後記:
ふるさと納税制度の改正により、世田谷区民に対しては返礼品が送られなくなりました。
昨年、合計30万円のふるさと納税をしました。
納税した自治体は、今後旅行に行きそうな那覇市、高知市、長崎市、奄美市と、『この世界の片隅に』を見て応援したくなった呉市と、大火災の被害にあった糸魚川市です。
寄附した自治体からは、
- 合計93,500円分の宿泊クーポン(那覇市、高知市、長崎市、奄美市から)
- 呉 海自レトルトカレーオリジナルギフト(呉市)
- 越後いといがわ翠鶏鍋セット(糸魚川市)
以上の返礼品を頂きました。
合計30万円ふるさと納税しましたが、所得税・住民税合計で298,000円の控除(※)ができますので、実質負担金は2,000円です。
実質2,000円の負担で以上のような合計10万円以上の返礼品を得られたわけです。
このように、むちゃくちゃお得な「ふるさと納税」ですが、いいことばかりでもなかったのです・・・
世田谷区の税収が減少
このようにお得なふるさと納税。
当然、世田谷区民の多くの方も利用していて、2016年度の区民税の減収額は、16億5千万円に達したとのこと。
※2017年度は31億円とのこと。
私も知りませんでしたが、ふるさと納税による住民税減収額の75%は地方交付税で補填されるそうなのですが、東京23区と川崎市は地方交付税の不交付団体であるため、その補填はないとのこと。
16億5千万円というのは、園庭付き認可保育園を5園作れる金額に相当するそうです。
息子、娘ともに世田谷区立の保育園に通わせましたので、これは心が痛い。
世田谷区民でも世田谷区に「ふるさと納税」できる
ある日、妻が世田谷区の公報をもってきました。
そこにはこう書いてありました。
世田谷区民でも世田谷区にふるさと納税できるとは知らなかったです。
しかも、税金の控除対象になるとのこと。
世田谷区にふるさと納税する
というわけで、実際に世田谷区にふるさと納税してみました。
まず、「ふるさとチョイス」の「世田谷区」のページにアクセスしてください。
世田谷区の返礼品の紹介があります。
3万円以上寄付すると、返礼品が貰えますので、3万円以上寄付する人は、返礼品の中から好きなものを選んください。
私は、「食料品セット」にしました。
「寄附を申込む」ボタンをクリックして、必要事項を記入します。
支払い方法は、
- クレジットカード決済(手数料無料)
⇒「Yahoo!公金支払い」のページで手続き。 - 金融機関窓口(手数料無料)
⇒1-2週間程度で納入通知書が送付されます。 - ATM・ネットバンキング(手数料有料)
⇒1-2週間程度で口座情報を記載された文書が送付されます。
の中から選択できます。
ポイント還元率の高いカードでの支払いがおすすめです。
なお、アメックスカードの場合、国税、都税の支払い、ふるさと納税の支払いはポイント付与率が半分になります。
アメックスカードのこの「弱点」を回避するためには、アメックスカードでまずアマゾンギフト券(チャージタイプ)を購入してください。ポイントが満額付与されますね。
「ふるさとチョイス」では、アマゾンギフト券残高を利用してふるさと納税できます。
「ふるさとチョイス」の決済方法を「Amazon Pay」に指定して、アマゾンギフト券残高を利用してふるさと納税してください。
(間接的に)ふるさと納税のアメックスカード払いでもポイントを満額獲得できますよ。
より詳しく説明は以下をご覧ください。
決済プラットフォームは、Yahoo!公金支払いですので、Yahoo! JAPAN IDが必要になります。事前に取得しておきましょう。
なお、「Yahoo!公金支払い」が決済プラットフォームですので、ログインしているYahoo! JAPAN IDに紐ついたTポイントを寄付金に充当することができますよ。
支払いが終わると、決済完了メールが届きます。
また、「Yahoo!公金支払い」の支払履歴で確認もできます。
「寄付金受領証明書(領収書)」が届いた
ふるさと納税をして、しばらくすると、「寄付金受領証明書(領収書)」が届きます。
税金還付・控除を受けるために必須の書類ですので、失くさないように保管しておいてください。
返礼品が届いた
1月の下旬に返礼品が届きました。
発送元は喜多見にある「フェリーチェ」というお店。
調べてみると、世田谷区内の障害者施設製品「はっぴぃハンドメイド」のアンテナショップだそうです。
寄附金控除の手続きを行う
ふるさと納税を行ったら、翌年の確定申告で、寄附金控除の手続きを行いましょう。
寄付金の内、2,000円を超える部分が住民税・所得税から控除されます。