ANA SFC修行15回目の行き先は、沖縄・那覇。
今回の旅の楽しみは、まりもちゃんと、まりもちゃんのパパがオーナーを務めるレストラン「和仏伊酒 わふい」で食事すること。まりもちゃんは、この旅行記にも何回か登場してもらっている那覇の友人。
まりもちゃんパパはやり手レストラン経営者で、沖縄に数店舗のレストランを経営しているらしい。「和仏伊酒 わふい」という店名は、「和食(わ)とフランス料理(ふ)とイタリア料理(い)のいいところを組み合わせた創作料理」という意味だそうだ。食べログでの評価も高く、美味しい料理が頂けそう。
参考:和仏伊酒 わふい – 美栄橋/割烹・小料理 [食べログ]
羽田-那覇の往復でかかった費用、および、獲得したマイル、プレミアムポイントは以下の通り。
60,380円で5,720プレミアムポイント獲得なので、いわゆる「PP単価」は10.55円(60,380/5,720)。
利用日 | 便名 | 内容 | クラス | 運賃種別 | 費用 | 加算マイル | ボーナス | 合計 | プレミアムポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10/14 | NH995 | 羽田-那覇 | S | プレミアム株主優待割引運賃 | 30,190円 | 1,230 | 615 | 1,845 | 2,860 |
10/15 | NH474 | 那覇-羽田 | S | プレミアム株主優待割引運賃 | 30,190円 | 1,230 | 615 | 1,845 | 2,860 |
60,380円の内、60,330円分はANA SKYコインを充当したので、実質的な負担は50円のみ。
ポイントサイトでANAマイルを貯めて、ほぼ無料で旅行する方法については、以下の記事をご覧ください。
NH995のプレミアムクラスとPremium GOZEN
6:20に起床。いつもiPhoneのタイマーとアラームで起きている。3時間弱しか寝てなくて、とても眠い。
kmタクシーの羽田空港定額タクシーの迎えは7:20。準備に手間取って、7:40に乗車。
乗車後、すぐに最近の定番である「ノイズキャンセリングイヤホン+アイマスク」で休憩モードに。
今回の羽田までの所要時間は40分だった。自宅から山手トンネル入口の大橋ジャンクションまで25分、そこから羽田空港国内線第2ターミナルまで15分。
金の翼で、まりもちゃん、まりもちゃんのパパにおみやげを買う。
39番のANA PREMIUM CHECK-INの隣では、自動手荷物預け機「ANA BAGGAGE DROP」のサービスが開始されていた。
ANA PREMIUM CHECK-INのカウンターで株主優待券を2枚渡す。隣が空席の窓側の席があれば座席変更したかったが、あいにく空いてなかった。スーツケースを預ける。
先ほどの「ANA BAGGAGE DROP」サービスで預けられた荷物がベルトコンベアでカウンターの後ろに運ばれてきていた。
ISETAN HANEDA STOREでモルトン・ブラウンのハンドジェルを購入。自分の靴下も購入。
買物を終えて時刻を見たらもう9時だった。NH995便の出発時刻は9:20である。
スターアライアンス塗装のNH995。
席は右側の1K。既に隣に人が座っていたので写真は撮れなかった。
10:00頃、つい先日初冠雪を記録したという富士山に最接近。雲海に浮かぶ富士山がキレイに撮れた。
10:05頃からPremium GOZENの提供開始。
- タマゴサラダとパストラミビーフ、野菜のサンドイッチ
- カニクリームのピザ風デニッシュ
- スクランブルエッグとほうれん草 ベーコンを添えて
- りんご酢のジュレ 白桃クリームソース
- ビーフストロガノフ風スープ
スクランブルエッグとジュレを食べて、スープを半分くらい飲んでご馳走さま。
10:13くらいの眺め。形からすると知多半島かな?
その後、また、ノイズキャンセリングイヤホン+アイマスク装着。うつらうつら寝そうになった。
リッチモンドホテル那覇久茂地のシングルルームにアーリーチェックイン
那覇空港からタクシーに乗り、宿泊先のリッチモンドホテル那覇久茂地に向かう。ホテルに電話して、アーリーチェックインをお願いする。
本来のチェックイン時刻より1時間以上早かったが、無料でアーリーチェックインさせてくれた。ありがたやありがたや。
料金は税込で7,100円。今回は、楽天トラベルではなく、リッチモンドホテル公式サイトから直接予約したので、10%のポイントが貯まった。
リッチモンドクラブのメリットは以下を参照。
「やまや」でゆし豆腐そば
さて、昼飯。一昨日の飲み過ぎで胃腸の調子がよろしくないので、沖縄そばがいいかな、と。そば屋ならリッチモンドホテル裏手に何回か訪れたことがある「やまや」があるから、そこでいいな、と。
ホテル前の前島交差点。抜けるような青い空。
やまや。
キレイなメニューができていた。おばさんに聞いたら、店移転した時に新しく作ったらしい。
「ゆし豆腐そば」って頼んだことなかったけど、胃腸が弱ってる今日あたりは最適じゃない?ということでゆし豆腐そば(小)を注文。540円。ビールは夜まで我慢。
ちなみにここはキムチが有名。
ゆし豆腐そば。うまそうでしょ?
つゆの味が染みたゆし豆腐がうまうま。そばの量は(小)だけど、今の私には多くて、少し残してしまった。
崖の上の波上宮を求めて
Wikipediaによると、波上宮(なみのうえぐう)という神社が「沖縄総鎮守として信仰されてい」て有名らしいので見に行くことに。
ホテルからタクシーで10分未満で到着。
一の鳥居。
一の鳥居を抜けるとすぐ左に、折口信夫の歌碑があった。
「那覇の江に はらめきすぐる夕立は さびしき船をまねく濡らしぬ」
折口信夫は、1921年7-8月、1923年7-8月、1935年12月-1936年1月と、3度来沖している。上の詩は、1948年の歌集『遠やまひこ』所収とのこと。
沖縄南部の建物は沖縄戦で大半のものは消失してしまっているので、この波上宮も昭和年代に再建されたもの。
二の鳥居。
境内に入ったら、観光客で賑わっている。台湾からだか本土からだか分からないので声をかけてみると、台湾とのこと。日本広しといえども、今これだけ賑わっている神社は他にないんじゃないかな。親切な日本人を印象づけてやろうと、集合写真の撮影を買って出てあげた。
青い空に赤を基調とした拝殿が映えますな。
お守り売り場の女の子に聞くと、最近は毎日こんな感じで賑わっているとのこと。
wikipediaで波上宮を調べた時に、崖の上に立つ本殿の写真があり印象的だった。女の子にその写真の構図はどこから撮れるのか聞いたところ、「波の上ビーチ」というので、そちらへ向かう。
分かりやすい案内。
お、波の上ビーチ。結構綺麗に見えるぞ。豪華客船も見える(写真右奥)。
ここで浅黒い青年二人に話しかけられた。波上宮に隣接している建物を指差して「school?」と。社務所かなー?と思ったが確信がないので、「probably ちがう」と答えた。
聞けば、彼らはインドネシアから来たとのこと。一人はバリでもう一人はジャカルタ出身だそうだ。
私は昨年、インドネシアのジャカルタを訪問している。JKT48の仲川遥香さんの握手会のために(笑)
「JKT48!」と言ったら、ウケていた。そこそこ日本語が上手なので、どこで勉強したのか聞いてみたら、一人はスクールで、もう一人は3日前からとのこと。3日前からというのは、彼らはあの停泊中の豪華客船で来ているらしく、3日前に広島から乗船して以来日本語の勉強をしているということらしい(笑)
3人で記念撮影した。
波の上ビーチ。泳いでる人がいるじゃないか。昔、ここで泳ぐ沖縄っ子はいないなんてことを聞いたことがあるが、観光客かな?
日差しが強いので木陰を選んで歩いて行く。
ビーチの端から取った波上宮。木が邪魔で見えにくいね。
子供を連れたお母さんに、「崖の上の波上宮はどこから見たら見えやすいか?」と聞いてみたら、「橋の上じゃない?」ということだったので橋に向かう。
ラブホテルの「きまぐれポニーテール」が見えた。以前、那覇っ子が「きまポ」と略していたのを思い出して笑った。
橋の上に来ると、豪華客船が間近に。「セレブリティ ミレニアム」という名前だそうだ。
橋の上から波の上ビーチ。
崖の上の波上宮、見えてきましたよ。
橋の欄干は波上宮の区域だけ朱色に塗られ、擬宝珠(ぎぼし)も付いていたよ。
日差し強くて、日焼けしそう。パーカー被った。
橋降りたあたりでタクシーを拾って、日本最南端の孔子廟に向かう。
日本最南端の孔子廟「至聖廟」
タクシーで3分位で日本最南端の孔子廟に到着。正式名称は「至聖廟」(しせいびょう)というらしい。
ここ那覇市久米の地は、14世紀後半から、中国からの渡来人が多く住んだチャイナタウンであったらしい。
大成殿。
後にソウルを訪れた時に知ったのだが、階段真ん中の石版は「踏道」といって、輿に乗った皇帝だけがその上を通ることを許された道らしいので、我々は通ってはいけませんよ(笑)
大成殿内部。孔子とその4人の弟子(顔子、曾子、子思、孟子)の位牌が並んでいる。
至聖廟に隣接する公園で黄昏れていたら、妻からLINEがきて、息子の勉強のことでしばしトーク。
気づいたら、NEW BALLANCEのスニーカーが汚くて、今晩訪れるまりものパパのレストランにこれで訪れて良いのかどうか心配になる。
タクシーを拾い、リッチモンドホテルへ帰る。
ホテルに戻ったら、急激に眠気が襲ってきた・・・
18時20分頃の国道58号線。仕事帰りの人で混んできた。
那覇の「和仏伊酒 わふい」
19時に待ち合わせ場所の「和仏伊酒 わふい」に。松山交差点から歩いて3分くらい。
参考:和仏伊酒 わふい – 美栄橋/割烹・小料理 [食べログ]
表通りに出ているのはこの控えめな看板。
まりものお父さんと初顔合わせ。女の子のお父さんと会う機会なんてそうないから、緊張する。
オリオンビールで乾杯。
料理はお任せでお願いした。
お通し。カキのチーズ和え。美味しい。
マイタケ炒め。
お造り。
白魚の入った茶碗蒸し。
キスの天ぷら。
若鶏の有馬山椒焼き。
途中までは意識して写真撮ってたんだが、その内、酔っ払って忘れてしまった(笑)
チーズの盛り合わせ頼んだら、ブルーチーズとあんこ、カマンベールチーズと生姜という組み合わせが出てきた。合うんだねぇ、美味しかった。
自分たち以外のお客さんが帰ってからは、まりものお父さん、奥さんも席に座って4人で飲む。
娘に対して特別な思いがある父親と、父親に対して特別な思いがある娘であるから、意見対立からお互い熱くなってしまう場面も多かったが、忌憚なく意見言い合えるのはとても素敵なことだと思う。
途中、まりもの親友が電話してきてくれて、この場に俺がいることに驚いていた。俺のこと信頼してくれて、お父さん紹介してくれたまりもに感謝だぜ。
19時に入店して、25時まで飲んで、食べて、話した。なんか、まりもが俺のことをかばってくれる場面もあり、優しいまりもちゃんなのでした。俺氏、しっかりしろ(笑)
その後、4人で別の店に。酩酊したまりもに腹とか胸殴打されて大変だった(笑) 後で聞いたら全然記憶に無いとのこと(笑) 26時半くらいにホテルに戻った。
「やまや」でゆし豆腐そばアゲイン
翌日は11:30頃起床。
前々日3時間睡眠で、昨晩は26時過ぎまで飲んでいたにもかかわらず、結構早く起きられたな。
17時までのレイトチェックアウトをお願いしようと思ったが、あいにく今日は満室らしい。14時までのレイトチェックアウトをお願いした。
飲み過ぎで胃が元気ではないので、あまり昼飯場所を気合入れて探す気にならない。
というわけで、昨日同様、安定の「やまや」のゆし豆腐そば。キムチ(150円)とオリオン缶ビールも付けて。麺の量は半分にしてもらった。
ホテルに戻って、荷物まとめてチェックアウト。スーツケースはホテルに預かってもらった。
対馬丸記念館の猫
対馬丸事件の記念館があるらしいので見に行く。対馬丸事件というのは、太平洋戦争中の学童疎開の児童を乗せた対馬丸が米海軍の潜水艦の攻撃を受けて沈没、犠牲者1,476名を出した痛ましい事件だ。昨日訪れた波上宮の近くにある。
記念館の前に人懐こい猫がいた。カメラ構えてるとどんどん近づいてくる。終いにはジーンズに爪を引っ掛けて、よじ登ろうとしてくる。そんなに腹減っているのか(笑) 悪いけど何も持ってないぞ。
記念館のドアの前に立っても自動ドアが反応しない。あら?
今日は休館日だった(笑)
休館日だから餌くれる人がいなくて、それであんなに人懐っこいのかな?と思った。
沖縄県立博物館・美術館
予定変更して、おもろまちにある沖縄県立博物館・美術館に行ってみる。
非常に特徴的な外観。
設計したのは石本建築事務所で、座喜味グスクからヒントを得たものらしい。
那覇市の沖縄県立博物館・美術館にもグスクのモチーフが使われている。設計したのは東京の石本建築事務所の能勢修治さん。「カーブする石の重なり具合がグスクの中でもひときわ美しい」座喜味グスクからヒントを得た。
引用元:ミステリアスに波打つ石垣「グスク」 – 沖縄建築パラダイス – 朝日新聞デジタル&M(リンク切れ)
なお、石本建築事務所は東京の三軒茶屋のキャロットタワーも設計したらしい。昔、キャロットタワー内のTSUTAYAでバイトしてたから懐かしい(笑)
喉乾いたので、まず2階のカフェでシークワァーサージュース。琉球菓子3種類が付いたセットで。
明るい店内。
2階から1階を眺めるとこんな感じ。
1階のミュージアムショップで、肌触りがなめらかなハンカチ買った。自分用。
今16時過ぎ。この後どうするか?博物館を覗いてみたいが、那覇市の高層マンション「リュークスタワー」も見学してみたいし、帰る前に銭湯で汗も流したい。
迷った末、せっかく来たので博物館を見ることに。チケット410円。
古代から現代までの沖縄の歴史を駆け足で見て回る・・・つもりだったが、琉球処分周辺の歴史は関心のある分野だったのでゆっくり見てまわった。
那覇空港の「ラウンジ華~hana~」のシャワーを利用
博物館出たらもう17:20だ。帰りのNH474便の出発時刻は18:15。ホテルに戻って、荷物を引き取ってから銭湯に行くにはもう時間的に難しいな。そうだ、那覇空港の「ラウンジ華~hana~」でシャワーを浴びよう。
リッチモンドホテルに戻って、スーツケースを引き取って、タクシーで那覇空港へ。
タクシー車内でkmタクシーに電話して、空港定額タクシーをお願いしたら、運転手が「定額ってなんですか?東京にはそんなサービスがあるんですね」と驚いていた。
那覇空港に着いたら、すぐに1階の「ラウンジ華~hana~」へ向かう。
ちなみに、那覇空港のフロア構成は以下のようになっている。
4階 | レストラン |
---|---|
3階 | チェックインロビー |
2階 | 出発ロビー |
1階 | 到着ロビー |
「ラウンジ華~hana~」は1階到着ロビーの右奥の方にある。
対象のクレジットカードと当日の航空券を持っていれば無料で入れる。それ以外の場合、1,200円(税抜)の入場料が必要。
私が普段持ち歩いているANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードも当然対象カード。が、今回は、ラウンジには用はない。
ラウンジには無料で入れてもシャワールームは有料。1室しかないが、幸い誰も使っていなかった。料金800円(税抜)をクレジットカードで支払う。
シャワールームに用意されているのは以下のもの。
- ボディソープ
- リンスインシャンプー
- タオルセット
- ドライヤー
- アメニティ(歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、ブラシ)
なお、那覇空港の「ラウンジ華~hana~」は、那覇空港到着時でも使える。
NH474のプレミアムクラスとPremium GOZEN
「ラウンジ華~hana~」を出た後、急いで3階のチェックインカウンターへ行き、スーツケースを預ける。
一般の荷物カウンターは行列ができていたが、プレミアムクラス利用者が利用できるANA PREMIUM CHECK-INは待ち人なし。ANA PREMIUM CHECK-INを利用できることによって、少し時間節約できるのはありがたい。
荷物預けた後は、2階の出発ロビーへ。ANA FESTAで大急ぎでおみやげを買う。
那覇空港から見える夕日が綺麗だった。が、写真に撮るとその綺麗さ伝わらない。
使用機材の到着遅れで出発が10分遅延。その後、滑走路手前で待機。前に離陸した便がバードストライクとのこと。離陸は大分遅れたが、機長の案内によると偏西風に乗って10分程度の遅延で羽田空港に到着できるとのこと。
ノイズキャンセリングイヤホンして、Surface Pro 3で忘れない内に旅行記を書いておく。
19:10頃、Premium GOZENの提供開始。
壱ノ重
厚焼き玉子
ホイコーロ和風仕立て(豚肉、茄子、キャベツ、厚揚げ、ブロッコリー、人参、赤パプリカ)
からし菜イリチー(からし菜、スパムミート)
沖縄黒糖ぜんざい
弐ノ重
舞茸ご飯
合計525kcal
福岡インフライトケイタリング(株)
食後の珈琲飲みつつ、旅行記書いていたが、あいにくバッテリー切れ。その後は、Kindleの電子書籍を読んでいた。
今回も楽しい旅だった。
次の修行記は以下になります。