事業部がリリースしている「広告主向け」の資料です。
この資料の目的は、
「ANAを利用している顧客は優良顧客なので、機内誌・機内販売カタログや、ANA SKY VISION(機内前方の大型スクリーンや客室通路上部の⼩型モニター)・SKY CHANNELなどに広告出稿してみませんか?」
というアピールですね。
営業さんが携えている資料だと思われます。
SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの属性データ
『ana-logue』(エーエヌエー・ローグ)という、ANAプレミアムメンバーの自宅に届けられる会報誌があります。
※発送部数:約33.5万部/号
ANAプレミアムメンバーとは
- ANAダイヤモンド会員
- ANAプラチナ会員
- ANAスーパーフライヤーズ会員
です。
先程挙げた「ANA MEDIA KIT」の中に、『ana-logue』の媒体データが紹介してあり、ANAプレミアムメンバーの年齢・役職・世帯年収が紹介されていました。
あくまでもプレミアムメンバー全体の年齢・役職・世帯年収ですが、ここからSFC会員の年齢・役職・世帯年収も推し量れるのではないでしょうか。
では、紹介していきます。
SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの年齢
SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの年齢は、以下のようになっています。
10代~20代 | 1% |
30代 | 12% |
40代 | 27% |
50代 | 41% |
60代 | 15% |
70代 | 4% |
40代から50代で7割近くを占めています。
ANAラウンジの年齢構成とも符合しますね(笑)
ちなみに、ANAの一般の搭乗者の場合、少し年齢層が下がります。
30代~50代で74%となります。
※2017年4⽉ANA搭乗者へのインターネット調査(回答者:2016年4⽉~2017年3⽉ANA国際線・国内線利⽤者)
SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの男女比
SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの男女比が気になるところですが、資料にはありませんでした。
その代わり、一般のANAに搭乗者の男女比は以下の通りでした。
男性68%、女性32%。
恐らく、ANAプレミアムメンバーの男性比率はさらに高まると思われます。
参考までに、JGC会員とJALカードの上級会員に送付される『AGORA』読者の男女比は、男性78%、女性22%です。
SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの役職
次に、SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの役職です。
経営者・役員 | 19% |
会社員(管理職) | 40% |
会社員(一般職) | 17% |
士業(医師・弁護士・会計士など) | 4% |
その他 | 20% |
経営者・役員、会社員(管理職)だけで59%、士業(医師・弁護士・会計士など)も合わせると63%です。
恐るべしエリート集団です。
※2017年4⽉ANA搭乗者へのインターネット調査(回答者:2016年4⽉~2017年3⽉ANA国際線・国内線利⽤者)
SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの世帯年収
さて、本題の、SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの世帯年収のグラフです。
500万円以下 | 5% |
500~1,000万円 | 29% |
1,000~1,200万円 | 16% |
1,200~1,500万円 | 15% |
1,500~3,000万円 | 23% |
3,000~5,000万円 | 4% |
5,000万円以上 | 2% |
答えたくない | 6% |
44%が世帯年収1,200万円以上。
そして、平均世帯年収は1,468万円。
さすが「翼の王国」の住民は違いますね。
ちなみに、ANAの一般搭乗者の世帯年収分布は以下のようになっています。
ANAの一般搭乗者でも、平均世帯年収1,156万円で、全国平均(544万円)の約2倍とのことですから、ANAに搭乗している時点でお金持ちの可能性が高いですね。
高所得層が相当平均を押し上げているのでしょうが・・・
※2017年4⽉ANA搭乗者へのインターネット調査(回答者:2016年4⽉~2017年3⽉ANA国際線・国内線利⽤者)
平均年収以下ではSFC会員になれないのか?
SFC会員を含むANAプレミアムメンバーの平均世帯年収を知って、驚いた人も多いのではないでしょうか。
実際、ANAプラチナメンバーになるためには、
1月~12月の期間に、「プレミアムポイント」を50,000ポイント(うちANAグループ便で25,000ポイント)以上の搭乗実績。
が必要です。
そのための費用は、50万円を降らないでしょう。
一般的には、ANAプレミアムメンバーになることができるのは、大企業の出張族か、お金に余裕のある人かと思われます。
ところで、私は2015年に、いわゆる「SFC修行」を敢行。
ANAプラチナメンバーになって、スーパーフライヤーズカードを発行しました。
そのためにかかった費用は・・・わずか1万円ほどです。
どういうことかと言うと、ポイントサイト「ハピタス」でポイントを貯めて、それを効率良くANAマイルに交換。
そのANAマイルをANA SKYコインに交換して、ANA SKYコインを修行費用に充てたのです。
以下の「ソラチカルート」と呼ばれるルートです。
この一連の交換により、「ハピタス」の100,000円相当のポイントは、90,000マイルのANAマイルに交換できました(当時)。
そして、ANAゴールドカードを持っていれば、90,000マイルを、その1.6倍のANA SKYコインに交換でき(下表)、このANA SKYコインを修行費用に充当したのです。
会員ステータス/ANAカード種類 | ![]() |
![]() |
![]() |
交換マイル数 | 交換後コイン数 | ||
10,000マイル | 13,000(1.3倍) | 12,000(1.2倍) | |
20,000マイル | 28,000(1.4倍) | 26,000(1.3倍) | 24,000(1.2倍) |
30,000マイル | 45,000(1.5倍) | 42,000(1.4倍) | 36,000(1.2倍) |
40,000マイル | 64,000(1.6倍) | 60,000(1.5倍) | 48,000(1.2倍) |
50,000マイル | 85,000(1.7倍) | 80,000(1.6倍) | 60,000(1.2倍) |
その後、この「ソラチカルート」は封鎖されてしまいましたが、2019年の現在は、以下の「モッピー」発の「LINEポイントルート」で、ANAマイル(=ANA SKYコイン)を稼ぐことができます。
ポイントサイトのポイントを効率良くマイルに換えるためのルートや、ポイントサイトで多くのポイントを稼ぐためのマインドについては、以下の記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。